イチイさんの映画レビュー・感想・評価

イチイ

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東京画 2K レストア版(1985年製作の映画)

2.0

1983年春に小津安二郎の描いた東京を求めて旅したヴェンダースの記録映画。新幹線、パチンコ、ゴールデン街、墓場、代々木公園の若者、食品サンプル工場、ゴルフの打ちっぱなし等の風景と、笠智衆らのインタビュ>>続きを読む

牛首村(2022年製作の映画)

3.0

かのん(だっけ?)は東京で父親とふたり暮らしをしている高校生。ある日、同級生のとしひさが動画サイトに自分そっくりの女性が心霊スポットで消えてしまう映像があることを知らされる。不思議に関心を惹かれたかの>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

2.5

サムは「ファーム」という秘密組織のために働く暗殺者。いつものように仕事を終えて帰宅すると、高見役のネイサンから急ぎの呼び出しが入る。組織の会計士が金を奪って逃げたのだという。追跡したサムは意外な真実を>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

市長選挙に出馬中の現役ゴッサム市長がハロウィンの夜に何者かに殺された。まだバットマンとしての活動を始めて間もないブルース・ウェインが現場に駆けつけると、犯人を名乗る男リドラーからのメッセージとなぞなぞ>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

古書店の店主の多田は、商品の本を持って走って逃げた高校生の岬に突然、結婚を申し込まれる。年が離れすぎていると断るが岬は諦めず、何度も手紙を書いてきては結婚を申し込んでくる。多田がいまだに思いを引きずっ>>続きを読む

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.5

1961年にロンドンの国立美術館から、当時14万ドルで落札されたゴヤの名画がたったひとりの老人によって盗まれたという実話の映画化。

小品だが、ユーモアのあるセリフや温かみのある登場人物たちが魅力的な
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

2.5

タクシーの運転手をしている葉は、トイレに行きたいという客のためにすでに閉館してひっそりとした劇場に立ち寄る。客が戻るのを待つ間、あたりを見て回っていると、誰もいないホールの舞台でひとり踊る男性を見かけ>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

バーテンダー兼スリの若い男が、失踪した兄の元仲間に誘われて、海賊が画した50億ドルの財宝を求めて冒険に出るというアクションアドベンチャー。

映画としての出来はごく普通(制作の経緯を考えればそれで上出
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

有名ブランド企業を経営する一族が、親族間での闘争の末に没落していく様を描いたドラマ。

豪華なキャストによる裏切りや変心などの人間ドラマに焦点を当てたつくりで、ブランド企業の経営や製品づくりそのものを
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

聴覚障害のある親の子ども(Coda)が、家族で唯一の健聴者として引き受け続けてきた支援者の役割を離れ、歌を通して自分の人生を生きていこうとする様を描いたドラマ。

基本的に悪人は出てこないし、経験する
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前科者(2022年製作の映画)

2.0

自らの過去の経験から保護司をしながらアルバイト生活をする女性が、新たに担当した元殺人犯の男性の更生にひたむきな善意のみで尽くそうとする(個人的にはホラーな)ドラマ。

しつこいフラッシュバック、演出過
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ドーナツキング(2020年製作の映画)

3.0

クメール・ルージュによるクーデターでアメリカに亡命したテッド・ノイが、いかにして巨大チェーンに負けないそこ強靭な家族経営のドーナツ店文化を築き、そしてそこから失脚したかを描いたドキュメンタリー。

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ザ・レッド・チャペル(2009年製作の映画)

2.0

文化交流事業と偽って北朝鮮に入り込み、プロパガンダに利用されるのを逆手にとって、独裁支配と体制に従順に従う国民の共犯関係を告発しようとする潜入ドキュメンタリー。

とにかく仕掛ける側も北朝鮮側もあまり
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

2.5

早く引退して俗世間から抜け出したい殺し屋と、標的は絶対逃がしたくない殺し屋の追いかけっこアクション映画。ヤバそうなんだけどそこは映さないとか、絶体絶命なんだけど手榴弾ひとつで脱出とか、全体的に中途半端>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

小さな工場で会計士として働くハッチ・マンセルは、平凡で代わり映えのしない毎日を送っていた。ある晩、自宅に強盗が侵入。息子が反撃を試みるが、無抵抗を選んだハッチがそれを制止したため逃げられてしまう。無力>>続きを読む

闇はささやく(2021年製作の映画)

1.0

美術家のキャサリンは夢だった仕事を諦め、農村部の私立大学に赴任した夫とともに古い農家で暮らし始める。摂食障害を抱えながらもなんとか孤独な環境に慣れようとするが、家には過去の住人らしき亡霊が憑いているこ>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

大麻の栽培から販売を手がけて財産を成したミッキーは、50代に入りそろそろ事業を売却し引退を考えている。ところがそれまで極秘にしていた栽培場を商談相手に見せて値段交渉を始めた途端に、強盗団に侵入されその>>続きを読む

ストレンジ・ハウス: 呪われた家の秘密(2020年製作の映画)

2.5

父親を亡くした母親と子ども2人の家族が、引っ越した田舎町で住み始めた朽ちかけた家に棲みついた幽霊の謎を解くファミリー向けのミステリ。

平凡な出来だが怖すぎるシーンもなく、子どもと一緒に観るにはちょう
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シライサン(2020年製作の映画)

1.5

会食中の友人が突然見えない何かを見たあと眼球が潰れて怪死した大学生の瑞紀は、まったく同じ状況で弟を亡くした大学生の春男と知り合う。原因をたどるとふたりはアルバイト先の仲間と一緒に旅行に行っていたことが>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

1984年の夏。アメリカ郊外の街に暮らす15歳の少年デイビーは、報道されている連続少年誘拐殺人事件の犯人が、近所に住む警官のマッキーではないかと考え、仲間たちと調査に乗り出す。

全体としてはノスタル
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

7年前に夫を交通事故で亡くした田中良子は、コロナのために経営していたカフェがつぶれ、今では仕事をかけもちしながら中学生になった息子の純平と二人暮らしをしている。風俗の仕事で知り合ったケイと親しくなるの>>続きを読む

ブロックアイランド海峡(2020年製作の映画)

2.0

夏が終わり避暑客が島を去りひっそりとした日常が帰ってきたブロック島で奇妙な出来事が起こる。何千匹もの魚や鳥が大量死したのだ。家族と島で暮らすハリーの父親も様子がおかしい。心配していると、父親が失踪し海>>続きを読む

SLEEP マックス・リヒターからの招待状(2019年製作の映画)

3.0

眠りをテーマにした8時間の楽曲を、全観客がベッドに入ったまま一晩かけて演奏したライブイベントのドキュメンタリー。ロサンゼルスでの公演の様子をを中心に、マックス・リヒターとパートナーのユリア・マールへの>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

2.0

長寿化の代償として失った生殖能力を取り戻すため、人類が怪奇生物の蠢く地下世界にたったひとりの探索隊を送る、というストップモーションアニメ。

人形やセットの作り込みが素晴らしく、単なるコンクリート壁が
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夏時間(2019年製作の映画)

2.5

父親の経済的困難のために、祖父の家に引越することになったきょうだいのひと夏の生活を描く。

物語は中学生くらいの長女の視点で語られ、はじめて自転車で街をまわった夕暮れ時や、家族の揉め事が起きたある日の
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スマホ拾っただけなのに(2019年製作の映画)

1.0

カメラを止めるなっぽい田舎ホラー風味のコメディ。大声で騒ぐだけの単調な演技や真相が明かされても何ら面白くない仕掛けばかりで、斜め見でもつらい。1点でも高い。行動→惨死→妄想でした、のパターンを同じ場面>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.5

絶望的状況を脱するためなんとか大金を手に入れようと藻掻く人々を描く犯罪群像劇。欠点も目立つが、全体としてはよくまとまった娯楽作でしっかり楽しめる。チョン・ドヨン演じるヨンヒは人物像の一貫性が少々欠けて>>続きを読む

夜來香(イェライシャン)(1951年製作の映画)

1.5

戦争で引き裂かれた男女の難病メロドラマ。全体的に雑で強引な展開が目立つ。特にラストの展開はあまりに唐突で唖然とした。

舞台は神戸だが、屋内の場面が多く街の雰囲気を感じられる場面は少ない。屋外撮影の場
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ポラロイド(2018年製作の映画)

2.0

撮られたら死ぬ、呪いのポラロイドカメラにまつわるティーンスクリーム物。

主な撮影地はカナダの港町ダートマス。雪の積もる小さな商店街や、薄暗い雪空にけぶる湾岸の橋がとても美しい。特に印象だったのが、冒
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