antさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.0

初見。バカリズム原作主演で、平凡なOL生活全般を心情をモノグラムで説明しつつ進む物語。日常を描いてるので大きな事件とか色恋とか挟まず、ひたすらOL界隈のあるあるなんだろうな?が描かれていて、劇場全体で>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.0

最近登場が多い、カセットテープをモチーフにした作品で、30分とは片面の再生時間。キーとなるこの物理的な特性が何処まで若者に伝わってるかな、って気になる。北村匠海が歌ってる姿がようやく映画で融合したんだ>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

3.0

「愛がなんだ」の今泉力哉監督作品。愛情って事の表現が繊細でいて、曲がって飛んで来るボールで、心にズドンと投げ込まれる表現が上手い!LGBTカップルと実子を巡る物語の構造だけど、家族って個集団の優しさの>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

全編ワンカット撮影がウリの戦闘最前線の伝令役を追った物語。1917.4.6の出来事なので、伝達手段的に身一つで直接伝える伝令役をひたすら追った映像。起伏のある屋外、屋内も、ずっと主人公とその目線の映像>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.0

9年前、マスコミを通じての情報しか知りえなかった、3.11福島第一原発の出来事。中で当事者は何をしていたのかがドラマ化された映画。全部を見せてるわけでは無く、組み立てに演出が有るのは感じるが、極限に居>>続きを読む

太陽の家(2019年製作の映画)

3.0

長渕剛主演の久々の映画って事で、ズシンと太いのを期待。棟梁と小さい男の子の交流が軸の物語。トータルでは物足りなさを感じた。疑問持ちつつだけど、優しさグイグイな表現がどうも気が入らず。瑛太との対峙は良か>>続きを読む

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.0

初見。頼まれて、人の過去の記憶を操作出来る人が居るって話で「ツナグ」をイメージしてたが、こちらは、消して貰うもの。過去が絡むので、何故そうしたいかを探求する事を重くならない形で描き、海風にあたって居る>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

舞台版未見の初見。楽曲メモリーの深さを物語として知った部分は収穫。全般はちょっと物足りないと思った。それは前作映画「レ・ミゼラブル」で、舞台版とは違う、奥行きと時間の刻みを映画だからこその表現の素晴ら>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

タイトルの”パラサイト”で持つイメージと違った展開が起き、おっとそういう怖さだったのね。を楽しめる映画だった。JOKERと通じる社会の閉塞感をずしんと味わえた。日本人が映像から感じるものは、ちょっと違>>続きを読む

尾崎豊を探して(2019年製作の映画)

2.5

34年前19のOZAKIから見続けて来たので、当時のプロデューサー須藤晃が参加の未公開映像を使った、に期待値上げて観た。LIVE映像が主では無く、インタビューシーン多用だった事に意外性高く、だいぶすか>>続きを読む

劇場版 ハイスクール・フリート(2019年製作の映画)

3.0

予告編情報のみの初見。ミリタリーJK艦船物のビジュアル。劇場版今作は学園祭の出来事って形。キャラ設定、世界感の導入説明無しだったので、此処はどういう人達の世界かは不明で進む。艦船にセーラー服は発祥だし>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

2.5

過去作は予告編のみ知ってるレベルの初見。ビデオゲームをしないので、ゲームの世界をリアル体感出来ることの高揚感を感じない点がちょっと難あり。色んな部分で気持ちもフックされる部分がなかったな。

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

実写映画版はずっと見てきた。安定の藤原竜也のカイジ。世間的に下層で暮らそうとも、頭がキレる役は違和感無し。予告編のふりにはちょっと騙されたけど、原作者によるオリジナル脚本ってことで、ラストの返しが上手>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.0

実話ベースの自動車メーカーの威信を掛けた、レースカー開発の物語。走る事が出来なくなった者と、それだけは天才二人のバディー話で、強きハートが技術を引っ張って成功するって意味では、エンジニア的には和む映画>>続きを読む

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.0

初見で未知識で見たので、キャラクターの多さに圧倒された。学生たちの、ほのぼの社会貢献実習の体から一大決戦に様変わり。全力で能力、個性を発揮する多様性ってテーマに関しては納得。

FOR REAL-戻らない瞬間、残されるもの。-(2019年製作の映画)

3.0

プロ野球チームDeNaベイスターズの1シーズンを追ったドキュメンタリー。ほぼ毎年ずっと見てるけど、今回は積上げの深みが増して重厚さが有るリアルが描かれてた。それは筒香がメジャーリーグに移籍する最後のシ>>続きを読む

ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

3.0

金額はデカいが頃合い良く、大人に反抗する青春冒険物語。良い脚本と美術感高いアニメだった。1988年の実写版は未見だけど、宮沢りえデビューのイメージは強く残っていて、主題歌TM NETWORK『SEVE>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

3.0

活動写真弁士の物語で、映画が娯楽として華やいでいた事と共に描いてあった。無声映像に語りの演舞を付ける活弁士の力が大きかった事を、だよな~と理解をする物の、この映画の進みに乗っかって来ない感触だった。サ>>続きを読む

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.0

このルパンの3Dアニメが公開されると知って、止めとけば良いのにと正直思った。単に造りたい側のエゴじゃないかと。いざ観てみると、多様性の一環でこの手法で造るってのも有りなんだろうなと思った。日本でこの題>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

予告編のウリは、男女二人のホームズと助手ワトソンの別荘地での完全犯罪の推理合戦ゲーム。いざ観ると意外、全然違う要素で流れも違って来た。コメディー要素濃いめで推理物って体を期待すると、おっととなる形。と>>続きを読む

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

3.0

「この世界の片隅に」(2016)作品に40分程足した長尺版(さらにいくつもの)を製作完成するまでの、3年間の監督界隈を追ったドキュメンタリー。前作公開後の監督とのんさんのトークは何度か観ているので、こ>>続きを読む

M/村西とおる狂熱の日々 完全版(2019年製作の映画)

3.0

「ナイスですね~。」もちろん知ってる。前科7犯、借金50億円、米国で懲役370年の求刑の肩書持つ男 村西とおる監督が北海道で長編を撮っている撮影隊に密着したドキュメンタリー。監督の生い立ち境遇から語ら>>続きを読む

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第3章(2019年製作の映画)

3.5

原作、石黒版アニメファンとして、1つ目の超大きな山場の章。これは前振りを含めて泣ける。人間ドラマとして幾重もの重なりが深く感動する一遍で有る。狼狽演技の様におぉっと思った次第。3rdシーズンは2020>>続きを読む

フラグタイム(2019年製作の映画)

3.0

百合設定に寄っては居るけど、大人しめと人気者の二人が秘密の刹那な時間共有で、本心が開花する青春物語。学生達のリアルな学校生活の水面下に、ちっちゃな魔法を掛けたら浮び上がる物って構図は、心地良いフィクシ>>続きを読む

MANRIKI(2019年製作の映画)

2.5

芸人永野原作で、小顔願望から究極の顔痩せ治療を受けてしまう女性とその周辺世界を描いた物語。その道具が万力って絵的に凄かった。フェチ度高い内容だったな。+ティーチインは盛り上がった。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.0

原題Frozen2 ストーリの造りは良く出来てた。IMAX吹替と字幕版を観たが、今回は断然字幕版の完勝。前作の日本語歌詞が楽曲の良さと松たか子歌唱にハマってたが、今回は親和性薄い。キャラの口開け形が英>>続きを読む

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.0

最近多くなって来た、戦を見せ場にしない時代劇映画。泰平の江戸時代の世は、政治と金を司る'役方'が頑張ってたんだと納得。軍事を司る'番方'との折り合い、そして両方の成果で忠臣蔵が有ったのだと、気付かさせ>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.0

大人が感動するって聞き鑑賞。ほっこりに癒された。グッズを売ってるのは知ってる程度の薄知識。冒頭のキャラ説明で、色んな生い立ちで隅っこが好きな者達が居たんだね。凄く納得。アニメーションの造りが、パステル>>続きを読む

HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

3.0

太宰治の“人間失格“表題が入っている作品連発。こちらは未来日本のSFアニメ。絵面がちょっと牙狼風だったり、AKIRA的な面あれど、冲方丁脚本の科学進化した状況でのヒューマンドラマで、ブレない情念って処>>続きを読む

草間彌生∞INFINITY(2018年製作の映画)

3.0

米国製作の草間彌生さんの半生を綴ったドキュメンタリー映画。御本人の故郷、松本市美術館の常設展、特別展も観に行った事が有り、少しは知ってるけど、60年代の先駆者的なNY活動と挫折の期間話はズンと来た。そ>>続きを読む

地獄少女(2019年製作の映画)

3.0

初見。2005年アニメスタートのメディアミックス作で、初映画化においての、玉城ティナに和服での閻魔役は、闇側の美となり映えが魅力が凄い。対する現代っ子側は、クール役と明るき美少女役の森七菜の対比が陰影>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

最後では無く「最初の晩餐」このタイトルに多くの意味を持つ処がミソ。家族における食の重みを深く思い知らされた感。キャスティングが何しろ絶妙!イメージとピタっとハマってる。斉藤由貴にあの台詞を言わせたり、>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.0

予告編のイメージはもっとドロドロした家族劇かと思っていたが、15年の月日は子供達を大人にしていた。しかし満たされて無かった面が有った。主役級四人俳優の激しいぶつかり合いが見所。白石和彌監督最高傑作のフ>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.0

初見。精神科病棟に暮らす人々の日常と大きな波の物語。タイトル印象とは少し違って、外出出来る人も居る中で、境遇の異なる三人で生まれる静かなる絆と強き心に涙する。エンディングのぎゅっとまとめ方も凄く好き。>>続きを読む

その瞬間、僕は泣きたくなった CINEMA FIGHTERS project(2019年製作の映画)

3.0

EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表の別所哲也、作詞家小竹正人の3人の仕掛け『CINEMA FIGHTERS project』第3弾 歌詞に連動したショートフィルム5本連映。せつなさでう>>続きを読む

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第2章(2019年製作の映画)

3.0

安定のProduction I.G.クオリティ。原作ガッツリ知ってる者には、両陣営の英雄二人のそれぞれの足元が固まり、そしてその行く末を感じる本章は、名台詞とその演出の痺れますね。