tomikoooさんの映画レビュー・感想・評価

tomikooo

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引き摺られる映画をこよなく愛す。
十代の終わり、レンタルビデオ屋さんのサイコサスペンス&ホラー棚の作品を全部観ることに命を注ぎ、週に5本は映画を観ていた。

『羊たちの沈黙』で映画の素晴らしさを知り、『【focus】』で邦画にのめり込み、〝群青いろ〟に出逢い人生が変わる。

観た映画を忘れないように此処に記す。

※昔観た映画は、順次記憶や記録を頼りにレビューを書いていきたい。

映画(520)
ドラマ(1)
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三尺魂(2017年製作の映画)

3.0

自殺サイトで集まった自殺志願者たち───

その設定から想像していた展開とはのっけからいきなり異なり、
コメディ的要素も楽しみながら、
一体どうすればそこから抜け出せるのかと想像しながら観た。

皆の
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

1.0

“レザーフェイス”のキャラクターが全くの別物で、憤りを感じた。

どんでん返しを狙いたかったのかもしれないが、
あれでは「『悪魔のいけにえ』の前日譚で、同作に登場する殺人鬼レザーフェイスの少年時代を描
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スプリット(2017年製作の映画)

3.9

ジェームズ・マカヴォイの多重人格の演技が圧倒的に素晴らしい。

様々な人格との駆け引きも目が離せない。

『アンブレイカブル』からの『ミスター・ガラス』へと繋がる伏線が、シャマラン監督作品好きには堪ら
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PERFECT BLUE パーフェクト ブルー(1998年製作の映画)

4.6

アイドルの苦悩、そして葛藤から狂っていく様は、
なんだかとてもリアルに感じて目が離せなかった。

何が現実で、何が妄想なのか───

実に痛々しい。

己を見失う怖さを存分に味わえる作品。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.2

“若さ故の危うさ”って、こういうモノかもしれない。

秘密の共有で結ばれる強い絆、いいかもなあ。

配役の素晴らしさ、美しさが際立っていて◎

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.4

猫好きには堪らない。

登場人物と猫とのエピソードがどれもこれも素敵で、
性格の違う猫たちのクローズアップの仕方も実に魅力たっぷりで、
思わず笑顔にならずにはいられなかった。

まだまだ何時間でもずっ
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人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

3.8

ストーリーが実に良い。
哀しくて切なくて、涙が溢れて止まらなかった。

時代に沿った作画も哀愁が漂っていて、心に残る。

ぎゅっとなる。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.9

夢の世界と現実世界を混同しそうになる自分は、
リアリティを持ってこの作品の“世界”にのめり込んでしまった。

歪む時空、画の捉え方…今敏監督の凄さが爆発していて終始圧倒された。

誰しもに潜む闇や隙─
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人狼ゲーム マッドランド(2017年製作の映画)

3.3

狂人7人の“狂人村”という設定が混乱を招き、
頭を使いながら最初から最後まで緊張感を持って観ることができた。

オープニングが想像力を掻き立てるシーンから始まり◎
ラストでオープニング・シーンの意味が
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.4

劇中で流れる音楽が抜群に素晴らしい。
特に姉妹が歌う曲のセンスが良すぎて、観終わって一日経っても頭の中で鳴り止まない。
歌声も美しくも妖しげで文句の付けようがない。
音楽を聴くだけでも、観る価値は十二
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人狼ゲーム ラヴァーズ(2016年製作の映画)

3.1

新たな役職「キューピッド」と「恋人」という設定は、実によく考えられている。

全員、人狼ゲーム経験者ならではの駆け引きも面白い。

意志を持って参加する。
この残虐極まりないゲームに、自らの意志で参加
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人狼ゲーム プリズン・ブレイク(2016年製作の映画)

3.2

役職が伏せられたまま進むため、さながら自分もゲームに参加している感覚で観られるのは面白い。

そして、この作品でのみ、人狼ゲームではタブーとされていたことが起こり、斬新さがあり◎

観終わってからタイ
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

5.0

こんなにも哀しい話があっていいのだろうか。
哀しい。哀しすぎる。

それでも、あの短い時間だけでも、
愛を知るには十分で。

あの時間があったからこそ、
人間としての心を取り戻すことができたのだ。
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人狼ゲーム クレイジーフォックス(2015年製作の映画)

2.3

「人狼ゲーム」に、
新たに“狐”という役職が加わることによって引き起こされる混乱は面白かった。

しかしながら、
最初にいろいろと種明かしされてしまい、
楽しみが半減してしまったのが残念だ。

自分は
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

ジャズ・ドラムとは、いかに超人的テクニックが必要であるか、
その凄さが存分に詰まっている。

斬新なストーリーで、
ハラハラドキドキイライラキリキリしながらあっという間にラストを迎えていた。

迫力と
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.2

オープニングからエンドロールまで、強烈に美しい色彩が目を惹く。

先が読めてしまうストーリー展開ではあるが、
“美しさ”と“醜さ”のコントラストは実に残酷で突き刺さる。

そして、極彩色はもちろん、
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.5

とにかく狂った人の描き方が秀逸。

狂人一家3人のズレまくりの会話や狂いっぷりがなんとも恐ろしく、それでいて滑稽で、震えるほどにリアル。

被害者が狂乱していく様も、見事としか言いようがない。

19
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blank13(2017年製作の映画)

3.5

とても静かに、だけれど骨と灰だけになってしまうほどに熱く、後々まで残る優しい感覚。

13年という月日が持つ意味が愛おしい。
悪い人じゃないからこそ、こんな風になってしまったのかと思うと、この世を憎み
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アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

2.9

アマルフィのロケーションがとても美しく、旅行で訪れた際に実際に目にした光景を思い出しながら観た。
それだけで、観た価値はあった。

ただ、肝心なストーリーは面白味と説得力に欠けるのが残念だ。

精神分析医J(1995年製作の映画)

4.0

20年以上前に観て内容はあまり覚えてはいないが、好きだと思った作品。
タイトルと、その好きだという感覚が、ずっと残っている。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.2

原作を読まずに鑑賞。
純粋さや無邪気さの裏に秘めた痛みや悲しみ、苦しみ、それをも含めて、描かれている情景や心情がとても美しい。
このタイトルの意味を知り、切なさが募った。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.4

最初から最後までハラハラドキドキ。
充満する不穏な空気が薄れることなく進んで行くのが堪らない。

シャマラン監督が巧みに描く心理描写に、無条件に引き込まれる。

ミスター・ガラスを観る前に再鑑賞して大
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こどもつかい(2017年製作の映画)

2.2

劇中で重要な役割を果たす歌が、耳から離れない。

子供を虐待する大人が呪い殺される様は自業自得だと思うし、
こんな“こどもつかい”が実在したらいいのに…と思ってしまった。

題材が良かっただけに、
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モルグ 屍体消失(1994年製作の映画)

3.4

死体安置所で警備員をしていたら、事件に巻き込まれるという設定がまず面白い。
そして、この作品を鑑賞してから20年以上経過しているが、強烈に覚えているシーンがある。

それだけで、観て損はなかったと言え
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ビジランテ(2017年製作の映画)

3.3

配役が“これ以外にない”と思えるほど、ハマりにハマっている。
皆、演技が素晴らしい。

血縁という逃れられないしがらみに人生を翻弄される三兄弟───

誰がどうしたらこうなってしまったのか、
誰がどう
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.5

ブラジルのスラム街を舞台に、実話を基に描かれた作品。
出演者の大半が、実際に現地のスラム街に居た人々だというから驚きだ。

それ故に、見事なまでにリアル。
演技とは思えない。
カメラワークも、音楽も実
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.9

原作は読まず、
内容も何も知らないまま観たのが功を奏したのか、
思いもよらない展開にぐいぐい引き込まれ、あっという間にラストを迎えていた。

誰しも痛みと闇を抱えていて。
“真っ黒な部分”が絡み合って
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ハプニング(2008年製作の映画)

2.9

“何か”が原因で、人々が次から次へと自殺していく───

題材が最高に自分好みで◎

それ故に、期待しすぎたのだろうか…。
得体の知れない恐怖が、だんだん薄れていってしまったのが惜しい。

凄く凄く、
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羊の木(2018年製作の映画)

3.5

前科のある人間を一括りに色眼鏡で見てはいけない。
それぞれ罪に至った経緯も違えば、その時、そしてその後に抱いた感情も千差万別だ。

罪を償い、心から反省し、自らの過ちを悔い、生まれ変わりたいと努力して
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海底47m(2017年製作の映画)

2.4

スキューバダイビングを一度しかやったことがない自分は、“窒素中毒”という症状を初めて知った。
そのため、その部分はハラハラすることができた。

海に限らず、自然には到底太刀打ちできないものだと改めて感
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

Queenのメジャーな曲しか知らない自分だったけれど、この作品を映画館で観られて心底良かった。
あんな歌詞を歌ってたのか…。

ワールドクラスで多くの人を惹きつけるボーカリストは、やはり特別すぎるモノ
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

もう一度観たい。
きっと繰り返し観た方がいろいろな発見があり、きちんと理解できるだろう。

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

4.0

単なるゾンビ映画と思うことなかれ。
実に斬新な設定でグイグイ引き込まれた。

“共生”とは───

自分たちのことしか考えない人間の傲慢さには反吐が出る。
主人公の知能の高さとその意味を知り、ハッとし
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

主人公の想いに勝手に共感して、
胸がぎゅぎゅぎゅと押し潰されて逃げ出したくなるけれど、
そこも含めて実に真っ直ぐな作品。

観終わった後の爽快感がハンパない!

松岡茉優、クセの強い役が本当に似合う。

ジュリアン(2017年製作の映画)

3.5

愛情と憎悪は紙一重。

だからこそ、
ただ怖いとか、憎いとか、誰が悪だとか、単純には思いたくなかった。

ジュリアンは母親を守ろうとしただけ───

ちょっとしたボタンのかけ違いで、
どんどん溝は深ま
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