ふじまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ふじまき

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Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.0

そこに至る過程とかが気になってあまり没入できなかった。

E.T.(1982年製作の映画)

3.5

音楽がいい。あの月のシーンのためだけに観る価値のある作品。アラジンみたいな。

話がめっちゃ薄いし、今となってはありきたりな展開に時間を割いているのでシナリオ重視の自分には合わなかった。純粋だった頃に
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

家庭崩壊系映画あるあるを詰め込んだ作品。ケヴィン・スペイシーの何考えてるかわかんないサイコキャラを演じる力はやはり天才。

人間はみんな独立して生きているんだから、家族だからと言って価値観を合わせる必
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

「イエロー」を「卑怯者」と訳した人はどういう気持ちだったんだろう。権力と暴力に対する無力感にひたすら心を抉られる映画だった。

中盤は尋問シーンが流れ続け、それらは意味がないようにも思えるかもしれない
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フォーカス(2015年製作の映画)

4.1

誰も信じられない。ギャンブルのシーンは痺れた。あれは凄い。

ハーモニー(2015年製作の映画)

3.7

伊藤計劃は凄すぎる。小説を読んで頭に思い描いた通りの世界が動いてた。それだけ設定だけじゃなく情景描写や表現も優れているということなんだろうな。

仕方ないことだけど、映画としての評価は台詞多すぎて映像
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.4

自覚のない狂気の怖さを演じ切ったデニーロの演技が凄い映画。しかし物語の起伏がない点で面白さは『ジョーカー』等には劣るかな。淡々とズレた日々を描いてるのが良さでもあるんだろうけど、自分にはそれが退屈に思>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

仕事が命のミランダが離婚の話の時に人間味を見せるシーン。そしてアンディの"Is there anything I can do? "に対して"Your job." って、軸のブレなさが好き。

パリで
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

映画の色々な技法が詰まっていて素人でも見ててすごく面白かった。が、あまり伝えたいこととがわからないというか、ランキングで1位になるほど?とは思ってしまった。

しかし、ケーンの心の内や自殺未遂や全てを
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.3

ただdisるだけじゃなくて上手い言い回しとか難しい韻の踏み方とかでスキルの差を見せるエミネムがひたすらカッコいい。
それまでのストーリーの内容をラップに入れ、先行で相手の言うこと全部奪って客も味方につ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.6

主人公にとって、そして観ている自分にとって、父親がどれだけ大きな存在かがわかる映画。

映画としては、テンポがよくて飽きなかったし笑えるシーンもたくさんあった。似たような設定のバタフライエフェクトとは
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

記憶改変の謎解き系かと思いきや、グロ要素多目のアクション映画でほとんどの時間は敵と鬼ごっこしてた。ガラスを割るのすきだなーって。ただ、随所に良いところがあった。
1.「酸素がない方が支配しやすい」と、
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.0

主人公もヒロインも好きじゃないし気持ち悪くて無理だった。

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.9

なんでレビューがいまいちなのかわからない。設定は複雑だけど主人公の語りでかなり説明してくれていたし。キューブリックみたいな、映像で見せて設定は端々から汲み取れ!っていう監督より好き。序盤の伏線や現在の>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

最高に狂ってる。胸糞悪いシーンが多い上、洗脳されていく主人公に対してざまあみろとも思えない、憎らしい映画。

ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

味気ない映画。LEONに似た緊張感のある場面はあるが、淡々としていて感情が揺さぶられない。このスローな感じは、最近のオープニングで音楽に合わせて一気に設定とバックグラウンドを見せる大衆向け映画と違って>>続きを読む

ロリータ(1997年製作の映画)

4.5

音楽や映像、衣装などが凄く良いので、「おっさんキモい」で片付けるのは勿体ない。魅力的過ぎる少女のあざとさと刺々しさに惹かれて盲目になり、思春期特有の好奇心を好意と勘違いしたサイコパス男ではあるけど。>>続きを読む