フリーザさんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.4

ただのホラーじゃない!的な感想を先に見てしまったのであれやこれや展開を予想しすぎたのが裏目に出て肩透かしでした…。笑

ただのホラーだと思って観た方がいいです。




以下ネタバレあり
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ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

3.6

味のあるファンタジー。
子ども向けですが、キモかわいいキャラクター達やデヴィッド・ボウイとジェニファー・コネリーのビジュアルも相まって妙な魅力があります。

この手作り感いいですねえ。
映像美とはかけ
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ザ・ファン(1996年製作の映画)

4.0

トニー・スコット監督作初鑑賞。
リドリー・スコットと比べてどうにも評価が低くこの作品もあまり評価が高いわけではないみたいですが個人的には中々グッとくるものがありました。

ロバート・デ・ニーロが狂人ス
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

3.7

クローネンバーグ作品を久しぶりに観ました。

双子ものってだけで一癖ありそうなのにクローネンバーグなのでやっぱり癖が強い。

一人二役でどうやって撮ってるんだろうって思うシーンが結構ありました。

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エイリアン・ネイション(1988年製作の映画)

3.4

相棒がエイリアンの刑事バディもの。

突飛な設定の割に結構真面目で言ってしまえば地味。
『ゾンビ・コップ』と似たような設定ですがあっちがコメディに振り切っていたのに対してこちらはSFとアクションどっち
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ハロウィン(1978年製作の映画)

3.5

有名作なのに配信サイトにもなくTSUTAYAにも中々置いていなくて観るのに苦労しました。

スラッシャー映画の走りということで今観ると新しさは無いですし良くも悪くも王道ですが、ジョン・カーペンターらし
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.6

80年代のホラー。
コメディ色が強く、ちょっと真面目な『ドラキュリアン』位のノリ。

主人公の兄がヴァンパイアになるという設定が中々面白い。

ちょいちょいミュージックビデオみたいになる演出がダサいけ
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サマー・ナイト(1982年製作の映画)

3.7

ウディ・アレンにしては珍しく都市部ではなく自然の美しい避暑地的な場所が舞台。
BGMがジャズではなくクラシック。

内容はシニカルな恋愛ドラマでくすっと笑える部分も多く、尺も短く観やすいんですが、どう
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ウォー・ゲーム(1983年製作の映画)

3.3

80年代のSF作品。
好みな感じかと思ったんですがいまいちハマりませんでした。

今観ると色々チープなんですがそれが味になっていて雰囲気は好きです。
しかし2時間ある為間延びしており、中盤集中力がもた
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.3

前作の『ニューヨーク 1997』もこれもジョン・カーペンター作品の中では自分的にはイマイチ。

続編と言うよりもはやリメイクって言っていいレベルで前作の焼き直し。
と言っても相変わらずCGがしょぼいし
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フォー・タイムズ・ザット・ナイト(1971年製作の映画)

3.6

マリオ・バーヴァといえばホラー、とりわけジャーロの第一人者のイメージだったのでこんな作品もあるのかとびっくり。

内容は恋愛版『羅生門』的な。笑
ある男女の一夜の出来事を、女による語り、男による語り、
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ブラック・サバス/恐怖!三つの顔(1963年製作の映画)

3.7

映像の怖さ&美しさに加え音の使い方が怖いです。

どの話も良かったですが特に3つ目の話での”いかにも”な色使いや屋敷の内装がツボでした。

オチもGood

呪いの館(1966年製作の映画)

4.1

U-NEXTにマリオ・バーヴァ作品が大量に来て歓喜。

ダリオ・アルジェントが大好きな自分としては先日観た『モデル連続殺人!』同様どストライク。

ズームアウトとズームインの使い方が面白く、特にブラン
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シティ・スリッカーズ(1991年製作の映画)

3.6

コメディ×ヒューマンドラマ

めちゃくちゃふざけている訳でもなくかと言ってドラマパートが特別いい訳でもないですが、色々と丁度いい塩梅ののんびりした作品。

正直2時間近くかける話だとは思えませんしダレ
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チェンジリング(1979年製作の映画)

3.6

オカルトミステリー。
前半は幽霊屋敷を舞台にしたホラー描写で引き付けつつ中盤からは謎解きメインに。

大きな音やグロテスクな映像、キャラクターの絶叫などに頼らないのな中々良い。

ラストは悲しくも美し
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召使(1963年製作の映画)

4.1

白黒映画からではの影やタバコの煙の撮り方、しつこい位に出てくる鏡、上下関係を表す階段などなど、良いなぁと思う映像が沢山。
ぐわーっ!と盛り上がるわけではないですが、静的な緊張感が張り詰めている中カメラ
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ドラキュリアン(1987年製作の映画)

4.1

キッズアドベンチャー。
『グーニーズ』のホラー版という感じ。

モンスターのビジュアルが素晴らしく、ドラキュラがコウモリに変身するシーンや狼男の変身シーンなどが特に良いです。
微塵も活躍しない半魚人の
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

『ポセイドン・アドベンチャー』と連続で鑑賞。
両作品ともパニック映画の金字塔というだけあって今観ても楽しめました。

『ポセイドン・アドベンチャー』が”水”が驚異であり主人公率いる少人数のチームでシチ
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.2

豪華客船の沈没モノというと『タイタニック』が有名ですが、あちらが恋愛やドラマチックな演出に重きを置いた文化系の作品であるのに対し、こちらはどうやって生き延びるかという点に重きを置いたバリバリの体育会系>>続きを読む

ゾンビコップ(1988年製作の映画)

3.7

タイトルとパッケージのダサさが半端じゃない80年代のB級ゾンビアクションコメディ。

設定が結構面白くて、良くある刑事のバディ物+片方がゾンビになるという変な設定の為、味方に不死身のキャラがいるという
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.7

『遊星からの物体X』×『ブレックファフト・クラブ』的な学園SFホラー。

こっちのパラサイトも面白いですね。笑

オープニングのオフスプにテンション上がりました。
アメリカのハイスクール映画要素とSF
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.7

藤子・F・不二雄の短編で同じようなテーマパークを扱った話があったのを思い出しました。
というか『ドラえもん』の劇場版でもこれと似たような展開の作品ありますよね。

テーマパークの崩壊というと『ジュラシ
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.6

1はコミカルな所もあるバイオレンスアクションでしたが今作はアクションコメディと言ってもいいレベルでギャグが多め。
双子の兄弟喧嘩や掛け合い+ロミオのキャラ、1からの刑事の面々に加え今回は敵もだいぶふざ
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処刑人(1999年製作の映画)

4.0

”悪党は殺すべし”という神の刑事を受けたクリスチャンの兄弟が悪党を殺しまくる話。

頭を使わないアクション版『デス・ノート』みたいな、もしくは『バットマン』シリーズや『キック・アス』なんかとも同じよう
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.3

ホラーなのかドラマなのか戦争なのか宗教なのか、ジャンル分け不可能というかその必要もないというか。

途中までは陰鬱な昼ドラ的な雰囲気で話が進みますがクリーチャーみたいなのが出てからはもうとにかくカオス
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マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

4.7

コメディ×歴史×青春×パニック×ロマンスと盛り沢山。
なんとなく『ニュー・シネマ・パラダイス』の前半をB級にしたようなテイスト。

ジョー・ダンテの映画オタクっぷりが爆発してますが、かと言って「分かる
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

4.6

【2020年クリスマス映画鑑賞記録36】

この企画の大トリ。
実際は『恋人たちの予感』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』も観たんですがそれは既にレビュー書いてるんで割愛。良かったらそっちも読んで
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サンタクローズ3/クリスマス大決戦!(2006年製作の映画)

3.4

【2020年クリスマス映画鑑賞記録35】、

シリーズ3作目ですがこの中では一番微妙。
1~2は大人も子どもも楽しめるファンタジーでしたが今作は子ども向け。

2でも「サンタの婚活」と「偽サンタの暴走
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クリスマス・カンパニー(2017年製作の映画)

3.6

【2020年クリスマス映画鑑賞記録34】

がっつり子ども向けのファンタジーかと思いきや意外にも結構ブラックな要素も多めの作品。

冒頭のエルフの工場も経営者の思いつきで振り回される部下の苦労が感じら
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

2.9

【2020年クリスマス映画鑑賞記録33】

名前は勿論知ってますし実家にDVDもあったんですが何となく敬遠していた作品。
今回の連続鑑賞企画で一番期待していましたが正直そこまででした。
名作なのは分か
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セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.9

【2020年クリスマス映画鑑賞記録32】

セレンディピティって言い難い。

『めぐり逢えたら』に近いテイスト。

要は運命を信じるかという話であり、運命を感じたとして受け身じゃなくどれだけ行動的にな
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.9

【2020年クリスマス映画鑑賞記録31】

1991年生まれの自分はこのシリーズはド直撃世代。作中のハリー達とほぼ同い年なので当時はそりゃもう夢中になりました。
ということで何度目か分からない再鑑賞。
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サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪(2002年製作の映画)

3.8

【2020年クリスマス映画鑑賞記録30】

『サンタクローズ』の続編。
前作の設定を活かしつつ新しい展開を見せていてとても良いですね。
チャーリーと親子の関係を取り戻す&サンタの婚活パートと、おもちゃ
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ブラザーサンタ(2007年製作の映画)

3.7

【2020年クリスマス映画鑑賞記録29】

序盤の風呂敷広げるまでがそこそこ長く退屈ですが中盤からは面白い。

主人公がサンタの兄、というめちゃくちゃな設定ながらドタバタコメディというより結構ハートフ
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クランク家のちょっと素敵なクリスマス(2004年製作の映画)

3.2

【2020年クリスマス映画鑑賞記録28】

クリス・コロンバスが脚本なので家族もののコメディですが日本人には合わなそうなノリ。

今年はクリスマスをしないと決めた夫婦が街の人達からクリスマスをやれ!と
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.4

【2020年クリスマス映画鑑賞記録27】

前半は本物のサンタがデパートで働くことになりサンタを信じない従業員やその子どもと交流していくコメディ、後半はサンタが実在するか?という法廷物。
これがめちゃ
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