ふぁいぽさんの映画レビュー・感想・評価

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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.0

アメリカのドタバタコメディかと思ってたら、ええ話やないか。泣いてしまった。

いつも思うけど、アメリカって色々問題のある社会ではあるけど、弱者に対してのこういう素晴らしいシステムもあるんだよなぁ。
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.4

この手のアメリカ映画らしく、
お約束の展開でお約束のラスト。
分っているんだけど面白かった。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

2.5

衝撃的な内容で最後まで引っ張って行く力のある作品でした。
と同時に胸糞が悪くなった。

そして子供達にあんな演技させていいのかって疑問も残るし、執拗に子供の悲惨な姿や顔をクローズアップした演出もどうか
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

ただのミステリー映画だと思ってみた。
ミステリーとしても見ごたえがあったが
ネイティブアメリカンの実情が描かれておりそちらが本題なんだな。

何処までも続く白い大地。
雪と静寂以外には何もない…そんな
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.3

話の内容も薄いし、作品としてはもう一つ。
レディーガガの歌が圧倒的な存在感でこの作品が成り立っている感じ。本当に力強くてすばらしい。
特に前半の部分が良かった。

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.6

美しかったがための悲劇だよね。偶然に残っていたのか、ヴィスコンティがビョルンを見つけた時の映像は、あんな少年に裸になれって、今なら虐待だよ。ビョルンが戸惑っているのがよくわかる。

そして、確かに美し
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アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.4

もうジャックニコルソンの1人舞台。
他の人はおまけ程度だけど、キャシーベイツは良かった。でもこれで最後まで見せてしまう、彼の演技力には驚かされる。

監督脚本も良いのだろうと思ったら、ネブラスカのアレ
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ある男(2022年製作の映画)

4.3

まずはキャストが素晴らしいよね。安藤サクラ、妻夫木聡、柄本明と皆、流石の演技。でも今回は窪田正孝が本当に良かった。

そしてスタッフ。撮影が良いね。「怪物」の近藤龍人。
監督が「愚行録」の石川慶。脚本
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半世界(2018年製作の映画)

4.1

地味だけど良い作品。
炭焼きで生計を立ててる夫婦と子供の姿や、その友人達の姿が自然に描かれていてとても良かった。親から子へ、またその子へと繋がって行くのに派手な演出は無いが、しっかりと描かれており、最
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.7

サルーを引き取った夫婦が「自分たちの子供は作らず恵まれない子を養子として育てていく」という考えに衝撃を受けた。日本ではなかなか里親制度の敷居が高く、一般にも実の子という意識が強く施設の中だけで育つ子供>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.3

神木隆之介君、こんな役もできるようになって、大人になったなって感心してみてた。斉藤由貴がいい感じでした。
映画自体もなかなか良い話でしたね。良くまとまってたと思います。まぁこんな能力は持ちたく無いけど
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今度は愛妻家(2009年製作の映画)

3.9

1年前の出来事から立ち直れず
ぐずぐず、うじうじしている夫を豊悦が好演。
若い頃はそれ程でもなかったけど、年を重ねていくうちに
良い俳優になったなって思う。

薬師丸ひろ子も、おばちゃん役が板について
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

いやぁ、面白かった。
ここまで徹底してバカバカしいと気持ちがいいね。
ガクトも京様もハマり過ぎ。
私が埼玉県人だったら、もっと笑えたと思う。残念。

僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.9

これが正に障害者との共存だね。
この時代、アメリカでも知的障害の子には厳しい目が向けられていたんだね。
その社会的な排除の中で、ラジオを必死で守ろうとするハロルドが素晴らしい。
小さな田舎町での事だか
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

次から次へと話が展開され、テンポも良く最後まで飽きさせない。とても面白かった。
予告を見て想像していた物とは違ったが、その方が返って良かった。

上層部の内紛や編集部間の方向性の違いからくる隔たりなど
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

主人公のジョン・メイ。
安アパートに一人で暮らし、一人で仕事をし、一人で食事をする。
孤独死の人達の葬儀を執り行う、そんな毎日。
しかし彼の仕事ぶりはとても丁寧で死者に対し愛があふれている。

彼は死
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

オッサン2人の旅物語なんて面白いのか?!って思うけど
これが、凄く面白い。ホント良かった。
人種差別がテーマになっていて、南部の黒人に対する態度は、そりゃあ酷いもんです。重く作ろうと思えば作れただろう
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.3

こんな事が許されるのか
このニュースは日本でも報道されていたのは覚えている。でも、さほど、大きく取り上げられていなかったように思う。
(私が知らないだけかもしれないが)

やはり日本は仏教徒徒が大半な
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運び屋(2018年製作の映画)

3.4

この齢にして監督主演とはなんというバイタリティー。
クリントイーストウッドここにありといった感じ。
ヨボヨボの役だが素なのか演技なのか?
実話らしいが、まさかこんな爺さんが麻薬運んでるなんて警察も思わ
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奇跡(2011年製作の映画)

4.1

余韻を暫く味わいたいと思う作品。とても優しい映画。

まえだまえだの兄弟が凄く印象的。
子供たちの自然な表情、会話を上手くとらえていて是枝監督ならでは。

子供たちから見る大人の社会もうまく描かれてい
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6


とてものんびりした性格のすずさんに合わせて温かみのある絵にやさしい色彩、素敵な音楽。
空爆や原爆シーンもあるのだが、誇張して描くことなく
大変な状況を淡々と描いており、それがむしろ戦争の悲惨さを浮き
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.3

ジェニファーローレンス露出しすぎ。

レイプシーンも不快だし
スパイ学校のセクシュアルな訓練?も不快。
あれは無いだろ。
女性側からはあまりいい気分で見られる映画ではないな。
後半からの展開は面白かっ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.3

映画好きなら誰でもあるだろう、スクリーンの中の人に恋する気持ち。
それを美しく切ないラブストーリーに仕上げてある。
坂口健太郎が純粋で一途な青年を好演していました。

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.4

ほぼほぼナンシーとサメ。
でも、ハラハラドキドキで面白かった。

お陰で暫く海には行けない。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4


アメリカの高校生の成長物語。
その高校生を演じるシアーシャ・ローナンが凄く良い

母親とのすれ違い、恋や友情、初体験、進学、等々
楽しんだり悩んだり傷ついたり。
でも少しづつ大人になっていく姿が軽快
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

「幸せなひとりぼっち」も良かったけど、アメリカ版のオットーもまた良い。

こういう映画はトムハンクスがピッタリ。面白かったです。
そして音楽が良い。エリンブロコビッチのトーマスニューマン。ピアノの曲や
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.2

前情報なしに観た。007みたいなスパイ映画かと思ったら、とんでもない。重厚でしっかりと作られている。構成も上手くて、特に派手なシーン無いのに、長時間見てても飽きさせない。いい作品だなと思ってるとエンド>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

何故か見るのに二の足を踏んでいたのだが、思い切って見て良かった。

登場人物の心の動きがとても丁寧に作り込まれており
特にエイリッシュと姉と母の気持ちの揺れ動く感じが上手く表現されている。
主演のシア
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.3

芸術家の考える事はよく分からんなぁ。個人的にはあまり心に刺さらなかった。

みとりし(2018年製作の映画)

3.0

みとりしと言う職業がある事を初めて知った。この職業自体は素晴らしいしやりがいもあると思うので、それは良いのだが、映画としてはどうなんだろう。

介護の人も出てこないし、なんだか身の回りの世話人というか
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シッコ(2007年製作の映画)

4.5

こんなに考えさせられ、退屈しないドキュメンタリーは他に観たことない。

今から十数年前の話だから今はどうなっているのかよく知らないけど
基本的に利益が第一であって、「自分が良ければ」という精神は変わっ
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.2

こんなドクターがいてくれれば
頑張って病気と戦える。

そしてデニーロが素晴らしい演技。
ダンスを踊るシーンは涙涙です。

ガタカ(1997年製作の映画)

2.5

うーん、そんなに面白いか?
何故に評価がこんなに高い?
内容の雑な部分が気になって話に入れなかった。

遺伝子がすべてを決めてしまう世界。ある種の問題定義はしていると思うが
話が強引すぎて、納得できな
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弁護人(2013年製作の映画)

4.1

ソンガンホの演技が素晴らしい。心が震える。
そして個人の思想まで支配しようとする国家の恐ろしさを改めて感じた。
光州事件の後もまだこのような体制が続いている事にも驚きを感じる。

現在の民主国家が国民
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バースデーカード(2016年製作の映画)

3.1

前日にイニャリトゥ監督のビューティフルを見た為か、なんて軽い映画や!と思ってしまった。

あの年代の子を残して死ななければならない母親の気持ちは良く解る。
残された父親も大変だったでしょう。
(映画を
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.5

まず映像が美しくて印象的。

初めのセクシャルなシーンはちょっと引いてしまうが、物語としては凄く良い。
一緒にいると傷つけあってしまう

でもどうしようもなく好きという気持ちが、見ていて切ない。
男同
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