お人好しな男の散々な恋。
ふつうにホットドッグ屋の娘の方が可愛いしいい子なのに!
全体を通して伝えたかったのは、どんな時でも必ず現在を中心に愚直に生きるということでしょうか。既視感あるので恐らく2回目。
ジュリーデルピーはやっぱり素敵だ。
白は平等の愛。
ラストの窓越しのやりとりのシーンは5回くらい観返しました。
カティオウティネン、悲劇のヒロインが似合う。でも単に哀しみに溺れるのではなく、芯がある感じの。
初の長編作品にドストエフスキーの名著を持ってくるカウリスマキの自信と、卒なく素敵な具合に撮ってしまうセンスはさすが。
ラヒカイネンの "人ではなく道理を殺したかった" にこの作品のすべてがあった。
そ>>続きを読む
ゴーアメリカでお腹いっぱいといったところ。ちょっと観てられなかった。
でも好きな人はかなり好きだと思う!
トリコロールの自由、平等、友愛についてフランス政府から依頼され製作したという3部作。青は自由について。主演はジュリエットビノシュ。
虚無になったり前向きになったり、自由であることは楽しかったり辛かった>>続きを読む
カウリスマキのナンセンス系、悪くはないのだけどあまり趣味ではない。
気が早いけれど、これは2020年一番のお気に入り作品になるかもしれない。
お洒落なタッチでダークめな笑いを取り入れた、ウェスアンダーソンみたいなのかな?と勝手な見当をつけていたのですが、見事にやられま>>続きを読む
エッセンシャル、カウリスマキ。
明日からも頑張ろうってなります。
この作品のカティ・オウティネンには若き日の祖母を見てしまう不思議。会ったことないけど。
不器用さが愛おしい。
最高という言葉しか出てこない。
ラストのバーに突っ込むシーン、取り残されたミシン男の切なさが一層際立って感じられてたまらない。
もしかしたらすべて彼の妄想なのかも、とか考えてみて>>続きを読む
人気あるのがよく分かりました。
名台詞、名シーンの宝庫。
パラシュートの上からのカットがとても良い。ジュリエットビノシュは言わずもがなだけど、何よりジュリーデルピーの狂った盲目ガール具合が最高にクール>>続きを読む
タイトルが "マリッジストーリー" なのが憎く、そして全てだった。
似たような関係性、距離感の恋愛をしたことがあり笑いながらも結構沁みてしまった。
大人になってから、前向きな"ふしあわせさ"みたいなの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
英国水道局をクビになったまじめ系クレイジー仏人、自殺に失敗。
殺し屋にじぶんの暗殺を依頼するも、暇つぶしに入ったパブで花の売り子に一目惚れ。
やっぱり生きたい!となり、撤回しに戻るもアジトが潰れていて>>続きを読む
文化人類学の授業で鑑賞。
イルカには水銀が多く含まれているのに、わざわざ口にはしたくないというのが正直なところ。自治体の公式見解も見たけれど、普通に高いと思った。
申し訳ないけれど、時代にそぐわない文>>続きを読む
子どもの視点を使った、完全なる大人の絵本でした。早くエルスールが観たい。
94年コロンバイン高校銃乱射事件がモデルの作品。ジャケ鑑だったのですが、想像していたドラマとは全く違いました。
素人の高校生を起用、台詞や演技もアドリブだったことに驚き。
たしかに『明日、君がいない』>>続きを読む
朝起きたら空手の型をするクールな女の子と、どうやら塀の中から出てきたであろう閉所恐怖症のおばさんが仲良くなりパリを舞台にすごろくをする話。
革ジャンは鎧、盗んだヘッドホンは甲。
街のオブジェを敵だと思>>続きを読む
「たいていの場合、物語はこんなふうに始まった..」ではじまり「しかし、次の日の朝..」で切り替わり「謎の館」でもらう「飴」をなめるとラリパッパしてしまうセリーヌとジュリー。
元祖ガールズムービーなのか>>続きを読む
求めていたカウリスマキでした。
素晴らしい。。
このじんわりと暖かくなる、多幸感に似た感情は彼の作品からしか受けとれないものだなと。素敵です。デロンギのオイルヒーターのような、気づけばじんわりと空間を>>続きを読む
暖まろうと思ったらまさかのナンセンス。でもなぜかホッとする作風はカウリスマキらしい。
ジョナサンのカラマリはおいしくてよく頼みます。
観たの完全版のこちらでした。訂正。
ソニはご機嫌ななめ。
戦争が生活に勝てるわけがない。