dudeさんの映画レビュー・感想・評価

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ホラー棚が小さすぎるレンタル屋が潰れた

映画(729)
ドラマ(6)

少年(1969年製作の映画)

3.7

共犯関係としての旅行映画。汚れた帽子を洗って乾かすくだりが良い。

裸足のイサドラ(1968年製作の映画)

3.5

イサドラ・ダンカンという人間とその生涯の面白さ。そこまで乗れなかったがカメラが回ったり車上のシーンがなぜか一度だけスクリーンプロセスだったり印象に残る部分はあった。

18倫 アイドルを探せ!(2009年製作の映画)

3.0

色々と前作は何だったの...となる続編。新入りを使ったおさらいは冗長だし、キャラの映画になったことが上映時間10分増にも繋がっている感じ。つらい。

Z(1969年製作の映画)

3.9

グリゴリス・ランブラキス暗殺事件をモデルにした“架空の国”の政治サスペンス。細かい編集でごり押す感じなので疲れるが「平和運動家が現れてから太陽の黒点が増えた」とか言い出す冒頭から熱に浮かされたような空>>続きを読む

実写版 18倫(2009年製作の映画)

4.1

おもしろすぎる...。母校での過去を振り切るくだりから帰り道のシーン、進む道が変わることだったり夕陽に言及するまでの溜めだったり鮮やか。土下座のシーンもやり取りをしている人間の横に救われた人間がいると>>続きを読む

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)

4.0

数十年前の演劇のリメイクで、かつての演出家は死に、かつての主演女優は若い主人公に縋り付く中年の役を割り当てられる。変化に取り残されること、忘れ去られていくこと。しかしスイスの山々を蛇のようにすり抜けて>>続きを読む

バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)

3.7

ロールス・ロイスに乗ったカップルを追う奇人変人、どこでもヤレるハネムーントラックやらアイスクリーム屋のワゴンやら車を取っ替え引っ替え。ダイナマイト投げまくりオヤジのシーンとか狂っとる。部屋でシコシコ観>>続きを読む

アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

3.6

この監督『ザ・レイド』然り『V/H/S ネクストレベル』の宗教施設のやつ然り、共同体に潜入&崩壊を目撃っていうのが基本なのか。格闘になると生き生きしてるし、やたらと刃物で掻っ捌きたがる。扉越しの光と緊>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.7

全編ヤクザマンションの中で展開するんだが建物の構造がよく分からなくて、特に扉や窓で隔てられると位置関係が掴めない。という状態からブチ抜いて空間を繋げる気持ち良さがあったり。ファイトへの移行がゲームのス>>続きを読む

Mad World(2016年製作の映画)

3.9

認知症の母を死なせてしまい重い鬱病を患った息子、かつて家を出たことを償おうとする父、その2人が暮らすボロいアパートの、押入れのように狭い部屋。スピーチをするシーンの多さ、順応せず周囲から見て何を考えて>>続きを読む

鶴は翔んでゆく/戦争と貞操(1957年製作の映画)

4.2

全体的にやばい映画なんだが、ピアノ弾いてたら爆撃で窓が割れて風に煽られるカーテンと激しいフラッシュの中でプロポーズ受ける受けないの押し問答が繰り広げられるシーンが特に印象的。一心不乱に走る主人公の後ろ>>続きを読む

熱い賭け(1974年製作の映画)

4.4

魔力に満ちた傑作!
ギャンブル狂の大学教授ジェームズ・カーン。ベガスでデカい賭けをするシーンは安いフラッシュバックと天が味方してるぜみたいな音楽、天井の模様を使った構図がキマりまくっていて最高。彼の人
>>続きを読む

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

3.6

あれもこれも幻とか言ってたら膝に矢が刺さってキンスキーがそれは本物じゃ〜言って大砲ぶっ放すところ良い。

はなしかわって(2011年製作の映画)

3.5

雲を掴むような『パターソン』に対してこっちは安定感が違う。正反対だから近いって感じだ。掃除機をパカパカ開けるところが気持ち良かった。

ハッスル(1975年製作の映画)

4.1

面白い。『傷だらけの挽歌』とか『クワイヤボーイズ』とかこういうのあるからアルドリッチ好きなんだよな。テレビで観る『白鯨』、娘が出演したポルノなど、映画が人間に与える影響を微妙なものとして扱っている信頼>>続きを読む

フラッシュバック(1990年製作の映画)

3.7

逮捕された反体制運動家と彼を護送する捜査官の、60年代の熱をもう一度!な凸凹擬似親子関係。電飾を巻き付けられてチカチカ光るホッパー、いまいちアガらない“Born To Be Wild”、人間生きてた方>>続きを読む

国際諜報局(1964年製作の映画)

3.8

007に対するアンチテーゼということで給料の心配をしたりする庶民派?スパイもの。マイケル・ケインが上司に振り回されながら勘違いでCIAを殺してしまったり敵組織に散々拷問されたりで踏んだり蹴ったり。影の>>続きを読む

錆びた黄金(1981年製作の映画)

3.8

いきなりアルトマン『クィンテット』を思い出す悪夢的銀世界で始まりやばい。拳銃自殺のスパーク!金脈を掘り当て大富豪になってからもジーン・ハックマンは肉切り包丁を振り回す。彼が死んで終わりでも成立してると>>続きを読む

笑う故郷(2016年製作の映画)

3.7

「若い女に誘われちゃってさ〜」から窓の外にバイクが現れるだけで理解できたり、十字路を縦、横と車に阻まれるシーンとか画面上のレイアウトで笑えるのは良いなあ。町の出入りにケレン味を出すのも『マウス・オブ・>>続きを読む

裸の拍車(1953年製作の映画)

3.8

ロケ撮影の美しさと泥臭い争い。崖からの落石に馬をUターンさせて間一髪避けるところは本当に危険そうな迫力があって一気に心を掴まれた。高台にいる相手の裏を取る展開が繰り返されるが、まだ登場人物の素性が知れ>>続きを読む

Peace(2010年製作の映画)

4.0

「惰性」という言葉を聞いたときは身近に感じられたんだが、実際は自分が全く腑に落ちていない感覚を内包しているなと段々気付いてきて恐ろしくなってしまった。

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.8

壁の大写しから始まる最初の10分くらいがやたら面白い。砂漠を放浪してアボリジニ少年と出会うのもいいことだとは思うが、トタン小屋を見つけてからの空間の使い方がしっくりきすぎて自らの引きこもり体質を再確認>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写。ちょっと自分にはどこを楽しめばいいのか分からんかった。『RAW』然り、根本的に合わないみたいなのあるんだろうな多分。残された髪の毛がガラスを貫通してたり人体発火が見られるくらいか。

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985年製作の映画)

4.0

警察とチャイニーズマフィアの戦いのようで個人対個人なのがチミノ的。訓練生をスカウトしに行く下りは『アンタッチャブル』を思い出したが実際は『その男、凶暴につき』なんかのラインだったという。しかしミッキー>>続きを読む

フライング・ピクルス(1993年製作の映画)

3.7

老いた名監督が金のために空飛ぶピクルスの映画を撮ってしまい、俺のキャリアは終わりだとプレミアまでの数日間ソワソワし続ける映画。そこに元嫁、子供、歴代の愛人などが現れるんだが、ポール・マザースキーって『>>続きを読む

4人の食卓(2003年製作の映画)

3.7

子供の死というのが一つのテーマになっていてショッキングなシーン多し。トラックの後輪に潰されるのとか最悪。心霊観?にはイニャリトゥの『ビューティフル』を想起。それほど琴線に触れる瞬間はなかったんだが、ラ>>続きを読む

ミュリエル(1963年製作の映画)

3.7

気まぐれに観てしまったがもう少し意気込むべきだったかもしれない...。戦争によってそれ以前と以後の断絶が生じ、過去を呼び寄せる行為が現在の時間認識に影響を与え...みたいな感じの映画?編集がやたら錯綜>>続きを読む

最後の人(1924年製作の映画)

3.9

老いた男が仕事や尊敬を失っていく悲劇。酒に酔って人の顔が二重に見えたりなど画面が悪夢的。エレベーターから降りてきて勢いよく回る回転扉の向こうは土砂降りというオープニングが最高だったが、それに対し便所へ>>続きを読む

ハート・オブ・ジャスティス(1992年製作の映画)

3.5

正統派ファム・ファタールなジェニファー・コネリー。作家デニス・ホッパーが殺され彼の小説に書かれているのは事実だったのか?と取材を進める感じはいいんだが、いかんせん心理的なドラマとしてもノワールとしても>>続きを読む

100人の子供たちが列車を待っている(1988年製作の映画)

3.8

極めて根源的な映画体験に興奮する子供たち。そんな中『ランボー』とか『エクソシスト』のような名前が出ると時間のねじれのようなものに頭がクラクラしてくる。

リュミエール!(2016年製作の映画)

4.0

120年ほど前、19世紀の終わりから20世紀の始まり、大戦以前、どれでもいいがそんな時代の人間や街が動いていることに新鮮な違和感を覚える。シネマトグラフという未知なる箱へ向けられる好奇の視線がそのまま>>続きを読む

ローズ(1979年製作の映画)

3.8

とにかくベット・ミドラー。汚い電話ボックスからずっと会っていない両親に電話をかけるのとかベタなんだが、本気で打ちひしがれた様子の人間がそれをやってたら響きますわ。そのシーン然り夜の撮影が良く、ネオンや>>続きを読む

プレイタイム(1967年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ大規模なアリの巣観察キットを眺めている感覚。ガラスによる音の遮断がそれを強める。基本的に個々の見分けはつかないので誰に肩入れすることもなく、迷路のようなオフィスビルや道を絶えない交通の中に>>続きを読む

怪奇!呪いの生体実験(1967年製作の映画)

3.7

ナチ生体実験もの。20年間冷凍保存されてきた党員、壁からぶら下がり電気信号で動き出す腕、機械に繋がれ生かされ続ける生首。冷凍状態から目覚めたものの記憶障害によって1つの行動を取り続ける実験体はゾンビ的>>続きを読む

ゲバラ!(1969年製作の映画)

3.6

ゲバラの死体から始まり、関係者インタビューによる回顧録のような体裁で進む劇映画。いまいち趣旨を捉えることができなかった。ヘリに積まれ空へ飛び立つゲバラの姿に『ハクソー・リッジ』を思い出したがそのシーン>>続きを読む

デコトラ★ギャル奈美(2008年製作の映画)

3.7

父が遺したデコトラの座席で眠るドライバー、奈美。微睡みと「きらきら星」、純な“夢”の物語にグッとくる。それこそ死んだ父や「神さま」にあたる視点から登場人物たちを愛おしむような感覚で、観ていて気持ちが良>>続きを読む

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