antさんの映画レビュー・感想・評価

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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

前作見てないけど、2021新年初映画の勢いで見た。ゾンビが絶対数多い地域社会の中で、抗い生きる人たちの物語。軍人がソロで潜入する形だが、其処で出会った少女達がなにしろ逞しくて美しい。

#2021映画
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.0

前編に続けて鑑賞。前戦の後さらにくすぶっていた主人公に若手で上り調子の選手から対戦指名され、一戦を交えるが、その対戦が意味する処に関わる周りの人々が切ない。森山未來、勝地涼も良かったし、北村匠海にボク>>続きを読む

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.0

「百円の恋」スタッフによる、ボクシング界隈の人生模様の物語。日本ランキング1位から、チャンピョン戦で負け以降は、噛ませ犬として細々と現役を続けてる主人公。芸人がチャレンジでプロになりTV企画として組ま>>続きを読む

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.5

平成ガメラは初見。名作の噂は聞いていた中、DolbyCinema 4KHDRでの上映を知り鑑賞。たしかに、樋口真嗣特技監督のミニチュア特撮が見事だったし、本編ドラマも浮ついてなく、しっかりしたストーリ>>続きを読む

プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムス(1987年製作の映画)

3.5

1987年プリンス絶頂期のツアーステージを妖艶に、キレッキレのダンスでステージパフォーマと共に魅せてくれる映像はめちゃカッコエエ。1986年の横浜スタジアムLIVEでもシーラ・Eのドラムがズシーンと響>>続きを読む

真・鮫島事件(2020年製作の映画)

3.0

帰宅後の手洗いうがい、リモート飲み、投稿動画に2ちゃんねるの「真実が隠蔽されていて、絶対に語ってはならない内容」という都市伝説が題材にしてあり、リアルな今風の貞子的ホラー映画で結構ビビれる。危機的状況>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.5

原作未読、初見。人物側のビジュアルは統一感があって良い感じだった。ただし、演技してます感が強くって残念。鬼は原作と合ってるのかな? 動きがちょっと変。「抗う」、「チェックメイト」の台詞は効いてたけどね>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

福田雄一監督らしい、筋以外は俳優の掛け合いで世界観を造って、物語を表現して差し出される形。三國志がテーマで登場人物一杯出て来て全然知らないけども、でも大丈夫。コメディーだから笑って楽しんだもん勝ちです>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

某所で話題の本作。大した遊びもなく過ごした男子高校生4人組の中で、変な奴佐々木を軸に大人になって再会した時に、の物語。「何にも無いって。」の心情の底を掘り起こし、青春てっこうだったなぁーて鷲掴みにされ>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

渋谷ハチ公前で大爆破が起きるシーンや”追う刑事”と「私、犯人知ってます。」の予告で感じるスリリングさで期待値上げて鑑賞。おっと、実はもっとヘビーでメッセージ強い仕上りになってた。色々なミスリードにも乗>>続きを読む

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

3.0

8月に別シリーズが完結した形だが、fate物語は種類が一杯有るらしく、劇場映画作品だけを見てると理解が追い着いて無いのが事実。絵的と重厚感を感じられ、つい見ちゃうんだよね。(öᴗ<๑) 今回は中世騎士>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.0

中国アニメの最新ヒット作。最初は目が大きな黒猫の冒険物語かと思ってたら、戦記のタイトル通りガラッとアクションな話に。凄いキレの有る動画シーンとちょっとバランス悪い画が混じったりで、題材と演出力には圧倒>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.0

存続が危ぶまれる、秋田のなまはげ行事にまつわる物語。なまはげ役が減少する中で、数少ない青年が問題を起こし、街から逃げ出す羽目になってしまったが、元に戻りたい葛藤を、家族の絆で解いていくさまを、ラストに>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.0

前作続きの3DCGアニメのドラえもん。今回の題材は、のび太としずかちゃんの結婚式のひと騒動とのび太幼少期のおばちゃんとの関わり。過去・未来に簡単に行き来出来て、接触干渉が許されるタイムリープ物は、夢が>>続きを読む

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.0

大人向け漫画として書かれた手塚治虫原作は未読。場末な街中の妖艶な物語。影多き不思議な女性を二階堂ふみ、溺れて下落する作家を稲垣吾郎が演じ、美男美女が惹かれ落ちてく様に酔える。日常と接した変わった世界観>>続きを読む

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.0

初見。ずらした題材で攻めて来る感じの二宮健監督らしい、街の横っちょの人々の活力をフォーカスした物語。千切り専任で”このままだとキャベツ太郎になっちゃう”はめちゃウケシーン。芸能活動休止中の二人が主要キ>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.0

TVアニメ「おジャ魔女どれみ」を見てファンだった、住いも年齢も異なる三人の迷い女子たちの現実逃避と活路を見出す物語。元アニメを見てないので、聖地巡りでのあそこだ!とはなれなかったけど、気持ちは分かるし>>続きを読む

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

3.0

グルメ記事ライター周囲の人間模様の物語。原作・監督 寺門ジモンって事で、くどい感じを見せられるのかと思い込んでいたら、肉を美味しく食べられるかの点は追求しつつも温かい人情話だった。「美味しくなったら、>>続きを読む

さくら(2020年製作の映画)

3.0

北村匠海のモノローグで語られる形式の、子供の時に一軒家に移り住み、飼い始めた犬”さくら”と共に過ごした家族の物語。動物と子供メインの感動話では無く、大人になって、なり切れなくてバラけてしまった話なので>>続きを読む

水上のフライト(2020年製作の映画)

3.0

事故で下半身不随になった棒高跳びエリート選手がパラカヌー競技に活路を見いだす、実話ベースの物語。主題歌SUPER BEAVER 新曲「ひとりで生きていたならば」が凄くマッチしてた。昨日TVに出演されて>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

安楽死請負人の実話事件話をベースに警視庁の男女ペアが熱くと冷静に犯人を追うバディ物語。このコンビ話が初見では無い様な感覚で観られる仕上がり感があった。シークレットキャストは、直ぐに分かったのと裏返しで>>続きを読む

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.0

直木賞原作未読。北海道の湿原そばの廃墟ラブホに忍び込む者からスタートし、かつてのそこで起きた様々な人間模様をスタッフ側目線を元に描いた作品。やって来る人々の抱えてる問題に対して、経営者の娘という立ち位>>続きを読む

初仕事(2020年製作の映画)

3.0

写真スタジオのアシスタントに任された初仕事は、死に関するものだった。死生観を問うちょっと社会派的要素の面も有るが、写真を撮る残す事の意味を、撮った写真を見せずに語る点が活動写真の面白さだと感じた。
2
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

2.5

一人暮らしのお婆さんの前に『おら、おらで、おめだ』と云う、自分と同じ格好をして風貌が違う男が三人現れる。予告編通りだと幽霊ファンタジーに思えたが、そうでも無く、終始ゆったりで自我をどう持つかの話だった>>続きを読む

ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.0

恋に恋する高校生が、道端での遭遇から始まる恋物語。岡崎京子原作で、未読だけどキャラ立ち具合がそれっぽくてキャスティング上手いなって思った。演者も演出も作家性イメージにピッタリきてた。キャピ派手イケメン>>続きを読む

461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.0

シングルファーザーでミュージシャンの父親が、高校生の息子の為にお弁当を作って高校に3年間通う約束した。という実話原作に基づく物語。『大丈夫。全部うまくいく』と楽観主義の父親に小さな反発をいだきつつも、>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.0

グリコ・森永事件をモチーフにしたサスペンス映画で、あの事件の子供の声が自分だと気づいた男と、事件の再調査で記事化しようとしている新聞記者のバディ物語。がっちり覚えている事件だけど、時が経ったからこその>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.0

永作博美の涙と主題歌でぐっと持っていかれ、エンドロールラストの一声が一番感情が高ぶった。ほんのちょっと怖いサスペンス要素のある、特別養子縁組の家族の物語。
中盤の静けさはちょっと置いていかれる。

空に住む(2020年製作の映画)

3.0

多部未華子の雰囲気にピタッとハマった、表には出さないクールで強がりな面と内面で葛藤が有る、芯の強い女性の人生の節目の物語。タワマンに住むって憧れだけど、ちょっとだけ空気が薄い感覚なのかな、と思う様な印>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.0

交通事故で視覚障害事故にあった女性と、自暴自棄になっているキックボクサーの運命的な出会いの恋愛物語。二人の視点が一致するまでを、吉高由里子の絶妙な表情でぐいっと見せてくれて感涙。台詞でなく佇まいで語る>>続きを読む

みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.0

初見。大阪から江戸に来た女性料理人が創る、食がもたらす生きる活気が描かれた物語。粋な江戸文化に上方の関西料理を溶け込ませる風味が映像にのっていて、其処が心地よかった。幼馴染との会えない状態の友情が、狐>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

黒沢清監督らしい陰影で心情を表す映像。今作のサスペンスは戦争が迫っている世情。パリっとした身なりの商社社長夫妻のスパイ容疑の物語。意志の固き強き女性の魅力とお見事な仕上がりで、映画小屋で楽しむ大人おし>>続きを読む

UFO真相検証ファイル Part1 戦慄!宇宙人拉致事件の真実(2018年製作の映画)

2.5

UFO信者でも否定派でも無いけど、ワクワクで見始めたものの、終始英文記事を早口で読み上げるレポート映像ばかりで、えっ凄い!の映像を期待した点に反撃をくらった。TV的な誘導演出はダメだと監督映像も挟まれ>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

1年半前、TV放送前の兄妹の絆編以来の #鬼滅の刃 鑑賞。その間に世の中で一大ブームとなり映画館に人を呼び戻す渦になっていた。勢いと質は1作目の方が強く感じたが、未だ成長過程の主人公を描き、綺麗事に収>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.0

新興宗教にどっぷりの親子の物語。中学生になって回りとの生活で感じる様々な事を芦田愛菜が繊細に演じていた。大人に近づいたねぇ、が一番感じるし、正に揺れ動く思春期の様がぴったりハマった配役。予告編イメージ>>続きを読む

実りゆく(2020年製作の映画)

3.0

爆笑問題の芸能事務所タイタン所属のマネージャーによる脚本監督作品、長野のりんご農園から東京通いで、芸人デビューを目指す青年の物語。タイタンの芸人が大量に出てるものの、ステージ以外は真面目な話で、農園後>>続きを読む

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