鉄生さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

鉄生

鉄生

映画(182)
ドラマ(0)
アニメ(7)

駅 STATION(1981年製作の映画)

3.8

高倉健には北海道がよく似合う
特に冬の北海道
何れ「鉄道員」もレビューするが、雪の降り頻る中佇むだけで、充分カッコいい

高倉健演ずる三上英次刑事が主人公だが、この映画の真の主人公は女達だ

いしだあ
>>続きを読む

居酒屋兆治(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの高倉健氏がやはりカッコいい
健さんはなんでこんなにカッコいいのだろう

亡くなってしまった元恋人と一緒に写っている写真に火をつけて、灰皿の上で燃やし、一人酒をあおる高倉健演ずる主人公英治
>>続きを読む

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.7

生に貪欲な人々に惹きつけられるのは何故だろう
濁りのないギラギラした眼に引き込まれそうになるからだろうか
産まれた時から衣食住に不自由しない生活送ってりゃ自殺者も増えるわな

ピーターは呟く
「見える
>>続きを読む

馬々と人間たち(2013年製作の映画)

3.5

お得意の中古DVDショップで衝撃の税込110円!
そりゃあ買うわよねえ奥さん!
奥さん家の屋根裏で忍者が死んでますよ!

閑話休題

馬の走りってキレイなもんだとばっかり思っていたが
冒頭の馬の走りは
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

なんかもう…
くだらないんだけどさ
くだらないんだけど、超一流のブラックジョークというか…
本気の悪ふざけはこんなにも面白いんだな、と

某ロックバンドのドラマーやギタリストには許可は取っているのだろ
>>続きを読む

ステラ(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

母の日だからというわけではないが…
定期的に見たくなる
泣いちゃうんだけど

山田洋次監督、脚本家の倉本聰氏に匹敵するくらい泣かせるねベッド・ミドラーは
この3人で映画撮ったら「世界中が泣いた!」は必
>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

コーヒーとタバコの相性は最高

濃いめのコーヒーね
砂糖とミルク?
子供の飲み物だそりゃ

タバコはキツめのが良いね
そして巻きがシッカリしてるの
でもゴロワーズってタバコはありゃただの馬糞だ

イギ
>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

堤真一氏の演技につきる
福山雅治氏の抑えた演技も良い
この映画の真の主人公は石神なのだ、と

不器用ゆえの痛々しいまでの愛し方
人を愛するという事はここまで痛みが伴うモノなのか

大前提として
法治国
>>続きを読む

アメリカン・パロディ・シアター(1987年製作の映画)

3.2

くだらない
本当にくだらない

なんで俺こんなの見ちゃったんだろう
ジョン・ランディスが監督に名を連ねてるからか?
なんでだったんだろう…

アメリカ人て本当にばかだなあって思わせてくれる作品

いや
>>続きを読む

悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

3.2

キングオブB級映画
このノリは大好き

中学生くらいに初見
TVの深夜放送
シチュエーションからして典型的なオタク中学生だよなあ…

ストーリーは意外にも(失礼)結構しっかり作られています
グロシーン
>>続きを読む

チレラマ CHILLERAMA(2011年製作の映画)

3.0

たまにねえ思うんですよ

なんで自分はこんなにもクソみたいに弄れてるんだろうか、と

俗にいう「ハリウッド超大作!」「全米がクソ泣いた!」とかは余り興味ない
寧ろクソ喰らえと

そして
こんなクソ映画
>>続きを読む

エル・トポ(1970年製作の映画)

4.0

キング・オブ・カルトムービー
だ、そうで…

カルトと言う言葉だけを見れば
余り歓迎されない単語ではあるが
カルト「映画」となれば「少数の熱烈な信奉者を指す用法」という事らしい

なるほど、この映画は
>>続きを読む

死よ、万歳(1971年製作の映画)

3.5

またもやお馴染みの中古DVDショップでの250円での販売
この作品については…
うん…
まあ、そうよね

子供ってのは残酷な生き物だよね
無邪気な笑顔の裏にある邪悪な笑顔に気付かされる


物凄く不快
>>続きを読む

ダイナー(1982年製作の映画)

3.5

ボルチモアといえば
オリオールズ
ブルークラブ
そしてこの映画「ダイナー」

この何ともいえない閉塞感
キライじゃない
この何ともいえない怠惰感
キライじゃない
この何ともいえない倦怠感
キライじゃな
>>続きを読む

ムービー43(2013年製作の映画)

-

定期的にこういう映画を観たくなる
何故かって?
私自身がキ〇タマだからだ!
失礼、低俗だからだ!

うん?
疲れてないよ?

私に負けず劣らずなキン〇マおバカ映画
失礼、低俗おバカ映画
お金払って見る
>>続きを読む

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

4.0

余り認知されていないが紛れもなく名作

ゴンタクレな父親を食わせるために、働かなければならない健気な小学5年の少女の物語
…だよね?
いや、間違いなくそうなのだが…
全然ジメジメしてません
笑えるんだ
>>続きを読む

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.5

予想以上に楽しめた佳作

老いるのはそんなに悪いことではない
失うモノも多いが得るモノも多い
見えなかったモノも見えてくる
わからなかったコトもわかってくる

笑ったり悲観してはいけない
誰もが行く道
>>続きを読む

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

経験した者でないとわからないであろう、アメリカ南部の茹だるような暑さとタイサンボクの香り

そして南部特有の偏見とねっとりとした差別の目

いくら声高に人種差別反対と叫んだとて、根底にはまだ流れる卑し
>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.7

発想が狂ってる
狂ってるが故の斬新な面白さ

人の頭の中を覗いてみたいとは思わないかね?
レオナルド・ダ・ヴィンチ
アルバート・アインシュタイン
スティーブン・ホーキング
トーマス・エジソン
etc…
>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

大泉洋上手くなったなあ…

鹿野氏のような人物は大好きになるか大嫌いになるか両極端なんだろうなあと
恐らく鹿野氏に対して「このクソガキ!」と言えるような人物じゃないと鹿野氏の魅力は伝わらないね

決し
>>続きを読む

シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

3.5

破滅に向かって突き進むのってなんてカッコ良くてなんてカッコ悪いんだろう

好きに生きりゃイイ
堅実に生きてもイイ
麻薬に溺れてもイイ

でもな
ナンシー・スパンゲン
おめーはブサイクだ

それを認識す
>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

バンブルビーが何故にそんなに表情豊かなのか?
これだけ表情だけで表現できたからこそ、感情移入できたのかもしれない

ヘイリー・スタインフェルドがとてつもなくチャーミング
訳ありな少女の役を、少女から大
>>続きを読む

真夏の夜のジャズ(1959年製作の映画)

4.0

最高にご機嫌になれる、1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバルのドキュメンタリー映画
古き良きアメリカの一部が垣間見れる
観客の様子を見るだけでも楽しめる

マヘリア・ジャクソンのなんと神々し
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.0

粋だねえ…
こんな痛快な復讐劇が他にあるだろうか

復讐に恨みはらさでおくべきか的な、涙はナシ

あるのは痛快な爽やかさ
そして軽快なピアノとジン(惑わされるな!)

スカッとしたい時に見る映画NO.
>>続きを読む

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

3.8

生命というのはかくも儚いものなのか
ラストが兎に角鮮烈

「祖国に対する報われない愛の記念に」
マチェクの台詞に憧れたなあ

結局、人は「灰」になる
しかし、誰しも「ダイヤモンド」のような鮮烈な日々を
>>続きを読む

ドカベン(1977年製作の映画)

2.8

鈴木則文監督はこれ1作で稀代の名監督になった

高品正弘氏(現・高品剛)が岩鬼役を怪演!
ケチのつけようがないくらい、岩鬼にしか見えない

ルパン三世 念力珍作戦(1974年製作の映画)

2.5

迷作中の迷作

しかし、しこたま飲んで酔っ払った状態で鑑賞すると
名作になる

あら不思議

スケバン刑事(1987年製作の映画)

3.0

南野陽子と結婚すると信じてた15歳の頃の自分に伝えたい

「夢は叶わん!」

映画の内容?
覚えてません!


南野陽子が可愛いかったのは覚えてます!

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.5

素朴だけど味わい深い佳作
ストーリー的には男女が出会い別れるありきたりなモノ

しかし、ありきたりにならないのは音楽が素晴らしいからなのだろうか
久々に映画のサントラをダウンロード

決して豊かではな
>>続きを読む

刑事物語2 りんごの詩(1983年製作の映画)

3.5

たけえし!ハンガアアアアア!!
ちがあああう!木のやつううう!

かと思えば

男は強くなければ大切な人はみんな遠くへ行ってしまうんだぞ!

片山さん
肝に命じてます

思えば遠くへ来たもんだ(1980年製作の映画)

3.5

地味な映画だが佳作
1人の青年教師の成長物語

あべ静江さんキレイだなあ
笑点で座布団運びをしている山田隆夫さん演じるカラスが良い味出してる

古き良き時代の松竹映画の象徴である
DVD化を強く希望す
>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

3.2

ダメだあ
こんなのガキの頃に見たら

オレみたいなろくでもない人間の出来上がりよ

キャプテン(1981年製作の映画)

3.8

野球漫画の最高傑作

いざ、尋常に勝負!って場面で魔球とか出されたらシラケるわな
この漫画には一切魔球は出てこない
それどころか一流のスーパースターのような選手も出てこない
だからこそ、面白いのだ
>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.8

嗚呼、ユロ氏に会いたい…

派手なアクションがある訳では無い
格別ストーリーが面白い訳では無い
ラストに大どんでん返しがある訳では無い

庶民が住むパリの下町と、対照的な上流階級のモダンなオートメーシ
>>続きを読む

密告(1943年製作の映画)

3.8

これ程の名作が中古DVDショップで250円の叩き売り
なんとまあ嘆かわしい…
しかしその分私のコレクションは潤うのだから文句は言わず、か

「恐怖の報酬」で有名なフランスの映画監督、アンリ=ジョルジュ
>>続きを読む

ゾンビ-日本初公開復元版-(1979年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画はこれ1本でOK

ただゾンビが徘徊し人肉を喰らうだけてはなく
人間ドラマが溢れているから面白い
映画を全編に亘り支配するゴブリンのあの音楽と得体の知れぬ閉塞感
震えが来るほど堪らない

>>続きを読む