しろくろさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

始まった瞬間「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング 字幕 戸田奈津子」と表示されて、あまりのダサさと自己顕示欲の醜さにテンションが下
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危険な女(1946年製作の映画)

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危険な女

回想シーン中にさらに回想を入れてくるでマトリョーシカのような入れ子構造が特徴
神話のカサンドラがモチーフとして出てきて内容を示唆する
何がきっかけで狂気に囚われるか人それぞれだが正気との振
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無法松の一生(1958年製作の映画)

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無法松の一生

無法松の無法ぶりにアレルギーが出るがそこを堪えれば徐々にクセになってくる
現代よりも職業に貴賎があり身分の差が明確だった頃の話
それまで人より下にいて見下ろされるばかりの三船敏郎が太鼓
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

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家族ゲーム

松田優作の妙に多いボディタッチがセクシュアル
こんな家庭どこにでもありそうだし、それをゲームだと言うのだからもう日本総家族ゲーム化してしまったんだろう

逆噴射家族(1984年製作の映画)

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逆噴射家族

おもしろい
見る前はこんなに切ない内容だとは思いもよらなかった
家を守るため現代の個人の病を治療するため、それらが形成する核家族像を解消するために家族の在り方を拡張しようとするも思うよう
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

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ゾンビランド

後悔や悔恨もそこそこにして進んでいく湿度の低いゾンビ映画
生きるための直近の目的に正直にな登場人物たち

獣の棲む家(2020年製作の映画)

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獣の棲む家

家を追われて新しい家を得るまでの悲しい記録
アフリカへ帰れと罵られるが、どの口が言ってるんだとという思いはラストで最高潮に高まる
祈る神もなく罪悪感をどう昇華させるのかが見もの
ちなみに
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シャレード(1963年製作の映画)

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シャレード

おもしろい
サスペンスもラブコメも楽しめる
ケイリー・グラントがオードリー・ヘプバーンに対して(性愛の対象として)ガツガツ行かずにちょっと引き気味なのがうまい具合に全体のバランスをとって
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視線(2022年製作の映画)

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視線

始まってすぐに思わず字幕と音声を確認してしまう程度には不安させられる
街や建物の冷たい感じのするロケーションや色使いも良い

白と黒(1963年製作の映画)

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白と黒

ずっと痔のことを言われる小林桂樹
痔を切るのか切らないのかモヤモヤしたまま話は進む
タイトルが秀逸で二転三転する展開と灰色のまま曖昧にさせないという意味合いが込められている

最初に父が殺された(2017年製作の映画)

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最初に父が殺された

カンボジアの終わりの始まりから見せられるのでことの顛末を知っていても引き込まれる
ドローンでの空撮は多用していいものではなくここぞというショットに取っておかないと文字通り飛び道具
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デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

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デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!

細田守の世界観やインターネット内などの異世界の表現方法が完成していたというか、この頃から進歩がないというか

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

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ボイリング・ポイント/沸騰

おもしろい
ドラマのアドレセンスで名が売れたフィリップ・バランティーニ
長回しは映像的に特筆すべきことは無いが扱う内容やモチーフの扱い方はアドレセンスと被る部分が多くある

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

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ザ・アウトロー

どちらがアウトローかってこと
途中のジェラルド・バトラーの痴話喧嘩はなんなんだ
敵との対比を描きたかったにしてもあまり効果的ではないかも

夫婦善哉(1955年製作の映画)

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夫婦善哉

おもしろい
淡島千景のファーストショットから見事で引き込まれる
暗転を多用しがちだが驚くほどテンポよく話が展開していき、これが舟場言葉や大阪弁と相まって独特なリズムを生む
ラストは漢字表記
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

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インビクタス 負けざる者たち

白人はラグビー、黒人はサッカー、その間をモーガン・フリーマンがやって来るという全ての状況説明を一発でサラリとやってのける演出
融和の精神・魂の在り方を示して試合後はノー
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

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天使と悪魔

問題の解決に向けてなぜこんなに手取り足取り筋道を教えてくれるのかとずっと腑に落ちず訝しんでいたら、ずっと手のひらで踊らされていたのか

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

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ドリーム・ホース

オーナーブリーダーになろうとする行動力がすごい
経済動物ということを差し引いても馬は一頭毎に携わる人の夢を幾分かずつ乗せて走っているのを改めて教えてくれる

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

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ダ・ヴィンチ・コード

歴史的事実とフィクションを融合させた、早口のツバでベチャベチャな俺流解釈を楽しむのも悪くはない
アマプラでは英語部分以外は日本語字幕が出なくて泣く泣く日本語吹き替えで見た

新幹線大爆破(2025年製作の映画)

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新幹線大爆破

おもしろい
「ありがとう。見たかった新幹線大爆破はこれだよ」って感じで自分の中の樋口真嗣の株が一つ上がった
仕事・作業する人がかっこよく撮れているのが良い

パッション(2004年製作の映画)

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パッション

おもしろい
パッションは情熱・熱情、宗教的な文脈においては受難という意味で全然違うように感じるが本作ではほぼ同義として扱われているし語源を考えると違和感なく受け入れられる
こんな映画メル
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シャーマンの娘(2021年製作の映画)

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シャーマンの娘

戦場ヶ原ひたぎ味を感じる
特にピザを食べるシーンで
友人の兄役を監督が務めていて好感度爆上がりした
劇伴と主題歌の死んだ僕の彼女が内容を補完する

怪獣王ゴジラ(1956年製作の映画)

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怪獣王ゴジラ

オリジナル92分と比べ追加撮影があるのにアメリカ再編集版80分で見比べるのは楽しい
大戸島に行く前にゴジラと呼称しているのは明らかに構成ミス
字幕で防衛隊ではなく自衛隊と出るのも気にな
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

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破墓/パミョ

虎の絵は見たことがあるけど虚勢と必死さが滲んで好き
わざわざ私は韓国人ですと訂正したのにCAは構わず日本語を続けることに意味があった
墓を掘り返して中身を確認するという行為を、過去を振
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

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ツイスターズ

前作の方がドラマの作り方や敵も目的もはっきりとしていて好き
デイジー・エドガー・ジョーンズが途中で着替える服の柄がすごくわかりやすくテーマの一つを示唆する

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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夜明けのすべて

どんな状況にあっても人はお互いに救いあえるのか
栗田科学の他の社員にもいろんな事情があるんだろうなということを思い起こさせる仕組みの劇中ドキュメンタリー
実際の星ではなくプラネタリウ
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モスラ(1961年製作の映画)

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モスラ

渋谷あたりのミニチュア撮影が考えられないぐらいリッチな出来
東京タワーのモスラは「ガメラ 大怪獣空中決戦」のギャオスと並ぶぐらいなんともフォトジェニック

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

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ヘル・レイザー

世界観やクリーチャーデザインが唯一無二で良い

護送の行方(2018年製作の映画)

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護送の行方

おもしろい
アルバニアの映画というだけで貴重
ホッジャが死んでもスムーズに共産・社会主義からの移行が行われたわけではないのがわかる
主義と国の犠牲者もしくは囚人の話

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

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現金に手を出すな

ギャング映画だったのか
ジャン・ギャバンにヤクザ映画の梅宮辰夫、松方弘樹、田中邦衛のような汚なさがないから設定や背景がわからないまま見てたので、見終わった後すぐさま見直したら滅法楽
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インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

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インシディアス 第2章

序盤からあからさまな怪異が多すぎるのに、それらを否定も疑問視もしない登場人物がお花畑すぎる

前作で不親切だった所が伏線扱いされているがそれでも前作の味の薄さの担保にはなって
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

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殺人狂時代

ナンセンスアクション
とにかくセットがカッコいい
各ショットの構図の決まり具合とシーンの繋ぎの無謀とも思える大胆さが良い

(2023年製作の映画)

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邦画の小説原作物にありがちな内容ながら、ちょっと変化球混ぜた撮り方でよかった
役名が「さとくん」なので事件の元ネタはすぐわかる