良作!
酒とタバコと女と賭け事、借金まみれの不良ジジイヴィンセント(ジャックニコルソンがやってもおかしくないけどビル・マーレイが絶妙)の隣に引っ越してくる母子。
少年は転校してすぐにいじめられるひ弱な>>続きを読む
良くも悪くもA24の作品という感じ。
モノクロームのニューヨークの街並みがうつくしい。
叔父と甥の交流。
そこを経て2人はどう変化したか。
詩的で静かなセリフが多く個人的にはついていけなかった。>>続きを読む
イ・チャンドン監督作品を初めて観た。
本作は前科持ちの男と重度の脳性麻痺がある女性の恋愛を描いている。
'障害者'の純愛、は邦画でもいくつか作品があるが自分が観たそれらの作品はどうも好きになれなかっ>>続きを読む
タイトルと予告だけで大体想像がついてしまう内容。
が、要所要所に挟まれる頑固じいさんの過去がうつくしく惹きつけられる。
また引っ越してきた隣人家族の奥さんがとても魅力的。
頑固じいさんが心を開い>>続きを読む
「映画愛」を描いた作品は多いが本作もそのひとつ。
「映画愛」を通じて家族、友人たちとの愛につながっていく。良作。
個人的にはすごく惜しい気がしていて、もう少し'新しい家族'の心情に寄り添うシーンが欲>>続きを読む
ミシェル・ゴンドリー作品はテーマやあらすじ自体は良さげでもいざ観ると自分には合わなくて彼の代表作でもある本作はずっと観ないでいた。
本作ももちろんミシェルゴンドリー節が炸裂しているが役者陣がうまくピ>>続きを読む
敬愛する今敏監督の人気作品。
あらためて見返すと緻密で圧倒的な脚本に驚かされる。
現実と幻覚の境界がとてもギリギリでその絶妙さが素晴らしい!!
日本のサイコスリラーでトップ1といってもいいとおもう>>続きを読む
自分はオンタイムで『ゴーストスープ』をたまたま観てそれからずっと岩井俊二が好き。すごくいい作品もあればイマイチな作品もある。そこもまた岩井俊二らしい。
本作はわりと重め。
そんななかにもセンスを感じ>>続きを読む
演奏シーンは少なく、その分鎧塚さんと傘木さんの心情の機微を丁寧に切り取っている。
『リズと青い鳥』の物語とシンクロするように2人の心が切なく描かれていて好感。
鎧塚さんと傘木さんはテレビシリーズ2>>続きを読む
テレビシリーズの2期を観ていなかったので2期を観てから初鑑賞。
主人公たちが2年生になり新入生も入り新しい北宇治吹奏楽部の悲喜交々。
なかでもテレビシリーズ1期からいい味を出していた吉川優子が3年>>続きを読む
テレビアニメ版を観ていた時にえらくハマった作品。その勢いで劇場版を観て「なぜここを切ってしまうんだ!」なんてことを思いモヤモヤした。
数年ぶりに見返した。テレビアニメ版の内容も記憶曖昧で、いい感じに>>続きを読む
全編通して観たのは劇場公開時以来。
作品内に出てくる浮浪者のギンちゃんやオカマのハナちゃんより自分は年上になって、この間には色々なことがたくさんあって。
敬愛する今敏監督がもういない、という寂しさから>>続きを読む
ケネスブラナー版のポワロもとても好きなので少し甘めなスコアかもしれません
ケネスブラナー版特有の豪華さ、美しさ、ゴシックな風味が作品を盛り上げている。
探偵と降霊術、亡霊という対極の組み合わせが楽し>>続きを読む
映画、としてはなんともいえない。Eテレのドラマを観ているような。
でも作り手の愛情をひしひしと感じることができた。
自分は関西を舞台にした作品は好きになりがちなので劇中の関西弁が心地よい。
映画と>>続きを読む
清原果耶meets 角川映画
清原果耶の魅力を引き出しているとは言い難く、あらためてあの頃の角川映画の凄さを思い知った。
ちょっと不思議な青春ジュブナイルものを藤井道人監督らしく悪い意味で真正面に>>続きを読む
カーペンター監督の色がよく出てる良作。
科学的アプローチと信心の両方で悪魔と対峙していく、というのが大好き。
本作は宗教よりかは科学的アプローチの方がつよい。
ゴア描写はイマイチだけど大量の虫や悪>>続きを読む
アトラクションのジャングルクルーズが好きで本作視聴。
ファミリー向けなので特別に目を見張るようなシーンはないけど普通に楽しめました
【2023.09.02鑑賞】
劇場公開時にワクワクして観に行ってガッカリした記憶とサントラはすごく良くてCD買った記憶がある。
映画としては本当にガッカリだった、あの頃。
それから2回目の視聴。
ガッカリ感が相当あったから思った>>続きを読む
おもしろい!
現在と過去、現実と幻覚が入り乱れてひとつの終着点に達する。
登場人物は少ないので混乱することなく楽しめた。
ゴア描写はあまりないけど精神に異常をきたしていく(?)描写がとてもいい。>>続きを読む
うっすーい氷の上を歩くような緊張感が全体を通して張り詰め、不意にクスッと笑える場面もありバランスが絶妙。
なんといってもソーラバーチがいい!
役者をやめてしまったのかわからないけれど『ゴーストワール>>続きを読む
タイトルとジャケビジュアルからしてB級くさいけど、とても丁寧につくられている傑作。
スタイリッシュな映像や音楽もいい。
怪物とはいったい何か。
胸にくるものがある。
一応ホラー映画のジャンルなのか>>続きを読む
ピーターブラッディの『エクソシスト』、『エクソシスト3』に通じるものが初監督作品からあったんだなあ
善と悪、神と悪魔、光と闇。
作品としては前半の患者たちとケーンの会話やヘンテコなやりとりが退屈に>>続きを読む
やっぱり前半の特訓シーンが強烈。ハートマンと'デブ'がぐいぐい惹きつける。
結構酷いことが描かれてるけど、なんか笑ってしまう。そのバランスが絶妙。
後半は同じ登場人物が出てくるけど前半とは違うテイス>>続きを読む
前作の映画館内でのハチャメチャ騒ぎに比べたらただ支離滅裂になってしまった作品
高層ビルに住む住民たちとデモンズたちの戦い。
とくに地下駐車場での戦いはかなり楽しめるがその戦いの行方はよくわからずw>>続きを読む
おもしろかった!
ほぼモーテルの一室で物語は完結するが、2人の役者さんの壮絶な演技で密室劇を感じさせない
特筆すべきはアシュレイ・ジャッドもとてもいいんだけどマイケル・シャノンが初っ端から爬虫類顔と>>続きを読む
「コワすぎ」が劇場版で一応(?)の終焉を迎えて工藤Dは借金返済のために新たなシリーズ「超コワすぎ」シリーズを開始する!
その第1回で取り上げたのは工藤のもとに送られてきたのはコックリさんの映像。
相>>続きを読む
良作!
ざっくりいうと自閉症スペクトラムの青年が数学オリンピックに出場するっていう話なんだけど登場人物がとても魅力的。
数学オリンピック前に各国が集まって台湾で行われた数学キャンプで知り合う中国人の>>続きを読む
自閉症スペクトラムの女の子をダコタ・ファニング、施設でケアする女性をトニ・コレットが演じている。
もうこの2人てだけで安心感!
安易に感動のストーリーにせず既存の音楽を心地よく使いスタートレック愛あ>>続きを読む
30年ぶりに視聴!当時は「名作だから見なきゃ」という気持ちで観たためかあまり頭に入ってこなかった。
もちろん内容もほとんど覚えていない。(ただ今回見返してるうちに大男でインディアンのチーフだけはなんと>>続きを読む
一応「コワすぎ」の最終章。
最終回というよりかはボーナストラック的な感じ。
が、そのボーナストラックがコワすぎファン、白石晃士監督ファンにはたまらないものとなっている。
さて、次は超コワすぎ、だw!>>続きを読む
カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞している本作。
ヘンリーフールトリロジーの一作目。
謎の浮浪者ヘンリーフールに詩の才能を見出されるゴミ収集人のサイモン。
この2人を中心とした群像劇。話は思わぬ方向に展開>>続きを読む
いよいよ劇場版!
工藤D、AD市川、カメラマン田代、除霊師の道玄に加え、アイドル、物理学者が訪れた者は行方不明になる「たたり村」を探索することに‥
FILE1から4にあった絶妙な怖さよりかは完全に工>>続きを読む
劇場版に繋がる序章。
お岩さんの話を背景に繰り広げられる工藤ディレクターとAD市川の体験談。
今作はなんといっても除霊シーンが最高。
除霊師、呪術師、呪物、さまざまなものが混じり合ってお岩さんの呪い>>続きを読む
圧倒的におもしろい!
トイレの花子さんを背景に登場人物たちの過去が浮き彫りになっていく。
細かく繰り返えされるタイムリープ、最強の霊能者、都市伝説の花子さん、工藤ディレクターの'気付いてること'‥>>続きを読む
20年以上前に観たのでほぼ記憶なくあまり面白くない印象だった
今回見返したら、めちゃくちゃおもしろかった。
脚本がよくできてるしコメディ要素も含みつつアッシュが死霊たちと戦いカッコよくなっていく姿は>>続きを読む
白石晃士監督は本気の愛を感じる。河童捕獲という少しズレたらギャグにしかならない題材をしっかり恐怖映像に仕上げている。
もちろんかなり笑えるシーンは多いけどw
今回も横暴な工藤ディレクターがはちゃめち>>続きを読む