まよいマイマイさんの映画レビュー・感想・評価

まよいマイマイ

まよいマイマイ

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.2

「アメリカ人は綿菓子とローラーコースターを楽しむ権利がある」
脱獄囚のブッチが誘拐した男の子フィリップに言う。
この台詞もそうだけど全編にわたって、いい台詞が散りばめられている

感動作てよりイースト
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.2

SAWの新作というよりかは新シリーズと捉えればいいでしょうか

意味不明に殺人マシーンにハメられる恐怖、生と死の絶望的な選択、が魅力的だったSAWシリーズ

その絶望感は少し味わえるけど基本的には刑事
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

映画を観るタイミングや呼び寄せるものって本当にあるんだな、とつくづく痛感。
この年齢になってもまだこのような、映画との「通過」と「再会」ができることにまず号泣です。

公開時、約10年前に観たときは期
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ソウ2(2005年製作の映画)

2.8

もう10年前になるかもしらんが、シリーズ通して1番好きだと断言していたsaw2

スパイラルが公開にあたってsaw2を見返したのですが。
あれ、こんなだったけと肩透かしをくらってしまいました

saw
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呪いの館(1966年製作の映画)

4.3

やっぱりマリオ・ヴァーバ監督大好きだ
アメリカやフランスに比べて陰気な雰囲気が自分には肌に合うんだと思います

ここ数年で何十人も怪死がつづく人里離れた村
呪われた館の女中から手紙をもらった刑事、その
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サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

3.8

劇場公開時に鑑賞。期待値の高さと10分ほど寝てしまいわけわからないままその後はずっと観ないできました

本日9月7日はアルジェントの誕生日ということで見返しました。
あれ?こんなおもしろかったけ、とい
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レインマン(1988年製作の映画)

4.3

いまさらですがようやく観ました
世間の評価が良くてもタイミングが合わないと集中して観ることができずその映画本来の良さを知ることなく終えてしまうことが多々ありますね

そういう点ではいいときにレインマン
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8

ホラーというより撃って刺して蹴って殺しまくりのアクション映画
ベティ・ギルピンasクリーシーの登場がかっこいい!
知恵と動物的感覚でぶっ殺していく様は痛快!
個人的には組織絡みとかいうより不条理な世界
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初恋(2020年製作の映画)

3.2

三池崇史監督作品は好みが非常に分かれ、また作品によっても好みが分かれますね
あれだけものすごい量の作品を撮っていたらそりゃ好き嫌いは出てきます

個人的には初期のホラーテイストの作品がとても好きで近年
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

1.8

認知症のお婆さんのドキュメンタリーを撮るうちに異変が起き始める。
異変に立ち向かう娘、ドキュメンタリー制作スタッフ。
婆さんは認知症なのか、それとも何かに憑かれたのか。

POVである必要が感じられま
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黒い家(1999年製作の映画)

4.2

大竹しのぶの狂気演技はもちろんのこと、反撃できずにおびえ続けながらも事件の真相を探っていく生命保険社員の若槻を演じた内野聖陽がすばらしい

また何か企んでそうな石橋蓮司がいい上司役で元暴力団で保険会社
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ダイヤモンドの月(1991年製作の映画)

4.2

1990年前後の風景が懐かしくて、夜の街の楽しさと危うさがうつくしい

あの頃、路上では色々な人たちがいました
身体を売る女たち(男たち)、路上パフォーマー、わけわからんアクセサリーを売る人たち、街を
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夢の丘(2019年製作の映画)

3.2

リングやおろち、呪怨などの高橋洋による監督作品。
約12分の短編です

ソファに座る男
もうひとつの部屋には死体と思われる蒼白い顔の女が布団に横たわっている

部屋の窓から見えるのは金網、赤い花、その
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金造怪談(2009年製作の映画)

4.2

稲川淳二と並んで怪談の語り部として有名な桜金造
桜金造の怪談を味わう入門編的な作品でありベスト盤のおもむき。

ただ予算がないだけだと思うけれど余計な演出がありません
ライティングや小道具なし
河原で
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

5.0

いい意味で原作から解き放たれて、白石和彌監督が『凶悪』で魅せた残忍な暴力×男たちのギラギラしたヤクザ映画、を生み出した!

男たちの顔!顔!顔!
松坂桃李!
鈴木亮平!
松坂桃李!
鈴木亮平!
松坂桃
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.8

オープニングから約50分ほど情が薄い情事、をあえていくつかのシーンで描いています。
ここら辺で脱落する方も多いかもしれませんw

一通りのヤる、ヤらないがあってから、その後に、ある事件を機に大女優演じ
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

4.5

初めて観たのは今から20年以上前のテレビ放送。フジテレビの土曜日21時からと記憶してるけれどもしかしたら金曜ロードショーでしたでしょうか

それから時を経てDVD化されて購入したのがたしか5年ほど前。
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.8

5年に1回くらいの割合で観てる作品ですが骨格は覚えていても結構忘れてることが多いです

松田優作と鶴田浩二の印象つよかったですが松田優作とコンビを組んで様々な捜査をするハナ肇が、いい!
佐藤純彌イズム
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猛獣大脱走(1983年製作の映画)

4.8

子供の頃に親に連れられて劇場で観た記憶があるんだけれどこれだったのか、あまり覚えていない

あの頃は色々とパニックものがあってその退治方法がおもしろかったです

本作もネズミからチーターからヤギからラ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

ファーストカットからオープニングクレジットまでやっぱり最高です
そのパートではマイケル・ルーカーasサバントがいい味わいを出してます

本編
ハーレークインが初っ端から「モヤモヤ」を抱くわけですが、自
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ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.8

移転前の病院で繰り広げられる惨劇。

街の保安官、その妻、妊娠中の女性とその祖父、オープニングに登場する不穏な2人組、警察署の署長?、院長、看護師たち、そして連続殺人鬼‥
彼ら彼女が病院のなかに閉じ込
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.8

いまこの時代に、この作品が上映されたこと自体が「キネマの神様」からの贈り物なのでしょう

センチメンタル過ぎず、辛気臭くなりそうな場面もひょいと笑いを入れる

スタッフ、俳優陣がいまの時代に一丸となっ
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

5.0

マーターズの前後だったか
マーターズを観てフレンチホラーは特になあ‥なんて思って屋敷女はスルーしていました

今回リバイバル上映ということでわりと期待して観に行きました

その期待値以上の作品。残酷描
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夏の夜の花(2018年製作の映画)

1.8

おおぶ映画祭出品作品

大阪
通天閣の付近に住む中国人親子
父親は夢を追って家を出ていて
母がひとりで小さい息子を育てている

自分の国ではない場所で
頼る人もなく
育児する母親にはやり場のない孤独が
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ギニーピッグ4 悪魔の女医さん(1986年製作の映画)

1.0

愛すべき1点

事件のせいでよくも悪くも伝説化してしまった作品
だが内容はガロに掲載されそうなシュールなギャグ漫画に近い

現代の医療では通用しない奇病を専門に治療する「悪魔の女医さん」

さまざまな
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ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド(1988年製作の映画)

1.0

愛すべき1点

ギニーピッグシリーズのなかで一番好きな作品
結核?で病床につく姉
人体実験を繰り返す小人の弟

人体破壊、切断、スプラッタ描写はマンホールの中の人魚に比べるとやや落ちるが、小人の弟が歪
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.8

まずソフトが高騰して観られない状況のなかで配信をしてくれたAmazon primeに万歳です
そこで点数をプラスしてます

公開されてしばらくしてからビデオをレンタルして観たときも全くと言っていいほど
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わさび(2016年製作の映画)

3.2

webCMが評判よくて編集して30分にまとめました、みたいな印象
良くも悪くも演技派がしっかり演技をしていて若き芳根京子の、その青春の刹那を切り取る手法も何度も邦画で観たような景色がつづく

【よかっ
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世にも奇妙な物語 映画の特別編(2000年製作の映画)

4.8

4本のなかの1本『雪山』のみのレビューとして4.8です

山小屋のなか
吹雪から逃れた4人の男女

もう1人の存在が見え隠れし始めて‥

世にも奇妙な物語の作品群で
最恐といわれる本作
2000年と
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

極上のユートピア体験。
映像を越えて映画館内の全員が固唾をのんで一瞬も見逃したくない、というライブ感。

映画館を出るとデイヴィッド・バーンが手を振ってチャリに乗っているんじゃないか、と錯覚するほど身
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.2

ゴジラの造形がカッコいい
わたしは好きです、このゴジラ。

コングと唯一意思疎通できる女の子登場も定番を踏まえて嬉しいしゴジラの放射火炎も素敵

格闘技的には修斗の打投極を感じさせる展開でアツい!
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

モノクロの映像、1:19のアスペクト比、閉ざされた孤島、雨がふきつける灯台、ほぼ全編に渡って低く鳴り響く霧笛‥
最初から視覚的、聴覚的に窮屈な思いを強いられる『ライトハウス』

それは空間だけではなく
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スリープレス(2001年製作の映画)

3.8

1970年代のアルジェントは絶好調だった
とくに動物もの3部作は非常に見応えがある

1990年代に入り『トラウマ』や『オペラ座・血の喝采』など意欲作も見られたがかつての勢いは感じられなかった

20
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.7

オリジナルビデオ版一作目はアパートや80年代を感じさせる普通の一軒家が舞台となり繰り広げられた連鎖する因果

2でもあの一軒家はもちろんのこと、かつて日本に多くあった民家でも呪縛は紡がれる

フライパ
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呪怨(1999年製作の映画)

4.5

伽耶子と俊雄くんがまだアイコンになる前の物語

このふたりよりも不吉な、陰湿な家から連鎖する因果、暴力描写が光ります

ズダ袋に○○入れて振り回す男の恐怖よ!

内容とは関係ないですが以前オリジナルビ
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Arc アーク(2021年製作の映画)

4.8

『愚行録』も『蜜蜂と遠雷』も映像化は不可能といわれた作品を見事に映像化した石川慶監督の最新作
キャリアのなかで最も映像化が難しいであろう原作に挑戦している

石川監督の作品は共通して空間を描くのがとて
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