藤見緑さんの映画レビュー・感想・評価

藤見緑

藤見緑

ガキ帝国(1981年製作の映画)

4.5

チャボの「明日の話」が始まった瞬間に今が崩れ始め、「帝国」が崩壊し、群像劇が終了する。前半怠い仁義なき戦いかと思ってたが、こんなものが最後に待っていたとは...

弛緩した(というか小物の小競り合い的
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ぼんち(1960年製作の映画)

3.7

市川崑がどうしても好きになれないが、若尾文子の悔しい顔が見れて満足する映画。ラストの風呂場は圧巻ね

好色一代男(1961年製作の映画)

5.0

増村のヒューマニズム全開、ラブソングは最上のプロテストソングなのだった、が、髪の毛の下りをちっとも湿っぽく描かないのも増村である。

塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

5.0

ファーストカットから大声をあげてしまった。脱獄ヘリコプターを見上げるその瞳よ、群像劇の大傑作。

フロント・ページ(1974年製作の映画)

3.3

60分でまとまっていたら傑作だったであろう。ヒズガールフライデーを見てしまうとやはり何か(スピードだろうね。。)物足りないわけだが、映画館オルガン付きシーンを見たかったので満足ではある。でもやっぱり「>>続きを読む

お嬢さん(1961年製作の映画)

4.2

なんとなく、クリスタルな三島由紀夫に仕上がっていて笑う(セリフさえカタログ的だ)。ラスト円満で卵が山盛りに映るので、もう笑っちゃったよね。佳作。

からっ風野郎(1960年製作の映画)

3.3

猿顔の三島由紀夫の下手演技といわれているのだが、ラストはテキサスの四人だっけ、のブロンソンの死に際のようで爽快。

人魚伝説(1984年製作の映画)

3.6

機動隊が風でズリズリと後退しぶっ飛ばされる

有りがたうさん(1936年製作の映画)

5.0

バスに道を譲ってもらうたびに「ありがとうさん」と言う運転手だから「ありがとうさん」と呼ばれている。前から来た人が後ろに抜けていくので、なんだか幽霊になった気分を味わうことができる。そもそもロケもロング>>続きを読む

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

4.9

谷の先で姉が「ヒュー」と呼んだ瞬間... もちろんフォードがすごいのだが、ともすればメッセージ性に回収されそうなところを実に細やかに面白くしている脚本もすごいのではないか。

テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

1.0

デレクジャーマンのつまらないところとノーランのつまらないところを掛け合わせてスパークさせたらこうなるのかもしれない。イーサンホークがカラオケをするので+0.1したかったがしません。

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

4.3

仁義なき戦いだったのか? ということを結局考えさせられるストーリーテリングになっているような。那須夫妻に乾杯

ベラ・ルゴシの 幽霊の館(1941年製作の映画)

3.0

ベラルゴシに頼っている感じがあるけれど、前半はそこでかなり楽しめた。絞殺するしか脳がないので反復でつまんなくなってくるが。。かなり無理のある脚本がびっくり玉手箱で、あとからよくよく考えてみるとイベント>>続きを読む

家宝(2002年製作の映画)

4.4

なんとなくあーこの人死ぬなって思ったら別の人の葬式で死んだことを知らされる編集。そういう意味ではヤンよりずっと好きだな

アブラハム渓谷(1993年製作の映画)

4.1

ボヴァリー夫人は私でもないの3時間、エマがタバコを吹きかけるその竜の如き美しさよ

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.4

ほとんどストレスすら感じるクロスカット、やべー男が女をクロスカット→幸福

暁の合唱(1941年製作の映画)

4.2

おにぎりを三つも食べる花嫁さん。なるほどよくできたロードムービーでもある。木暮万歳。

美少女プロレス 失神10秒前(1984年製作の映画)

4.9

アルドリッチだってリングの下まで撮れなかったのに。。傑作。

神田川淫乱戦争(1983年製作の映画)

4.6

私はポヴァリー夫人だ!
いかん! これはいかん!

中国女お受験バージョンなんだけど、全員「勉強の邪魔」(「勉強の邪魔よ!」)しかしてないので、ていうかそもそも勉強なんか誰もする気がなくてゴダールより
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危ない話(1989年製作の映画)

3.0

2話のみ鑑賞。めちゃくちゃこわいししっかりコメディなので大好きではあるが、ちょっとこの尺でこれだけはちょっと長くない?→ラストの(助けとなる到着が)「遅かったな」でマジで「遅かったな」となってしまった>>続きを読む

宇能鴻一郎の濡れて打つ(1984年製作の映画)

4.6

『エースを狙え!』のパロディ・ロマンポルノ、なので漫画漫画でキャラクターもセリフも割り切っててゲラゲラ笑ってしまった。
・エレベーター閉じ込めセックスで宇宙遊泳は本当によく撮れていて涙モノ。
・報道部
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

4.8

モディリアーニの描く瞳に忠実な顛末、そこまで完璧に視線誘導を当ててきているのにラスト(酒場から出たところ)で茫漠へと誘うので驚く(空間的にも。なるほど往来の人々がずっと映ってたのはラストのためか)。>>続きを読む

ガス燈(1944年製作の映画)

4.8

有名歌手の叔母を殺された女が夫に殺されかける...? ゴシックホラーなんだけど、実は「人間」に全く興味のなかった犯人を問い詰めるラストに→声楽の先生の「芸術より幸福」が虚しく響く。ほとんど音楽家である>>続きを読む

新宿パンチ(2018年製作の映画)

4.2

序盤、階段を抜け走り出すショットの繋ぎ、世界一じゃん

ラブアンドロイド 執事のアダムとぼっちな私(2016年製作の映画)

4.3

何もできず低脳だがセックスに特化した大陸製メイド型ダッチワイフロボットが大流行した日本で、対抗商品として男バージョンを日本企業が作るのだが、そんな執事ロボはといえば女心をわからなければ恋人ロボットとし>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

2.6

基本泥だよねこういうのって。善良な普通なカップル二人、何?

悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.9

前半つまらないが後半どんどん面白くなる、驚くべき夜の追いかけっこ、溺死した男が蘇ります。

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