BGさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.3

誰を呼ぶ?ゴーストバスターズ!!
いやあ、上がるわー。あの人気作を女性主人公でリブート。魅力的なキャラクター、豊富なガジェット、間違いなくゴーストバスターズだ!笑い所盛り沢山。各種パロディや過去作から
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あん(2015年製作の映画)

3.2

服役した過去を持つ主人公とハンセン病患者である老女がどら焼作りを通じて交流を深める物語。社会から外れた者たちを優しい視線で切り取っている。
永瀬正敏演じる小さなどら焼き屋の店長は、無愛想ながら女子高生
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ディセント(2005年製作の映画)

3.0

女だらけのB級パニックホラー!ポロリはないよ。マイナス1点。
ケイビングにきたら探検隊の隊長気取りのアホ女がやらかしまくってて皆で大変な目に合うお話。馬鹿じゃないの?本当、馬っ鹿じゃないの?ジュノみた
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.7

スティーブン・キング原作の大人のためのノスタルジー映画。よく青春映画なんて言われるけど、ちょっと違くない?
主人公は一人の中年作家。新聞記事の中に親友の死を見つけ、忘れることのできないあの夏の日を小説
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.1

ロバート・ロドリゲス監督が外連味たっぷりに描くB級ゾンビアクションだ。センスある大人が本気でバカやるとこんなに楽しいんだなあ。
まず始めに。本レビューでは不適切な表現が頻出すると思われるが、私が下劣な
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

たまに実家の母親に電話をする。とにかく、ひたすらに、止めどなく喋り続ける。多分、私が声を出すのは1時間のうち合計3分くらい。もう面倒くさいから、そのうち何処か連れて行って、1日中喋らせて吐き出させたい>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

2.3

みんな大好きスティーブン・キングの懐かしホラー。昔観た時はあんなに怖かったのに。久し振りに観たくなったけど、こんな酷い映画だったっけ?本当はテーマ的なことにも触れようと思ってたけど、別にいいや。
郊外
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.3

原作未読。好きか嫌いかで言えば好き。面白いか面白くないかと言えば、面白い。けど作品として続きが観たくなるかって言うと、ね。アンケート至上主義で言えば、連載打ち切りって事だろう。いいですよね、大根監督。>>続きを読む

デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)

2.6

死霊のえじきのリメイクらしいが一体どのへんが?というB級ゾンビパニック。
主人公である州兵サラ伍長の故郷を封鎖演習により完全包囲。だが、住民に風邪のような病気が蔓延していることが明らかになってきて…。
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

4.0

この映画の面白さって何なのさ!?いや、間違いなく面白いんだけど。上手く言えないが、大八やりおるわ!
閉鎖的な田舎を舞台に、日常の中に絶妙な加減で紛れる狂気、笑うしかない哀しみを、そしてそれ自体の愛しさ
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サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)

2.4

巨匠ロメロが監督するウエスタン・オブ・ザ・デッドです。新ゾンビ三部作の第3弾。サバイバルはしてません。しかし、これはちょっとなあ。ダイアリーの続編だが、ストーリーが繋がっているわけではないです。
ゾン
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ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007年製作の映画)

3.6

巨匠ロメロがPOVでゾンビ映画を創ったら…的な一本。非常に観る人を選ぶ映画だね、これは。 新ゾンビ三部作の第2弾。 劇中劇のメタ構造で人間の醜さを描き出す。ほぼ全編が主観映像のため、スペクタクルなシー>>続きを読む

ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.3

巨匠ロメロのB級ゾンビ物語。新ゾンビ三部作の第1弾。男とゾンビが視線を交わすだけで解り合う。胸熱!
ゾンビが世界に蔓延し、もはや共存社会が成立している近未来。とはいえ、なんたってロメロゾンビですから走
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

コロンバスもウィチタもリトルロックも可愛いが、タラハシー激萌え映画である。こんな愛らしいウディ・ハレルソンが見られるのはゾンビランドだけ!もちろん、ビル・マーレーも忘れちゃいけない。あんた最高だよ。ジ>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.7

いやあ、ビックリするほど書きたいことがない。好きな部分がまるでない映画ってスゴいな。好き嫌い以前の問題だわ。キャッチには世界はまだ終わらないとあるが、終わってください。お願いします。
とりあえず、特に
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.1

宇宙海賊マーク・ワトニーの火星滞在記。キャプテンに敬礼だ!植物学者による宇宙版ポジティブダイハード。だいぶ違うけど、何となく。とにかく面白い!
台詞は気が利いてるし、難解になりがちな宇宙モノだが、非常
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

音楽に詳しい訳じゃないけど、好きな場面多数。もうね、後半は心を揺さぶられ過ぎて、ノーガード状態に。笑って泣ける青春ストーリーです。
家庭の事情で悪ガキどもの学校に転入してくる主人公コナー。そこで気にな
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

それほど思い入れがある訳でもないのに、何故か公開初日に鑑賞。ゴジラが日本に上陸し、それなりに暴れるお話。当たり前だ。
現実よりなリアリティラインのため、日本政府の対応が遅い。まあ良くある官僚制、縦割行
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その夜の侍(2012年製作の映画)

1.7

クズとしてもクズな山田孝之を愛でる作品。オーバーアクトで名高い堺雅人がいつものように恥ずかしい気持ちにさせてくれる迷作だ。もしかしたら、他人に依存してしか生きられない哀しい人々を描いた作品なのかもしれ>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.2

川っぺりで流れる男子高校生2人による青春コント。期待したほど笑わなかったけど、意外なほど楽しめた。
何をおいても、池松壮亮と菅田将暉の会話の間とその表情が命だ。これに二人の対称的なテンションを加え、不
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

2.7

シリーズ完走。正直、好きにはなれなかったので、面倒だしまとめてレビュー。田舎の小娘が家族のために身売りし、都会で運良く人気者に。最初はちやほやされたけど、汚い大人たちに利用され、ぶちギレする物語。細か>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.6

何だよこれ、こんなキュートなニューヨーク観たことないよ!
とってもむさいダンとちょっと生意気そうなグレタ。キズを抱えた二人が自分を取り戻していく物語。音楽を通してダンもグレタも魅力を再び奏ではじめてい
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起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

2.8

国選弁護人のみを受ける弁護士を佐藤浩市が演じる。終着駅として釧路に逃げ込んだ男の人生の分岐点を描いた物語だ。
まず、気になるのがその唐突さ。尾野真千子の事件、本田翼と佐藤との交流など、いろいろ映画的に
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.3

地味な映画である。劇的なことなど何一つ起こらない。何一つだ。それでも是枝監督の緻密なストーリーテリングと役者陣が生み出す空気感により、心に染み入る名作となっている。クスッとさせられながら、心の奥底を揺>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

2.9

若き天才詐欺師と実直で真面目一徹の刑事による追いかけっこ。あはは、捕まえてごらん♪監督はあの巨匠スピルバーグだ。でも、見終わって真っ先に思ったのが、噛み合わせが悪いなあ、である。
茶目っ気たっぷりの若
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.9

「なんてロマンティックなの!」
上手く生きられない二人が本物の恋に出会って運命を駆け抜けるおとぎ話。象徴的に流れる音楽が寓話性を高め、陰惨な暴力も違う世界のもののようにリアリテイを欠く。まるで二人の世
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.9

嘘と見栄で塗り固めた軽薄な男の80分間の通話記録。もはや街で見かけることもない電話BOXが舞台のソリッドシチュエーションスリラーの傑作だ。
冒頭からいっさいの無駄を排除し、ただひたすらに犯人との駆け引
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海街diary(2015年製作の映画)

4.3

移ろいゆく鎌倉の四季とともに四姉妹の日々が綴られていく。美しい女優陣が古都の景色の中を歩くだけで絵になると言うものだ。長澤まさみの自然体の演技が本当に素晴らしい。夏帆が父親との繋がりを感じるシーンもお>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.7

通り魔殺人における加害者一家の結末を描いた物語。崩壊に至る過程は語られない。なぜ、葛城家は壊れてしまったのだろうか。
事件はテンプレ的な絶対君主である父親を中心に語られる。家族を自分の付属物のように扱
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

定期的に観たくなる言わずと知れた英国発のB級ゾンビ映画の決定版。みんな大好きサイモン・ペッグ&ニック・フロストのおバカコンビが贈る大傑作だ。しっかりとゾンビ映画しながら、大爆笑させられるのだから堪らな>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.5

ああ、王道の素晴らしさよ。様式美とも言えるアバンタイトルから一気に持っていかれる。イーサンとベンジーのコンビはもう観れるだけ幸せだ。ブラントとルーサーの見せ場が少ないのはちょっと残念。その分、ヒロイン>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

2.6

人気コミック原作の歌舞伎町成り上がり物語。ちょっと苦手な園監督だが、割と薄味と聞いて鑑賞。

まず関さんを演じる深水が最高だった。喧嘩強そう感が半端ねえ!狂気は演技で出せるけど、この凶器感はなかなか出
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.3

1点代も覚悟の鑑賞。地雷感プンプンの人気コミックの実写化。あくまで映画単体としてのレビューです。
雑多なアジア風な街並み。あれ?結構良さげだぞ。そして、急に大平原に。んん?世界観がわからんな。そして主
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のぼうの城(2012年製作の映画)

2.2

おバカがバカな戦をバカバカしくおこなう史実に基づいたおバカファンタジーである。
そもそも。忍城の水攻めは史上屈指の無意味な戦である。水攻めとは後詰めを防ぎ、兵糧攻めにする長期戦だ。いくら三成が戦下手と
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.1

妻夫木演じる長男は第一子懐妊、池松演じる大学生の次男も地に足が付いていない。長塚パパが経営する会社も経営状態が悪く、はっきり言って閉塞感が漂っている。そんな家族における母親の病気発覚から始まる1ヶ月ち>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

異才・今敏監督のデビュー作。ブラックスワンとの類似性から元ネタ説もある。
しかし、これは。ブラックスワンが有り体に言って人間の二面性を描いたのに対して、本作はよりオカルト的サスペンスである。また複雑な
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