筋がなんかよくわからなかったのとショットごとの飛躍が大きくて戸惑いつつではあるが珍しいものが見れて面白かった。溌剌としているが混乱せず非常に堅実にできている。牛バイクからの疾走をはじめとして不意をつく>>続きを読む
国立映画アーカイブの常設展ブキミすぎる。右に控えてるおじさんが出番まで微動だにしなさすぎて存在に気づかなかった、なんか反省してるんか?
別に決定的なものなど何も感じさせない画面に長回しで収められた人物が、母語だとしても追えるか自信ないくらいのかなり実務寄りのマシンガントークを繰り広げる、この持続は申し訳ないけど映画というよりZoom会>>続きを読む
たぶんめちゃくちゃ良かったんだけどこの辺から本格的に眠くてよく覚えてない。
その他
『Footprints』:コレも全くわからないけど心地よい。恐竜映画。
『La Punta』:タイの田舎道を走る車>>続きを読む
偽の映画の撮影と称して撮影風景を映画にするというドッキリみたいな方法で全然ドッキリしない映画を撮る。2000年代のモー娘。みたいな格好の5人が深夜の森林で同じ曲で踊る映像を3回くらい見せられたので曲お>>続きを読む
なんだか『ヴェネツィア時代の彼女の名前』みたいなことをしてるなあと思った。仕事で羽毛ふとんの工場を見たことがあるのだけど、それを思い出した。
『世紀の光』が見れなくて凹んでたが代わりにコレが見れたのは僥倖だった。Chaibovon SeelukwaのThe Anthemという曲らしい。劇場全体が浄化された。
浮世の憂さをディスコミュージックで吹き飛ばそうと思ったら逆に憂さを胃袋にパンパンに詰め込まれた。こんな話なん!?
構造的に挫折を宿命づけられた男性性が捌け口を見失って弱者に襲いかかることの惨めったらし>>続きを読む
全然スルーするつもりだったんだけど同じ予告を13回も見てしまったので何となく後に引けなくて見た。結論から言うと、期待したよりずっと良いものが見られた。電話の音声を流しながら踊る孫娘を窓越しにゆっくりと>>続きを読む
去年新宿で徹夜で見た。スピッツは初期からずっと最高なんだが最近は一定以上の水準の楽曲を間違いなく量産するメソッドみたいなものを見つけたぽくてそれがまた良い。けどスピッツのライブってレコーディング以上の>>続きを読む
初パゾリーニ。次にくるショットが絶妙にこっちの予測を裏切ってくる自由自在な語りがよい。けどなんかよくわかんなかった。おばさんの空中浮遊は『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』の夕子ちゃんと完全に一致してた。>>続きを読む
戦慄。トーキーを見た気がしない。未完ってこれ以上なにをどうするつもりだったの??見終わってから知ったけど生バタイユが見れてラッキー。
オイ何でこんなこと思いつくんだ。乗ってきたところでコケるピアノ練とアホみたいな蝉の鳴き声がひたすら面白い。
市川崑『京』
托鉢僧が施しを貰って深々と礼をしてるところに冗談みたいなスピードで赤い車が走り込んできて轢かれそうになった坊さんが飛びすさるのがおもしろい。よく撮れたなこんな瞬間。
ドナルド・リチー『>>続きを読む
色々思いながら見たのに最後の方でちゃぶ台ごとひっくり返された。『世紀の光』の体操始まった時と同じ当惑。困る。頭の中どういうふうになっているのか。
こちらとしてはそもそもムラブリ…?というところからのスタートなのにその中でさらに分裂して、タイのアクセス可能なムラブリではなくまだ誰もカメラに収めたことのない15名ほどのラオスの少数ムラブリグループを>>続きを読む
3日待ったが感想が定まらない。「今の感覚で見ても何がすごいのかわからない」とは事前に聞かされていたがそういう問題じゃなく全然わからんかった、なんだこれは。とりあえずなんかずっと怖かったしたぶん「市民ケ>>続きを読む
会社員として生きるの下手さもあざと女子の掌の上で転がされ方も思い通りにならなかった時の大人気なさも「俺みたい…」というキツさが先行してしまってあまり客観的に見れなかった。いい上司は怠けてるようでちゃん>>続きを読む
いいんですか?ってぐらい気の利いた企画でありがたすぎた。個人的に見たかったものをとてもわかりやすくまとめてくれていた。地方ごとに独自の発展を遂げたグルジアンハーモニーを4地域分1曲ずつ紹介、各地の地方>>続きを読む
『鉄西区』第一部以来の製鉄所見学。暑そう〜。労働者の挙措ひとつひとつを祝福する視線と誇張された音、それから同じ方面に一斉に帰宅する人々のやや現実味を欠いた光景にイオセリアーニらしさを感じる。現実に鳴っ>>続きを読む
コメディの殻をかぶってはいるが、たいへんに美しい小品で嬉しかった。前半の路地を捉える手捌きはキアロスタミのようだし、新興住宅に移り住んでからも開かれる窓から広がる世界と住民たちのナンセンスな動きに多幸>>続きを読む
人たらしで遅刻魔、キレられはするけど嫌われはしない自由すぎるティンパニストの人物像は何となくフェリーニっぽい。休符の間に飲み会にまで出席していて感心した。ケルアックの友達のニールキャサディについての文>>続きを読む
塩が思いのほか脇役。もっと塩映画かと思った。塩分ほしさに汗でもオシッコでも赤子の命でも舐め取ってしまう動物たちの剥き出しの存在感が怖い。雪崩とそれを見て絶叫する人、渇きで死にそうな母と水こぼしまくりブ>>続きを読む
サラリーマンあるある映画。とりあえず何でもやってみるスタンスが面白すぎる。後半食傷。
テープスピード変えたり逆回しにしたりアニメーションぶち込んだり、中期ビートルズみたいなことをずっとやってる。現実に>>続きを読む
『スペース・オディティ』の1曲目までで止まってる程度の思い入れの人間にはやはり難しかったし、そうなるとミックロンソンの方が全然印象に残ってしまう。なんか盛大にひっくり返ったりしてるのにずっと音が鳴り続>>続きを読む
「デカいの好きなんですよ、デカけりゃスケール感出るんで。」 ーー白石晃士
色々なものがすごくデカいのでありがたかった。見慣れた物質もある程度以上のスケールで見たらこんなにも現実感がなくなる>>続きを読む
いろんな意味で「見れた!」という感慨の方がでかい。もともと居合わせてたごく少数しか見れないイベントなんだから5日間限定なんて贅沢なぐらいだよな…
近隣のビルの人たちが押したら死ぬ位置で鑑賞してるのがな>>続きを読む
2018.8.13@岩波ホール
寝てる間にエライ展開になってた。もったいね〜〜
2022.2.13@岩波ホール
冒頭以外全く見覚えなくて前回ほんとにずっと寝てたんだなと思った。実体のある人間たちも彼>>続きを読む
生命にあふれた美しい娘が美しさゆえに本人の預かり知らぬところで不本意な結婚によって売り飛ばされるさまはグルジアという国の宿命がそのまま重ね合わされているように思える。あまりにも見つかる見込みの低い希望>>続きを読む
色のない時代、周囲からイチャモンをつけられながらどこにもつながらない井戸を掘り続けた男。「無駄だ、別の現場に行け」とまで言われながらも、最後には色彩とともにその井戸から水が溢れ出す。そういうことを言い>>続きを読む
線路脇の小屋に張って鉄道の到来に合わせて別にいらない笛を吹く謎バイト中の男が空き時間でカノジョに趣味のピッコロを披露していると、ひとりでに浮遊する傘が舞い降りてくる。なんのこっちゃわからないが詩情に溢>>続きを読む
そりゃ無理があるっしょ〜〜
目覚ましが爆音。セリフがないのでところどころ理解不能な箇所あり。
当然かなりキツい内容ではあるが、知識人たちがアウシュヴィッツの表象不可能性について侃侃諤諤するより前にこれほど正面から収容所を劇映画にしてしまってるひとがいたことに驚く。しかもヒューマニズムとラブロマ>>続きを読む