Scarboroughさんの映画レビュー・感想・評価

Scarborough

Scarborough

のんびり記録をつけています。ところどころ鑑賞当時の日記になっているものも。邦画も好きだけど洋画がやっぱり好きです。

映画(166)
ドラマ(0)

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.7

ケン・ローチ監督ならではの「労働者階級へのまなざし」がよく感じられる映画だと思う。
イギリス社会の矛盾、弱者の虚しさ、権威に対する怒り、様々な問題とそれに対する人々の感情を露わに描き出した作品。

>>続きを読む

一枚のめぐり逢い(2012年製作の映画)

3.3

戦場で拾った一枚の女性の写真に命を救われたローガンは、戦地から戻ると、写真の女性を探し出すために愛犬のゼウスとある街を訪れる。

ザックエフロンがひたすらかっこいい。
あんな綺麗な青い目、見惚れずにい
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

やっぱりコリンファースがカッコイイ。というかコリンファースの英語が好き。何時間でも聴いていたい。

色々あっけないところとか、え、その程度なの?というところがあったにしろ、お話は面白かった。
全体的に
>>続きを読む

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.8

シャーリー・マクレーンの演技、やっぱり大好き。ちょっとエグ味のあるおばさま役を、こんなにも愛嬌たっぷりに、お茶目に演じられるなんてさすが。

レコード音楽も最高。キンクスで盛り上がるところ、つい頷きた
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.9

アメコミが下地だし、そもそもバットマンあまり好きではなかったしで、観ないでいたのを心から後悔する…

やっぱりノーラン監督すごいなぁ。これは他の2作もおいおいちゃんと観ていきたい…

奇跡の絆(2017年製作の映画)

3.5

黒人の歴史に関して背景知識があると、色々思うところがある映画だと思うけれど、そうでないと、ただの良い話で終わってしまいそう。

ロンと父親との関係修復の様子がもう少しちゃんと描かれていたら良いのになと
>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

ひたすらにライアン・ゴズリングがカッコいい。ちょっと影があるところも素敵。

巡り巡ってうまくそれぞれのお話が繋がる最後の修羅場はみもの。なんだかんだ、みんなハッピーになれる映画なので、ちょっと心落ち
>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

3.8

端的に言うと、聖書のパロディ。
なんだけれど、とってもブラックでシュールなお話。(痛快ハッピーコメディ的な宣伝文句を見たけれど、ちょっとちがう気がする、、)
好き嫌いが分かれそうだけれど、アメリ系フラ
>>続きを読む

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.2

頭が疲れた時に、甘いものが欲しくなるのと同じような感覚で、甘々な映画が観たくなったけれど、ドキドキハラハラするのはちょっと…という日の流し観にぴったりなラブストーリー。先が読めちゃうんだれど、それが逆>>続きを読む

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.5

昔、世界史の授業で話題になって、観てみたのが最初。七年戦争の様子や18世紀の貴族たちの生活ぶりが鮮明な映像で再現されていて、時代考証が念入りに行われていたことが伺える。アイルランドとイギリスの力関係な>>続きを読む

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.4

陸軍特殊部隊に所属するジョンが2週間の休暇中に出会ったサヴァナと恋に落ちる物語。一年後、きっと戻ってきて除隊すると約束したのに…世の中思い通りにはならないもの。

最初のシーンの言葉を聞いていると、よ
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

パターソンはニュージャージー州、パターソンに妻とブルドッグのマーヴィンと暮らしているバスの運転手。
朝、ベッドで目覚めて、仕事へ出かけて、帰宅して、マーヴィンの散歩途中にバーへ寄って…
そんな日々の繰
>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

これは、ただのアクション映画と見るか、文学ベースの謎解きサスペンス映画と見るか、観る側の知識によって、面白味がだいぶ変わってしまう作品。良い意味で期待を裏切られた…すごい。

元警官のマイケルが帰宅途
>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

何も考えずに笑いたい時にはうってつけの作品。前作も観てみたいかも。

個人的に好きだったのは、逆に、ゲームを終えて、現実世界に戻ってきてからのお話。
あー、もう。青春っていいなぁと、この映画で甘酸っぱ
>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.1

憧れのまとだった美人姉妹が自ら命を絶ってしまう、プロットだけ読むと、スリラー映画なのかと思うけれど、全然違う。

透けるように清らかに描かれるティーンエイジャーの少女たち。純粋で汚れのない存在としてど
>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.2

マーベル作品は記憶が曖昧なものも多いので、時々、アベンジャーズとごっちゃになってしまうのが悩み。

お話は面白かったけれど、悪役が本当に「ただの」敵でしかなかったせいか、いまいち深みに欠ける気もする。
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

トロント訪問中に好きな映画のロケ地になったレストランを訪れたところ、この映画のロケ地でもあったと分かったことがきっかけで鑑賞。

政府の研究機関に運び込まれた謎の生き物と、そこで清掃員として働く女性(
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

時間軸の繋ぎ方がやっぱりノーラン監督だった。

まるで自分が追われているかのような焦燥感と切迫感に終始圧倒されてしまう。
音楽と映像の重なり方も本当に秀逸。すごい。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.7

久しぶりにLeedsのvueで鑑賞。

どの音楽も本当に良かった…ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンの歌う the other sideが最高。

ただ、ミュージカル映画だから仕方ないのかもしれな
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

アガサ・クリスティにトラウマがあるせいかもしれないけれど、映画になってもアガサ・クリスティはアガサ・クリスティでした。笑

ポワロが謎を一つ一つ解き明かしていく過程も、どこか盛り上がりに欠けてしまって
>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

ティーンエイジャーたちがセレブの邸宅に忍び込み盗みを働いていた…という実際の事件を映画化したということで、あまりお話に面白みがあるかと言われると、うーんとなるのだけれど、やっぱり、映像の美しさ・透明感>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.6

フラットメイトに勧められて一緒に観てみたけれど、最初のアクションで思わずクスクス笑ってしまったのも嘘のように後半はお話に引き込まれてしまった。

ゲーム大好きな主人公が、ある女性に頼まれてお財布をホテ
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

亡くなった姉の娘メアリー(7歳)を育てる独り身のフランク。
おませなメアリーに手を焼きながらも、愛猫を含めた2人と1匹の穏やかな生活を愛おしく感じていた。ところが、メアリーの天才的頭脳が明らかになり、
>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー鑑賞後に再鑑賞。

頸髄損傷で体が不自由な大富豪フィリップが介護者を募集していたが、やってくるのは、上っ面を取り繕った言葉を並べる求職者ばかり。そんな中、うんざりするフィリップの目に留
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

フラットメイトがどうしても観たいというから、よしよしと思って観てみたけれど、ディズニーだと油断していたら、思わずホロリとしてしまったほどいいお話。

家族の期待と自分の夢との間に挟まれ、葛藤を抱えてい
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.3

ウェンブリーのデザイナーズアウトレットにて。

外交の難しさを痛感する面白い映画だったし、ケンドリック・ラマーの音楽が世界観とマッチしていてとても良かった。

一緒に観に行ったフラットメイトが、アフリ
>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.2

1980年代、サッチャー政権下のイギリスを舞台に、社会のマイノリティーであったLGBT団体が、同じく政府を相手に闘うマイノリティー炭坑労働組合を支援しようと行動を起こした実話に基づく作品。

愉快な映
>>続きを読む

エリックを探して(2009年製作の映画)

4.0

ケン・ローチ作品の中でも、特にお気に入りな作品。イングランド北部の方言に愛着を感じるようになったのには、この映画の影響があったのかもしれない。

妻と別れ、息子たちは怪しい輩と関係を持っているらしい、
>>続きを読む

リフ・ラフ(1991年製作の映画)

3.7

高校生の時に観て、衝撃を受けた映画。
それまで、私の中にあったイギリスのイメージが一気に崩されて、同時に、生の人々やその人たちの話す英語に一層強く興味を抱くきっかけとなった作品。

生々しい描写もある
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.4

聞いていた通りの救いの無い結末で、鑑賞後、暫く立ち直るのに時間がかかったけれど、よくよく反芻してみると、消化できないことはない…という映画。

「復習」という言葉だったり、蟻の比喩だったり、なるほど…
>>続きを読む

モーターサイクル・ダイアリーズ(2003年製作の映画)

3.9

若き日のチェゲバラと友人アルベルトの南米縦断旅行を描いたロードムービー。

本当に気の置けない友人と旅をするって、やっぱり素敵だなと思わせてくれる映画。

物語前半は、2人のどうしようもないエピソード
>>続きを読む

シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)

3.5

周囲に当たり散らすアンジェリックの鋭い視線が印象的だった。

彼女にとってのどうしようもないもどかしさ、不条理と、それを取り巻く家族との関係性を見ていると、こういった感情の昂りは、多くの人が経験するこ
>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.3

イギリス再訪前に絶対に観直そうと思っていた映画。

冴えない旅行専門書店の店主 ウィリアムと大女優アナ・スコットがひょんなことから出会って…という古典的ラブストーリー。展開が何となく読めてしまうんだけ
>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.3

小さい頃、自分がお父さんから引き離されたらと想像して、あまりにも悲しくておいおい泣きながら観た作品。

子供にとって、親の存在は特別なもの。お父さんの仕事がかっこいいから好きなんじゃなくて、お父さんが
>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

映画を観ていると、ふと、タイトルの意味が心の中にストンと落ちてくる瞬間があって、おおなるほど、という感じ。
ときどきイラっとしてしまうけれど、でも、ありがちなこと。

とにかく透明感のある映像が美しい
>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.5

自分のことがちっぽけに思えたり、他の子を羨んでしまう自分に気付いたりした時、きまって観直す映画。

周りに媚びず、堂々と自分を表現するオリーヴに励まされるし、何より、一番近くで当たり前のことのように自
>>続きを読む