ぽん太さんの映画レビュー・感想・評価

ぽん太

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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.0

ターミネーター2以降がなんとも言えない人にとってはとても良い映画だと思います。
最近多いですが,過去の栄光に頼って感は否めませんが,ターミネーター2ありきで,とても良いです。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

ゴジラの真骨頂とも言える最高の作品です。
歴代ゴジラシリーズとしてはもちろん,邦画として観ても文句なしの最高傑作です。
原点である初代ゴジラ,見ようによっては陳腐な娯楽作品に成り下がってしまったゴジラ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.5

長きに及んだシリーズの大団円です。
とりわけ思入れがある故のレビューです。ご容赦ください。

初めて観に行った映画が初代の「ジュラシック・パーク」でした。
幼少期でしたが,1人で観にいきたかった父親に
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

映画史上最高傑作の一つです。
CGが市民権を得た時期の傑作の一つですが,「恐竜」というカテゴリーの映画の中で,未来永劫色褪せることのない最高傑作です。
30年に渡りシリーズ化され,良し悪しはあるものの
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.5

前情報なしで観て,ドキュメンタリーとしてもそうですが,映画としてもとても良い作品でした。

私は整備された登山道しか登りませんが,それでも,山の良さ,なぜ登るかを全て代弁してくれています(想像もできな
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

5.0

SF映画としてこれ以上ない作品だと思います。
遠い昔の原作でありながら現代に見事に蘇らせつつHGウェルズ感がすごい!
小細工一歳なしの,ザ・王道でありながら,圧倒的インパクトのこれ以上ない傑作です。
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

ゴールデンカムイから興味を持ったものですが...。
山や開拓民の歴史,野生動物の怖さに興味がある方ならずっと楽しめる映画だと思います。
熊の恐ろしさ,自然の美しさと恐ろしさ,そして生きるとはどういうこ
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.5

戦争の狂気を淡々と描いていきます。
鬼畜の所業を行ったヒトラーを,いつでも戦勝国は悪の象徴としていますが,ヒトラーも1人の人間で国を守るために戦い何かが狂ってしまったのでしょう。関係する一人一人,道徳
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トップガン(1986年製作の映画)

2.7

よく名作として語られていますが,縁がなく続編に興味を持ち初めて観ました。

ミリオタでしたら楽しいのかもしれませんが,戦闘機に疎いものとしては基本的に構図が分かりにくく,メインのアクションシーンが思っ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

最高の娯楽映画です。
ウルトラマンの造形が美しい。あくまで特撮を現代の技術で表現した感じです。怪獣もテカテカですが,特撮感があって良い。

本来30分の短話を複数一本の映画にまとめたような作品で,1本
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.0

派手さはありませんが極限状態というものがどんなものなのかひしひしと伝わってくる傑作です。
会話や人間同士によるドラマがないまま淡々と進んでいくのがむしろ恐ろしさを増幅させます。
極限状態にあって,なぜ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.5

面白すぎました。
大和や山本五十六に関する映画は多々ありますが,非常に興味深い。

邦画全般に言えますが,技術,予算の兼ね合いでCGがいつまで経ってもジュラシックパーク以下の映画ばかりですが,今作品は
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.0

豪華なキャストで,大泉洋好きだったり,勇者ヨシヒコとか宇宙のお仕事が好きが観ること前提です。私も大好きなのですが,その上での感想です。
全体的に大好きな人たちが大好きな演技をしているのですが,映画とし
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

3.1

ゴジラシリーズとは全くの別物ですが娯楽映画としては面白いです。
お金を掛けた意図しないB級映画枠としては十分楽しめます。
ゴジラへのリスペクトが全くなく、ジュラシックパークっぽいところもなんだか微笑ま
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

アイディアやオチはとても良いもので,こういう挑戦はどんどんしてほしいと思います。
特にレジェンダリーのゴジラから始まり,日本でもシン・ゴジラ以降,特撮(着ぐるみではありませんが)界のハードルがとんでも
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

上映前から興味津々でありながら,あまりの低評価の嵐に結局観に行けなかったものです。
テーマとなったドラクエ5をこよなく愛し,そしてフローラ派だった者が,レビューを見て葛藤に葛藤を重ね低評価の通りの映画
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.5

素晴らしい以外に感想はありません。モンスターバースのゴジラが,昭和からの歴代ゴジラと完全に合わさって新たな道を歩み始めた瞬間を見ることのできる映画だと思います。
2014にハリウッドで再デビューを果た
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少林サッカー インターナショナルバージョン+NG集(2001年製作の映画)

4.0

歴史的な名作です。20年経った今も全く色褪せない,「ピンポン」と並ぶデタラメスポーツ界の最高傑作の一つです。

ダメな点はあげればキリがありません。
時代と共にCGのテカテカ感は気になります。今よりも
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.8

優しい気持ちになれる綺麗な映画です。
なんだかビッグ・フィッシュをほんのりと思い出しました。
ただの青春映画でもなく,青春とファンタジーの間くらいの,ただただ良い話です。
原作は知らないのですが,時々
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

あんまりしっかり見た覚えはないのですが,金曜ロードショーでよくやっていた「アナコンダ」ですね。
よくわかりませんが,ハリウッドには数年に一度「アナコンダ」を色々な形でやらなければならない暗黙のルールが
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.0

昔のアナコンダみたいな,怪獣系の娯楽映画です。
お金をしっかりかけたB級映画ですね。好きです。
好きですが,作品としての深みなどは皆無で本当の娯楽映画ですね。お酒片手に暇潰しに見るのがちょうど良いでし
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.0

普通に良い映画で途中グッときますが,可もなく不可もなく感が拭えません。
「あの花」ほどのインパクトはありませんが,SFとしても面白く秩父に馴染みがあるものとして何気ない風景がたまりません。

ただ,あ
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ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

4.5

映画としてはあらが目立ちますが,特撮としてはガメラ3と並んで過去最高傑作だと思います。
とりわけゴジラ好きとしては,歴代ゴジラの中でも初代ゴジラに次ぐゴジラシリーズの大きな節目の映画だと思います。歴代
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ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

2.9

可もなく不可もない,平成初期ゴジラシリーズの平均点と言えるような映画です。

vsキングギドラのゴジラザウルスから,vsメカゴジラのベビーゴジラ,本作のリトルゴジラ,vsデストロイアのベビーゴジラとゴ
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ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)

2.8

平成ゴジラシリーズと共に育ちましたが,リアルタイムでは「ゴジラvsデストロイア」スタートで,それ以前はビデオで観た世代です。
やはり平成初期のゴジラには特別の愛着があり,凛々しくも愛嬌のある顔,昭和か
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.8

なだら観しようと思って構えずに観てしまいましたが,腰を据えて観るべき名作でした。

青春映画として,「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「リンダリンダリンダ」などの流れを組む青春映画の金字塔と
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

4.0

クレヨンしんちゃんの中でも結構好きな部類です。
いつも通りおバカな話なのですが,希望があると人間は強くなれるんだと考えさせられる良い話です。
家族の絆や友情など心温まる流れも満載です。
ブラックホーク
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クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

3.0

安定のいつものクレしんです。
何も考えずに楽しく観られます。ただ時々映画にある泣かせに来る感じや深みはありません。
ただのいい話ですが,今の時代,ただのいい話って何だかいいもんですね。可もなく不可もあ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.1

大人になってから見返して,味のある作品だと思いました。
大きな盛り上がりがなく全体的にとても地味なので娯楽映画としては微妙だと思いますが,古き良き時代とは何なのか色々と考えさせられます。
ただ,今観る
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天使のいる図書館(2017年製作の映画)

3.0

どこか幻想的でとても綺麗な映像と,音楽と,なんとも心地良い雰囲気を醸し出す映画でした。
小芝風花は本当に綺麗ですね。
ただ,監督か脚本かわかりませんが,要所要所で演技の違和感がとてつもないです。演出な
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3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

3.5

特に期待して観た訳ではなく、中身はダメでも中条あやみを観るだけでも良いだろうと思って観ましたが、なかなか良かったです。
電車男と評していた方がいましたが、そんな感じです。電車男を少し薄めたような。
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

ちょいちょい胸糞悪いですが、3部作のラストに相応しく上手にまとまっています。
1から3までもれなく良い作品もなかなか珍しいと思います。
スパイダーマンは1,2,3それぞれかなりカラーが違います。ストー
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.5

かっこいいです、色々と。
駄作の多い2ですし、今作もぼんやり観ているとアクションばかりのありがちな2だなと思いますが、主人公の葛藤と前作のモヤモヤが一つ解決される、よく出来た作品です。
雰囲気はヘルボ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

元祖スパイダーマン、この作品があってこその今のアメコミのただのSFアクションではなくヒューマンドラマの流れができたのだと思います。大好きな「ダークナイト」もこの流れを汲んでいると勝手に思っています。>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

いつになっても色あせない、名作中の名作です。
観終わってから冷静になって考えると正直そんなに大した話ではありません。でも主題歌が心に染みて、何とも言えない暖かな気持ちになるのです。
死、友情、青春、戦
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.5

良い話でした。
ふざけててバカっぽいですが、終始心温まる良い話です。
深田恭子と土屋アンナ、どちらも綺麗で贅沢です。
時間もそんかに長くなく、軽い気持ちで少し幸せな気持ちになれる良い映画でした。