フリーザさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.9

ジム・ジャームッシュ節炸裂。
ジム・ジャームッシュの作品て基本的に感想書きにくい。
好きか嫌いかで言えば好きなんだけどどこが?っていうとよく分からない。

ラストサマー3(2006年製作の映画)

2.3

00年代後半頃に流行ってたっぽい色味の薄いライティングがめちゃくちゃ見にくい。昼なのか夜なのかさっぱり分からないしずーっと曇ってる様に見える。

ストロボ炊いたみたい演出もくど過ぎて見づらい。

文句
>>続きを読む

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.7

脱獄物って定期的に観たくなる。
てことで観たけど変な映画!笑

まずトルコが舞台なので最初に入れられた刑務所が全然観たことないタイプで面白い。なんだあの共同生活。壁モロすぎだろ。

アラン・パーカーら
>>続きを読む

告発(1995年製作の映画)

4.0

実話ベースの法廷もの。

しょっぱなの虐待シーンからきつい。

もしも揺りかごを取り違えられていたら、という話が重く悲しい。

牢屋の中や法廷のシーンでの旋回する様な長回し、随所に見られる真上から俯瞰
>>続きを読む

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.9

アラン・パーカーらしい社会派サスペンス。
映像もアラン・パーカー映画らしい。やたら砂埃が舞い、やたら汚い犬が出る。

若きウィレム・デフォーがデフォーらしからぬ役どころ。ジーン・ハックマンに喰われてた
>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.8

エドワード・ファーロングは『ターミネーター2』でしか見たことがなかったけど身のこなしや表情が一々華があって良い。

エドワード・ノートンの演技力見せつけっぷりが凄い。
いつも二重人格みたいな役やってる
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

特殊な状況での日常ものっていいよね。

特別ドラマがあるわけでもなく淡々と進む感じがクセになる。

『遊星からの物体X』観たくなった。


以下ネタバレあり












作中何度も食事のシ
>>続きを読む

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.8

めっちゃクローネンバーグらしいSFホラー。
と言ってもグロさ控えめ。
お母さんの目がこわすぎ。
ちびっこ達の服が可愛い。
知らんけど『マリグナント』の元ネタのひとつ。

Mr.タスク(2014年製作の映画)

3.3

調子乗った若者がイカれた老人にセイウチ人間にされるシュールなホラーコメディ。
セイウチ人間がめちゃくちゃキモイ。
主人公が嫌な奴なのでスカっとする。

まぎれもなくホラーなんだけど明らかにふざけてるシ
>>続きを読む

デビルズリジェクト〜マーダーライドショー2〜(2005年製作の映画)

4.3

1が安っぽい玩具のような映画だったのに対して今作は格段に映像と話のクオリティが上がりちゃんと”映画”になっていてびっくり。
1はあれはあれで素敵だけど。


前作で強烈なインパクトを残しつつ大したこと
>>続きを読む

マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

3.7

ロブ・ゾンビが監督したサイケデリックで悪趣味なホラー。

良いか悪いかは置いといて、何その演出!みたいなのが多くて中々トリッキー。やたらと出てくるスプリットスクリーンや同じシーンの反復等。

案外グロ
>>続きを読む

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

3.4

ショーン・コネリー版ボンドの最後の作品。

全体的にツッコミどころが多過ぎて最後がこれでいいのかって感じのしまらない出來。

ボンドが出だしからやたらバイオレンス。
棺桶のシーンは完全に運で生き残って
>>続きを読む

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.4

ボンドがショーン・コネリーじゃなくなったのは仕方ないとしても他の役者がほぼそのままなのでやりにくかったろうな。

話もショーン・コネリー版とはまた違った雰囲気で、ラブロマンスとしての側面が強かった印象
>>続きを読む

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.7

ショーン・コネリー版007の5作目。
今回は日本が舞台!

ツッコミどころだらけだけどかなり楽しく観れた。かなりコミカル。
特にツボだったのが敵がボンド死んだこと新聞で見たって言ってるのに思いっきりボ
>>続きを読む

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.5

敵の女と味方の女が似てて混乱した。

最後の水中戦がシュール過ぎて好き。

作品を重ねる毎に濃くなるボンドの胸毛。

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.5

1~2作目よりコミカルになった印象の3作目。

ゴールドフィンガーが雑魚キャラっぽいと見せかけて意外と出来るやつ。
あの帽子の奴もむかつくけどいいキャラしてる。

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.7

007の2作目。
前作より更に色んなとこに行ってた気がする。
女同士の決闘のシーンとか何を観させられてるんだって気分に。

列車の中でのパートが多くて楽しい。

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.6

007シリーズの記念すべき1作目。
ダニエル・クレイグ版を先に観てしまったけど初代から全作観ようと思って鑑賞。

良い意味で緩い話の進み方と南国の雰囲気が相まって思ったよりのんびりしていた。
ショーン
>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

-

ダニエル・クレイグ版007を観終えたので鑑賞。

裏話が中々面白い。
ダニエル・クレイグってレイチェル・ワイズと結婚してたのね。

すっかりダニエル・クレイグファンになってしまったので今後の作品も楽し
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

ダニエル・クレイグ版007最終章。
007シリーズはダニエル・クレイグ版から観始めたので思い入れがあり結構燃えた。

序盤のMI6、CIA、スペクター、サフィン達の四すくみの構図で誰がスパイで〜みたい
>>続きを読む

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.6

単体で観るとそこそこ面白い。
けどやってることは1の反復で殆ど進展が観られないので続編として考えるとイマイチ。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.9

再鑑賞。

前観た時は役者が誰とか良くわからずに観てて、「ビル・マーレイ出てたなぁ」位の印象だったけど観返したら知ってる人多くて嬉しくなった。
シガニー・ウィーバーがヒロインだったのね!めっちゃ美人。
>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.0

不良じいさんといじめられっ子の友情を描いたヒューマンドラマ。
真面目さもありながらかなりコミカルで変にしみったれてなくていい。

ビル・マーレイがハマり役。
ナオミ・ワッツも相変わらず良い。
メリッサ
>>続きを読む

ホステル2(2007年製作の映画)

3.8

1もだけど案外話がしっかりあって面白い。

映像がやたら綺麗で旅行映画としても楽しめる。こんな旅行絶対ヤだけど。
というかあの組織抜きにしても治安悪すぎるだろ。

1に比べてあまりエグいシーンはなかっ
>>続きを読む

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.3

ジャームッシュ作品の中でも特に好きな作品。

武士道に憧れる黒人殺し屋、という下手するとギャグになりかねない様なヘンテコな設定ながら話自体は結構正統派なマフィアもの。まぁヘンテコなんだけど。

ゴース
>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.0

日本版『スピード』(こっちの方が遥かに先だから正しくは向こうがアメリカ版『新幹線大爆破』だけど)

2時間半超えの長尺で、正直この設定でそんな描くことある?と思いきや最後まで2転3転するストーリーや緊
>>続きを読む

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.7

自分がまじで全く社会情勢やら政治やらに疎く、これがどの程度のレベルの話なのか、明かされた真実の重大さがどれ程のことなのかイマイチ見当がつかなかったので楽しみ切れなかったのがもったいない。


ミステリ
>>続きを読む

翼のない天使(1998年製作の映画)

4.2

シャマランの真髄ここに見たり、な1本。

他のシャマラン作品の様なダークさは無く、サスペンスやホラー的な要素も皆無だがドラマとしては他のシャマラン作品に根深くある家族愛や信仰を描いており、適度なコミカ
>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.5

公開当時自分は小学生、過激な作品にあまり触れたことがなかった当時の自分には話の筋を聞いただけでもあまりにショッキングで、観たこともないのにトラウマになっていた曰く付きの作品…笑

原作未読。絵が濃すぎ
>>続きを読む

ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

3.5

タイトルの通りファンタジーでありつつホラー要素もあり、アクションやコメディでもありみたいなごちゃ混ぜ映画。
Netflixオリジナルにありそうな作品。

来た人の夢を叶えるという島の設定がぶっ飛んでい
>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.4

オクタヴィア・スペンサーが良い人役じゃないのって珍しい。見た目のインパクトが半端ない。

邦題のせいだけど別にサイコパスではなくない?って感じの話。

グロイシーンが控え目なので見やすいけど後半もっと
>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.2

ジム・ジャームッシュによるグランドホテル形式の群像劇。
ミステリーではないし言うほどトレインも重要ではない。と思ったらプレスリーの曲名から取ってるらしい。

3つのオムニバスで、同じホテルの同じ時間帯
>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.7

ジム・ジャームッシュのデビュー作。
学生時代に撮ったとかなんとか。

先に『コーヒー&シガレッツ』と『ナイト・オン・ザ・プラネット』を観ていたけど、それらの原液みたいな作品だった。

主人公が街中のイ
>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.1

宇宙船で1人目覚めて〜からのジェニファー・ローレンスを起こして、までは面白かったけど後半アクション映画みたいになるのが残念。
ローレンス・フィッシュバーンが出てから急にどうでも良くなってしまった 。
>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.8

心霊ホラーラブロマンスコメディ。

しょうもないと思ってたけど最後のバトルが面白くてなんか良いもん観た気になった。『来る』のラストに近いものがある。
決して良い映画では無いし役者も大概酷いし演出もセリ
>>続きを読む

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.6

数年ぶりに再鑑賞。

ウディ・アレンの中でも特に良い。

スクリーンから出てきた映画の登場人物と役者本人との三角関係という設定がめちゃくちゃ良い。
映画という虚構を笑いにしたネタが一々面白い。

ファ
>>続きを読む