台灣まぜそばさんの映画レビュー・感想・評価

台灣まぜそば

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アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.8

金粉の箇所、こういう偶発的な奇跡のショットに痺れる

子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎(1974年製作の映画)

3.0

圧倒的な画面で語ってくる三隅子連れ狼に対してこちらは拝も大五郎もなかなか説明的でポップな仕上がりになっている カット割からの緊張感は薄い
勝手に自分から雪に潜っておいて「凍え死にそうだ...」はアホす
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子連れ狼 冥府魔道(1973年製作の映画)

3.5

水中戦のフレームインしてくるところのかっこよさ 三隅研次は相変わらずショット強度もエグいしカット割もエグい

喜劇 特出しヒモ天国(1975年製作の映画)

3.5

人物たちの生へのエネルギッシュさに『ひらけチューリップ』を思い出した
全裸で川に浮かんでいる芹明香が忘れられない

(2023年製作の映画)

3.6

『みんな〜やってるか!』のノリ
戦国版アウトレイジという宣伝文句に悪い意味で騙された
こんなにカット割るの早いっけ
印象的なショットがほとんどなかったってのが率直な感想
寺島進が銃口を向けるカットがほ
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.5

現代で観るとお姉さんの決断あたりの価値観が古臭すぎると気になったが(というか若干引いてしまった)、こんなに視覚的に喰らうイかれたミュージカルを観るのはケンラッセル諸作品以来
まる子のお姉さんが最後まで
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラが出るまでひたすらクドい過剰演技をずっと見せつけられてて幸先不安だった
安藤さくらもクドいし、神木も何回叫んでんねんと 黒い雨のシーンでの発狂カットとかは邦画のダメなところの現れ
庵野はそ
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アン・ラシャシャン(1982年製作の映画)

3.0

劇場内の緊張感を解いてくれるような短編でなかなか笑えた

すべての革命はのるかそるかである(1977年製作の映画)

2.0

監督名伏せられた状態で観てたらド直球におもんないって言ってたと思う

雲から抵抗へ(1979年製作の映画)

3.0

歩いていくショットの尊さや木漏れ日も最高で、暗闇の中から子供がかけよってくる箇所なんかは特に印象的で映画原理主義的な快感はたしかにあるけど恥ずかしげもなく正直に言うと「わしにはわからんアホじゃけぇ」と>>続きを読む

四月(1962年製作の映画)

3.8

イオセリアーニ全然観てこなかったけどタチみたいな作風だった
ラストの和解へと進む編集が大胆で好き
物質主義批判とかそんなもんは置いといて普通にあの落下の運動が面白い 社会派アピで映画をくってしまって
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.4

何度観てもラストのフレーム内フレームを突破していくエレベーターの演出で映画って最高だなと思います

噛む女(1988年製作の映画)

3.5

神代映画といえば"セックス"を媒介にする男女のやるせなさを描いていくが本作は"子供"を媒介にしてる感じがあり、これもまた神代にしか描けない映画だった

彼岸花(1958年製作の映画)

3.5

佐分利信にガツンと言うシーンの田中絹代が強かすぎる

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.5

去年の取りこぼし たしかに評判通りおもしれぇ
落下する風船のショットがカッコ良すぎて痺れた
鉄格子や防弾扉などの空間を活かした緻密な演出が続いていくのに終盤の銃撃戦でスローモーション多用で一気に安っぽ
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.0

アップ多用すぎて空間処理が微妙すぎるうえにジャンプスケア頼りなだけで何が怖いのかわからん

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