4423さんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

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カクレンボ(2005年製作の映画)

4.5

東京のような繁華の町中でも、夜分だけは隠れんぼはせぬことにして居る。夜、隠れんぼをすると鬼に連れていかれる
(柳田国男『山の人生より』)

乱立する高層建築物により、地上には光さえも届かない暗闇の街。
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ウィンタースリーパー(1997年製作の映画)

3.5

キャラクターごとに色が決められてるのが面白い。ウルリッヒ・マテスの顔は一度見たら忘れられない気がする。

狐怪談(2003年製作の映画)

3.0

アジアンホラー系は全然ダメなので怖かった・・・。夜の学校の雰囲気ってなんであんなに怖いんだろう。
あと学校のトイレってやっぱり異様。特殊な感じがする。しかもこの作品で出てくるトイレは何故か扉が赤いとい
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.5

IIより無印の雰囲気が断然好き。IIでは同じキャストで撮っている点で監督のファンサービスの良さが窺えるが、いかんせん年月が経ちすぎ。みんな老けたな~。ドクの『ファック!アス!』が聞けて感激したものの、>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウィレム・デフォー演じるスメッカーの変態っぷりにあんぐり状態。これはすげえや!!女装(どう見ても男にしか見えないだろ、とも思いましたが)までこなしてしまうスメッカーにあっぱれ!!正直、兄弟の格好よさな>>続きを読む

パペットマスターと悪魔のオモチャ工場(2004年製作の映画)

3.6

相変わらずのB級っぷりがたまらない。しかもコリー・フェルドマンが父親役で出ていたりするからこれがよく分からない。

今回出場するお人形たちは
・ブレイド(ガリガリ博士)
・ジェスター(ピエロ・ザ・キッ
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ウェルカム トゥ コリンウッド(2002年製作の映画)

3.5

軽いクライムコメディもの。本編もアホみたいに短いのがいい。しょうもない映画だが、そのしょうもなさを楽しむ映画。ウィリアム・H・メイシー演じるライリーのキャラが素敵。頑張るおとんは強し!あの変な角度のも>>続きを読む

パラサイト・バイティング 食人草(2008年製作の映画)

3.5

痛々しいシーンがあると事前に知ってはいたのだが、それでも思わず顔が歪んでしまう。そういうのが苦手な方は注意。人間の皮膚の中で這いずりまわる食人草こと、謎の蔦。もうちょっと出番が欲しかった気もしないこと>>続きを読む

フリーダムランド(2006年製作の映画)

2.5

これは観ていてすごく疲れる映画だ。真面目で堅苦しい。終始慌しくて、騒がしい、うるさくてうざったい。ジュリアン・ムーア迫真の演技は凄まじいがもう二度と観たくない。

悪魔を憐れむ歌(1997年製作の映画)

3.0

げっ!2時間もあんのかよ~と思いながらダラダラ観たが、途中から急速に面白くなって目が離せなくなった。とりわけ、山小屋捜索あたりから面白くなったかな。アザゼル様がちょくちょくやっかいを出すようになってか>>続きを読む

死霊の棲む森(2006年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなく。ホラー映画として観ると物足りないかも。原題は『solstice』で夏至のことで、死者と一番近くなる夏至の日に起きたちょっと切ない悲しい物語。オープニングの鏡を反射させたような映像が>>続きを読む

タイムトラベラー/きのうから来た恋人(1999年製作の映画)

4.0

生まれてはじめて地上に出た35才のおっさんが、空を見て子供のように感激する。海、野球、バスやスーパーのレジ、あるいは雨とか、ここで書いているのはほんの一括りしかないが、全てのものに感動するアダムが可愛>>続きを読む

デスリミッツ(1999年製作の映画)

3.0

ギャンブルに手を出すとこうなっちゃうよ!!という教訓映画なのでストーリーは分かりやすいし、何のひねりもない地味な作品。俳優目当て以外で観るのはおすすめしない。

アラクノフォビア(1990年製作の映画)

3.5

ジュリアン・サンズ演じる博士がアホすぎて笑った。ジョン・グッドマン演じる害虫駆除のおっさんがよかったなあ。もうアナタが主役でいいんじゃない?

リーピング(2007年製作の映画)

4.0

頬には泥を擦った跡があったり、頭はボサボサで丸2日間洗ってないような小汚い格好をしている役を演じたアナソフィア・ロブが一番きれいに見える。この小汚さが一段と彼女を美しく見せるのかも。
終盤はCGをバン
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赤ずきん(2011年製作の映画)

3.5

全体的に色を落としたダークな雰囲気が逸品。真っ白な雪景色に赤が映え、紫神父も嫌でも映える。アホみたいに目立ちすぎる。何だこれ(笑)ゲイリーさんの無駄遣いじゃねーか。
大量の藁の山に青い花を何輪も差して
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ファンタジー・ファクトリー(2004年製作の映画)

3.5

生と死の狭間を描いた作品。題名からファンタジー映画と思いきや、ちょっと異色な作品。空中ブランコの設定はとんでもないが、成功すれば次のステップへ(天国行き?)、失敗すれば塵となり元の世界へ帰れる、という>>続きを読む

アンフィニッシュ・ライフ(2005年製作の映画)

3.5

レッドフォードとフリーマンのじいちゃん二人が可愛すぎる。

「俺を息子の隣に埋めてくれ」
「まず死なないとな」
「いずれは死ぬ」
というじいさんたちのやりとりが最高。

三十九夜(1935年製作の映画)

4.0

女を刺殺した殺人犯として疑われたハネイの逃亡劇。ハネイ自身がその逃亡劇を楽しんでいるように見えるのがいい。ロバート・ドーナットがほどよい緊張感とたっぷりのユーモアで魅せつけてくれる。

スズメバチ(2002年製作の映画)

3.0

ストーリーの説明が一切ないので分かりづらいったらありゃしない。序盤は話がよく分からないまま進む。中盤以降は銃撃戦がメインとなるがこれは面白かった。それと倉庫番のおっさんを演じたパスカル・グレゴリーの存>>続きを読む

ターネーション(2003年製作の映画)

4.0

こういう作品は二度とお目にかかれないであろうと思う。映像に映るジョナサンは美しくて痛々しかった。

ターネーション=天罰、破滅、地獄に落ちる、永遠の断罪

デッドリンガー(2005年製作の映画)

4.0

なんだか気持ち悪い映画だった。グロいとかそういう感じではなくて、鏡を見ているかのようにそっくりな双子。視点が切り替わっても常に同じ顔の人間が映っているため映像に酔う感じかな。映像自体も顔のアップが多く>>続きを読む

ハリケーン・クラブ(1997年製作の映画)

3.5

この作品は思春期を生きる少年たちとその周りにいる身勝手な大人たちを描いた作品だと思うが、少年たちが息苦しく生活しているのがひしひしと伝わってくる。キラキラと輝いた美しいものなんてどこにもない。街の裏路>>続きを読む

クリムゾン・リバー(2000年製作の映画)

3.5

ニーマンスに毛があるぞ~。ニーマンスは犬嫌いなのにマックス役のヴァンサン・カッセルの顔が完全に犬顔やんけ!私は断然2の方が好き。

陰獣(2008年製作の映画)

3.5

原作は江戸川乱歩の『陰獣』。陰獣と言われるとどうしても淫獣の方を想像しちゃうので(実に浅はか)、そりゃもーすんげぇエロいんやろな!?ブノワ兄さん期待していいんやな!?と若干興奮気味で鑑賞したのだが、全>>続きを読む

パペット・マスター 悪魔の人形伝説(2003年製作の映画)

3.0

パペット・マスターシリーズの総集編なので初見だと分かりづらい。出てくる人形たちはどれも独特でいい。

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち(2004年製作の映画)

4.0

レダ役のブノワ・マジメルがカッコよすぎた・・・。全体的に淀んだ感じのする映像は胡散臭いストーリーとマッチしていて良かったと思う。建物の放つ独特の色彩と光の加減が昼間のシーンでも不気味さを醸し出している>>続きを読む

モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)

3.5

(モナリザの絵を見て)彼女は笑っている。幸せだから?それとも幸せそうに見える笑顔なの?

『モナリザは幸せだったのか?』
この問いかけこそが作品の中心テーマである。

50年代のアメリカ。当たり前の
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ヘンリー八世の私生活(1933年製作の映画)

3.5

チャールズ・ロートンはヘンリー八世そのもの。参考までにハンス・ホルバインが描いた肖像画を見てみたが、くりそつじゃないか。あの足のムチムチ具合とか良い感じ。話自体はそこまでシリアスではなく、チャールズ・>>続きを読む

Cinema16: American Short Films(原題)(2006年製作の映画)

5.0

ヨーロピアン版も鑑賞したが、こちらの方がクセの強いもの多くて好き。

ROOM 13(1999年製作の映画)

4.5

あるホテルの13号室にいる1組の男と女。そのどちらかに必ず死が訪れる。
13話も収録されているが、1話6分程度なのであっさり観られた。1人は必ず死ぬという設定や1938年~2000年代にかけて同じ場所
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カンヌSHORT5(2001年製作の映画)

4.5

収録作品。
1.『FAST FILM/ファスト・フィルム』
2.『Do You Have the shine?/ドゥー・ユー・ハブ・ザ・シャイン?』
3.『field/フィールド』
4.『Play w
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キング・ソロモン(1937年製作の映画)

4.0

ポール・ロブソンの低音が響きまくる歌声や、アンナ・リーのちょっとした仕草(メチャ可愛い)、ローランド・ヤング(※男性)の入浴シーンや生足ショットなど見応えのある作品であった・・・(幸せ)。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.5

原作はスザンナ・ケイセンによる自伝、『思春期病棟の少女たち』。深夜の病院でボーリングをしたり、お互いのカルテを読み合いっこする少女たちの姿がキラキラと煌めいて見える。
スザンナがウーピー・ゴールドバー
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.5

血を連想させる真っ赤なフィルターをかけたような映像。ドラキュラ伯爵の影の演出など、独特の映像趣向が目立つ作品。基本的に画面は暗めだが、そのダークさが良い。石岡瑛子氏の衣装が相変わらず素晴らしかった。

サボタージュ(1936年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック、イギリス時代の作品。演出や映像は当時から光るものがある。この短さで楽しめる作品はそうないと思う。そしてジョン・ローダーはやはり典型的な二枚目である。かっこよかった!
※ヒッチコックは刑事
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