フォンザヲさんの映画レビュー・感想・評価

フォンザヲ

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パペット・マスター(2018年製作の映画)

2.5

B級の王道。くだらないが褒め言葉。
ナチスの人形作家の呪いによって、パペットが人々を殺しまくる。

スティーラーズ(2013年製作の映画)

4.0

よくある犯罪群像劇の中でも群を抜いている作品。
1つ1つのストーリーがとにかくぶっ飛んでいる。基本的に馬鹿しか出てこないので、安心して視聴できます。イライジャのサイコパス感も素晴らしい。モノマネエルビ
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ヨンガシ 変種増殖(2012年製作の映画)

3.5

寄生虫によるパンデミックを描くサスペンスムービー。
そこまで複雑なストーリーはなく、製薬会社の悪企みを1人の男が阻止するという簡単なサスペンスです。
ハリガネムシが蟷螂のケツから飛び出している画を見た
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.8

実に気持ちの悪い映画である。
重度のアルコール中毒患者であるフリッツ・ホンカ。街全体、いや国全体が鬱蒼としていた頃、フリッツ・ホンカという怪物が登場する。
ホンカは行きつけのバーで獲物、主に性欲の捌け
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ホアキン・フェニックスの演技に全て持っていかれた。
えぐい減量によって狂気を潜めた悲しい肉体を作り上げた。
誰もが類似性を指摘するように、本作は「タクシードライバー」の影響を色濃く受けている。
そして
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

ジム・ジャームッシュ作品にしては見易く、ゾンビ映画としては異色を放つ銘作。

終始(B級映画としては)めちゃくちゃな展開は、総じて見れば「粗雑」な作りだし、B級映画の「ルール」に従って作られていない。
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サンクタム(2010年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

閉所恐怖症悶死確実な洞窟脱出ムービー!
ストーリー性はほぼ皆無、パニックムービーを焼き直しだだけの映画です。
水死シーンはかなりリアルで怖いですね。
有能な隊長の指示を拒否する死亡要員はしっかり死んで
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バニシング(2017年製作の映画)

2.0

1900年、アイリーンモア島から灯台守3人が忽然と姿を消した未解決事件がベースになっている。

金塊というKeyを入れることでサスペンスにしているが、途中までハラハラして見ていたが、後半はつまらなかっ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

インファナル・アフェアの脚本を基に作られた本作。原作が神過ぎるので、面白くないわけがない。
さて、スコセッシ版の特徴はアメリカマフィア映画の系譜を受け継いでいる点。アイリッシュやイタリアーノといったブ
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アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

4.5

現在フィンランドが何故先進国として世界をリードする国になったのか。安い言葉だが、名も無き英雄が命をかけて国を守ったからである。

タイトルに沿って、各人物像は必要最低限で描かれている。逆に言えば誰かが
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.5

素晴らしい!
チープなSEを除けばキルビルに匹敵する名作ですよ!
この種の脚本の中では確実に光る一作。ハンガーゲームとかまじゴミやん。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

1.5

銃撃戦が迫力ありますが、マイケルベイ作品と比べると見劣りする。
全然電波届かなくて、孤立無援の絶体絶命のシールズだが、めっちゃタフ。一発二発撃たれても大丈夫。だってシールズだから。傷だらけで崖から落ち
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レッド プラネット(2000年製作の映画)

1.0

トリニティ(アンモス)がいなければ観なかった。

びっくりするぐらいシンプルなSF映画です。
王道です。
ひねりゼロの着地です。
脇役にサイズモアも出てます!
漫画テラフォーマーの元ネタかと思われます
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マシンガン・プリーチャー(2011年製作の映画)

3.0

後味の悪い実話。
映画だからといって必ず鑑賞者が救われるといった決まりはない。だが、最後に自分の主張だけ押し付けるように終わってしまっては残された私たちは何を考えれば良いのだろうか。もう少し考え、悩む
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拷問男(2012年製作の映画)

3.5

“daddy’s little girl”がオリジナルタイトルです。

性犯罪者に対する私刑問題を扱った結構シリアスな作品。拷問描写が強烈なので、変態趣味で見てる人も多いかと。実際は「拷問男」というタ
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4デイズ・イン・イラク/カルバラ イラク戦争・奇跡の4日間(2015年製作の映画)

1.1

題材は「カルバラの奇跡」と呼ばれるポーランド軍が現地ゲリラに包囲され4日間市庁舎を守り抜いたという実話らしい。
まあ、題材からしてすべらないはずですが、めちゃくちゃもっさい仕上がりになってます。

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カルト(2012年製作の映画)

1.0

心霊モキュメンタリー作品。はい、z級です。心霊騒ぎの馬鹿馬鹿しさを徹底した作品であるとして、アイロニカルに高評価を与えて本作自体をカルト化してるのもまた馬鹿らしいのですが、本編自体はとてもつまらないで>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

4.0

無駄な演出がなくサクサク進んでくれるSF良作です。
ソリッドシチュエーションの醍醐味とエイリアンのホラー要素が両方楽しめると思います。
真田広之の演技も光ってます。
オチも素晴らしいので、高評価。

九龍猟奇殺人事件(2015年製作の映画)

4.3

ポスターのようなスプラッターものではなく、推理ものの方が近い、本格サスペンスホラー。実話ベースだが、映画としての完成度も非常に高い。
私はこの事件について詳しく知らないが、当時は香港でセンセーショナル
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

1.5

映画がポリコレを求められた結果がこれか。
と、思わず落胆する程の愚作。

復讐の十字架(2017年製作の映画)

3.5

復讐するは我にあり

と、神は仰られた。この言葉の真意はあなたの敵を「許せ」という意味である。

ある事件を機にトラウマを抱え、それが原因で成人した今も対人関係で度々問題を起こす主人公マルキー。彼の抱
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プレッシャー(2015年製作の映画)

2.0

暇つぶしに見るには最適な深海パニック映画。

観客を裏切ることなく、正当な手続きで裏切ってくれるので見やすいです。

特筆することもないがら、強いて挙げるなら深海の描写がとても綺麗。恐ろしくも美しい、
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孤狼の血(2018年製作の映画)

2.0

企画段階では古き良き東映の実録系Vシネを目指した感があるが、製作陣にそれを汲み取る技量がなかったか。
役者陣も素晴らしい。
残念なのは緊張感のないカメラワークとお粗末な美術スタッフ。
役所幸司らは言う
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.8

日本配給版のタイトル、ポスターを見れもらえば誰でも分かるのだが、このように日本の映画業界はどうしようもなく腐っており、本作のような素晴らしい作品を汚したその罪は重い。

フーシという人物描写もさること
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.5

ーー人を呪わば穴二つ
言い得て妙なのだが、残念ながら本作では穴が二つでは足りないようだ。

プロットはありきたりな復讐劇。ただ、本作を良作或いは鬼作足らしめているものは、圧倒的なゴア描写と主演2人(敢
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

ステレオタイプ、メタ、ポリティカルなsatireやMetaphor、思い付く下ネタ全部、etc...てんこ盛りの内容でした。
吹き替え版を鑑賞。声優陣もノリノリです。思い出すのはボボボーボボーボボのハ
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西部戦線1953(2015年製作の映画)

3.5

コミカルとは愛だ。
人の良い南北朝鮮の兵士2人が、ひょんなことから行動を共にする様になる。何度もぶつかり合うが、コミカルが緊張を解いてくれる。こんなに愛が溢れた映画があっただろうか。

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.0

「イケオサ」つまり「イケてるおっさん」の略なのだが、本作主人公はイケてるおっさんさんである。そしてイケてるとは実に浅薄な表現であるか分かる。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.5

少々ハイペースで複雑だが、その分見応えのある政治サスペンス。
実録であることも信じられないが、もしこれが映画フィクションだったら何回も暗殺されてそう。ハリウッド謹製の娯楽サスペンス(ゼロダークサーティ
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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

2.5

パンデミックをテーマに韓国の歴史を暗喩的に風刺する。
うーん、ド直球で退屈でした。テーマはこのご時世だけに万人受けするかな。

処刑台の獣たち(2017年製作の映画)

1.5

無性にありがちなギャングムービーを見たい時ってあるよね。もはや誰も見ていないパブで流れてる映画ぐらいどうでもいい感じってなかなか見つからないよね。それが本作。

ストーリーは無駄に肉厚、といっても筋だ
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INFINI/インフィニ(2015年製作の映画)

1.9

マトリックスの制作スタッフというこれまでに何度も聞いた触れ込みでこれまでにどれだけ多くの日本人が騙されて来ただろうか。

本作はマトリックスのワープシーンを彷彿させる映像効果や、あの機械的生命体のドロ
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.8

冒頭、圧巻のアクションシーン。
これは必見です。

ストーリーは明らかに「ニキータ」をオマージュしているが、ニキータより悲哀。
紺色のネクタイがまた哀しさを増長させます。

とにかくアクションシーンだ
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殺人漫画(2013年製作の映画)

3.0

怪しいタイトルだが、ちゃんと怖い。
前半、final destinationの如く、漫画で死亡予測を描くシーンは新鮮で画期的!
しかし後半のミステリー部分が実に味気ない。もう少し人間のドロドロした闇を
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.7

カメラワークが手振れ補正を受けたようにある一点を基準に固定されるシーンがある。その基準となる場所は「ステム」の主観だった!ラストのシーンが繋がる瞬間が心地良い!
AI版寄生獣のようなストーリー。ラスト
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