フリーアズアバードさんの映画レビュー・感想・評価

フリーアズアバード

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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

とにかく優しい気持ちにさせる映画だと思って観ていたら、終盤 何とも儚く悲しい。「燃えるゴミと燃えないゴミ…」の台詞が心に刺さった。映像も音楽も美しくて、やはり是枝監督作品、ハズれません。

怒り(2016年製作の映画)

4.2

李監督作品としては「悪人」を超えて感動。登場人物それぞれの心が痛い。人は人を信じたいと思う生き物なんだろうか、本能的に疑う生き物なんだろうか、そんな事を考えながら、自身へも向けて交錯する「怒り」と対峙>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.4

前作に続いて程よい"地味さ"がリアルさを感じさせて良い。そして独特の"暗さ"も好きです。今回は終わり方が少しスッキリしなかったですけどね。

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.3

シリーズ中 最も"一般的"な印象を受けた作品かも。主人公カールの私生活も仕事も困難を抱えている中での最後のセリフに少し救われた。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.7

ポンジュノ監督は外れません。シリアスな内容なのに全編に張られる少しトボけた笑いを誘う様な空気。なのに観る側に油断させない緊張感の持たせ方は上手過ぎる。そしてキャストの演技、特に母親役のキムヘジャが絶妙>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.5

デンマークのベストセラーを映像化。全てにおいて、派手すぎないところがリアルな上に 退屈さを感じさせない。全体的に大人な上質さを感じました。

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.3

ストーリーが「セブン」に似過ぎな点と小栗旬の演技が若干オーバーなのを除くと相当イイです。原作の面白さが前提ではありますが、大友監督のテクニックが凄い。本作の映像好きです、カッコ良過ぎです。そしてラスト>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.0

時折差し込まれるコメディタッチな部分が邪魔に感じたのと、アクションが派手過ぎてリアリティに欠けてたのが少し残念。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

細田作品の中では珍しく 激しく感激したり、涙したりが無かった。親の事、自分の事、娘の事…時を越える事で本来越える事が出来ない立場、関係を越えて考えさせられた。全編ずっと優しい時間が流れたまま終わる…何>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

ウェス監督作品中でも特に好きな一本。全体の構成や進行のリズム、細部に至るまでの映像、BGMなどのセンスの良さ…ウェス節が溢れてます。ふんわりとユルイのに何かが心に残る程よさがイイです。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

そこここに様々な名作を彷彿させる要素が散りばめられて、映画好きにはたまらない。そして安直にラブシーンとか無いし、劇的なエピソードも無い中で、人生甘くない出来事が次々と起こる。でもラストは現実的だけど前>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

3.6

同ファルハーディー監督作品「別離」が大好きな私としては期待し過ぎちゃいましたかね。それぞれの立場からの"言い訳"に納得しつつも、それぞれの置かれた状況がイタ過ぎる。絶妙なんですけどね、全体的に少しずつ>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.5

公開当時小学生で、衝撃が強過ぎて寝むれなかったのを覚えてます。その後幾度となく見返してますが、その発想とギーガーの手による世界観…そしてリドリースコットの恐怖の感じさせ方…いつ観ても見事です。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.4

待ち望んだプロメテウスの続編。モヤモヤしてた疑問にも答が出されて、ようやく"あの"エイリアンの起源が明かされる。前作より判りやすい仕立てで、アクションシーンも多くてスッキリする作品。

マザー!(2017年製作の映画)

3.8

またしてもアロノフスキー監督、やらかしてます。予備知識無しで観たら全く意味がわからず…テーマを知って二度目を観て、ようやく腹に落ちた感じです。内容以外にも変わらずフィルム撮影に拘った映像や実力派揃いの>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

どんな風に生きたいか、そしてどんな風に死にたいかを考えさせられました。そして何度も涙、涙、涙…のエエ話でした。宮沢りえ もそうですが、杉咲 花の演技には脱帽でした。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.4

人として壊れてしまった人の人間再生物語。恋愛感情とは別の所にある夫婦の愛情について考え直しながら、他人の子育てという免罪符によって、少しずつ人としての本来あるべき姿を取り戻して行く。「もう愛していない>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.1

同じスピンオフ作品ではローグワンに軍配が上がりました。とは言うものの、EP Ⅳリアルタイム世代としてはハンとチューイの出逢いから反乱軍の起源まで、そこここにネタが仕込まれてて楽しかったです。但し、ラス>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

ウェス監督のモーションアニメ作品は初鑑賞。とにかく映像…と大括りでなくてグラフィックや衣装、背景、音…細部にわたってアートでした。脚本についてはなぜ今、この作品を撮ろうと思ったのか是非聞いてみたい。い>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.7

ザスクエアで初めてオストルンド監督作品を鑑賞。過去作品を観たくなり先ずはコレ。やはり居心地悪いストレスをずっと与えられる様な感覚は監督の一貫したスタイルなんですね。そして敢えて首から上を写さない画角や>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

原作の着想、"僕"によって語られる展開手法、映像、設定上の各名称、キャストのエドワードノートンとブラピの演技…どれを取ってもカッコ良すぎです。デビットフィンチャー作品の中でもセブンに次いで好きな作品。>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.7

最後まで真相に確信が持てずにドキドキ感が続きます。デビットフィンチャー作品としては「セブン」に続いて観た為にインパクトは弱かったものの、純粋なサスペンスとして楽しめる作品です。

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.6

相当期待して見たんですけどね。あれもこれもとネガティヴな問題提起を散らかすだけ散らかして放ったらかしな感じ。嫌いでは無いんですが、(意図して)居心地の悪いストレスを与え続ける為の工夫(嫌〜な尺の長さと>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

大げさな効果音や感傷的なセリフなど派手過ぎる演出は無いのに、張り詰める緊張感や心震える感動を与えるのは、実話というメリットを差し引いてもイーストウッド監督の手腕が冴えてるから。主人公"サリー"と乗客本>>続きを読む

127時間(2010年製作の映画)

3.3

ダニーボイル監督他、スラムドッグ$ミリオネアのスタッフが集結し、実在の登山家の身に起こった衝撃の出来事を映像化。ボイル流の映像のカッコ良さとテンポの良さが無いと、内容は少し地味かもです。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

ゴンサレス監督+エマニュエル・ルベツキ撮影監督+音楽 坂本教授 となれば劇場行くしかない…と期待しすぎましたかね。しかし息づかいと共に曇る画面、鼻クソ付けたままの役者達が少ないセリフで伝える感情、そし>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

トリロジー2作目にして、ヒースレジャーの遺作。タイトルの通り、ヒーローではないんですよね、本作で描かれるバットマンは。今作は"正義"は単純ではないという考えを、ジョーカーの狂気と対比させながらその本質>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

単なるヒーローものと思うなかれ。他のバットマン、マーベル作品やSFとは一線を画した"ヒューマンドラマ"だと勝手に思ってます。徹底したリアリティの追求と(限度はありますが)、3作目でも繰り返される事とな>>続きを読む

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.6

自主制作、スタッフとキャストはほぼ無名な作品としては完成度高いです。脚本が良くできていて、幾つもの伏線が張られていながら、コトの真相は観る側に委ねられてます。キャストでは 作中"ブサイク"とされている>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

3.8

アレハンドロ監督の作品ではバードマンよりレヴェナントよりMy Best。バベルも次いで好きです。とにかく最後まで救われない。繰り返される「それでも人生は続く」というセリフが重い。タイトルの意味も深い。>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

コーエン兄弟による、緊張感と笑いの絶妙なバランス。マクドーマンド演じるマージというキャラクターの魅力。映画としては最高…ですが、実話と考えると 安易に人が殺され過ぎる事にゾッとします。それにしても"あ>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

のっけからランティモス、最後までランティモス。しかし過去作品の流れとは根底のテーマというか、伝えたい事が違って思えた。起こっている事象はとんでもなくあり得ない事なのに、家族の言動はそれぞれに納得させら>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

「海街」で是枝&瀧本作品にハマり、こちらもようやく鑑賞。父親の視点で完全に感情移入、前半はリリーフランキー演じる雄大の事をカッコ悪いと思っていたら、福山演じる良多の方が相当カッコ悪い父親だと描写が切り>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

先ずはナタリーポートマンの演技に拍手。劇中変貌、崩壊してゆく内面を見事に表現してました。アロノフスキー監督作という時点で覚悟してましたが、痛々しい場面のお陰で何だか集中できませんでした。指先とか足先と>>続きを読む

マッチポイント(2005年製作の映画)

3.5

サスペンス…と呼ぶにはあまりにもウッディアレンし過ぎ、と言いたくなる位 ウッディアレンの作品って それと判りますね。序盤から中盤、終盤と主人公の欲によって置かれる立場が変化していく様が面白く、ラストは>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.0

退屈はしないのですが、全体的に控え目に感じて、物足りなかった。解釈が観る側に委ねられ過ぎかも…。

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