109maniaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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映画(163)
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

 映画のクオリティは高い。出来ばえは素晴らしい。だけど嫌悪感はハンパない。なぜだろう。こんな感覚は滅多にない。
 何が嫌なのかといえば、愛国主義的な思想が全面に出ているところ。戦争を、戦局を会議室(内
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.0

 エロスとサブカルチャーの真っ只中で、1970年代から80年代を生きる末井氏は、普通のサラリーマンの自分から見ると、時にとても魅力的に、時に虚しい生き様の様に映る。映画自体は少し長く、ダラダラとした感>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.0

オラフのスピンアウト的な短編。短い中にたくさん曲が入っていて、本編を思い出しながら楽しめました。
クリストフとアナは結婚してないんだっけ?エルサは女王だっけ?
などなど設定がおもいだせなかったけど、オ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

 シンプルでわかりやすいストーリーと構成、楽しくて優しい音楽、そして美しい映像で家族愛を描いている映画。とってもハマった。
 死者の国の映像は、絵本「えんとつ町のプペル」のように美しく、またミゲルのひ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

上質の恋愛映画であり、上質のファンタジーであり、上質のサスペンスでもある。そして強く普遍的なメッセージもしっかりと、込められている。
 イライザは天真爛漫で情熱的で、かつ強い意思を持った女性。とても魅
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犬猿(2017年製作の映画)

3.0

 二組の兄弟姉妹の犬猿の仲ぶりを時にコミカルに、時にシリアスに描いた作品。構成が上手く見ごたえあった。
 兄弟、姉妹がそれぞれ罵り合って、音がなくなり、マイナー調の音楽が、流れてきたシーンはジーンとし
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

 いろんなエピソードが詰め込まれたエンターテインメント映画。少し詰め込み過ぎた感じが否めない。
 ミュージカル映画といえはり男女の恋物語がよく似合う。この映画では、黒人女性のアンと上流社会で育ってきた
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

4.0

 長澤まさみ、吉田鋼太郎をはじめ、俳優さんの演技力が光る恋愛映画。DAIGOを映画で見たのは初めてだったが、なかなかの好演だった。謎解きの要素も入っていてストーリー展開も面白いし、瀬戸内、しまなみ海道>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

2.0

 確かにハラハラドキドキした。信じることの難しさ、尊さ、を描こうとしているのもなんとなく伝わった。でも、取ってつけたような印象がとても強く残った。
 なぜだか考えてみたが、月末が「信じたい」と思う気持
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ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

4.0

 わずか90分に満たない中でたくさんの事が描かれている、感動に満ちた作品だ。
 ひとつ目は、ひとつの芸術作品、パフォーミングアートを仕上げていく過程でのプロのアーティストたちの仕事ぶり。映画の中で「舞
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

 今年最初の映画はユーモア満点でかつ深イイ恋愛映画。帰りに図書館に立ち寄り、早速原作小説を借りた。
 一番好きな場面は、ヨシカ、松岡茉優が劇中歌を歌いながら妄想ワールドの種明かしをする場面。とっても面
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

4.0

 色々な愛が詰まった、とても素敵な映画だった。
 例えば麻衣の両親が尚志に別れをせまるところ。例えば、麻衣の母が娘の回復を信じて慎重に治療法を選択していたところ。麻衣と尚志の双方に対する愛情は言うまで
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(2016年製作の映画)

2.5

 原作小説の方がはるかに吸引力がある。
 輔を演じる瑛太は単独で見るととてもいい芝居をしてたと思うのだが、役者が世界感を共有出来ていない気がした。あと所々に、シュールな描写が散りばめられ、色彩と音楽が
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.5

 期待を裏切らない面白さだった。スターウォーズのシリーズを必ずしもよく理解しているわけではない自分にとってきっと、多くの見どころを見過ごしていることだろう。それでも大満足だった。
 善と悪、明と暗、正
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プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード(2016年製作の映画)

4.5

 美しいプラハの街並み、衣装、装飾。音楽そして恋愛事情。それらがしっかりと盛り込まれ、自分好みの映画だった。
 男と女がすぐに恋に落ちてしまう。この時代のこの階級の人はそんなものだったのかもしれないが
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.0

 とてもユニークな作風でこれまで見たことのない映像だった。
 特に西洋絵画に精通しているわけではないので、映画で描かれるストーリーがどれほど、知られた事実(あるいは伝説)なのかわからないが、サスペンス
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

4.5

 捕鯨反対を訴えかける狙いもあるのだろうが、倫理的宗教的な問いかけと捉える方が、この映画を矮小化せずにすみそうだ。
 まず、過去の出来事を懺悔のように語る構成がいい。ちょっと違うかもしれないが、サリエ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.0

 大佐とシーザーのやり取りが良かった。猿が善で人間が悪、というのが大まかな描かれ方ではあるが、大佐もあながち嫌いではない。
 ストーリー展開は「おおあじ」な感じで、見せ場を作りたいが為の振る舞いも多く
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美しい星(2017年製作の映画)

2.5

 エンドロールで、原作三島由紀夫と出てきたのにはびっくりした。演劇にしたらピッタリな感じのストーリー。大変シュールなお話で、ほとんど、なんのこっちゃという印象。
 でもなんとなく、家族愛を感じたし、人
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

 コミック原作の映画「宇宙兄弟」では、宇宙飛行士はメンタル的にも鍛え上げられ、且つ素晴らしい人格者というイメージなのだが、この映画の乗組員達は、必ずしもそうではない。そのせいもあり(恐らく有能だった)>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.0

 全体としてとてもエキサイティングでエネルギッシュな映画だった。前編、後編と別の映画として見るのではなく、5時間を超える長編映画として、見るべきではなかろうか。
 敢えて後編部の感想を言えば、前編の猥
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.0

 三味線や折り紙、お盆の送り火など日本文化を象徴するようなコンテンツをふんだんに取り入れているところが嬉しいし、何よりも魅力的。
 ストーリーは、古典文学なのか創作なのかわからないが、竹取物語的要素を
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ブタがいた教室(2008年製作の映画)

4.0

 東京国際映画祭ってどんな感じなんだろう、と思って東京に来たついでに六本木ヒルズに足をのばしてみた。たまたま見た映画だったけど、とてもハマった。
 愛情を注いで育てたブタを、自ら食べる(命を奪う)こと
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.5

 単なる、黒崎失踪の謎解き物語ではないはず。
 陣治は本当に実在するのか、あるいは全部が十和子の妄想の物語なのかと、小説を読んで感じた。映画でも、良くわからないのだが、小説では「どっちなんだろう」と、
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.5

 あっという間の157分。
 昭和のテイスト溢れる(時代設定は未来なのだが)力強い映画だと思った。新宿の猥雑な雰囲気や、SEXシーン、暴力シーンを織り交ぜて作り出された何とも言えない、肉食系の雰囲気に
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望郷(2017年製作の映画)

2.5

 夢の国。なんて暗い映画なんだろう、というのが第一印象。光の航路は、航青年の熱血ぶりが嫌いじゃないノリ。別々の物語と思えばそうなのだが、一つの「望郷」という映画なのだから、何か意味があるはずと思って、>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

 親子関係に、悩みはつきもの。最近、そう思って少し考えこんだりしていた自分にとって、とてもいいタイミングでであった映画。シンプルに勇気づけられた。
 客観的に見れば、決してハッピーではないエンディング
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

 パターソンとその周囲の人たちとの会話には、おおよそ、ネガティブな言葉は登場しない。素晴らしいことだと思うし、自分もそうありたいと思う。特に夫婦関係がステキすぎて羨ましい。どうしたらそんな人格者になれ>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.0

 小説読んで演劇もみて、そこそこ楽しめた作品。映画もやはり「そこそこ」楽しめた。手紙を扱う作品は、その朗読の場面で大体ジーンとくる。
 ただ全体的に説明しすぎ。劇中での歌(孤児院で歌うシーン)や舞う場
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

 三組の父と娘の関係をシンクロさせつつ、事件の真実や虚構、さらには容疑者、弁護士、被害者家族の内面を描いていく。
 しっかりとしたシナリオや脚本もあったのだろうが、むしろ、短調で奏でられる音楽や、至近
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

 これほどまでに、心臓をバクバクいわせながら見た映画も、久しぶり。追い込まれた状況の中で、良き行いが出来るのか?パニック映画のあるある主題ではありますが、とても楽しめたし、主人公の男性が最後にとった行>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.5

 薫が父親への憎しみから解放されないが故に、母の再婚相手の父親も敵視してしまう姿が痛々しい。血のつながりのある元娘と、血の繋がらない今の娘の対比が胸に迫る。
 強いのはやはり母であり女たち。
 少しイ
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甘き人生(2016年製作の映画)

3.0

ふとした事がきっかけとなって、過去のつらい思い出がオセロのようにパラバラパラっと裏返っていく?
いやいや違う、よく分からない映画でした。

忍びの国(2017年製作の映画)

4.0

 戦国モノに現代風の音楽やアクション、演出を取り入れ、和田竜の脚本にピッタリの軽快さ。「死」をさらりと描いている感じも良かった。大野クンをはじめ、キャスティングもハマってました。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

 手に汗握る展開で、サスペンスを十分堪能できた。効果音やBGM、ニュース映像、ストック映像の使い方良かったし、何よりストーリーが面白い。テンポ感の良さもこの映画の特徴ではなかったか。
 観終わって、何
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

 難しい宿題を出されたのに、答え合わせをしてくれない。そんな感覚になりました。
 登場する誰もが、良識を持つ人たちだが、赦す気持ちを持ちきれなかったり、被害者としての殻を破れなかったり、欲望を抑えきれ
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