舞台は2022年のニューヨーク。人口は4000万人を超え路上にもたくさんの人が眠っている。足の踏み場もないくらいに。
深刻な食糧危機を迎えていて資源も枯渇している。牛肉は貴重なようだし酒、果物、いろん>>続きを読む
一種のロードムービー。高齢の映画監督マノエルは幼少期すごした思い出の地への旅を通して少年時代、学生時代のなつかしい記憶をたどっていく。俳優アフォンソは叔母に会いに行く。亡き父の故郷に行って自分のルーツ>>続きを読む
黒魔術やカルト宗教、悪魔崇拝の遺跡など怪しい雰囲気をちりばめつつ、描かれるのは性、誘惑、嫉妬。不気味な音楽が流れつつもユーモアがある。
初めてのオリヴェイラ監督作品だった。こういう物語の仕方というか演>>続きを読む
裸のキッス、とは娼婦仲間の中で変質者のキスをさす隠語らしい。
「あいつの口の中は同じ味がした。もっと早く気付くべきだった」というセリフがあります。
冒頭セクシーなドレスを着たつるっぱげな美女。ここか>>続きを読む
パンフレットに壮絶な三角関係、って書いてあったけど、確かにすごい.....。高峰秀子、森雅之コンビといえば浮雲が思い浮かぶけどこれもすごい。
これぞ修羅場、というシーンがあって観てる僕は高峰秀子さんの>>続きを読む
登場人物が多く、すぐにその関係を把握できなかったけど素晴らしい作品。
そんな人間模様ももちろんおもしろかったですが青々とした濃い緑が印象的な田舎の風景。ここはどこだろうと見てたら本厚木駅が出てくる。小>>続きを読む
みるからにまだ貧しい日本の一般人の生活風景が垣間見える。
成瀬監督の作品には昔の東京がいつもチラッと映っていてその点も楽しみなんだけど今作は世田谷区の大森界隈のようだ。石神井公園や向ヶ丘遊園も登場する>>続きを読む
高倉健さんといったら「ぽっぽや」とか「黄色いハンカチ」じゃなくて
昭和残侠伝でしょ!日本侠客伝でしょ!、という方は俺以外にもいるはず。
任侠系にはまって立て続けにみたせいか、作品の違いがはっきりと思>>続きを読む
ビクトル・エリセ監督作品。
映画館で2度ほど観た。タイトルに魅かれて当時観に行きました。
雰囲気とタッチがとても良くて素敵な作品です。
作品内で何度か登場する加藤泰監督ならではのローアングル、ロングショット、クローズアップが印象的な素晴らしい娯楽映画。
藤純子さんはもちろん、親分も高倉健さんもみんなかっこいい。そして昨今あまりみないT>>続きを読む
1957年のインド製ミュージカル映画。
いや、なんと形容したらいいのか、すごい映画でした。最近よくきくミュージカル映画の多幸感、とやらは吹き飛ばすような作品。優れた、とかわくわくした、とか感動した、と>>続きを読む
ペ・ドゥナさんが気になってみてみた映画。くさくてベタな青春映画かな、と思ってたけどそうでもなくおもしろく観れた。
思うことはたくさんあるけど...10回くらい映画館で見ちゃいました。素晴らしい作品でした。
仕立て屋イールはアパートに住んでいる。その自分の部屋の窓から向かいの建物に住んでいる綺麗なアリスという女の部屋が見える。
イールはアリスの部屋を眺めることを日課にしている。眺めているうちに彼女が気にな>>続きを読む
1966年、1911年、2005年の3つの話からなる作品。それぞれ男女が出てきますがセリフは少なく、劇的な展開もない静かな時間が流れてる。
家出のふりをしてベットの下に隠れていると、上の階からゴトッ、ゴトッ、とステッキをつく音がする。お父さんは家にいたんだ。でもお父さんは明かりもつけず暗い部屋の中で心ここにあらずの状態。お父さんの心はここ>>続きを読む