Rionaさんの映画レビュー・感想・評価

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海街diary(2015年製作の映画)

4.3

鎌倉の古い日本家屋で姉妹何気ない会話をしながら毎日をやり過ごす姿が美しく尊く、自然と涙が出てくる。
懐かしさに似た感情で胸が締め付けられた。

葬式に始まり葬式に終わる。
終始死のイメージが付きまとう
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.8

ずっと気になっていたけどなかなか気分が乗らずに見ていなかった作品。
まずエンタメ映画では無いけど雰囲気が好き。さも当たり前のように狂ったことをしている集団をただ見せられて面白かった。
久しぶりにこんな
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

手話にこんなにも性格が現れるとは知らなかった。
表情や動きの大きさ、速さでその人がどんな気持ちなのかちゃんと伝わる。
手話を言語と呼ぶのが正しいのか分からないが、言語は概念そのものだからろう者特有の思
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母性(2022年製作の映画)

2.5

これは予告詐欺では…
まずエンタメ映画ではないしかなり重たい内容なので、見て元気が出るような作品ではない。

大地真央さんと戸田恵梨香さん演じる母娘の会話がずっと気持ち悪かった。
無性の愛を受けながら
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.6

自分は任天堂の関係者でもなんでもないのに、日本のゲームが海を超えて映画化しここまでヒットしていることが感慨深くてウルッと来てしまう。
子供時代、あの音楽を聴きながら何度も死んで何度もやり直していたプレ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

期待を裏切らない面白さ!
タイトルの出方もかっこいいし、テンポも早くて飽きない。
序盤はスピード感と情報量が半端ないが、時折シーンとした場面もあり緩急がハッキリしていて楽しかった。

前作同様、親子愛
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

ウェスアンダーソンの癖強めのオムニバス映画。確実に好みは分かれる。
本当に雑誌を読む時みたいに、色々な話題がぽんぽん移り変わっていく。
絵本のようで、いい意味で作り物っぽい画が最高に美しい。

ウェス
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ピノキオ(2022年製作の映画)

3.2

アニメ版ピノキオにポリコレ要素をもりもり盛り込んだ作品。
ポリコレ配慮をアピールしたかっただけなのでは、と思うほど、ストーリーをサラッとなぞらえてるだけ。

全体的に画が暗く、最初から説明的。
映画的
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スマイル(2022年製作の映画)

3.7

設定と演出が面白い。が、悪く言えばそれに尽きる。
微笑みをホラー要素として使うのが素晴らしい。

プロモーションの仕方が斬新だし、人の目に留まるコンテンツを作るのが本当にお上手だと思う。
見終わって見
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

ホラー要素は想像より遥かに少なく、子供達が困難に立ち向かって成長していく感じのストーリー。
視聴者を脅かしてくる演出はいくつかあるけど、それで興醒めすることもなくちょうど良い塩梅。

クライマックスが
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ファウンド(2012年製作の映画)

1.0

悪趣味で不快な映画だった。
映像もホームビデオのようなチープさで、演技も作り物っぽい。

一部モザイクがあって更に興醒めした。

イースター・パレード(1948年製作の映画)

3.0

ディズニーランドで春に開催されるイースターイベントで、この作品の曲が使用されている。
ディズニーのパレードで聞いた曲の雰囲気が春らしくて可愛くて、この作品に辿り着いた。
レトロな雰囲気と音楽とダンスで
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フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤45分で伏線を張りまくり、その後全てを回収していく。

序盤のシーンの裏側で何が起きていたかを追体験させるように写す後半は、カメラを止めるなを思い出した。

写真が減っていくのになぜ警官は何も言わ
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.4

怖いもの見たさで見た結果、そこまでキツくなかった。
ただ手数が多いし何より血の量がダントツ多い。
血の色や質感も本物に近くてリアルだった。

血柱が天井に届くほどの大出血や内臓が飛び出るのはダイナミッ
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.6

一作目より沢山笑いどころがあって楽しい。
一作目と違い、マクレガーが既にほとんどピーター寄りになっていて味方っぽいから見ていて安心する。
自然破壊も少なく安心して見られる。

ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

前作に続き今回も嫌な性の描写が生ぬるく漂う作品。
歪んだ恋愛映画だと思う。
レクターの選択ひとつひとつに、クラリスへの愛を感じた。

終わり方がおぞましくて最高に震えた。

もっと脳を食べるシーンが見
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