街角のアレンさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

お人好しな男の散々な恋。
ふつうにホットドッグ屋の娘の方が可愛いしいい子なのに!

過去のない男(2002年製作の映画)

3.9

全体を通して伝えたかったのは、どんな時でも必ず現在を中心に愚直に生きるということでしょうか。既視感あるので恐らく2回目。

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.8

ジュリーデルピーはやっぱり素敵だ。
白は平等の愛。
ラストの窓越しのやりとりのシーンは5回くらい観返しました。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

カティオウティネン、悲劇のヒロインが似合う。でも単に哀しみに溺れるのではなく、芯がある感じの。

罪と罰(1983年製作の映画)

3.7

初の長編作品にドストエフスキーの名著を持ってくるカウリスマキの自信と、卒なく素敵な具合に撮ってしまうセンスはさすが。
ラヒカイネンの "人ではなく道理を殺したかった" にこの作品のすべてがあった。
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.3

ゴーアメリカでお腹いっぱいといったところ。ちょっと観てられなかった。
でも好きな人はかなり好きだと思う!

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.7

トリコロールの自由、平等、友愛についてフランス政府から依頼され製作したという3部作。青は自由について。主演はジュリエットビノシュ。
虚無になったり前向きになったり、自由であることは楽しかったり辛かった
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.5

カウリスマキのナンセンス系、悪くはないのだけどあまり趣味ではない。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

気が早いけれど、これは2020年一番のお気に入り作品になるかもしれない。
お洒落なタッチでダークめな笑いを取り入れた、ウェスアンダーソンみたいなのかな?と勝手な見当をつけていたのですが、見事にやられま
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

エッセンシャル、カウリスマキ。
明日からも頑張ろうってなります。
この作品のカティ・オウティネンには若き日の祖母を見てしまう不思議。会ったことないけど。

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

4.0

不器用さが愛おしい。
最高という言葉しか出てこない。
ラストのバーに突っ込むシーン、取り残されたミシン男の切なさが一層際立って感じられてたまらない。
もしかしたらすべて彼の妄想なのかも、とか考えてみて
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.0

人気あるのがよく分かりました。
名台詞、名シーンの宝庫。
パラシュートの上からのカットがとても良い。ジュリエットビノシュは言わずもがなだけど、何よりジュリーデルピーの狂った盲目ガール具合が最高にクール
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

タイトルが "マリッジストーリー" なのが憎く、そして全てだった。
似たような関係性、距離感の恋愛をしたことがあり笑いながらも結構沁みてしまった。
大人になってから、前向きな"ふしあわせさ"みたいなの
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

英国水道局をクビになったまじめ系クレイジー仏人、自殺に失敗。
殺し屋にじぶんの暗殺を依頼するも、暇つぶしに入ったパブで花の売り子に一目惚れ。
やっぱり生きたい!となり、撤回しに戻るもアジトが潰れていて
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ザ・コーヴ(2009年製作の映画)

3.0

文化人類学の授業で鑑賞。
イルカには水銀が多く含まれているのに、わざわざ口にはしたくないというのが正直なところ。自治体の公式見解も見たけれど、普通に高いと思った。
申し訳ないけれど、時代にそぐわない文
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.8

子どもの視点を使った、完全なる大人の絵本でした。早くエルスールが観たい。

エレファント(2003年製作の映画)

3.5

94年コロンバイン高校銃乱射事件がモデルの作品。ジャケ鑑だったのですが、想像していたドラマとは全く違いました。
素人の高校生を起用、台詞や演技もアドリブだったことに驚き。
たしかに『明日、君がいない』
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北の橋(1981年製作の映画)

4.0

朝起きたら空手の型をするクールな女の子と、どうやら塀の中から出てきたであろう閉所恐怖症のおばさんが仲良くなりパリを舞台にすごろくをする話。
革ジャンは鎧、盗んだヘッドホンは甲。
街のオブジェを敵だと思
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.6

「たいていの場合、物語はこんなふうに始まった..」ではじまり「しかし、次の日の朝..」で切り替わり「謎の館」でもらう「飴」をなめるとラリパッパしてしまうセリーヌとジュリー。
元祖ガールズムービーなのか
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

求めていたカウリスマキでした。
素晴らしい。。
このじんわりと暖かくなる、多幸感に似た感情は彼の作品からしか受けとれないものだなと。素敵です。デロンギのオイルヒーターのような、気づけばじんわりと空間を
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

3.5

暖まろうと思ったらまさかのナンセンス。でもなぜかホッとする作風はカウリスマキらしい。
ジョナサンのカラマリはおいしくてよく頼みます。

アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

4.5

観たの完全版のこちらでした。訂正。
ソニはご機嫌ななめ。
戦争が生活に勝てるわけがない。