Yucarさんの映画レビュー・感想・評価

Yucar

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キング・コング(2005年製作の映画)

3.8

キングコングの表情、ダイナミックな動き、色んな角度からの姿が見れて、かっこいい。3時間21分!って思ったけど、ピーター・ジャクソンのキングコング愛が溢れてる。9歳でキングコングに憧れてストップモーショ>>続きを読む

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.5

Netflixって本当に凄いな。今まで、こういうアメリカの現状(ALEC、収監激増の背後の法改正〜刑務所ビジネスと大量投獄システムなど)知らずにいたの恥ずかしい。。これは、人種問題に少しでも関心があれ>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

奇跡すぎてストップモーションアニメということ忘れてみてしまいそうになる。長いのとちょっとグロい箇所の時間配分が多いので、鑑賞中ちょっと疲れるけど、これは本当に想像を超えるレベル、凄い。

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.5

見る前はオーム感が気になってたけど、見始めるとすぐトゥクトゥクが可愛くて仕方なくなる。ジブリだけでなくディズニー、ピクサー含め色んなアニメへのオマージュだらけ。明日のジョーの丹下感ある顔も見れる。赤ち>>続きを読む

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.9

ホーリーホーリーですっかり捕まれ、2曲目の歌詞に泣いてしまう。歌声にこんなに心揺さぶられるとは凄い。会場での熱気や連帯の一端を感じられる。ゴスペル、ソウルって本当に魂の叫びであり、聞いてる人の魂に響く>>続きを読む

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.2

ジェームズ・ボールドウィンがイェール大学教授の「なぜ人種にこだわるのか、人で見ないと、自分は人種で誤った分類しない」みたいな話に、その場で返してたシーンが本当にかっこいい。現に差別があるからこだわって>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.7

普通に淡々としつつ暖かい人間味みたいなのが漂ってて良い。レストランに来たてでご飯食べてるシーンが暖かくて笑えて、カウリスマキって感じで良かった。現実の難民を取り巻く厳しさも窺えて社会派感ありつつ、いつ>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

東京の異なる階層で生きる女の子たちのそれぞれの生きづらさが異なってたり重なってたりして、凄く自然にシスターフッドが描かれてる。脚本、描写や台詞が秀逸で、押し付けがましくなくリアルに生きづらさが空気のよ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

凄い良かった。めちゃくちゃ脚本よく出来てる。西川美和から山田洋次感が!
現実の社会の難しい部分をリアルに見せてて、前半は一般的な元ヤクザ・受刑者として主人公が見えて、後半どんどん三上の人となりに近づい
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ルードヴィヒ/神々の黄昏(1972年製作の映画)

3.8

完全版だったみたいではからずしも4時間と長かった。
王室、貴族の華やかなところと、病んでしまうところが窺える。衣装など豪華絢爛。ドラマティックでないサラッと描くリアリティさで、4時間付き合ってるうちに
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野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

4.1

めちゃ切ない、気の毒。。
凄いピュアで幼い2人が、明治時代の家制度での田舎のじめっとした人間関係と体裁優先の慣習で辛い結末。。
遠景が美しい。特に、渡し船で送り出すシーンと橋の上の笠智衆のシーン美しす
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ろくでなし(1960年製作の映画)

3.8

綺麗な津川雅彦見れる。最初2分半でろくでなしやな、と思わせられる。めっちゃ面白いと思って見始めて、半分位で微妙かもと思って、ラストで想像を超える位質の悪い勝手にしやがれそのまんまで、度肝抜かれる。あま>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.9

当時の映像で空気感に触れれるし、解説がそうそうたるメンツで分かりやすい。これを自分で追うのは大変と思うので、よくまとめてくれててありがたい1本。
芥正彦の当時と現在の顔つきの変化が印象的で、全共闘の象
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.3

物語と映画への賛歌。物語を共有することで生きる力を取り戻す。物語は双方向なもので、語る人にも語られる人にも自分の物語になる。
素晴らしい、もう一回観たいな。映像が素晴らしいし、ロケーションが美しいし、
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.7

若者が革命って言いつつ、集団内での村社会的なイジメ、リンチ。日本っぽい。リンチで結果的に12人も仲間を減らしてしまうのは闘争から遠ざかってるし何も生み出してないしトップの2人は総括求められないのか謎。>>続きを読む

Endress Waltz エンドレス・ワルツ(1995年製作の映画)

3.2

広田レオナ可愛いし若者の町田康も良い。時代の感じも垣間見れるし、カメラワークなども丁寧でよいところも多々あると思う。
ただ、全体として1本集中してみてれるほど、面白くない。全体を流れてる雰囲気、俺のロ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

舞台みたいな音楽。デビッドバーンが、凄いクリエイティブ。全然てらいがなく、笑ってしまう。素直に自分の関心や表現を突き詰めて迫力が凄くって、感動してしまう。芸術っていいなあ。こんなに社会に真剣にコミット>>続きを読む

マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012年製作の映画)

3.7

マリリンの偉大な強さについて知られる。苦労人でプロフェッショナル。特に初期のマリリン、第二波フェミニズムも来てない時代に、セックスシンボルとなり、苦悩は想像を超えると思う。「私の身体は私のもの」かっこ>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.0

ララランド以後の現在に、久しぶりに見ると、ダンスがけっこう堂々と大胆に揃ってなくて、全く恥じてなくて、笑ってしまった。おおらかで久しぶりにフランスっていいなと思った。
本当に色彩が信じられないほど綺麗
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

4.5

本当に美し過ぎる。静かで構図が素晴らしくてとにかく美しい。好き。
冒頭もラストも最高。冒頭アンジェリカ対面前の天井映すシーンで、只ごとでない!と確信。
一輪の白いチューリップ、食堂の壁の深い色、いつか
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ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.0

1942年に1936年のモロッコでの生活、出会った女性を回想する設定。現在見ると差別的、暴力的でツッコミどころも多いけど、見た後に振り返ると見事にファムファタール(と現地の人が少し)の印象だけが残って>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

景色と主人公の女性の姿が印象的。ラストに悲壮感はない。
全裸で川に浮くシーンが凄く良い。ああいう風に60代女性の身体を映像にしたことってこれまであっただろうか。彼女の経験を通じてノマドの暮らしを少し知
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.9

ネット上の児童虐待被害に迫る映画。想像以上にひどい現状を見ておくことは学びがある。
意外だったのがコンタクトしてくる男性にはペドフィリア(児童対象の性的嗜好)の特徴がないことが大半ということ。性的嗜好
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はちどり(2018年製作の映画)

4.2

良かった!若い女の子へのエールみたいな。さりげなくながら示唆的なことたくさん。
暴力とか抑圧の苦痛とか、主体性を削がれていく環境の感じとか、好意に流されて安心を得ようとする恋愛の危うさとか。

マンディンゴ(1975年製作の映画)

4.5

南部戦争前19世紀前半の奴隷制度の描写が凄い。見てて辛くなるとこもあるけど、映画として決して見にくい訳でなく、引き込まれて見れる。リチャード・フライシャー素晴らしい。見る前後で黒人差別への考えが深まり>>続きを読む

わたしは分断を許さない(2020年製作の映画)

3.9

堀潤さんの活動を初めて知った。
知ることはもちろんのこと、暴力や人権侵害等に沈黙するのでなく、明確に反対って姿勢を示すことって大事だなと改めて思った。普通の人の意識と姿勢で変わることもあるし、連帯を示
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

テレビ以来に久々に見ても大枠で楽しめる。楽しく見れて最終的な形にまとめてて凄いと思う。色んな人が励まされて優しくなれるようにって愛があるし。

グリズリーマン(2005年製作の映画)

3.8

熊と人の境界線を侵して殺された事件の詳細を見ているようで、見進めるうちに熊への偏狭な愛情や熊に依存して生きるしかなかった不器用な人物像が見えてきて、怖くなる。ヘルツォークはやっぱり溢れる押し付けがまし>>続きを読む

フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.2

やっぱりヘルツォーク狂ってる!想定してたより面白かった。作品としていい感じにまとまってて、こんな満足感初めてって感じ♡シンプルな展開となんていうことなさが本当に清々しくて、凄く映画的。山登ってる船も、>>続きを読む

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

3.8

壮大なアマゾンの川や周りの自然が凄い。クラウス・キンスキーの印象が強く残る。カメラ目線のシーンが印象的で良かった。征服しようと進むにつれ、極限状況に追い込まれて、カメラ目線のキンスキーから人間の愚かし>>続きを読む

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.2

素晴らしかった。こんなにはっきり他の国と違いがあるなんて、ポーランド派って凄い♡画作りとか長回しの作り方が惚れぼれするし、同時代を引っ張ってたのではと思う。旗からラストもだけど、他にも印象的なシーン多>>続きを読む

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.8

淡々とだらだらした感じで、アリョンの日常とうだつのあがらない感じを見て、最終的にやるせな、何これって終わる。でも、観た後の余韻で妙にリアルにアリョンの人物像が浮かび上がってくる。置き去りのアリョンの焦>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.2

何といったらいいのか作品全体として複層的な見せ方が凄い。傑作。かなり緻密。散発的に淡々と容赦ない日常が描かれてて、それぞれの人物の目線があって、作品自体の優しい眼差しがあって、全体として凄く素敵な表現>>続きを読む

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