Scarboroughさんの映画レビュー・感想・評価

Scarborough

Scarborough

のんびり記録をつけています。ところどころ鑑賞当時の日記になっているものも。邦画も好きだけど洋画がやっぱり好きです。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.3

イギリス再訪前に絶対に観直そうと思っていた映画。

冴えない旅行専門書店の店主 ウィリアムと大女優アナ・スコットがひょんなことから出会って…という古典的ラブストーリー。展開が何となく読めてしまうんだけ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.3

小さい頃、自分がお父さんから引き離されたらと想像して、あまりにも悲しくておいおい泣きながら観た作品。

子供にとって、親の存在は特別なもの。お父さんの仕事がかっこいいから好きなんじゃなくて、お父さんが
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

映画を観ていると、ふと、タイトルの意味が心の中にストンと落ちてくる瞬間があって、おおなるほど、という感じ。
ときどきイラっとしてしまうけれど、でも、ありがちなこと。

とにかく透明感のある映像が美しい
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.5

自分のことがちっぽけに思えたり、他の子を羨んでしまう自分に気付いたりした時、きまって観直す映画。

周りに媚びず、堂々と自分を表現するオリーヴに励まされるし、何より、一番近くで当たり前のことのように自
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.7

試写会にて。

コメディアンを目指しているのにあんまり受けない故郷ネタ。原因不明の病気で生死の境を彷徨う好きな人。家族からは勘当されたも同然の状態。
普通に考えると、悲劇的だけれど、それを独特のユーモ
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.6

トリコロール3部作のうち、赤「博愛」を基調とした3作目。

盗聴を趣味とする孤独な退官判事の元にやってきたのは、彼の犬を引いてしまったというモデルのヴァランティーヌ。嫋やかで純粋なヴァランティーヌとの
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.2

たとえどれほど無謀でも、どんなに意味がないように思えることでも、手の打ちようがないように感じられることでも、少しでも違う未来が見えてくる可能性があるなら、そこに賭けて行動を起こしてみること。その大切さ>>続きを読む

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

4.0

試写会にて。
ウィスキー大好きなトディ島の住民が第二次大戦の影響で配給を断たれ苦しんでいたところに、5万ケースのウィスキーを積んだ貨物船が座礁…これは神様の導きに違いない。何が何でもウィスキーを飲みた
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.5

死に追われるのか、それとも、死に向かって歩んでゆくのか、捉え方次第で、自分の人生に与えられた時間の過ごし方は、きっと随分と変わるのだと思う。

悲しいお話のはずなのに、気がつくと、ルディとマーティンの
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.0

映画のもととなっている原作小説 Richard Yates "Revolutionary Road"を読んだことがありストーリーを知っていたので、なんとなく観るのを躊躇っていた作品。
しかも、サム・メ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

最近、あの時…を考えてしまうことがあって、ふと、はるか昔に観た映画を再鑑賞。

実際の現実に戻ってきてからの、ラストが特にお気に入り。こういうストーリーなのに、ご都合主義過ぎないところ。
何もかもが願
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キャロル(2015年製作の映画)

3.5

叶えたい夢はあるものの、それまで何となく周囲に合わせながら生きてきたデパートの店員テレーズは、クリスマス前、娘へのプレゼントを買いにやってきたキャロルと出会い、彼女の中で不思議な気持ちが芽生えてゆくの>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

昔観た時には、パットがあそこまで奥さんに執着する理由が分からなかったけれど、再び観直してみて、人を愛することの難しさをつくづく突きつけられる。

パットの妻ニッキに対する愛情は異常、そんな風に描かれて
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海辺の家(2001年製作の映画)

4.2

建築士として長年勤めてきた会社から解雇された直後に倒れ、余命宣告を受けたジョージ。残された時間、4ヶ月で、彼は、海辺に家を建てる決意をする。
そこには、元妻ロビンと不良少年となっていた息子サム、そして
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

4.0

トリコロール3部作の2作目。自由・平等・博愛のうち「平等」をテーマに掲げた作品。

ポーランド人美容師のカルロとその妻フランス人美容師のドミニク。
映画は2人の離婚調停シーンから始まる。原因は、ドミニ
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.6

事故で最愛の夫と娘を失ったジュリー。有名な作曲家であった夫はEU統合のための協奏曲の作曲中であったが、事故をきっかけに、決して日の目をみる予定ではなかった真実が次々と明るみに出てくる。

トリコロール
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

なぜかSFを観ていると、途中で睡魔に襲われて一番大事なところを見逃し続けるのが常なのに、これだけは全然そんなことなかった映画。

近い将来住めなくなる地球の代わりに、居住可能な星を探しに宇宙へ…という
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

高校生の時に観て、パリへの憧れで胸がいっぱいになった映画。

神経質な元教員の母親と冷淡な元軍医の父親という一風変わった両親の下育ったアメリは、学校にも通わせてもらえなかった。他者との交流を持てなかっ
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.7

アルツハイマーのジョンと末期ガンのエラが夫婦水入らず最後の旅に出るお話。
と書くと、随分聞こえはいいけれど、長年連れ添ってきたからこそ夫婦関係の綻びがやはり存在するもので、過激なやりとりもしばしば。く
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Sunset Song(原題)(2015年製作の映画)

2.2

原作は、Lewiss Grassic Gibbon による20世紀スコットランド文学のマスターピースの1つとされる、同名の小説。

第一次世界大戦が世界を飲み込み、混迷を極めた時代のスコットランドを舞
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.9

残された者は、どうやってその人の不在と向き合っていくのか。
悲しめばいいのか、悔やめばいいのか、どうしたらいいのか、分からなくなってしまった時、背中を押すのではなくて、そっと包み込んでくれる映画だった
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.9

ベイビーが基本音楽を聴いているので、観客もそれを一緒に聴いていくことになるのだけれど、洋楽好きには堪らない映画だった。サントラも欲しくなってしまった…

ストーリー自体に深みがあるかと言われると、どう
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セブンス・サン 魔使いの弟子(2015年製作の映画)

2.6

ずっと原作を読んでいたので、映画化が決定してワクワクしていたけれど、映像化されてしまったことによる「どこかで観たことある魔法のお話感」が残念だった。
やっぱりジョセフ・ディレイニー独特の語り口が好き。
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コーラス(2004年製作の映画)

4.8

フランス語の授業で先生に観せてもらった映画。映画とは全く関係がないけれど、暗い教室の中、面白いシーンでは毎回、先生1人くすくす後ろで笑っていたのが可愛かった。

「教師が不良たちを更生へ導く」系の映画
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美しき運命の傷痕(2005年製作の映画)

3.5

難解だけれど、(映像が)美しい映画だと思った。
不遇な恋愛関係の家族内再生産のお話はどこか心理学の本でも読んだ記憶があるけれど、こうして映像化されると、本当に悲劇的。

それが、鳥の巣や植物といったモ
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.0

コリン・ファースには哀愁漂う中年男性役がぴったりとはまる。彼の話す英語がやっぱり好き。

目は口ほどに物を言う、というけれど、正にそれを実感する作品だった。
至る所に登場するガラスや鏡、それに写り込む
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