【怖いの大好き!】
怖いもの好きには切っても切れないものがある。
それは
「心霊スポット」
昔の話だが、良く心霊スポットに行ったものだ。近場だけでは飽き足らず、全国の有名どころも行ける範囲で突撃>>続きを読む
【デモンズ大好き!】
作品としての出来不出来に関係なく「好きな映画」は皆あるはずだ。今作は私にとってその一つ。
だが、いたいけな我が心を弄んだ罪深き作品でもある。
1985年公開のイタリアン・ホ>>続きを読む
【代償】
第65回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品
監督は「ブラック・スワン 」や「レクイエム・フォー・ドリーム」などを手掛けたダーレン・アロノフスキー。
あらすじ
「ザ・ラム」のリングネ>>続きを読む
【東映ヤクザ映画の系譜】
監督は、前作に引き続き「凶悪」や「日本で一番悪い奴ら」などの白石和彌。
脚本・池上純哉、原作・柚月裕子。
あらすじ
広島の呉原市を拠点とする暴力団「尾谷組」と県内最大の暴>>続きを読む
【姓名不詳重傷兵第407号】
グロや過激な描写は一切無い。
だが、トラウマ映画と言えばこの作品を一番に挙げる人は多いだろう。
1939年に発表された反戦小説の映画化。
四肢欠損などの負傷した兵士>>続きを読む
【自分が思い描いた幽霊像】
監督・脚本は、「さらば愛しきアウトロー」や「セインツ-約束の果て-」などのデヴィッド・ロウリー。
あらすじ
田舎町の一軒家で若い夫婦が幸せに暮らしていたが、ある日夫のC>>続きを読む
【悪夢か現実か】
その後の映像作品やゲームに多大な影響を与えた1990年製作のサイコスリラー。リメイク作もあるがオリジナルとは別物と考えた方がいい。
監督は「ナインハーフ」や「危険な情事」などを手>>続きを読む
凡ゆる映像作品の中で
一際、労力や技量、気概、熱意、熱量が必要なジャンルがある。
【ストップモーション】
コマ撮り、というその狂気じみた制作方法。それを、ほぼ1人で作り上げだ変態がいる。
原案・>>続きを読む
【古来より土壌に潜む悪魔】
数多くあるトラウマ映画や怖い映画のランキング。それらに、ほぼランクインされる作品がある。
破傷風との凄惨な闘病記を「ホラーテイスト」で描いた、1980年公開の「震える舌」>>続きを読む
【帰って来るなと言ったのに】
「ヘレディタリー/継承」+「レリック -遺物-」の雰囲気に、エクソシストのスパイスを少ーし振り掛けたホラー作品。
タイトルを直訳すると「闇と邪悪」か。
監督・脚本・>>続きを読む
【12分3秒に込めた憶い】
日本映画では初となる、第81回アカデミー賞 短編アニメーション賞受賞作品。
監督・加藤久仁生
脚本・平田 研也
ナレーション・長澤まさみ(日本語版のみ)
これはカール>>続きを読む
【スレブレニツァの虐殺(ジェノサイド)】
1995年に起きた戦後ヨーロッパ最悪の集団虐殺事件を基にした紛争人間ドラマ。
監督・脚本・製作は「サラエボの花」等のヤスミラ・ジュバニッチ。監督自身も紛争>>続きを読む
【自己投影】
世界三大映画祭の一つでもあるヴェネツィア国際映画祭。日本では三作目となった1997年の金獅子賞受賞作品だ。
監督、脚本、編集、「挿入画」、演出、主演は北野武。音楽は久石譲が手掛けた。>>続きを読む
【全人類の犬好き必見】
超絶オススメされて視聴した、家族愛をベースにアクションコメディが満載のCGアニメーション作品。
2022年アカデミー賞長編アニメーションノミネート作品でもあり、ポン・ジュノ>>続きを読む
【ノイズ】
「観ること自体が拷問」
とまで評された程の作品。
映画「アングスト」の様な猟奇的な事件がメインの作品ではなく、巷に溢れる描写が過激なサスペンスでもスリラーでもない。ならば何をもって拷問>>続きを読む
1969年、ウッドストックと同年の夏に行われ、NYで30万人を集めたもう一つの伝説的なブラック・ミュージックフェス「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の全貌を蘇らせた珠玉のドキュメンタリー。>>続きを読む
レリックとは現在にまで残る昔の物、失われた過去の物のうち現在にまで残存する一部
即ち【遺物】
「ヴィジット」や「テイキング・オブ・デボラ・ローガン」と同じように「老い」や「認知症」を題材にしたホラ>>続きを読む
【絵に惑わされるな】
最初にこの漫画を教えてもらった時の第一印象は、この絵柄無理ー!武器みたいな髪型もやだー!だった。
だが、読み進めていくうちに、絵柄に反し映画製作現場の葛藤と想いを凝縮した作品で>>続きを読む
【暴走するのは人か水牛か】
インド映画恐るべし。
「ジャッリカットゥ」というのは、南インドで行われている伝統的な牛追い競技の事だ。
監督はリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ。
あらすじ
南イン>>続きを読む
原題は「Después de Lucía(ルシアの死後、光が消えた後、のダブルミーニング)」
邦題には違和感しかない。
今まだ観てきた映画で最もリアリティーのある「虐め」描写をベースに、家族間の問>>続きを読む
我が子へと注がれる母の愛情は、美談にもなり、感動的でもあり、そして時には
「自我を保ったまま」狂気に陥る
その一つにして最たるものが母性愛。
【母なる証明】
原案、共同脚本、監督は「パラサイ>>続きを読む
【一人っ子政策が齎らす闇】
監督は「ラブソング」や「ウォーロード/男たちの誓い」のピーター・チャン。
人口が爆発的に増加した中国では1979年から2014年まで、原則として夫婦1組に対し子供を1人>>続きを読む
【まさに新境地】
マリグナントとは
悪意のある、きわめて有害な、悪性の、という意味。
原案、製作、監督は「死霊館」ユニバースや「ソウ」シリーズの生みの親であり「ワイルド・スピード SKY MISS>>続きを読む
心霊研究家エドとロレインのウォーレン夫妻の実話から題材を得ている死霊館シリーズ。三作目となる今回も同様だ。
アナベルシリーズなどのスピンオフを含めて死霊館ユニバースとも呼ばれている。
しかし、この邦>>続きを読む
今まで観てきた映画の中で最も津波の描写がリアルだった作品。
津波の表現は難しい
作品によっては、「そーれーはー高波〜」や「水ー道ー水かよ〜」なんてザラにある。決して韓国映画の「TSUNAMI -ツ>>続きを読む
「アジョシ」のような主人公像と「スモーキン・エース」のような個性豊かな殺し屋の面々を掛け合わせたバイオレンス作品。
監督は「ベイビーわるきゅーれ」「黄龍の村」「最強殺し屋伝説国岡 」の阪元裕吾監督。>>続きを読む
【キックアスとは似て非なるヒーロー譚】
先に言うと、スタイリッシュなアクションやカッコよさを求める人にはこの作品は向かない。微グロ、微ゴアに抵抗がある人にもだ。
加えて、自主制作に近い為に粗さも目立>>続きを読む
目新しくはない題材
だが、この題材の中では上位の作品だ。「ノーマンズランド」や「トンマッコルヘようこそ」等と根幹にあるテーマは同じだろう。
あらすじ
ある日、木箱職人のイヴォは、みかんを栽培する友>>続きを読む
観る前はレディ・プレイヤー1とシュガー・ラッシュを掛け合わせたものだと思っていた。
いや、あながち間違ってはいないのだが、想像以上にゲーム愛に溢れていた。
Fortnite、GTA、Portalなど>>続きを読む
薬物とアルコールの怖さを「カノン」や「アレックス」の鬼才ギャスパー・ノエ監督が独自の視点から見せつける問題作。
あらすじ
1996年のある夜、人里離れた建物に集まった22人のダンサーたち。
有名振付>>続きを読む
映画を観て泣いたことが無いシリーズ「その2」
評判や皆様のレビューを見て今回チョイスしたのが「7番房の奇跡」だ。
前回の「ハローゴースト 」よりも苦手なゴリゴリのパワー系感動物なので少し心配。>>続きを読む
元のタイトルは「レッド・ステートVSブルー・ステート(赤い州VS青い州)」だったと、ハリウッド・リポーター(映画業界紙)から情報が出ているが、ユニバーサル側はこれを否定している。
一般層と富裕層>>続きを読む
カンヌ国際映画祭グランプリ、アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。
ハンガリーのネメシュ・ラースロー監督の長篇デビュー作でもある。
あらすじ
アウシュヴィッツ・ビルケナウ第二強制収容所で主人公のサウル>>続きを読む
私が一番患いたくない病は「認知症」だ。
認知症は総称であって、その中には100種類を超える疾患がある。有名なアルツハイマー型や人格障害を起こすピック病など。
進行を遅らせる事は出来ても完全に止めるこ>>続きを読む
毎日、毎日、毎日、同じ日常を繰り返す日々。
我慢して、我慢して、我慢して、すこーしづつ少しづつ溜まりに溜まり。
あ、溢れる、溢れる!溢れちゃう!!
限界だ!
ぶつけるぞ!本当にぶつけるぞ!!
ぶつ>>続きを読む
【絶景の対価】
空気が澄んでいるからか、距離感がわからなくなるほどの透明感。
だが、その美しさはそのまま自然の厳しさに直結する。
ブータンは、ヒマラヤ山脈を望む山岳地帯にある、人口約72万人の小さ>>続きを読む