マイノルさんの映画レビュー・感想・評価

マイノル

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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.8

1度目正直期待しないで見たので、とても面白かった。また見返してみると、現状と重なって面白がってる場合じゃない気がする。ラストでTVからアメリカの調査委員会の報告が流れる。
その通りだよ。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

自分の居場所は自分で探してつくる。好奇心や憧れから新しい自分の世界が広がっていく。
スケートボード文化とは関わりのない圏内で生きてきたので、ルーツもファッションも音楽も馴染みがなくて、最初は面食らった
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.0

ハリネズミのジレンマを思った。
愛しているから近づきたい、でも近づきすぎると傷つけてあってしまう。適度な距離を保つことの難しさよ。家族の生活、幸せはとてつもなく難易度の高いバランスの中で成り立っている
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.5

見方を変えると見えてくるし感じられる。
ストーリーとしては悪い奴らにカモにされ堕ちていく男の話(ざっくりすぎる)
でも本筋は自分の大切なもののためになりふり構わず奔走する弱くて真っ直ぐな男の話。
ラス
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

何が起こっても、淡々と対応していく、
自分に正直すぎるミシェルの言動に驚かされる。
物語が進むにつれ犯人が誰かという怖さよりも、主人公を始め人の不気味さが際立ってくる。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.8

冒頭、圧巻のひまわりとこれから始まる物語を予感させるに足るメロディ。
運命のいたずらか、戦争のもたらす悲劇か、
失ってしまった時間は、戻らない。戻せない。
駅で遠ざかる列車を見つめる後ろ姿が切ない。

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.0

すれ違い、すれ違うたびお互いの存在が自分にとってどれだけ大切なのかを知る。会えないんじゃないかと、ハラハラ。ソーン先生が健気で応援したくなる。

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

公共施設は誰のための何のための施設か?
事実がいろいろな思惑で公権力やマスコミにねじ曲げられても、声を上げた彼らは自分の存在を叫ぶ。ラストは秀逸だ。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.2

ピアノの旋律。
風景、教室。静かに淡々と日常が描かれる。
ラストのタレンタイムの演奏に伴奏をする場面がぐっとくる。二胡の音色と友の心に寄り添う気持ちが切なく温かい。

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.7

初イザベル・ユペール。
素敵な女優さん。他の気になる作品もみよう。
シントラの町、自然が美しい。観光案内をされているようだ。人間の思惑なんて周りの環境や場所で左右されるようなちっさいものかもね。

わさび(2016年製作の映画)

3.8

なるほど山野葵ね。わさびが入ってる。
いろんなものに掛けているのか。
優しいひとは強くていろんなもの抱えてしまうけど、やっぱり1人じゃ辛い。ラストで葵の本音と感情が流れ出て、ほっとした。

此の岸のこと(2010年製作の映画)

3.7

言葉がない。映像と僅かな生活音だけで流れていく物語。老老介護の現実、視線の先の微笑ましいはずの光景がやるせない気持ちを掻き立てる。2人は彼岸へ行けただろうか?

春なれや(2016年製作の映画)

3.7

自転車を引く青年と並んで、桜の花弁が敷き詰められた道を歩く場面や、自転車の後ろに乗って桜を見上げる場面がいい。セリフのない場面から伝わる温かい感情がある。胸に持ちつづける小さな希望が人を生かしていくの>>続きを読む

ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

4.0

何かをして欲しいわけじゃない。
「存在の証明」私がここにいるってことを
気づいてほしかった。1日ずつ1日ずつよ、と自分を励ますひとりごと。ブリット=マリーの心の声が大切なことに気づかせてくれる。
オー
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ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

4.0

ヨーゼフ・ボイス。
この映画で知った。
衝撃的で、言わんとしている事は、
芸術に疎い自分でもわかったけれど、
作品の解釈はさっぱりわからない。
刺激をもらった。のほほんと
生きてちゃいかんな。いいもの
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

熱い。
三島さんも、学生たちも。
三島さんは否定したり、揚げ足とったり、論破しようとしていない。真摯に向き合い、煙草を燻らせながら、優しい眼差しで学生の話を聞いている。凄い人だ。知らないことが多すぎて
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ウルトラミラクルラブストーリー(2009年製作の映画)

3.5

始め、津軽弁わからず。
途中、陽人ぶっとびすぎて置いて行かれ。
ラストに向かって、不思議な世界へ。
首のない「かなめ」が出てきた時点で自分が何をみていたのか、はてながいっぱい。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

待っている時間は長い。しかも病気の検査結果なんて不安になる。ましてやクレオはまだ若い。揺れる気持ちで彷徨うパリの街。モノクロで写し出されるクレオの物憂げな表情が美しい。ラストのクレオの表情が良かった。

おばあちゃん女の子(2010年製作の映画)

3.5

見たままを感じる。どうしても頭で設定やら物語の筋やら考えてしまうけれど、そんな事を飛び越えてる。なぜ少女ははつえを「おばあちゃん」と呼んだのか。そして呼ばれたはつえもすんなり受け入れている。不思議だ。>>続きを読む

ジャーマン+雨(2006年製作の映画)

3.6

よし子の言動は、共感や理解が得づらいところが多く、なにを考えているか不明だ。ただ自分に正直に生きている。いろいろ取り繕ってない真っ直ぐな映画だなあ。このタイプの映画は自分にとって新鮮だった。

劇場(2020年製作の映画)

3.8

「いつまでたっても、なんにも変わらないじゃん。でもね変わったらもっと嫌だよ。」
自分が年を重ねて変わってしまったと嘆き、永田には変わらずにいて欲しいと願う。こんなに愛され守られているのに、どこまで甘え
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

映画冒頭の音楽と映像から切なさが込み上げてくる。モノクロで映し出される霧の街。光と影が、物語、人物の心情と重なる。
ジョンを見世物にする興行師と、医師としての自分も同じではないかと苦悩するトリーヴズ。
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インテリア(1978年製作の映画)

3.6

見終わって気怠い感じが残った。
価値観を押しつけられ振りまわされて生きて行くのは辛い。イブの立ち振る舞い、身嗜みの美しさ。周りを傷つける研ぎ澄まされた刃物のような美意識。静かな音楽のない映画だったが絵
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

あえて前方で観る。
音と映像の動きについていけず冒頭は少し酔った。けれど美しい景色や風景。音楽も遠慮なく響いてくる。ストーリーの展開と周囲の風景がリンクする。いろんなところに感情が持っていかれ何度目頭
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

ファンタジーあり、監督らしいシニカルな要素もありでとても楽しめた。94分の映画だけれど冒頭に時間をかけパリの街を映す。雨のパリ、日が暮れ、夜になり美しい夜景が広がる。ラストのシーンで降り出した雨に「パ>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.5

ラプソディインブルーで始まるオープニングが素敵だ。ウディ・アレン監督映画でNYが舞台となれば不惑の大人の恋愛模様も絵になるが、日本に置き換えると映画になるかな〜場所って重要な要素の1つだなぁ。

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.6

シリアスで重くなりそうな題材を、時に笑いを交えて淡々と描いている。生きていくため、大切な人を守るため女性は強くたくましくなっていく。ペネロペ・クルスはそういう女性の役がとても似合う。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

1日のうちにお互いいろいろあって、すれ違って、噛み合わなくて、本当のことがわかって、向き合ってそんな週末のお話。ティモシー・シャラメの佇まいが良い、どんな表情も仕草も絵になる。

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.0

人類が向き合わなければならない問題。
差別は遠い国の話じゃない。
まずは知ることからはじめたい。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

国会議員が変わるのはもちろん、議員を選んでいる私達国民の意識も変わっていかなければ、批判してるだけではね、とハッとした。家族が小川さんを支える思い、とくに2人の娘さんの姿に胸が熱くなった。

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.0

パリの街並み、風景が美しい。
ディリリとロートレックを乗せたオレルの3輪車は町中を回り、わざわざ階段を選びガタガタさせ歌を歌いながら走っていく、好きな場面だ。アニメーションならではの事もあるが、とても
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ひきで見せたりアングルが印象的だった。サーシャの祖父が乗ったダバイ号が大海原に進み、遠くなって行くところとか。サーシャの視線、瞳の動き、行動や場面で感情が伝わってくる。ハスキー犬がいい働きをしたなあ。

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

4.0

自分の信じる事だけが正しいって怖い考えだ。
少年の一途な狂信的な行動に鳥肌が立ってしまった。本当に少年を思う人たちの気持ちは彼に届かない。どうなっちゃうんだと思ったら、あーっと思う間に急展開。大切な人
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

瑞々しい。この一言に尽きる。
ジョーが走る、メグが踊る、ベスがピアノを弾く、エイミーが泣く、4姉妹が生き生きと表現されている。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ザックの鼻歌、
アイスクリームの合唱(?)
ロベルトの長い独り言、叫び。

牢にいる理由を語るくだりで、
まさかのロベルトが殺人の罪と知った時の
無表情で距離を取ろうとするザックとジャック。

お気に
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.2

モノクロが美しい。
エバのコートの着こなしがキュート。
冴えないドレス、ウィリーの顔を立て
一度は着るが見えないところで
脱ぎ捨てポイが可笑しかった。

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