藤見緑さんの映画レビュー・感想・評価

藤見緑

藤見緑

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絞殺魔(1968年製作の映画)

3.9

分割画面の起こりと聞いていたからハードルが上がっていたが、アーティスティックというよりは実直にアルティザン的で良い。ゲイへの言及が多いね

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.0

ロマンは乾いてないと成立しないのだが、最後のクレーンアップと首振りに泣かないものがいるだろうか。。傑作

怒りのキューバ(1964年製作の映画)

3.6

モーションカメラの長回しに何ができうるのか示してくれた、その中に構図の幸福がしかも溢れてるんだからすごい

私はモスクワを歩く(1963年製作の映画)

5.0

ヌーヴェルヴァーグって嫌いなんだけどジョージアのそれっぽいやつはとにかく最高で最高で。『はなればなれに』だけどこっちが好き

オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

3.7

虐殺は国民ではなく個人の問題なのだ、SS残党モノ。偉いのはユダヤ人に対して虐殺を行ったからという理由ではなく、「人類への」罪とすることで(主人公はユダヤ人ではなく、ドイツ人の問題として捉えている)、よ>>続きを読む

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

5.0

ラストの十字架にすべての《民衆》が救われる(そして民衆とは誰のことなのかは非常にハッキリとしている)。素晴らしい演出(演出という言葉は年に一回くらいしか使いたくないが......)。

甘い生活(1959年製作の映画)

3.7

なんと退屈な人生、退屈な映画、退屈な写真(ゴシップ)よ。そのような生活を一瞬離れるのは常に水辺(トレヴィと海)の喧騒が止む瞬間である、その静けさのために我慢して長いフェリーニの映画をみているのかもしれ>>続きを読む

ウホッホ探険隊(1986年製作の映画)

5.0

車を追い越し逆さに前から引きつけるカメラ、コレだけでも絶品なのだが、離婚の雰囲気が出てからこれでもか! と挿入される子どもっぽい(キッチュな)モチーフたちよ.......この感じで遊園地にいがないとこ>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

誰もタバコを吸えないし、女記者に吸わせてあげてほしい、あれじゃマジでマネキンだって。。

後半も良いのだが、前半の噴水から爆破までの時間は非常にスリリングだった。特に噴水が良かった。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

途中ちょっと寝たのだが(こんな時間に見たのが悪い)パン、気持ち良すぎ。快感だった。

火口のふたり(2019年製作の映画)

2.5

ガタガタうるせーんだよという感じのセリフ回し、終盤良いだけに残念ポスト震災映画で子どもやーめたというのは良いっすね、ホラーだと思うと前半のフィックスもアリですね。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

泣いたけど、そんな褒められたものだろうか。ベタがウェルメイドなだけやん

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.3

全部がハマグリ合わせみたいに折り畳める、傑作

増村のシリアス面は薄いものの、聾唖者が出てきたり墓場の前に家が建っていたり女性も経済的地盤の確保を強いられたりそれをクリアしていれば自己形成につとめたり
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.6

グッドフェローズでもうすでに「終わって」いたギャング映画をさらにどうするか、もうそれは外側を描き同窓会をやるしかないのだという......尺が長いのはギャング映画+おじいちゃんの刑務所同窓会だから。ラ>>続きを読む

レベル5(1996年製作の映画)

4.3

記憶を「VR」(ゲーム)で現在に架橋しようとするが失敗するというのが三段構造ある。メタフィクションとしての完成度が高い。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

1/13
黒沢清『クリーピー』(とトウキョウソナタ)だが、こっちの方が面白い(面白いという意味では)。これは韓国映画がうらやましくなる。面接に行く時の坂、照明のつなぎはなかなかのもの。天気の子でイライ
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テス(1979年製作の映画)

3.4

シャロンへ。と、ラストの日の出にはグッとくるものの、長く、たるく、メロドラマなので、あまり好みではない。ナターシャキンスキーは素晴らしいが。。

(1954年製作の映画)

5.0

年末ぽいかな、と思ってみた。時計が止まったら死ぬ男、犬のように何か物言いたげな顔をする凶暴粗野な男、アルティチョークみたいな頭の女... 映るもの全てを愛せる。傑作である。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

再見。インディアンいないけど(から)、『ダンスウィズウルブズ』(ひく人間ドラマ)的なスペクタルで、できる男の西部劇。当たり前だが基本的には怠い。

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.5


南北戦争→フロンティア→インディアンと仲良くなる→白人とたたかう。良くも悪くも長閑な90年代西部劇。

スー族との馴れ合いが嫌というほど丁寧にかかれており、乱暴な編集はないので三時間。途中で「まだお
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愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

4.5

フォリージェルベール(フーコー)からはじまり赤十字で終わる。ボレロ的拡張と収斂、大河だが、政治的側面ではないのだ、というのは途中の台詞でわかること。しかし政治は音楽なのだが

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.5

ツインタワー、自由の女神、エッフェル、、には顔を硬らせないわけにはいかないが、当時の3Dとしては秀逸だったんだろうな

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