ショウコさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ショウコ

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地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.7

ファンタジーにいかないスラッシャー映画でこれより古い邦画は思い浮かばない。ハラハラできて楽しかったです

「殺人鬼は元おすもうさんの2m近い警備員」というユニーク過ぎる設定への期待は早々に裏切られる。
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ファミリー(2018年製作の映画)

3.7

仕事はデキるが自己中で嫌なオンナ。でも悪意を持っての事ではなくどうやら純粋に他人の気持ちが分からない人らしい。無神経な発言をしまくって職場でも嫌われてますが、その無神経さ故に平気で他人を蹴落としてった>>続きを読む

009 RE:CYBORG(2012年製作の映画)

3.5

現代的に解釈されたオトナ向けハードボイルド009🍸ノーテンキに倒す倒されるの対立構造チームバトルを楽しむエンタメ…ではなかったです。メンバーはそれぞれ散り散りになって活動しており、再び世界の危機を打開>>続きを読む

緑子/MIDORI-KO(2010年製作の映画)

3.5

すごい…「悪夢」って言葉がピッタリなアニメ。作り手の正気を疑いますめちゃくちゃキモくて素敵

過剰に陰影の付けられた絵は写実アートみたいで宗教画に近く、サイゼの壁の天使っぽい。でもいい感じにラフ線が残
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フリーズ・ミー(2000年製作の映画)

3.4

和製レイプリベンジですが「部屋に訪問してくる男たちを1人ずつ倒す迎撃型」って点が特徴です。9割方がタワーマンションの狭い一室内。話に一貫性があってなかなか面白い。エヴァリーって馬鹿映画を思い出した>>続きを読む

ROKUROKU(2014年製作の映画)

3.2

「雨宮慶太の映像カタログ」って感じ
知名度高めの妖怪たちは独自の解釈で再デザインされており、特殊メイクとCGを組み合わせた造形がどれもカッコいい!戦隊モノの怪人として1話分ぐらいは普通に主役張れそうな
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スウィートホーム(1989年製作の映画)

4.1

「田舎のいわく付き廃墟に取材に来たTVクルー達が酷いめに遭う」
…ってB級全開の陳腐なあらすじだけで敬遠しちゃうのは人生の損失だ。こんな映画があるってなんで誰も教えてくれなかったんだよ素晴らしかった💮
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三尺魂(2017年製作の映画)

3.2

ほぼ会話劇の演技合戦🆚ぶっちゃけ画は見てなくても問題ないヤツです。でも4人ともめちゃくちゃ上手なので目を逸らすのは勿体ない

グループ自殺の方法が「うちの花火で爆死しませんか」って時点でもう何となく面
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ATOM(2009年製作の映画)

3.1

アトムのツノの表現が興味深いです。
眉毛の真上やや前方向に1本、対照位置の後頭部に1本突き出ていました。アニメや漫画の様に自由自在には移動せず、角度によっては1本しか見えなくなるあたりにフルCGの妥協
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ラブド・ワンズ(2009年製作の映画)

3.7

狂ってて良いですね💮音楽の使い方が素敵…!陰惨な状況もBGMと効果音でキラキラ演出していくお洒落スタイルとかサイコ女子視点とか…ラッキーマッキーと似たニオイがします

こじらせメンヘラJKが、勇気を出
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ワイルド・ウルフ 危険の代償(2016年製作の映画)

3.5

間違いは正す(手段は選ばない)トラブルシュート金策サスペンスってところです。やけに面白かった

ピカピカのいい車がたくさん出てくるので、ボクの自動車&ボクカッケー系の映画かと思ったんですがそれが全てで
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.8

素晴らしい着眼点。きっと、実際に運転中に虫に襲われて事故りそうになり、「こいつは俺を殺そうとしている」と危惧したんじゃないかと思われます。発想は「赤ちゃんの逆襲」と同じところな気がする。天才ですか…?>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.5

復讐に燃える女と原住民ガイドの地獄めぐりロードムービー🔥色々レヴェナントっぽい

この地獄ってのが「イギリスによるアボリジニ大虐殺」という史実なんですけど、白人至上主義とはこういうものだ!とばかりに差
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罰ゲーム(2006年製作の映画)

3.3

森で若者が襲われる系スラッシャーという清々しいまでのドテンプレ。すげー雑な映画なんですけどテンポと密度と勢いで押し切られた。殺人鬼が超人じゃないのが良いですよね。じゃどうやって殺すのかって…みんな大好>>続きを読む

やわらかい手(2007年製作の映画)

4.1

ラッキーホールって言うんですよね、マンガで見た事あるよ!壁に穴が空いててチ●コ入れると向こう側から手でしてくれるやつ👋これ…相手が男とか犬でも分からないですよね。看板に「イリーナの手」と書いてあるだけ>>続きを読む

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

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お楽しみ欲張りセット🍴 逆恨みした金髪オンナが乳母のフリをしてターゲットの家に潜入→家族を乗っ取ろうと画策するコワい女サスペンス。こんな面白い映画ありますか!隅から隅まで完璧…✨と思ったら脚本は猿の惑>>続きを読む

譜めくりの女(2006年製作の映画)

3.2

オンナの復讐でした。「タイピスト!」の女優さん。同じく指を使う題材ですがまるっきり別モノの地味〜な演技してて驚いた。私はこちらの方が好きかも🤔

ピアノの入学試験。試験官のひとりの無神経な行動によりテ
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タイムリセット 運命からの逃走(1997年製作の映画)

3.6

あなたのかわいい彼女(ジャケ)は
❶前世で男でした
❷そしてレイプ魔でした
❸おまけに放火魔でした
❹挙句に5人を惨殺した凶悪犯でした
❺そのカルマにより今世で間もなく死にます

…とオレンジ袈裟の坊
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血を吸う粘土(2017年製作の映画)

3.5

なんだかとっても好感の持てるホラーでした💮チビっ子が粘土遊びしながら思い浮かべる妄想を大人がグロスプラッタとして真面目に実現した感じ…?🤔

まず「粘土で作ったモンスター」ではなく「粘土そのものがメタ
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

3.3

男子(中学生ぐらい?)が、叔父のヘンクツじじい兄弟の所に預けられてひとつ大きくなる話。このジャケ写の気取ったイメージよりもかなりコメディに寄っていて、最初のカット(2人乗りの飛行機でフォー!って叫んで>>続きを読む

昆虫大戦争(1968年製作の映画)

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ジャケがキャンディマンみたい🐝(あれ?Filmarksに載ってるの変更されましたね)

セミやバッタ、蝶のドアップ写真を羅列したようなOPから昭和の怪獣特撮ムードむんむん。水爆を積んだ軍用機の操縦席で
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.7

テーマがめちゃくちゃ多重的で、こういう話だろうって印象がどんどん推移していく映画でした。面白かったです

❶ヒーロー映画?🤔
私も奇跡レベルに鼻が良いものですから。「人の後ろめたさや恥を嗅ぎ分ける能力
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母親たち(2018年製作の映画)

4.1

いつだって悪いやつは脚本家だ。めっちゃ洗練されててドキドキしっぱなしでした。この落ち着かない嫌な感じはどう言ったら良いんだろう…。地獄?

「お隣さんで息子が同い年。ママ同士も仲が良かったのに片っぽの
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HIS NAME WAS JASON 〜「13日の金曜日」30年の軌跡〜(2009年製作の映画)

3.4

女性が逃げてる→死体を見てキャー!→死体の陰からニョキッと現れて喋り始めるおじさん…この人がストーリーテラーです。いちいち合間に挟まれる寸劇がちょっと上手い

ジェイソンの歴史やウラ話などを、往年の出
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暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

3.3

風俗すら馴染みが無いってのにどうしたら良いのか🤔

主人公がわざわざ障がい者専門の店で働く事にした理由は「恐い事が無さそうだから」という単純なものである。あくまでも金のためで、過去ずっとそうだった様に
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FULL METAL 極道(1997年製作の映画)

3.5

「体をサイボーグにされた男が復讐する」…という男子大喜び設定+ハードボイルド極道の完璧な融合👏

ジャコン!ってCGの鉄板が挿入され「FULLMETAL」「極道」と文字が打ち込まれるタイトルコール。ち
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

ひゃぁゲスい!何がって「戦争を題材に持ってきた事が」です😏

映像については大歓喜。大概カメラ構えてるつもりで映画を観る私には右脳直撃で超楽しかった!「カメラワークエンタメ」なんてジャンルがあったら迷
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.3

ホラーミステリーって事になるのかな…もの凄くフェアに作られていて、ちゃんと推測できる様にヒントが与えられてます。誠実さに好感が持てましたよ

「過去から逃げてきた家族」「母親が死んでしまった事を世間に
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惡の華(2019年製作の映画)

3.2

「今の、そしてかつての少年少女に捧げます」って冒頭の文はクリエイターの立場から言っているんだと思ってワクワクしたんですけど…終わってみればただ映像にしてみただけって感じでした

入り口は「デキ心でマド
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.6

「学校を舞台にしたオーソドックスな籠城ゾンビコメディ」でありながら非常に攻撃的。チャレンジ精神に拍手であります。だって教師視点で子供ゾンビを撲殺していくんだもの👏今のアメリカでこれをやるのは凄い事だと>>続きを読む

マイナス21℃(2017年製作の映画)

3.0

遭難したイケメンの苦しそうな表情を楽しむ映画。原題「マイナス6」ってのは華氏ですね

水も食べ物も知識もなく雪山で8日間を生き延びる。何度も夜がやってきますが実際に夜間撮影してるわけではなく、画を青っ
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

3.3

観たかったやつ。頭悪くて解りやすくて楽しいアクションでした

シロウト兄弟がたまたま犯罪現場に居合わせる…って事でダイハードと大体同じなんですが、今の観客はそれだけじゃ満足できないだろ?とばかりにハリ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

ベースは掃いて捨てるほどある「田舎コワイよカルトホラー」なんですけど、構造も画づくりも、内包されたテーマにも特徴が盛りだくさんで見応えありました

まず明るく彩り豊かな画!人間が本能的に恐れ、またホラ
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ミッション・クレオパトラ(2002年製作の映画)

3.2

クレオパトラの時代をイジったコメディ。最初から最後までベタベタのゆるーいギャグが敷き詰められてました。
時代考証がちょいちょい混ざっており、パーティでDJしてみたり馬車でウィーンってバックしたりブルー
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.8

マイベスト漫画

原作者の歪んだド変態エッセンスがふんだんに盛られた冒険活劇ですが、その原作への愛がこれほど爆発したアニメ作品もなかなか無い。商業的な目的よりも「続きは内容的に地上波では難しい」「放送
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ブタカリ。 〜呪いの使徒〜(2012年製作の映画)

2.4

瞬間風速だけは結構凄い。作品のハイライトは3ヶ所

★魔人初登場時の衝撃に本物の恐怖がありました。開始5分で既に眠くなっていたのでナルト走りの全裸ハゲに思いっきり変な声でた。演者さんは本気で逃げていた
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