bibliophageさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.2

平成ゴジラ2作目、ゴジラが居ることを肯定している世界。喫茶店にゴジラの壊したビルの1部がオブジェクトとして飾られていたりします。そして、三原山のゴジラの状況に応じて火山噴火レベルのように第1種から第4>>続きを読む

血を吸う粘土~派生(2019年製作の映画)

3.5

まさかの続編。冒頭のダイジェストで、前作がめちゃめちゃ面白そうに見えるから不思議です。前作から話は微妙につながっています。呪いの粘土「カカメ」。前作で殺された伏見恭三、津田寛治さんにあんな演技をさせる>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

昨年、コロナで初めて非常事態宣言が出た頃、とーってもはやった映画。確かに、映画のストーリーをフィクションとして追いかけるというより、現実の写し鏡と見てしまいます。

海外のどこかで見つかったとニュース
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.7

視鬼神真玄のテンションの高さに圧倒され、この人普通にいたら近寄りたくないなーと。生徒会室で綺羅莉がひざまずき、夢子が扉を開けて入ってくる… そして芽亜里がさっそうと…このシーンはめちゃ上がりましたね。>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.4

アナーキーの意味を検索すると、「無政府状態」とのこと。ドラマ版を見て、パージは徹底的に管理された中で行われているのではと思っていました。強力な武器を使ったらアウトとか、ちょっとでも時間をオーバーすると>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

画角がめちゃ怖い。冒頭のシーン。ベットで寝ている窓の外、お隣さんの窓。2つの窓を通して見える血しぶき。フラットの廊下の向こうの部屋。ドアが開いている。そのに見えてしまう白い服の女。兎に角見えるモノがと>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

としをとるのはステキなことです。そうじゃないですか?忘れっぽいのはステキなことです。そうじゃないですか?中島みゆき『傾斜』。

懐メロを聞くと記憶を呼び起こすことがあります。アンソニーの聞くビゼーもそ
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

アニメでした。海中のアトランティスの色合いがとってもCG。水中っぽくないんです。平面的。屋根の上の追っかけっこがマリオに見えてしかたありませんでした。

ごっつくても息子は息子。アクアマンは海底人の母
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.4

ラストが…どっちに行くのかどきどきしながら鑑賞しました。けど...

目覚めると極低温ポッドの中。医療用なのかヘッドギアや注射針がいくつも体に刺さった状態。記憶が無い。フラッシュのように見え隠れする断
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図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)

3.9

前作と本作を混同していたようです。書物を検閲しメディアを規制しようとするメディア良化委員会、その実務部隊である圧倒的火力を持つ良化特務機関。本を守ろうとする図書隊・特殊部隊(タスクフォース)との闘い。>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

2.9

最近、ニュースを見ていると、事故現場とか犯罪現場がドライブレコーダ、監視カメラ、携帯のカメラで紹介されることが多くなりました。世の中、どこで見られているかわからないですね。ワンスピのGod's Eye>>続きを読む

虹色デイズ(2018年製作の映画)

3.4

高校生、夏、プールといえば制服で飛び込む女子高生が定番なのですが、この映画は4人のイケメンが最初っから制服でプールに浮いています。飛び込むシーンも2回あったかな?BLに行くのかと思いきや、いたって爽や>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.8

考えれば考えるほど胸糞な映画でした。(褒めてます)スペイン産ホラー。ホラーって言うほど怖くはありません。女性の死体が死体安置所(モルグ)から消えます。時を同じくして死体安置所の警備員が何かに追われたか>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.6

白石和彌監督の作品は「彼女がその名を知らない鳥たち」を見ています。こちらは、香取慎吾さんがギャンブル依存で落ちていく郁夫を演じています。

殺人事件は起こるのですがミステリー感は薄く、ダメ男の郁夫がど
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.3

からいらしい目ワンちゃん、でっかくなった狼(ラルフ)にわんわん。ラルフが「ふん」と鼻を鳴らすと、キャインと逃げ去ります。ポぃですね。ワンちゃんは喰われません。

おさるはジョージに限ります。かわいらし
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ゴジラ(1984年製作の映画)

3.2

怖いゴジラ。冒頭の難破している漁船に、牧がヨットで乗り込み内部へ踏み込むシーンの緊張感。中盤、有楽町で新幹線をちぎり、連結部から見えるゴジラの顔と、満員に乗っている人々の絶望感。そしてゴジラは無造作に>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

5.0

刺さった。若いうちにもっと映画を見て置けばよかったな。人生にはbuddyが必要なんだなーと。リエと2人で乗る自転車のシーンでなんだか泣けてしまった。居場所を見つけられて良かったね。自分は東京の風景に何>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.2

Netflixで鑑賞。映画館と配信と同時公開なのでしょうか?ホムンクルス、まったく前知識無しで見ました。清水崇監督ですが、ホラーでは無いかな。そして、とっても既視感があるのですが、何かのドラマでこのシ>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

とっても爽やかな映画でした。

お母さんとの会話が良いですね。お母さんがゲームをしている和彦の部屋へ来て、「やっぱりお風呂まだだった?」「ごめん入ったと思ってお湯抜いちゃった」「もう一回溜めるから少し
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

2次元も歯車も偽物、でも一縷の本物が潜んでいる。気持ちは本当であって欲しいですけど…切ない。題名とポスターから芸術映画かと思ったら大間違い。ゴーン・ガールを見た時のような衝撃を受けました。

天才鑑定
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.1

読んでから見ました。薄味だったかな。原作は克明にハックの様子が記載されています。パスフレーズを探し出し、携帯ロックを外して、SNSから情報を獲得し、アカウントを乗っ取り、信用させて追い詰めていく。映画>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

おもしろかったー。細かいことは気にしません。とーってもベタでわかりやすーいお話でした。きっとそのセリフ落ちだよね、とおもったらその通りでした。すっきりです。タイトルのロゴもしゃれてましたね。

ビンス
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Hospital(英題)(2019年製作の映画)

2.2

Netflixのサムネに貞子風の幽霊が掲載されていて思わず見てしまいました。台湾ホラー。邦題は「杏林医院」。道士とその息子が廃墟となった病院ツアーを企画。集まったのは、亡くなった夫に会いたいという女性>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

See you down the road いつかどこかで、縁があったら
肯定も否定のせず、悲観的でも楽観的でもなく、淡々とバンで旅をしながら生活するファーンを追いかける映画でした。

働き口を探して
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デッドボール(2011年製作の映画)

2.4

冒頭の日活のロゴからの、SUSHI TYPHOONはわくわくさせてくれます。SUSHI TYPHOONでまだ見ていない映画を見つけました。(全部で7本のようです。)やっぱり、はちゃめちゃ、血のりで真っ>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

アマプラで見られました。便利な世の中になりました。
前作の続き。全編アクション。それも紋次郎よろしくスマートで無く、いつもどろどろ。お腹いっぱいです。3回見たんですけどね。

ジョンはルールをやぶった
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

スパーダ―マンのキスシーンはやっぱり泣けます。アフターエンドゲームだけに、敵がしょぼく見えてしますます。それを補うのが青春ストーリー。ピーターのMJへ告れるのかー。という方がどきどきさせてくれました。>>続きを読む

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.8

オトンは、ところどころでちょっとだけ子供に影響を与えて、でも子供はあんまり覚えてないんですよね。子供の性格の一部はオトンが作っていると思うんですけどね。それでもやっぱりオカンが強い。

リリー・フラン
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ライフ(2017年製作の映画)

3.4

ジェイク・ギレンホールなんだから裏切るよね、というとんでもない先入観で見ていました。

冒頭、いきなり宇宙ステーションの実験室で、火星で見つけた細胞をつつきまわしています。細胞、動け!って。なにか起こ
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.9

ゆっこロードショーの「伏線回収映画」から来ました。何を書いてもネタバレになりそう。とっても良く出来てます。もしかるすと、こんなオチかなーと思いながら見ていましたが、はずれ!でした。でも納得です。

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小説の神様 君としか描けない物語(2020年製作の映画)

3.0

白黒で始まるオープニング、すっごくわかりやすくて、疾走感がありました。高校生の一也くん、小説家デビューしている。けど、酷評されてスランプに。そこに登場するのが、ドSな女の子、詩凪。こちらは人気作家。グ>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.5

男たちがとってもかっこいい作品でした。特に佐藤浩一演じる垂水総理の我慢する様子に感心しました。以前「国防」なる本を読みました。某国がミサイルを日本に向けて発射することが確実とわかっても、日本はミサイル>>続きを読む

良いビジネス(2017年製作の映画)

3.2

キモ!(褒めてます。)5分のSF映画ですが、言いたいことが明快でした。

デッドウォーカー・インフェルノ(2015年製作の映画)

2.1

キャンプ場でおじさん、おばさんがパーティ、目覚めるとみんな倒れていて、だんだんとゾンビ化して襲ってくる。どうやら、そのバックには恐ろしい黒幕が居るようで...ドイツ映画。となればボスキャラは…

何か
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害虫(2002年製作の映画)

3.6

寒々とした北の街のドライブイン。テーブルの上のリンゴ。席には誰も居ない。とってもイヤーでダークな映画です。子を持つ親にとっては特に。

白い羽毛の舞う一室、手首を切ろうとする女性。場面変わって中学校で
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blind(2011年製作の映画)

3.9

今と重ねてしまいます。重厚なガスマスクをしていないと外へ出られない世界。電車の掲示板の放射能予報の図が恐怖です。ガスマスクをして談笑している学生。赤い服の一人で電車に乗っている少女。子供たちのために早>>続きを読む