ふぁいぽさんの映画レビュー・感想・評価

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Gメン(2023年製作の映画)

3.9

いやぁ面白かった。痛快爽快愉快と三拍子揃ってて楽しかった。
オッサン達、頑張って高校生役やってたけど全く問題無し。むしろちゃんと演技もできてアクションもできて、ほんと楽しかった。
吉岡里帆のブチギレ方
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正体(2024年製作の映画)

4.1

想像してたよりずっと面白かった。特に後半は目が離せない。

冤罪ってよく話題になってるけど、人の人生を丸ごと潰してしまう。悲劇とか不運とかそんな簡単な言葉で言い表せるものではないと思う。それが警察や検
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.2

日本の難民認定率は世界からすると論外な程低い。認められるのが奇跡に近いのではないかと思うほど。
自分の国の事だけで他の国の命からがらに逃げて来てる人達を助ける事も出来ない、しようともしない国に明るい未
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.5

何気に良い映画だった。
そしてバートレイノルズが最高に良い。

歳をとるってこういう事なんだよなって改めて思った。

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.6

ボブマーリー昔よく聴いていた。映画で流れた曲は殆ど知ってた。I shot the sheriff で初めて知ったけど、カッコいい曲だったな。
同時はまだ自分の周りにしか興味がない年頃だったので、世界の
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.6

これ実話なんですね。少し驚きました。こんな発見、凄い。
でもね、美味しい所は立場の強い人が持っていってしまうのは世界共通かぁ...

そして更に社会的に女性が蔑まれているのはイギリスでもそうなのね。ジ
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.2

白石監督にしては随分と静かな映画だった。

草彅剛がやっぱり演技力不足で、内容に没入出来ない。個人的には昔ながらの時代劇といった感じで、あまり刺さるものはなかった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

やっと見れた。面白かった。凄い映画だった。
何と言ってもエマストーンの演技が凄すぎて圧倒された。今回彼女は製作にも関わっているのだね。

ベラの純真無垢な世の中の常識や価値観に囚われない行動。そんな彼
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.5

50年以上前、猿の惑星第一作目を見た時のインパクトは感じられないけど、シーザー達が何故あんなに賢くなったのかは良くわかった。
そして人間の傲慢さと愚かさも描かれており人類を滅ぼすのはやはり人間自身なの
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

これは怖い。不気味で気持ち悪い怖さ。
時にシュールで、時にリアル。
アリアスター独特の世界観。

ラストの世界観はアリアスターならでは。
この人の頭の中を見てみたいよ。
それにしても何故全裸?

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.2

日本ではこんな大規模な森林火災ってピンと来ないけど大陸ではやはり恐れられている災害の一つなんだろう。実際この映画を見ると森林火災の恐ろしさが判る。

命がけで自分たちの町を守ってくれる彼らの姿はまさに
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

思ってたよりずっと楽しかった。
まさかのミュージカルでティモシーシャラメが全編通して歌ってる。凄く上手いわけでは無いけど、とても良い感じ。そして相変わらず魅力的。

美術もテネットやグレイテストショー
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.4

良かった。
良かったよ。
だけど、皆が絶賛してる程では無いのだよ。
何がそんなに良いのか...

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.5

正に青くて痛くて脆い年代。
わかるなぁ、このくらいの時って、自分勝手な思い込みで突っ走ってしまったり。思いが強過ぎて行き過ぎた行動に出てしまったり。後で自己嫌悪に陥ったり...くだらない事でクヨクヨし
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神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.8

良いな。良いな。イタリア映画やっぱり好きだ。
こんな神父さん居たら楽しいね。
インテリアも街の様子も、ファッションもステキ。
妻役のラウラモランテも綺麗で魅力的。
サクッと観れて、楽しくて、ホッコリと
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Winny(2023年製作の映画)

4.2

あまり良く知らないで見た。いやー、予想していた内容とは違ったけど、とても面白かった。そして東出昌大って良い役者だなって改めて思った。凄い良かった。

日本はね、出る杭は打たれる社会なんよ。開発者達は冒
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.3

トムクルーズにブラッドピット。いやぁ、この2人見てるだけで良いわ。話は二の次だな。
と、個人的には嬉しい映画なのだけど、この2人仲良くラジー賞取ってましたね。
何でや⁈

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

美しい映画だった。まずはナスターシャキンスキーが美しい。個人的にテスの印象がすごく強いのだけど、これはこれで良かった。
カットも美しいし、ライクーダーの音楽も良い。ライクーダーって昔よく聞いてたけど、
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.4

この歳になるとバックパックに何を詰めようか、考えてしまうな。
たくさん詰めても身動きできないし、ライアンの様に空っぽでも希薄な人生だし。
加減が難しい。

テンポも良いし、おもしろくみれました。
ヴェ
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.6

理由はないんだけど、インド映画っていつも二の足を踏んでしまう。
で、鑑賞後いつも観て良かったぁ〜って思う。今回もそう。
スピーチのシーンは泣ける。とても良かった。

アメリカで英語喋れないとやっぱり生
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

とっても面白かったけど何だか疲れた。
スタジオA24製作だからエヴエヴとミッドサマーを足した様な映画だった。監督も撮影もミッドサマーのスタッフだし、精神的にもくる。
プロダクションデザインのフィオナク
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.4

「愛がなんだ」「街の上で」などの今泉力哉の脚本。なかなか面白い。彼の監督作品は当たり外れがあるのだけど、脚本は好き。
いつもの様にふんわりぼんやりの様な話。
でも面白かった。

教会での懺悔のシーン。
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対峙(2021年製作の映画)

4.3

凄い緊張感。まるでその場に自分がいるかの様な没入感。ドキュメンタリーなのかと錯覚しそうになる程の自然で巧みな演技と脚本。
特にアンダウドのやつれ加減が凄いリアル。

被害者の親も加害者の親もどちらも子
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.8

何かしらの障害を持ってると思われるワンダ。自己肯定感が低く、生きづらさを抱えていたんだろう。
犯罪だと知りながらもデニスに褒められた時の嬉しそうな、はにかんだ顔が印象的。

流されるままに生きていくワ
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

キッズオールライトでもそうだけど、同性カップルが普通に子供を持ち、子供たちもその状況を受け入れている。すごいな。でも日本ではまだまだだなぁ。

フランシスがとっても可愛い。まだ舌足らずなんだけど、いう
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.7

ありえへん設定。
早紀ちゃんも竜ちゃんも良い人過ぎる。
だけど面白い。
尼崎の人情味溢れる雰囲気も好きだし、
早紀ちゃんと優子ちゃんの掛け合いも楽しい。

その早紀ちゃん役の中条あやみも良いし、何と言
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つぐない(2007年製作の映画)

4.5

これは良かった。珠玉の一本。
光の使い方や映像が美しい。音楽も良いしやっぱりイギリス映画は良い。

そしてキャストも豪華だが、
変に目立つことなく自分の役をしっかり演じているところも良い。
話の構成も
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

面白かった。弁護士と検事の駆け引きも面白いけど、本当の犯人は?動機は?と色々楽しめた。
それにしても大司教も州検事も悪い奴らや。まぁ、この辺は予想の範囲内。話はもっと面白い方向に。

後半に行けば行く
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

ホームに入所するまでのタクシーの中でマドレーヌが人生を振り返る。可愛いらしい名前とは逆にかなり壮絶な人生。
この時代、フランスでもこんなに女性の地位が低かったのかと驚愕。DVでも離婚出来ない。自分の事
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

2.3

期待ハズレ。
テンポ悪いし、ジョークもキレがない。
つまらない舞台を見てるみたいだった。
豪華キャストなのに残念。

印象に残ったのは、最後の
ヘェールーシンキ♪ヘルシンキだけでした。
仕方ないので歌
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.9

良い映画だった。
アルパチーノが圧倒的な存在感と演技力。

演説のシーンはジーンと来た。

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.9

アンドリューの気持ちが何とも切ない。感情を持ってしなったが故の苦悩だったり、喜びだったりと、色々考えさせられる映画だった。
同じ2000年前後に作られたスピルバーグのAIも同じくロボットが感情を持つ作
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.3

日本でもこんな映画が作られて公開されるようになった事は喜ばしい。偏った思考で作られているが、まんざら嘘でも無いだろう。
また、この手の映画が日本アカデミー賞を取ったことも、今までと違う感触がある。
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望み(2020年製作の映画)

3.7

映画としては普通の出来栄えなのかもしれないが子を持つ親として、感情移入しまくって、いたたまれない気持ちで観ていた為、評価高めにしてしまった。

母親を演じる石田ゆり子。若い頃はお世辞にも演技が上手いと
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ムーンロック・フォー・マンデー(2020年製作の映画)

3.3

オーストラリアのロードムービーってアメリカの物より優しくておおらか。話自体は特に目新しいわけじゃ無いんだけどね。生きるのに本当に大切な物は何か考えさせられる。

マンデイ役の子が可愛かった。

マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.5

スパイ映画のサスペンス的な要素とラブロマンスの要素を上手く絡めてあって最後まで見入ってしまった。
ふたりが砂嵐の中で抱き合うシーン。
空爆の中での出産と幸せな家庭生活。
妻の殺害命令が出てからの夫の苦
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