Newmanさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.5

いくら鬼刑事(阿部寛)で、刑事としての実績があったとしても県警の本部長に対してあの態度はないだろう。県警の本部長と言えば、仕事の実績とはほとんど関係なく公務員試験に合格しただけで偉くなった人たち。それ>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.8

最初の場面でオート三輪が出てきた。いつの時代の話なんだろう。クラス委員の迎(むかえ)律子(小松菜奈)。横須賀から佐世保に引っ越してきた西見薫(知念侑李)。西見さんのほうが迎さんより背が低い?千太郎(中>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

耳が聞こえない、しかも背の小さい女性ボクサーの話。日本アカデミー賞発表の場で主人公の岸井ゆきのさんが「まだ上映中です。ぜひ映画館で観て欲しい」と言っていたのでファンとして気になっていた1本です。残念な>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.6

女の人は将来は結婚すれば働かなくていい道を選ぶことも可能だし、いいなと思っていましたが、そうでもないなと思い知りました。2人で働かなくちゃやっていけないことだってあるだろうし、働かなくてもいいというの>>続きを読む

グロリアス 世界を動かした女たち(2019年製作の映画)

3.5

残念、面白くなかった。前半の各地を転々とする、そして決して悲観的にものを考えないサラリーマンのお父さんのとこまでは面白かったのにその後の女性解放運動に携わった多くの女性が、どんな女性差別の問題があった>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.6

大学生の霜介(横浜流星)はアルバイト先の展覧会の設営現場で水墨画界の巨匠である篠田(三浦友和)に弟子にならないかと声をかけられる。こりゃ苦手なタイプの映画かもと思いました。霜介は水墨画の絵を熱心に見て>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.8

私も、ホモは気持ち悪いと思うし、それは「ジェンダー平等」と叫ばれているので隠さなきゃいけないことになっているとも思っている。なんて考えながら、でも、それって自分の気持ちに嘘をついているよな、どうすりゃ>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.4

原田美枝子が認知症の母親の役をやる年になっちゃったかと見始めました。そして、その役がピッタリに見えました。認知症の母とその息子(菅田将暉)のお話かと思っていたら、話の方向が変わってきた。偶然、神戸で出>>続きを読む

オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.6

高校の世界史に出てきたドレフュス事件がどれほど大きな事件だったのだろうと観ていたのですが、歴史に名を刻むような大きな事件だったのかが実感できなかった。そういう名前の事件があったなという記憶しか今はない>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

昔、(日本の話だが)外交官が海外に赴任すると実質給料が3倍になると聞いたことがあり、良い職場と思っていたが派遣される国によっては内戦に巻き込まれてしまうこともあるのかと思ってしまった。アフリカには子ど>>続きを読む

1640日の家族(2021年製作の映画)

4.0

与えられた状況は違うのにどうしても「そして父になる」を思い浮かべてしまう。実際に本当の父親が「自分で育てたい」と言ってきたらこんなふうに、ならしの期間が必要なのだろうがこんなことを思う。例えば猫のしっ>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

確かにほんのちょっとしたいたずらの気持ちでやったことが大事件になってしまうことはあるなと考えさせられた。今の日本では、スシローの寿司ぺろぺろ事件。ついでにジャニーズの話まで思い出してしまった。ジャニー>>続きを読む

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.4

フォローしている方の事前情報なしで観る方が楽しめるかも、に従って何も情報を入れずに観ました。分かりませんでした。「ファイブ」ってことは5人なのかとか、ヴィッキーは匂いに敏感な子なの(?)かとか、黒人は>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

丁寧に観たつもりですが、男の私には女性同士の微妙な話も出てきたりして映画制作者が伝えたかったことの全部が分からないんだろうなと観ました。34歳、独身のブリジットがレズビアンカップルの女の子フランシスの>>続きを読む

愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

4.2

もの凄く良かった。そしてもの凄く重たかった。クリスタル役のカトリーヌ・ドヌーヴがお母さんに見えない、が第一印象でした。膵臓ガンで余命が短いと宣告された演劇教師の息子のバンジャマン(ブノワ・マジメル)が>>続きを読む

ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~(2023年製作の映画)

3.9

良かったです。ビートルズを喚ぶまでのドキュメンタリーなど。最初に出てきたのが高嶋ちさ子さん(バイオリニスト)のお父さんでビックリしました。変な目立ちたがりのお父さんと見ていたのですが、本当に活躍されて>>続きを読む

あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

3.9

何というカッコをつけた意味の分かりづらい、でも意味深なタイトルだと思いながら見始める。ウ〜ン、ハードボイルドな映画、しかもかなりの固ゆでです。優秀な刑事2人、しかも犯人を捕まえたり動けなく(殺したり)>>続きを読む

マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

3.5

1969年東大卒、東都新聞に入社し東都ジャーナルに配属を希望するも週刊東都に配属される。沢田(妻夫木聡)は、採用されて1カ月仕事として社会底辺の様子を見てくることに。とここまで書いて、1969年は東大>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

期待が大きすぎたのだと思う。私には面白くなかった。映画の手法ということもあるのだろうが、ずっと変化がない感じがした。今のところ、私はいい映画とは全ての上映時間にスキがなく計算されたものと思っているので>>続きを読む

グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.8

あの独特な発声「グッドモーーニング、ヴィエトナーム」のこの映画をやっと観ました。高校に通っている時英語の教師にwarは「ワー」ではなく「ウォー」だと言われたことまで思い出した。同じくロビン・ウィリアム>>続きを読む

子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.0

韓国映画はそんなに観ないので今まで気づかなかっただけかもですが、この映画には英語タイトルも銀幕に出ていた。日本の映画とはそこがもう違う。日本の映画も評価されることはあるけど韓国映画は元から世界で観ても>>続きを読む

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.0

どうしてこのタイトルなのと残り20分まで分からなかったが、どしゃぶりのシーンが出てきた。後はキツツキ。残り8分になっても出てこない。作っているのはゾンビ映画でその部分に観るところがないのでそればかりが>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.6

さかなクンのように好きなことだけをやって生きていけるといいなぁと思わないこともないが、好きなことだけをやってきたから華奢なんだと思う。周りの善意がなければ生きていけないように感じた。作家の中にも、囲碁>>続きを読む

恋文(1985年製作の映画)

3.6

ショーケンのイッてしまっている目、切れてる目が苦手なので(演技だとしても)、どうしようかと思いましたが倍賞美津子さんとレビューの評価の高さ釣られました。白血病の女性、江津子は高橋惠子さん。倍賞さんもそ>>続きを読む

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.6

原作の「戦争は女の顔をしていない」とは別物でした。原作は、ドイツ戦に参戦した女性たちの物語。戦争が終わり地元に戻っても「彼女は参戦者」、そして結婚しようとしても「彼女は戦争に行った男のような女だからや>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.6

タイトルからコミカルな映画と思って見始めましたが違いました。ただ私には無理に捻って深刻さも加えた映画のように見えました。元妻の美弥子(麻生久美子)との関係は何か不自然だったし、男の子がいるシングルの女>>続きを読む

69 sixty nine(2004年製作の映画)

3.6

昔々、村上龍の原作本のタイトルに驚き、何だ1969年のことかと大笑いしながら、でも後味のいい感じの本を読んで得したぞという思いになったことを思い出しました。映画を見始めて最初の印象。1969年は東大入>>続きを読む

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

まるで長い戦闘ゲームを見ているようでした。そして、いろんなことを考えさせられました。死を賭してまで、自国のためでもないのになぜ戦っているのかという疑問がその中心でした。たぶん、映画の中で1人の兵士が語>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

うーん、混乱しながら観ました。今ジャックのいる世界にはジャックは二人いるのかではなぜもう一人のジャックは出てこないんだと。いい話と楽しんで観ればいいのでしょうが、私には大金持ちで愛する奥様と子どものい>>続きを読む

破戒(2022年製作の映画)

4.0

なぜ、「破戒」という宗教のにおいのするタイトルなのかと思っていたのですが、最初の部分で納得しました。こんな理不尽があっていいはずはないと思いましたが、ずっと前に読んだ本に、アメリカで白人だけだった住宅>>続きを読む

君と歩く世界(2012年製作の映画)

3.5

マリオン・コティヤール見たさの映画です。遊園地のシャチの調教師のステファニーは、その水中ショーの最中に事故で両膝から下を失うことになるのですが、どうやってこの絵を作っているのそればかり気になって見てい>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.6

全部見終わったところで、本当に伊能忠敬は1818年に亡くなり日本地図の完成は1821年の完成なのか確認してしまいました。日本史で勉強したのと違うと思って。いい加減に勉強していたんだなと反省もしました。>>続きを読む

黄昏(1951年製作の映画)

3.7

最初の部分が不自然に感じました。田舎から姉のアパートを頼って出てきたキャリーが失業してしまい、田舎から出てくる列車に乗り合わせたセールスマンのジョー(エディ・アルバート)に偶然出会い、ジョーの調子のい>>続きを読む

息子(1991年製作の映画)

3.7

出演している人のかなりの人が今は亡き人です。三國連太郎、いかりや長介、田中邦衛、ケーシー高峰。若い和久井映見さんを見るのが楽しみです。あれ和久井さんの役は耳の聞こえない女性だと思っていたけど聞こえてい>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

アニメってほとんど見ないので全く知らない世界です。可愛いと言われる女優さん(吉岡里帆さん)の実力はどれくらい(?)と見始めました。そしたらハケンが派遣でなくて覇権アニメということのようで吉岡里帆さんが>>続きを読む

心の旅(1991年製作の映画)

3.2

有能な弁護士ヘンリー(ハリソン・フォード)はたばこを買いに外へ出て、居合わせた強盗に撃たれ重傷を負ったうえ記憶を失ってしまう。妻はかいがいしく彼のことを面倒みるのだが、ヘンリーは彼女の過去の浮気の証拠>>続きを読む