ゾンビおじさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゾンビおじさん

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デッドプール(2016年製作の映画)

3.2

地獄の軍団に改造人間にされた男の復讐劇。頑強なシーモネーターにして兎に角メタるヒーロー。この人はマーベル出身だがXMEN系列故FOXが権利を持っており、顔が似てるソニーのスパイダーマンと違いマーベル単>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.3

シェルター内での監禁サイコスリラー。前作同様の街を壊す怪獣を期待しちゃ駄目、まあでも毎年原子力蜥蜴や宇宙亀がポンポン出てきて襲われる島国の方が異常なんだ。次回作がどんなジャンルになるか想像できず楽しみ>>続きを読む

ヒットマン: エージェント47(2015年製作の映画)

3.1

自分を殺し屋にした科学者に会うヒットマンの話。ゲーム映画化。前作より更にステルスや変装が減り沈黙の暗殺者という原作の空気から離れた。刃向かう敵を正面から全部倒せばOKなド派手脳筋ステルス。私の操作する>>続きを読む

アーロと少年(2015年製作の映画)

3.7

臆病な子供恐竜アーロと原始人スポットの帰宅の話。恐竜は知性を備え、人は獣な世界。名犬ラッシーや洗い熊ラスカルの様に動物を育て子供が成長する童話。でも前述作品同様ペット名をタイトルにすると家畜人間スポッ>>続きを読む

ジャック(1996年製作の映画)

3.3

人より数倍早く老化する純真な子供(見た目はおじさん)の話。私が小学生の時ぐらいに見たけど、劇中で老化を利用し仲間の男児の為に成人本を買うシーンが青天の霹靂だった事しか記憶にない。チクショウ、私は子供の>>続きを読む

トイズ(1992年製作の映画)

3.4

デジタルおもちゃの軍事転用を目論む元軍人に伝統的おもちゃ製作者が抗う話だったはず、子供の時の記憶が正しければ。本作から20年たち実際ネバダ州からリーパーを遠隔操作し空爆する時代になったが、いっそ彼我共>>続きを読む

ハリウッドがひれ伏した銀行マン(2014年製作の映画)

2.5

独立系映画へのプリセールという融資制度を確立した銀行家の実話。映画を企画の段階で各国の配給会社と契約を結びそれを担保に融資。審査とリスクを配給に押し付ける貸付。仕事の愚痴と家族の思い出と成功とは何かの>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

吹雪の山荘に集まった8人の無法者のミステリー。クローズドサークルの中に全員殺人鬼のような怪しさ、多人数の異なる思惑が生み出す複層の殺人の連鎖。最後の取引、2頭の馬で複数の賞金首の死体は運べないって言う>>続きを読む

仏陀再誕(2009年製作の映画)

2.0

幸福の科学の布教用宗教アニメ映画。幸福の科学の総裁が創価学会の会長を妖力対決の末に退治するという想像以上の内容。私はどちらの信徒でもないが、とにかく終始爆笑していたのである意味幸福を実現する映画だった>>続きを読む

X-ミッション(2015年製作の映画)

2.6

過激派自然保護スタント集団への潜入捜査の話。スタントマンを高速で捕鯨船にぶつけると死ぬ。Youtubeでスタント動画のプレイリストを2時間再生し続けたら完成してしまったような映画。オザキ・オノってサト>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.8

悪徳警官のパトカーを盗んだ男子小学生達が無頼漢の決闘に巻き込まれるスリラー。ワンシチュ好きにぴたりとハマる硬直した空気。コースを横切る牛を避けるのはマリオカートのモーモー牧場で培えるスキル。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.6

新人警官のうさぎが先入観や差別に抗う話。獣はいても除け者はいない様なたーのしー!社会は実現できるのか。見てるだけでもオープンワールドなサンドボックス感が溢れる世界観。安定のブルーメス。

遊星王子 恐怖の宇宙船(1959年製作の映画)

3.3

金星に赴いた梅宮辰夫が、アメリカの乱射魔も真っ青になるマスシューティングで無抵抗の金星人達を無表情で一方的に射殺する話。巨大付け鼻の金星人のおっさんがもっこりを強調した全身タイツに身を包み、ボディライ>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.8

星間航行中に予定より90年早く冷凍睡眠から目覚めた男女の話。早起きは三文の得。恋愛3割、SF 7割な内容でロマンスが苦手でも楽しく見れる。一般家庭用の電子レンジで冬眠中の人(70kgの冷凍肉)を解凍す>>続きを読む

ザ・インタビュー(原題)(2014年製作の映画)

5.0

米の芸能ゴシップレポーターが偉大なる朝鮮民主主義人民共和国の敬愛すべき金正恩第一書記に尊いインタビューをするコメディ。映画内の話では無く現実においてこの映画が北朝鮮の不興を買い、ソニーピクチャーズがサ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.7

地球に来た宇宙人との対話に四苦八苦する言語学者の話。多義語が招く困惑と一触即発。叙述トリックに気付いた様な衝撃は一級品。私は語学は苦手ですが、ジェスチャーは得意なので未知との遭遇の際には一助を担いたい>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

1.0

貧困層で性的マイノリティでいじめられっこの黒人の成長記。邦画のたっるい人物描写が2時間続くような忍耐を必要とする映画。私は享楽的で近視眼な俗物なので正直退屈でした。アカデミー賞授賞式取り違えの瞬間が面>>続きを読む

チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

2.9

16歳になり陸軍士官学校に通うアンディのもとにまたチャッキーが襲ってくる話。フィギュア収集家の方なんかは愛する嫁が動き出してくれたら例え殺されても多分本望ですよね。満面の笑みを浮かべた遺体で発見されそ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.5

宗教上の理由により武器を持つ事を断固拒否する米軍衛生兵デズモンド・ドスが多くの戦友を救う沖縄戦での実話。良心的兵役拒否者にして初めて叙勲を受けたアメリカにとっての英雄。このように言うと宗教倫理に溢れ国>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.3

呪いを解くため巨大な怒れる神と戦うべく航海に出る女の子の海洋冒険活劇。ほぼもののけ姫。貴方が想像する以上にもののけ姫。空とぉ〜海とぉ〜張り詰めたァァァ弓のォォォォ(裏声)

フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

3.1

宇宙人による自然災害や細菌攻撃で人類の99%が死滅、最後の洗脳絶滅作戦に子供達が抗う話。ヤングアダルト映画、ハンガーゲームとかダイバージェントみたいな。脳まで生きて届く悪玉洗脳大腸菌で悩みスッキリ!

アンダーカバー(2016年製作の映画)

3.5

FBI捜査官が放射能テロを目論む白人至上主義団体に潜入する実話。分断されたアメリカの世相を斬るサスペンス。人種差別論争については黒人・白人両方の経験があるマイケル・ジャクソンだけが中立な意見を言える唯>>続きを読む

ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-(2016年製作の映画)

4.1

空爆や爆弾テロの現場から所属を問わず全員救助する民間組織の実話。2017アカデミー賞。訳語は防衛隊だが武装せず、レスキューに専念する消防団のような平和的組織。資金源や創立者の出自からくる疑義より、彼ら>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.7

貧困に喘ぐ村が藩に貸し付けて利子で再起を目指す為、資金調達に奔走する話。狂乱の金融コメディかと思いきや有情の経世済民。マクロ経済的には死蔵資本の投資先を見つけて実質貨幣供給量が増えLM曲線は右にシフト>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.3

アカペラ大会での優勝を狙うアメリカの大学生の部活青春もの。コメディなのでそこまで暑苦しくない。声帯から美声を奏でず、胃腸から遡上するサタンの産声。オエッ、ゲボッバシャバシャバシャ!

幕が上がる(2015年製作の映画)

2.6

演劇の甲子園に挑む真面目な部活青春もの。役者の卵の情熱。私が舞台に立ったのは小学一年生の学芸会が最後ですが当時の熱意を思い出しました。確か浦島太郎の亀を虐めるガキ大将の役でバイオレンスな演技を追求して>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.3

CIA内勤のダサいおばはんが現場で暴れるコメディ。かなり笑えた。キングスマンに匹敵するので強くお薦め。日常生活でもおばちゃんには警戒心解いちゃうから実際スパイに適材適所。近所の公園で猫餌付けしてるおば>>続きを読む

ディープ・インパクト2016(2015年製作の映画)

5.0

2007〜2014年まで毎年地球に衝突していたアルマゲドン20XX小惑星群は2014年の地球の公転軌道をずらすという荒業により、例年の風物詩的地球滅亡を防止するに至りとうとう2015年にアルマゲドンは>>続きを読む

ウルフ・タウン(2011年製作の映画)

3.7

狼が襲ってくる話。本物の狼を使って撮影した最高に和むホラー。尻尾を振りニコニコしながら襲いかかる彼らを前に、貴方は顔をほころばさずにいられようか。躾が行き届いた犬(狼)は知性と気品を隠せない。うちの近>>続きを読む

1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

3.4

WW2で独ソに分断され同胞と戦うエストニア人部隊の悲劇。北東欧作品だが戦争映画としての迫力も十分。東部戦線被占領国製作の為、全く知らなかった戦端を垣間見れて知的好奇心が満たされる。普段バルト三国につい>>続きを読む

明日への遺言(2007年製作の映画)

4.3

終戦後の軍事裁判で部下を減刑させる為、法廷で責任の一切を背負う岡田資中将の実話。中将が発令した名古屋空襲の脱出米軍搭乗員への斬首命令は戦争犯罪か、それともハーグ条約違反に問う国際法に準じた処刑か。法廷>>続きを読む

エンジェル・ウォリアーズ(2009年製作の映画)

5.0

核戦争後の荒廃した世界での無法者同士の抗争の話。演技もCGも俳優陣もチープだが、とりわけ音響効果の圧倒的低品質で差別化を図っているのは珍しい。セリフ等の音声ファイルが挿入される度に環境ノイズが強調され>>続きを読む

曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

4.5

エスパーで有る事を白々しい程不自然に誤魔化す異能者のコメディ。相当笑ったのにここでの評価低いなあ。本広作品って綺麗な終わり方にしようとして終盤若干失速するからかな。昔はやたら緊急来日してたFBI超能力>>続きを読む

アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

2.9

ヤクザの金を盗んだ一般人の逃避行劇。矢口史靖監督らしい若者のコメディ。二億円って重さ20キロで体積も24リットルだからちょっと抱えて走るのは大変そう。

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

3.8

日米開戦から1943年の海軍甲事件まで山本五十六を通して描く旧海軍の進撃と敗走。年表の様に粛々と写し出される歴史の転換点の数々。真珠湾攻撃から70年の節目に公開された本作、終戦から70年の去年に起きた>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.5

題名通り夕日の下、河原で殴り合い仲良くなる現象。喧嘩しないで仲良くしなさい。DC繋がりでじき自殺分隊とも戦うんでしょうか。でもジャスティスリーグを脅かす真の敵は、NYに巣食う怪人蜘蛛男、鉄男、米国大尉>>続きを読む