藤中恭美さんの映画レビュー・感想・評価

藤中恭美

藤中恭美

デス・オブ・ザ・ワールド(2013年製作の映画)

3.0

謎のウイルスだけでゾンビは出ない(笑)かなり直球なお話かもしれない。
途中、ジャックが食料探しで出会った瀕死の男を助けて、自分たちの隠れ家に連れてくるのだけれど、この人、悪い人たちと繋がっていたんじゃ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.4

キアヌ・リーブス主演シリーズ第3弾のようです。
ちなみに1と2はうかつにも観てません。
物語の大半はどんぱちで、何人殺せば気が済むの、何回身体で硝子割っちゃえば気が済むの、な感じ。
なので、初めからど
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

某映画を検索したらこれも出てきて、もしやと思って観たらやっぱこの落ちだった。
もう、最初からこういう得体のしれない村には行かないほうがいいです(笑)
でも行かないと映画にならないし。。。(笑)
とにか
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

「新感染 ファイナル・エクスプレス」の話の続編ではないけれど、世界観が繋がっている続編。
前作はゾンビものとしてはかなり良い出来だったので、続編にも期待していたんですが、やはり前作は超えられなかった。
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.6

前作の、音に反応する未知の生物から命からがら生き延びた母親と赤ん坊と子供2人が、焼け落ちた郊外の我が家を後にして住める場所を探す、という展開だけれど、プロローグが未知の生物が初めて現れたところから始ま>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

シャイニングの続篇の映画版。
邪悪な存在がただ単に人間の生気を吸って生き延びているからか、銃で撃たれたり、車のフロントガラスを突き破って即死したり、人間並みに弱い(笑)のがびっくりした。
これではわざ
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.5


カナダのカルト映画の日本版リメイク。
本家をすっかり忘れていたので、なかなか楽しめた(笑)
ただ日本版リメイクは日本人の特徴を出しすぎている感じもする。
主人公の過去の出来事の後悔に苛まれる内面的な
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

「インターステラー」のクリストファー・ノーラン監督なので、ちょっと観てみるかと思って観たのだけれど、逆行する弾丸とか、普通の世界で逆行する世界も描いているので、観ているだけでややこしい。
わけが分から
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

いわゆるダイハード的な話を期待すると、ちょっと拍子抜けをするかもしれない。
でも子供のころに問題児だった3人(私には問題児には思えなかった、たぶん教師が問題(笑))が、犯人に立ち向かい人びとを救ったち
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パーキングエリア(2022年製作の映画)

3.5

この作品、本で読んだのだけれど、ほぼ忘れているので、ちょうど良いと思って観ました。
内容的にはあれ、これ、こんな話だったっけという感じ。
まず主人公は何らかの心身的な理由で施設に入れられているというの
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.5

いわゆる終末世界ものだけど、ゾンビもいないし(笑)、核戦争勃発でないので放射能の心配もないし、巨大隕石が落ちたとかでもないしで、食べ物と飲み物と電気さえあれば、良い感じ。
ただ、ラスト近くになってトン
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.6

青年向けのどちらかというと恋愛入っている映画だけれど、随所に小ワザが利いていて、それが観ていて軽快で、しかも凄くテンポが良いので、思わず観てしまった。
ループになる原因だとかはそれほど予想外ではないし
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13人の命(2022年製作の映画)

3.8

かなりニュースとかで話題になっていた話。
当時は軽く見ていたけど、かなり救助が大変だったらしい。
洞窟の上の山では、洞窟に雨が流れていかないように、大勢のボランティアが水の流れを下にある田んぼに向けた
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.7

かなりシビアな生き残りをかけての地球壊滅の2日間。
独身とか年寄りとかとともに壊滅した後に役に立たない職業の人は問答無用に切り捨てられるという感じ(笑)
でも現実でもいざとなったら、シェルターに入れる
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今になって続篇を作るとか、びっくりですけれど、ま、終盤に出てくる本家ゴーストバスターズのビル・マーレイとかダン・エイクロイドとかが懐かしいというか、もう年取っちゃって、すっかりじじいの域でこちらのほう>>続きを読む

ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルどこかで聞いたことあるぞ(笑)
でも内容はそれのパロディとかではなく、ちょっと変わったゾンビものという感じ。
ゾンビの息で車を走らせたり、狂った研究者が、ゾンビにならずに生き残ったバリーの妹に
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.7

実話ということで、ある程度は結末がわかる話だけれど、ヨッシーが仲間とはぐれてから生き残りをかけての19日間は一気に観てしまう。
主演がダニエル・ラドクリフということで、どこかで聞いた名前だと思っていた
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

タッカーとデイルが何もしなくても偶然に大学生が死んでしまい、大学生たちが恐怖を感じていく様が、最高に笑える。
こういうホラー映画の逆手を取ったようなノリが終始光っていて最強のきわみ。
観ている者は腹を
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.5

最初は観ている私も主人公と同じで、いったい何が起きているのかぜんぜんわからなくて、先の読めない話に一気に観てしまった。
なかなか面白いアイデアの詰まった話で、途中、ミステリーになって、まさかこの話でミ
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.0

津波が襲って水没しただけではなく、そこに人喰いサメや殺人犯などを良い具合に絡めて、これでもかとパニックを煽るB級すぎる映画なんですが、あまりのことに勢いで観てしまった。
こんな狭い場所(スーパーマーケ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.3

主人公、どこかで観た顔だと思っていたら、ブラピだった。。。
父親役がトミー・リー・ジョーンズさんとなかなか金がかかっている。
が、しかし。
乗ってはダメだといわれたのに宇宙船発射する寸前に乗り込んで(
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

凄く面白い題材なのですが、なんで主人公がここに申し込んではいってきたのか、いまいちわからない。
たぶん禁煙のためかなとおもいますが、もうちょいこの部分が知りたい。
ラストの女の子とか、知りたいことだら
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

1960年代初頭はまだ人種差別の真っ只中だったということが驚き。
白人の部署に来たキャサリンは、コーヒーを飲むにもポットを非白人用にわけられ、トイレにいくのも白人の部署にはないので黒人の部署にある非白
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.3

前作「ビルとデッドの地獄旅行」から25年!(映画のなかでは25年と言っているけれど実際は29年。ちなみに第一作の「ビルとテッドの大冒険」からは31年)が経って、ビル役のアレックス・ウィンターもデッド役>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

子供時代篇の出来がよかったから、結末の見えている大人時代篇はどうでもいいや(笑)と思っていたんですがとりあえず観てみた。
さすがに3時間近くの長丁場だから、前半は飽きがきましたが、後半は一気見といった
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

寄生されるとやたらに物をたべたり、人間を丸ごと食べたりと、乗っ取られるほうも大変。
ま、ここの部分、観ていて爆笑ものでしたが。。。(笑)
地球外生命で人間を餌にするのに、主人公エディは乗っ取られても食
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最初のうちはお約束通りに人々が逃げ惑って、罠を仕掛けられて、やられてしまう話だったのですが、逃げる12人のひとりであるクリスタルという女性に焦点を絞りだしてきてからは何やら違う方向へ。。。
罠を仕掛け
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら寒いっす。。。
しかし救助のヘリが来て、いきなり墜落、ありえねー(笑)
映画はほぼ説明がなにもなく、ひたすら無言で、よく考えたら出演者、主人公と瀕死の女性と死んだ救助の男と、北極熊だけだった(
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

歯車はエサだと思っていたけど、この映画、個人的にホラー展開になりそうな気がして、気が気じゃなくて。。。(笑)
きっと、ハリウッドじゃなくて、イタリア映画だからかもしれないけれど、終始、何か不穏な感じが
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.7

ボンボルドの鬼畜さよりも、娘のプルシュカの「パパ棒」と言い放ったのが強力すぎて、終わってみるとこれしか覚えてないかも(笑)
レグが記憶を失くして暴走したところは凄く不気味。。。
へそ穴ぶっさされたり、
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日々ロック(2014年製作の映画)

3.0

ここまでひどいロックバンドはいないかもしれない。
むやみに東京に進出しちゃいけないレベル(笑)
主人公(野村周平)がうるさいし、すぐ裸になるし。。。
ま、普通だったら、この手の映画は観ないのですが、ち
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.3

結果的に、最初と最後を観ればいい案件ってとこですね。
アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチさんって、最初は赤いドレスを着て可愛い感じだったけれど、ファイナルになると、たくましくて面影ないな~と(笑)
最終
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ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)

3.5

浮遊する光(電磁波みたい)にやられないように逃げるという、単純明快なパニックものの話なので、いろいろと深く考えなければそこそこ楽しめる。
最初何の光かわからなくて、触れようとする人──多分どこの世界で
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.6

いわゆるスチームパンクの世界ですか。
移動都市ロンドンが地面をがんがん移動してくると、そこにあった小さな都市がいきなり車輪のついたトラックみたいになってばらばらに逃げるのが面白い。
そして追い詰めたト
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

イギリスのロックバンド、クイーンの主にフレディ・マーキュリー側から描いた作品。
ロックバンドの成り立ちや、有名曲の成り立ちなどが面白い。
ゾロアスター教ペルシャ系移民出身なので本名はファルーク・バルサ
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

今回はプレデターの存在を隠すために、軍刑務所送りをするために移送車に乗った主人公とそこに居合わせた面々のキャラがなかなか痛快で、ラストに至っての展開は、ちょっと惜しい感じでした。
今回の私のツボとして
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