ヨウさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ヨウ

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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.4

なんだこれ…
すげえ映画観たって感じ…
最後の最後までよく分からんかったけど、めちゃくちゃ好きなやつかも。
何も理解できんのに観客を魅了する映画って尊敬しかない。

「どれを選んでも正しい道だった」
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.8

あぁ最高だった…
余りにも素晴らしすぎて観終わった今でも泣きそうになってる…
ラストの演奏とかもうヤバいって…感動で息もできなかった…なんだあの3人…神々しいにもほどがあるだろ…
こんな最高な創作物を
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.3

こういう時空を超えた話ってめちゃくちゃ良いよなぁ。
インターステラー的な。
久しぶりにのめり込めるような映画を観た。
ハッピーエンド版バタフライエフェクトって感じかな。
オーロラが導いた奇跡。
それは
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

ローラダーンが良い先生すぎる…めちゃくちゃ心動かされた…あんな先生がたくさんいれば世の中変わるんだろうな。

遠い空の向こうには無限大の夢とドラマがあった

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

学生最後の日に素晴らしい映画を観ました

「我々が残した功績は大したことではない。でもこの先、仕事をこなすだけの単調な毎日が続いて心が麻痺してしまったら、あの小さな達成感を思い出してほしい。」みたいな
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ラルジャン(1983年製作の映画)

4.3

金は人を地獄へと導く…

徹底された無機質さ、単純さ、残忍さ。

「そこ撮るか」と驚かざるを得ないカットの数々。

婉曲的に表現された悲劇が忌々しい後味を残す。

シンプルなはずなのに難しい。それでい
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

どんどん綺麗になっていくジュリアロバーツ、堪らん…
人を好きになった女性ってほんとに尊いな…
あの乙女な感じ、キュン死ですよ…

リチャードギアが羨ましいにもほどがある!
最後クソな親友を殴ったところ
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これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

-

どこにでもカメラ持ってってグルグル回し続けるおっさんのど根性精神よ笑

映画史的に大変重要な一作なんだけど、脈絡もない映像がひたすら流れ続けるだけなのでまあ眠くなるわな…笑 これはもはや生理的に仕方な
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憎しみ(1995年製作の映画)

4.4

腐った社会
溜まりに溜まった憤懣
反社へ振り切る若者
そして終末。。。

やっぱこういう映画は紛いもない傑作なんすよね。
『シティオブゴッド』とかと同じでさ。

強烈に印象付けられる撮影技法も見もので
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

いろんな人から「良い人」って言われがちな自分、これけっこう心にくるものがありました…
そうなんだよな、良い人って刺激がなくて退屈なんだよな…
コリンファレルへの感情移入が凄まじかった…
絶妙に笑いどこ
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.7

え…
何気に初めて観たけど、これジブリの最高傑作じゃないか…
ノスタルジーに満ちた作風、あの頃を思い出す微笑ましい友情や恋、そして人生における大切なメッセージの数々…
心震わす叙情的なシーンばかりで何
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.9

ヤバい…涙が止まらない…😭
インターステラー観てる時くらいに身体中から水分奪われた…
あの音楽が流れるたびに涙腺ゆるゆるで…
最後の方なんてずっと鼻啜りしちゃってたよ…
隣の人たち、うるさくしちゃって
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セッション(2014年製作の映画)

4.9

え??こんな凄かったっけ???
なんだこの完璧な傑作は…
2年前に自室で観た時と全く違う体験…
映画館で観るセッションがこれほどまでに素晴らしかったとは…凄すぎて絶句です…
自分の中でララランド超えし
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大恋愛(1969年製作の映画)

4.1

車道を走るベッド🛌💨
誤ってオバさんに告白しちゃうエテックス
飲んでない飲み物持ってかれるおっさん

観客のツボを擽るようなシーンが盛り沢山ですねぇ
フレンチコメディってめちゃくちゃおもしろいな
面白
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.5

完璧な短編
ここまでオモロいと逆に引くw
シェービングクリームつけたまま駐車できないおっさんまじワロタ
ピエールエテックスのセンス、ほんとすごいな

風が吹くとき(1986年製作の映画)

4.5

これはヤベェ…

もう二度と観たくない…

だがしかし傑作…

あの可愛らしい絵コンテがグシャグシャになってく感じ、耐えられへん…

この世界はなんと愚かで残酷なのだ…

お国を信じた2人の犠牲が我々
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ストリート・オブ・ノー・リターン(1989年製作の映画)

4.3

まあ普通に傑作じゃないですかねぇ
割と展開は短絡的だけど観る者を惹き寄せる何かがあるねこれは
どこか昼ドラを連想させるような雰囲気が良い味出してる
劇伴がめちゃくちゃ自分好みだったのよね〜
歌声を奪わ
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吸血鬼(1932年製作の映画)

3.7

「白昼夢」ってのをそのまま映像化したみたいに何もかもが曖昧で悍ましい。

だから僕もウトウト…笑

なるほど、恐怖って理解し難さから派生する人間精神の脆さが全ての根源なんだな。そんなことをこの映画は訴
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はなればなれに(1964年製作の映画)

4.4

1分間ガチ沈黙
小洒落たダンス
ルーヴル美術館で全力疾走

こりゃあいいっすねえ

軽妙洒脱な雰囲気がすげえ好き

ストーリー内容が易しくて、意外にもハッピーエンドという、ゴダールにしては異質な例。強
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.8

ほほう…
女版ホドロフスキー映画といったところかこれは…
実験精神が旺盛すぎる笑
中身はほぼ無いのに凄まじい創作への衝動が魂まで伝わりますね。
これ、「オシャレ映画」としてめちゃくちゃ流行っただろうな
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

これは…人生のバイブルだ…
余りにも素晴らしい…

できることから、コツコツと。
人との関わりを大事にしながら。
風が吹き、葉が落ちて、土が育ち、果実が実る。
そんなフルーツのようにゆっくり人生を歩ん
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セレブレーション(1998年製作の映画)

4.4

全員、情緒不安定が過ぎる…
ほんとにヤッベェ家族だなおい…
祝いもクソもねえよこんなの。
トマスヴィンターベアの処女作がこれほどの破壊力を秘めていたとは…
やっぱりこの映画監督、頭おかしいよ(褒め)
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.3

大好きな音楽家の人生を全身全霊で浴びた
ワンスアポンアタイムインアメリカ、ニューシネマパラダイスなど、大好きなあの音楽が流れるたびに目頭が熱くなる
たくさんの苦労を乗り越えたモリコーネが栄光を掴んだ瞬
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マルメロの陽光(1992年製作の映画)

4.2

非常に貴重な映画を観れた
これだけでも感無量ですね

エリセ独特の静けさが病みつきになりますなぁ
未完成の美学とは何かと身をもって知った

よく分からないことばっか話してるけど、たくさんの人との交流模
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.1

ほんとに涙しか出ねえよこんなの…
可哀想すぎるだろ…

貧しい時代は人の心を完膚なきまで踏み躙る。
そして人を狂気に走らせる。
ネオリアリズモの厳格さに屈服した。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.3

出自の違い、文化の違い、多くのしがらみを超えて育まれる恋、友情、愛情。
苦い現実ごと融解させる優しい音楽が耳に心地良い。
あの恋人たちに泣かされ、あの男たちに泣かされ、あの親子たちに泣かされる。
珠玉
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.5

うおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!
超絶オモレェぇぇぇ!!!!!!
死ぬほどに好きだこの映画!!!!!

暴力、コメディ、青春、あらゆるジャンルをミックスした闇鍋だった…!
こういう日本映画を俺は待ってい
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.1

観てる間「んー?何だこれ??」

ラスト「ん?!え?!何だこれ?!」

観終わった後Wikipediaにて
「んー??あー!!そういうことか!!」

いやサイコパスすぎるだろこの映画w
多重人格って怖
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.4

新年初映画は小津にした。
久しぶりに観るとやはり良い。その一言に尽きる。
エッジの効いたユーモアが秀逸でしたね。
悲喜交々の家庭ドラマにはいつも感嘆させられる。
小津の最後の意志を笠智衆が見せたラスト
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.3

なるほど…
たしかにこれは「日本映画の金字塔」だわ

複雑でよく作り込まれたストーリー展開も然り、映像表現がめちゃんこ好きなやつだった。

むかしガキ使でスケキヨネタやってたこと思い出して、今になって
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.2

『セントオブウーマン』と同じ感動を味わった
やっぱり老人と若者の組み合わせはいいよね
これぞ名作ってやつか

自分に人生の喜びを教えてくれた若き友人。今度は自分がお返しをする。イケオジが背中で見せた人
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.6

凄すぎてほんとに凄い以外の言葉が見つからない

217分途切れることなくパーフェクトショットが続くってもはや人間業じゃないって…

燻んだ色彩
悍ましい表情の妙
精緻なあわい
静かなる息遣い
言葉にせ
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ショック集団(1963年製作の映画)

4.5

本当にとんでもない映画でした…
恐ろしすぎるってこれ…
マジで下手したら『ヘレディタリー』みたいな究極のホラー映画と肩並べるくらい怖いよ…
常軌を逸した人間の狂気をまざまざと見せつけられて脳髄砕かれま
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