フリーアズアバードさんの映画レビュー・感想・評価

フリーアズアバード

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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

ゴンサレス監督+エマニュエル・ルベツキ撮影監督+音楽 坂本教授 となれば劇場行くしかない…と期待しすぎましたかね。しかし息づかいと共に曇る画面、鼻クソ付けたままの役者達が少ないセリフで伝える感情、そし>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

トリロジー2作目にして、ヒースレジャーの遺作。タイトルの通り、ヒーローではないんですよね、本作で描かれるバットマンは。今作は"正義"は単純ではないという考えを、ジョーカーの狂気と対比させながらその本質>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

単なるヒーローものと思うなかれ。他のバットマン、マーベル作品やSFとは一線を画した"ヒューマンドラマ"だと勝手に思ってます。徹底したリアリティの追求と(限度はありますが)、3作目でも繰り返される事とな>>続きを読む

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.6

自主制作、スタッフとキャストはほぼ無名な作品としては完成度高いです。脚本が良くできていて、幾つもの伏線が張られていながら、コトの真相は観る側に委ねられてます。キャストでは 作中"ブサイク"とされている>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

3.8

アレハンドロ監督の作品ではバードマンよりレヴェナントよりMy Best。バベルも次いで好きです。とにかく最後まで救われない。繰り返される「それでも人生は続く」というセリフが重い。タイトルの意味も深い。>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

コーエン兄弟による、緊張感と笑いの絶妙なバランス。マクドーマンド演じるマージというキャラクターの魅力。映画としては最高…ですが、実話と考えると 安易に人が殺され過ぎる事にゾッとします。それにしても"あ>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

のっけからランティモス、最後までランティモス。しかし過去作品の流れとは根底のテーマというか、伝えたい事が違って思えた。起こっている事象はとんでもなくあり得ない事なのに、家族の言動はそれぞれに納得させら>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

「海街」で是枝&瀧本作品にハマり、こちらもようやく鑑賞。父親の視点で完全に感情移入、前半はリリーフランキー演じる雄大の事をカッコ悪いと思っていたら、福山演じる良多の方が相当カッコ悪い父親だと描写が切り>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

先ずはナタリーポートマンの演技に拍手。劇中変貌、崩壊してゆく内面を見事に表現してました。アロノフスキー監督作という時点で覚悟してましたが、痛々しい場面のお陰で何だか集中できませんでした。指先とか足先と>>続きを読む

マッチポイント(2005年製作の映画)

3.5

サスペンス…と呼ぶにはあまりにもウッディアレンし過ぎ、と言いたくなる位 ウッディアレンの作品って それと判りますね。序盤から中盤、終盤と主人公の欲によって置かれる立場が変化していく様が面白く、ラストは>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.0

退屈はしないのですが、全体的に控え目に感じて、物足りなかった。解釈が観る側に委ねられ過ぎかも…。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

ランティモスは僕の中でハネケ、ラースに続く"ヘンタイ又はキ○ガイ監督"ですね。本作と次作「ロブスター」に共通しているのは、特別な規律と共に閉塞された環境で人間の本能が試される様を見せ付けられる映画…と>>続きを読む

ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

3.4

ボスニア紛争を背景に戦争の非条理を、実際に戦場で戦った監督が見て、聞いて、感じた事で描いています。派手な戦闘シーンがある訳ではなく、中立地帯"ノーマンズランド"で起こる両軍とUN、メディアの人々のやり>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.3

米大統領の身にメチャクチャな事が起こるんですが、ナンセンスと呆れさせずに楽しめる作品。脇を固めるキャストは豪華、主役は渋めなのが良いです。

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.3

前作同様 米大統領の身に メチャクチャな事が起こります。今回はロンドンの名所が次々と…!ロケにしか見えないCG色を出さない撮影技術と生身のスタント、渋めのキャスティング…自分好みです。

インセプション(2010年製作の映画)

3.8

着想、脚本、美術、キャスト 全てが一級。そしてエッシャーにも通じる世界観がたまりません。SF、アクション、ドラマ…バランスよくミックスされた展開が何度観ても飽きません。ラストシーンは結末を見届けたくて>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

ヤラれました。全ての登場人物の行動、心理がリアル。それぞれの"正義"が間違っていない。自分も同じ事をするしないは別として「してしまうかも」と納得させる脚本。そして観る側に委ねられる様々な解釈…。シリア>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

ランティモス作品 初鑑賞。ヤラれました、この手の作品に弱いんですよね、ツボでした。ラストは我慢できず画面から目を逸らしてしまいましたが…笑ってしまうぐらい残酷で奇妙な展開と、ずっと目が離せない緊迫感、>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.4

チョンジヒョン演じる"猟奇的"彼女の行動が最初は理解不能から始まり、次第にその理由がわかるにつれてとても胸が痛くなる。面白おかしく観ていたら、終盤には相当エエ話になります。終わり方もアリです。

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.4

ブルースリー、ジャッキーチェン、ジェットリーとリアルタイムに観てきた世代にとっては、懐かしさ溢れる演出と展開。日中戦争が時代背景としてあるので、日本人としては望ましくない描写もありますが、イップマンが>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

結婚25年目の投げやりな生き方をしている俳優マーレーと、結婚2年目でどう生きて行くか見通せないヨハンソン。2人共に「人生の迷子」という共通点で心が結ばれていく過程を、東京という異文化な都市で描かれてま>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.4

原作の面白さを見事に中島哲也ワールドとして仕上げてます。映像と音の差し込み方がカッコいい。そして投げ掛ける問題は重い。少し残念なのは生徒たちのキャスト、詳しくないですが、もっとイイ役者いるはず(^^;>>続きを読む

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.4

前作同様、スペクタクル作品ではなく、1人の女性の生き方として観るべき作品。やはり"絵"は本作も素晴らしく、ロケーション、衣裳の美しさとカメラワークの良さに磨きが掛かってます。

エリザベス(1998年製作の映画)

3.4

スペクタクル作品ではなく、1人の女性の生き方として観るべき作品。とにかくロケーション、衣裳、カメラワークが美しい。そしてケイトブランシェットはこの手の役を演じるとキマる人です。同監督の「サハラに舞う羽>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

ダニーボイルは裏切りませんね。原作との違いはわかりませんが、脚本の面白さに加えて画角、音、台詞まわし…完璧です。そしてボイル版ボリウッド?なエンドロールも最高です。

交渉人(1998年製作の映画)

3.5

交渉人と交渉人の交渉…展開読めず、引き込まれます。展開のリズムも心地よく、ハリウッド映画はこうでなくては。サミュエル、スペイシー共にメチャかっこいい。

ルーム(2015年製作の映画)

3.7

脚本の面白さに加えて、キャストの役作りの素晴らしさ、カメラワークなど全体のバランスからも秀れた作品。(少しネタバレですが)部屋を出る迄が山では無いんですよね、むしろ出てから 母子や周囲の人々に起こる複>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.4

主人公の倫理観が異常過ぎて、楽しめなかったんですが、ジレンホールは怪演でした。パパラッチもナイトクローラーもそれを求めるメディア、そしてそれを見たがる視聴者が多いから一線を超えてしまう、現実にありそう>>続きを読む

マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.4

ジョディーフォスター監督の作品では1番好きです。よくある展開かと思いきや、現実味ある範囲で少しずつ想定を裏切る所が上手い。ジョディーフォスターファンなのでかなりヒイキ目ですけど(^^) そして両主演の>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.7

ずっと見たくない作品でした、が 時が経って自分の眼にどう映るか知りたくなった。やはり辛過ぎた。現実に起こるとは思えない事が実際に起こっていて、そしてそれを"見事に" いかにも普通の日常として描がいてい>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

ラブストーリーで好きな映画5本の指には入リますね。不器用だけど誠実な主人公が一旦下す決断に共感を覚えるし、ドラマチック過ぎない展開が大人のラブストーリーとして心地よいです。当時最高潮のヒューグランとジ>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.1

オリジナルのMADMAXの2、3作目と比べて余計なモノを削ぎ落として良くなったと感じました。ジョージミラー自らがメガホンを取ってるのもイイ。そしてシャーリーズセロンの頑張りもイイですね。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.4

絵とノリは大好きですが、ストーリーはちょっと好みと違いました。アジカンの音楽もピッタリで全体的に完成度高しです。

PK(2014年製作の映画)

3.7

「きっとうまくいく」の名コンビ作となればつまらない訳がない。中盤少しダレた感もありますが、やはりテーマも深く、イイ話です。感動して清々しい気持ちになりました。それとアヌシュカー・シャルマーという女優さ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

アネットベニングの演技は最高。そして彼女が演じるドロシーの言動も素晴らしく、大好きですね。しかしながら期待し過ぎたからでしょうか、何か物足りなさを感じてしまいこのスコア。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.6

ラストはやはり泣いてしまいます。ニコールキッドマン演じる育ての母親の生き方に感動、そしてLION というタイトルの理由が胸を熱くしました。