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これはエルヴィスのファンほど受け入れ難い作品かもしれない。マザコンでロリコンで暴力的。元妻の伝記が原作なのでエルヴィスの印象は非常に悪いものになっている。ソフィア・コッポラはエルヴィス・プレスリーを女>>続きを読む
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呪われたプロレス一家の壮絶な物語。辛すぎる。ザック・エフロンの やり過ぎな肉体改造に驚く。役作りとはいえ明らかに1人だけレベルが違う。すさまじい筋肉の鎧を纏っているが優しい人となりが伝わってくるような>>続きを読む
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バーのカウンターに並んで座る3人の関係性を考える他の客の視点から始まるのが良かった。登場人物に感情移入する(させる)映画じゃなくて物語を外から見守るタイプの映画だと思った。気まずさだけではない形容し難>>続きを読む
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親子揃って変態。自分のクローンを殴り殺してミア・ゴスのおっぱいを吸いながら よしよしされるシーン好き。開口具を付けられたアレクサンダー・スカルスガルドがウォレスとグルミットのウォレスみたいで面白かった>>続きを読む
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結論から言うとIMAXで観て良かった。みんな、クリストファー・ノーランを信じるんだ。アクションだけがIMAX映画じゃない。インタビューで「あまりにも知的に訴えかけてしまうと、観客は映画に没入できなくな>>続きを読む
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移民としての不自由な生活や屈辱、家族の問題では もはや同情できないレベルの悪党だった。これぞ本物のギャングスタ・ラップ。まさに波乱万丈な人生。幼少期の音楽教育が結果的に役に立ったということか。子供に過>>続きを読む
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オリジナルのゴーストバスターズは おっさんたちが わちゃわちゃ やってるのが楽しかったわけでキッズの作品では無いと思っている。しかし今回は だいぶ子供向けに作られているように感じた。また全員に見せ場を>>続きを読む
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写真家ナン・ゴールディンの半生と闘争の記録。サックラー家への抗議活動を追いながらナン・ゴールディンについて知る。彼女の経歴は まるで映画のようにドラマティックで驚いた。セックス、ドラッグ、ゲイにまみれ>>続きを読む
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去年のセザール賞で作品賞を獲っているのだが今年の『落下の解剖学』に比べると ずいぶん地味な印象を受ける。未解決事件に取り憑かれた刑事モノだと思って観ていたのだか主題は どうやら違ったようだ。最後にトラ>>続きを読む
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2は全編IMAXカメラで撮影ということなのでグランドシネマサンシャインのIMAXで観たが没入感が他のIMAXシアターとは段違いで圧倒された。こんな映画体験をしてしまったら他の劇場では物足りなくなってし>>続きを読む
リュック・ベッソン監督の新作は癒しの犬映画(大嘘)。雰囲気は結構好き。リュック・ベッソンは いつも同じような作品ばかり撮っているイメージなので新鮮だった。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはイっちゃって>>続きを読む
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アタック西本ことアーガイルがカッコいいだけの80年代テイストのスパイムービーかと思いきや楽しい仕掛けがいっぱいで面白かった。マシュー・ヴォーン独特の(悪)ノリがキングスマン以上に強いので好き嫌いは分か>>続きを読む
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タランティーノのフォロワーから いつの間にかディズニーから戦争映画まで撮れる職人監督になっていたガイ・リッチー。近年の量産体制には驚かされる。実話と言われれば それまでだが もっと友情を育むイベントが>>続きを読む
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実話を基にしたコメディ仕立ての良い話。緩い雰囲気で面白かった。大切なのは異なる考え方を否定しないこと。タイカ・ワイティティは監督作品で良いポジションのキャラを自分でやりたがるところがあるな。アル・パチ>>続きを読む
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マーベル初の本格ミステリー・サスペンス? 謎解き要素なんて あったかしら。雰囲気が あまりよろしくないゼロ年代のスーパーヒーロー映画みたいだった。指名手配されているのにペルーに簡単に行けちゃうところと>>続きを読む
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予告だとミステリーのように煽っていたが法廷劇だった。転落死した夫の殺人容疑をかけられた妻を演じたザンドラ・ヒュラーの演技が凄い。脚本と編集も良かった。裁判でプライベートな内容が公になるのはつらい。坊主>>続きを読む
おかしい。あれだけの巨体であんなに素早いパンチが打てるなんて どう考えても おかしい。毎回ほぼ同じ展開だがマブリーのキャラが良すぎるので許しちゃう。中途半端な日本語を話すもんだから日本のヤクザか韓国の>>続きを読む
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これは…。『ヘレディタリー』と『ミッドサマー』が可愛く思える。前2作は相当、観客に寄せてくれていたようだ。今回、監督作品で初めて製作にもアリ・アスターの名前がクレジットされていたわけだが より監督のビ>>続きを読む
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ビクトル・エリセの31年振りの長編を観た。難解なストーリーではない。しかし理解するには自分が生きてきた時間は あまりにも短いと思った。緩やかな時の流れの中に覗く緊張感が凄い。独特の映像世界は健在だった>>続きを読む
どういう仕組み? ゲームを全くやらないので正直よく分からなかったのだが難しいことを考えると負けな気がする。怖くないのでホラーが苦手な人でも観られると思う。場内はカップルばかりだった。ブキミカワイイ造形>>続きを読む
優しい世界。フィルムのざらついた温かさが(フィルム上映でなくても)伝わってくる。三宅監督の作品には“誠実さ”みたいなものがあると思う。だから好き。この世界を生きている人たちに そっと寄り添ってくれるよ>>続きを読む
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全体的に演技力が気になった。学生時代のパートは それなりの尺を割いているわけだから もう少し頑張ってほしい。ヤクザ・半グレ集団の演技も いまいちだった。上手い俳優と そうでない人たちの差を強く感じる。>>続きを読む
こういう世界に疎い人間なので こんな事件があったなんて全く知らなかった。しかも わりと最近の出来事で驚いた。知識が無くても楽しく学べる感じもあって面白かったし音楽もノリノリで良かった。ポール・ダノには>>続きを読む
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イ・ジョンジェの『ハント』に比べるとチョン・ウソンの監督デビュー作は時代遅れの平凡なアクション映画に留まっている。既視感のある展開は自身のキャリアの総決算なのかもしれないが あまり出来の良くない韓国映>>続きを読む
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凄いものを観た。圧巻のビジュアルと素晴らしい演技と計算された調子外れの音楽が最高だった。元々いかついウィレム・デフォーの顔面は刻まれた傷によって更に人間離れした容貌に仕上がっていた。それも含めて序盤は>>続きを読む
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わりと良かった。いや、かなり良かった。実写化請負人こと山崎賢人も頑張っているし各キャラただのコスプレにならず ちゃんと仕上げてきている。その中でも玉木宏の鶴見中尉のビジュアルは素晴らしかった。原作に >>続きを読む
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いつものウディ・アレンと言えば それまでなのだが なんだか あまりパッとしない気がした。資金提供の条件とか あったのかな。『市民ケーン』や『第七の封印』、『8 1/2』などの直接的な引用に驚く。今まで>>続きを読む
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冒頭で流れる『ワイルドでいこう!』が作品の方向性をしっかり示してくれる。ユニバースなんて関係ねぇ!とヤケクソにも思える筋肉が炸裂する楽しい映画だった。カメオのオンパレードの『ザ・フラッシュ』は前評判を>>続きを読む
ヤクザと中学生がカラオケに行くという設定は多分、この作品しか無い。凄い。原作漫画の雰囲気を崩さずにオフビートな感じをしっかり醸し出していて良かった。こんなん観た後にカラオケ行きたくなるに決まってるやん>>続きを読む
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主人公はグレーゾーンの人間ではなく物事の優先順位の第一位(お笑い)以外は気にしないタイプのヤバい奴。だからこそ たちが悪い。笑いに全てを捧げた社会不適合者の記録。彼氏と同棲することになったと告げられた>>続きを読む
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エクスペンダブルズはレジェンド級のアクションスター大集合を楽しむ映画なので個人的にストーリーは そこまで重要視してないけど わりと酷かった。CGもめちゃくちゃチープになっている。そもそも今回は前作まで>>続きを読む
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完全なる逆恨みじゃん。謎のフィリピン人女性が突然やってきて 美しきエヴァ・グリーン様に復讐する。『ビバリウム』も そうだったけど居心地の悪さが凄い。あんな摩訶不思議な力があるなら娘を火事から救えたんじ>>続きを読む
イーライ・ロスがスラッシャー映画の世界に帰ってきたぞ!しかも『グラインドハウス』のフェイク予告編だった あの映画で!内容は まぁベタというか こういうので いいんだよ という感じ。R18なのでグロテス>>続きを読む
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双子YouTuberの長編監督デビュー作ということで どんな感じの映画なのかと思ったら わりと正統派のホラーで面白かった。若者にも受けが良さそう。悪い人ではないけど妙に馴れ馴れしくて学校で浮いてる感じ>>続きを読む
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ヴェンダースが東京でトイレの映画を撮る。案件の においが やや気になるが それ以上に役所広司という俳優の存在を強く感じる作品だった。多くを語らずとも表情で魅せる演技は素晴らしかった。下町のアパートに住>>続きを読む
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ウォン・カーウァイの監督デビュー作はジャームッシュのオマージュから始まる香港ノワールだった。過剰な暴力シーンが多く独自のスタイルは まだ見られない。これをウォン・カーウァイの最高傑作に挙げる人は まず>>続きを読む