uyuさんの映画レビュー・感想・評価

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変な家(2024年製作の映画)

2.5

ミステリーとしてはストーリ性がホラーとしては怖い描写が物足りない

凄く怖いとレビューを見て、めちゃめちゃ期待してしまったのでホラー好きには時間つぶし程度でしかなさそう

佐藤二朗さんの癖つよ演技がキ
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.4

始まりのホームビデオ仕立てになった登場人物の関係性を表す映像が、胸をきゅっとさせた。

無駄な言葉での紹介は省かれて、誰が誰だかわからないのに映像だけで伝えてくる技はさすが。

物語の中で人はあっさり
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

過去作をつまみ食いした程度の知識での鑑賞。他の感想も見てオマージュが盛りだくさんだと知り、予習しなかったことに後悔。
けれど映画館で見たと言うことにやはり大きな意味がある。普通バージョンだったが音やら
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.1

高校時代の私も自分だけの謎のこだわりがあって、遠回りしてカッコつけてダサかった。いわゆる黒歴史。
二人を見ながら、世界が広がって自分を表現したくて必死に何かにすがっていただけだなってふと思いにふけった
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.1

今回のメインである赤井ファミリーがふんわりとした知識しかなかったため、アニメで予習後に鑑賞。

ここ最近の派手な舞台や設定というより、今回は落ち着いた大人なドラマという感じ。メインの赤井さんには合って
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.4

原作もアニメも追っていたので見とこうというくらいの気持ちで鑑賞。

結論、スクリーンで見てよかった。
予告からもわかるようにとにかく絵がいい。背景がきれいなのはもちろん、激しいアクションがあそこまでき
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

ディズニーは話の詳細を知った上で見てもやっぱりいい。

有名な歌はもちろん、主要キャラ以外のモブまで美術が凝っているから何気ないシーンでも世界観に入り込める。

御伽噺のような、でも生活感を感じるシー
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

2.8

伏線の散らばり、理解のしやすや、意外性全てにおいてサクッと見るのにちょうどいい。

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

美味しそうなご飯の映画が見たくて、事前情報なく視聴。

きらびやかな建物やあまり馴染みのないフレンチのあれこれに興味が湧いた。

内容に関しては後からあらすじをみて、そういうことが伝えたかったのねと思
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

推理は荒めなところもあり物足りなさも感じたが、セットや出演陣による重厚な雰囲気は前作に引き続きとても魅力的。

ホテルマン・警察官それぞれの正義のぶつかりの際の台詞や伏線の散らばり方といった東野圭吾さ
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.6

そんな食べ方あるんだ!という料理の数々が、他人にはわからないそれぞれの家族の個性や歴史が出ていて好き。

どれだけいがみ合っても、こじれても家族という事実は消えなくて。
あまりに関係が近いが故に話すこ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

映像の綺麗さや世界観の可愛いさが、登場人物達の行動の不気味さ・異常さを際立たせている。
共感はしないのになぜかリアルを感じてしまう不思議な感じ。

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.3

特別というよりありふれた日常なのに、ここまで引き込まれて共感して、クスッとできるバカリズムワールド。

愚痴の場面とかヒェッとなる人もいそうだけど、そこも絶妙なバカリのフォローが入ってて、激しく同意す
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.8

怪演成田凌映画。

気軽にふらっと見るくらいがちょうど良さそう。

DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.4

原作もアニメも見ているけど、見たくなるクオリティの実写。

この長さで綺麗にまとまっているし、安定の俳優さんたちでストレスなく見れる。

劇場版 黒執事 Book of the Atlantic(2016年製作の映画)

4.2

リジー覚醒でイメージ爆上がり。
他のキャラも見せ場が多い。

葬儀屋推しのため評価は贔屓気味だけど、あの癖のあるキャラをドンピシャに演じる諏訪部さんはさすがすぎる。
もちろん他のキャラも沼る。

黒執事 Book of Murder 上巻(2014年製作の映画)

4.2

何がよかったというより、思い通りでよかったに尽きる。

原作で知っていても、世界観を忠実なままで好きなキャラが素敵な声優さんたちに命を吹き込まれ動いているのは何度見てもいい。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

噂通り難しくてわからない!笑
序盤で早速置いていかれる中、伏線回収や真相がわかっては謎が生まれを繰り返して気づいたときには世界に引き込まれている。

ボリューム、アクションの派手さ、ストーリーの壮大さ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

観終わって一番の感想は、全員に幸せになってほしかった。

あちこちに散りばめられた何気ない描写にも重要な意味が隠されていることに気づき、深みが増していく。

後味は決して良くないから、何度も見るには重
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.2

いい意味で癖が強い。
音楽、言葉遣い、テンポどれをとっても新鮮。控えめに言ってはちゃめちゃで意味のわからなさがヒートアップしていくけれど、不思議とキャラに愛着が湧く。
そして最後で「あ、これ恋愛ものだ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

セットから登場人物、音楽全てが細部まで美しい。

内容は不朽の名作で安定。

眠りの森~新参者・加賀恭一郎~(2014年製作の映画)

3.6

新参者といえばの日本橋に来る前のお話なので、シリーズの楽しみの一つだった町並みや雰囲気と違ったお話。

少し物足りなさや新参者感とは離れるけれど、きらびやかなバレエは終始見応えがある。
内容は時折遡っ
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赤い指(2010年製作の映画)

3.8

自白は思ったよりもあっさりだったけど、何気なく散りばめられていた伏線にやられる感じがさすがこのシリーズ。

家族は一番で特別に近い存在だからこそ、理解してると感じるし当たり前になってしまうけれど。それ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

5.0

とにかくきつい。辛い。苦しい。

最初はよくわからない複雑な人間関係、複数の事件…
そこからの後半真実へ向かう道のりが明快で重厚で引き込まれる。
単にトリックが凄いとか、大どんでん返しがあるとかそんな
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

この絶妙な人間の気持ち悪さと怖さがさすが。

ぶっ飛んだ狂気なのに現実離れを感じさせない描写、展開が唸る。
実写も真似もできない唯一無二のアニメ映画。

名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵(2016年製作の映画)

3.5

他の話を見てから改めての視聴だと、前気づかなかった小ネタも気づけて違う面白さだった。
この時から仕込まれてたのかーとやられた感。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.4

どこを切り取っても絵になるシーンばかり。

ありきたりな言葉でパリに憧れていたけれどこの映画からすれば、どの時代や場所に行けても無い物ねだりになるのだろう。
けれど目の前の世界も視点を変えれば、ちぐは
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.2

今までと比べてどんでん返しが少しあっさり(?)
しかしモブに小ネタの豪華さ、テンポの良さは安定クオリティ。
第二弾の映画だからといって残念感はなし。
更にこれまでのただ仲間が増えていくだけじゃない、そ
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