ガクさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.7

女王陛下ってエリザベス2世の事かと思ってたけど、テレサの事だったのか。

ジョージ・レーゼンビーのwikiにクズエピソードが書かれてたのを先に読んでたから、女性へのだらしなさが妙にハマっていてよかった
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

3.8

前半はよかったが、ちょっと長かったのでこの点数。だけど印象的なシーンが多いし、言ったことを曲げない登場人物達にはそれぞれに好感が持てる。
豚肉加工工場で働いている労働者が、豚肉の血がついた服をきてバー
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

公開当時話題になってたのにスルーしてしまって、少し気になっていた作品。

エッセイなのに割とドラマティックな展開で楽しめた。松坂桃李と仲野太賀の演技が上手い。彼等みたいな20代を過ごしてみたい気もした
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パンチライン(1988年製作の映画)

3.7

何とも評価し難い映画。
問題を提示して回収しない奔放さ。
何か読み取れるかと思ったが結局分からなかった。例えば、主人公スティーブンの情緒不安定さの理由は?テストでカンニングしたのか?何故コメディアンで
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

4.0

モンタナいつか行きたくて、誰が監督とか出演が誰とか関係なく、モンタナ舞台なら観てしまう、という事で鑑賞。

物語に集中する為に出来る限り無駄な説明は省き、臨場感が演出されていて全く飽きない濃い映画だっ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.3

ティーン向けの陳腐なシンデレラ。
時代劇の服装だけして、現代の価値観押し付けまくられてもうお腹いっぱい。ピッチパーフェクトで良かった音楽のノリの良さだけは残ってる。ただ、その音楽も一部はヒップホップノ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.7

武侠モノ的要素と竜の伝説の話が出てきたが、最近ムーランやラーヤで観ていたので、ちょっと飽きてきた。もっと中国の現代の都市部見せて欲しいのに!米中が仲悪くて撮影出来なかったりするのか??
格闘技場からの
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.6

・上映時間が長い。
・ジェームス・ディーン、25歳にしてあんなに貫禄ある演技ができるのか。
・仔牛の頭の煮込みみたいな料理はかなりキツかった、自分なら失神はしないが吐いてた。
・テキサス人に一国を守ら
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.0

ジムキャリー、めちゃくちゃ体張ってる。いや寧ろ体を最大限張らせてくれた映画、という感じか。大衆の為にここまでエネルギーを出してくれて、聖人か何かかと疑ってしまう(笑)。何と言っても観賞後幸せな気持ちに>>続きを読む

つばさ(1927年製作の映画)

3.7

第一回アカデミー賞作品賞受賞作。
当時中々ヒットしたらしいが、何となくその理由がわかる。かなりリアルな戦闘機のバトルシーン、大勢のエキストラ、アメリカにヨーロッパと007みたいな大陸間の移動、イケメン
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上海ルージュ(1995年製作の映画)

3.8

ラストの水の音の無常さが凄い。
1930年代の上海良いなあ。この時代のアメリカと日本も好きやー。

水生はきちんと母の言い伝えを守って船を降りたところで待っていたし、下を向いて歩けと言われたらそれを従
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

エンドロール眺めてたら、曲のうちの一つモーガンフリーマンが歌ってたみたいでびっくり(笑)

色んな映画や文学作品である言われてるけど、幸せは常に今見つけるべきものであって、永遠に追い求めるものじゃない
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ジュリアス・シーザー(1953年製作の映画)

3.6

カエサルについて事前予習をしたので、カエサル暗殺までは集中力を切らさずに行けたが、予習範囲がカエサルの死までだったので、そこからは集中力が途切れちゃいました。そもそもポンペイウスが死んだ時点でカエサル>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

3.9

シーン外で時間が動いていることが分かる小道具使いが巧いので、見逃さない為にも画面に集中することで没入していく。だからビリー・ワイルダーの作品は好き。

ハーン警部が法廷で証人喚問で台に向かうシーンの緻
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

映画部、バレー部、バドミントン部、野球部と、クラスメイトは皆んなそれぞれ放課後には服装を変え、クラスというグループから別のグループに所属を変える。また、帰宅部には帰宅部風の、派手なアレンジをした制服を>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

ガーディアンズ1、2も今作も、オープニングのテンポの良さでかなり上がる。
DC作品は失望しっぱなしだったが、要約完全に楽しんで観る事が出来た。
オープニングで説明端折って飛ばしまくりだったスピード感で
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

良質な娯楽映画。大型作品ながらシリーズ物にする気の無い終わり方も好印象。ライアン・レイノルズは自分のキャラを存分に発揮できる先品をプロデュースして、監督や脚本はプロに任せており、つくづくセルフブランデ>>続きを読む

チャンプ(1979年製作の映画)

4.0

淀川さんが「見事な人間愛が出ましたね」とコメントした映画。この作品、前知識無しで観たがめちゃくちゃ良かった。両親に聞くと当時は大ヒットで色んな人が観た映画らしい。

TJことリッキー・シュローダーが演
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告発の行方(1988年製作の映画)

4.0

淀川さんから「魂のこもった映画でしたね」と言わしめたらしい本作。
脚本に取り立てた新鮮さは無かった。が、これが正解だと思ってしまうくらいの違和感のなさ、過度な演出の排除、スリリングな展開。純粋に物語に
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

ジョンMチュウの新作でリン・マニュエル・ミランダのミュージカル、という事で期待大だった。ロサンゼルスでは1年前からずっと映画館でトレイラーが流れていたのもその原因。
NYの移民ミュージカルといえば『ウ
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.7

コンキスタドール、第一次世界大戦と、史実を基にフィクションを作っているので説得感のある設定。ジャングル・クルーズ乗った事無いというか、TDL行った事無いのでちょっと感動ポイントが薄れてるのかも。全体的>>続きを読む

アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.7

少年ギャングの話なのでもちろん群像劇なのだが、個人的にはバディ物のオムニバスの様にもみえた。大人のいない子供たちだけの世界では子供たちはかなり大人だったりする。まるで『クーリンチェ少年殺人事件』だ。S>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

少し舞台っぽすぎるし会話劇で退屈だなと思っていたのも束の間、一度広がったストリーの、回収が始まってからの楽しさ。宮下と久住のところ良かったなあ。夏に観て正解だった。家で観たんやけど、今この時期に上映し>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ヤニ臭そうな拗らせ中年オバサンのクルエラを解釈し直して、ここまでカッコよくする脚本が凄いと思う。UKパンク的クールさを出す為に思いついた題材がクルエラ、という気がするくらい。シーン全体はかなりテンポが>>続きを読む

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.9

毎日色んな事が起きて、何があったか良く覚えていません。と、冬冬が両親に送る手紙にそんなセリフがあったが、本当に多くの人の価値観が飛び交ってそれを小6の少年が一夏で受け止めるという、ありそうで無かった物>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

世の中の物事には二面性があり、どちらかが正しくてどちらかが正しく無い。この発想がいかに愚かか。ヒトラーを前に民衆がどれだけ愚かだったか。世の中はそんなふうに二項定理で片付けれる程わかりやすくは無い。個>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

エキスポのIMAXで久しぶりのアクション大作を鑑賞。
面白かった。最初の10分はロシアスパイのサスペンスから始まり、ラストに行くまでテンポよくアクションシーンが散りばめられていて飽きるポイントがない。
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.7

どうしよう、パート3まであるんか、、
今回は1994年で自分の生まれた年やったから見てみたけど、、グロいよ、、🥲
新鮮な設定が多くてテンポも良かったから楽しんで観れたんやけど、とにかくグロかった。

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.7

事前アンケートや満足調査をしまくって投資募り、莫大な予算を獲得したみたいな、めちゃくちゃ資本主義的な映画だった。
面白いんやけど、例えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ではジェームズ・ガンの作家
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.9

歌が上手いってこういう事を言うんだなと直感的に分かる上手さ。圧倒された。歌ってる時少し笑顔になって、歌声を発さない時は基本真顔だったが、それは凄く曲に集中している証拠で、歌ってる時は楽しくて無意識に笑>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.6

他のレビュー読んでると中盤まで良かったのに、という意見があって、その通りだと思って。もういいよ、クドイよと言うところまで展開されてしまうと冷める。インフレしすぎ。アナ・ケンドリックはピッチパーフェクト>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.6

この映画を観たタイミングが疲れていたからなのか、午前中に観た『いまを生きる』に尾を引かれていたからなのかは不明だが、いつも新しさがあったDisney Pixarだったのに今回は既視感ばかりの作品だった>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.1

自由か死か。人権という考えが出現したフランス革命あたりの民衆の標語。この作品は裕福な白人達の物語ではあるが、人間の核心について語られている根幹のテーマは人類共通のものであり、万人に問い掛けているもので>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

COTEN RADIOのWWⅠ編とヒトラー編を聴いて数日した時、ふと気になって初めて鑑賞した。それまでの戦争と質が異なる世界大戦を2度経験した人類が、その反省もないままここまでの阿鼻叫喚を起こしている>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

タイトルと雰囲気で予想できる映画と思って舐めてたら、しっかりとそれを分かった上で脚本が作られてて、裏切られた。通り魔に刺される設定は、流石にちょっと裏切り過ぎてる感があるが。笑
人の見る目がある桜良の
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.7

『カクテル』とかこの作品とか、若者が純真に夢に向かっていくの良いなと思う。ネットでリスク調べる前にまずやるっていう時代が楽しそう。

映画のストーリーはなんて事ないけど、やっぱり主題歌のWhat a
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