shunさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

赫い髪の女(1979年製作の映画)

4.2

日活のロマンポルノの傑作と言われているらしい。

オープニングからめっちゃかっこよかった。

画面に映るいろんな赤が綺麗で印象に残る。
宮下順子がとても綺麗なのはもちろんだけど石橋蓮司や亜湖も色気がす
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甲州街道から愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

主人公たちの年齢が自分に近いからか「れいこいるか」よりも好きだった。

女3男1のロードムービー。新しい人と会うの好きだからこんな旅憧れる。
山梨へ向かうだけだから電車とかで離脱しようと思えばできちゃ
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れいこいるか(2019年製作の映画)

3.7

阪神淡路大震災のお話。
何かを失うこと、失った人たちの話だった。大切な人も家も視力も、自分はこれまで失ったことがないけれど生きれば生きるほど多くなる。いま自分が手にしているものを見つめ直さないとなと思
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ミスター・ミセス・ミス・ロンリー(1980年製作の映画)

3.8

初ATG作品です。これがATGか…って感じだった。
ちゃんと見てたはずなのにイマイチよく分からなくて何周かしてたら3週間経ってた。

ただただ原田美枝子がかわいい。彼女目当てで観たからまあその目標は達
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

エンドゲーム以降イマイチ乗れないMCU。
それでも映画は全部観てるしネトフリ、Huluやfreeformで作られたドラマも追ってる。
もう「ここまで来たら今更やめられない」って状態ですが続く限り観続け
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.6

ピノキオとファシズムと宗教

企画から14年もかかったのか…アカデミー賞での監督のスピーチ良かったな
実はディズニー版もちゃんと観たことないからこの機会に挑戦してみるか

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

ダニエル・ブリュール好き。
それでもやっぱり戦争映画は苦手だなあ。

音楽よかった。撮影も。映画館で観たい

全編ドイツ語でやったのすごいと思う。昔の方も観てみたいです。

プレイヤーズ・トーク(2022年製作の映画)

4.3

森岡龍監督短編2本目はこちら。
とても好きだった!もともとオムニバスっぽい映画が好きってのもあるけどコロナ禍や最近の映画業界の様子を覗けるのがおもしろかった。

森岡さんの新作のキャストの募集要項に「
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北⾵だったり、太陽だったり(2022年製作の映画)

3.7

森岡龍監督の短編作品。
「東京の恋人」の主演の森岡さんと下社監督のトークがあるって聞いて観に行きました。
前から気になってた下北沢のk2シネマに行けたのが嬉しい。キャッシュレス決済しかないの驚いた。
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

観る前は退屈そうと思っていたが全然そんなことなかった。

前半のシュールな会話に少しずつ恐怖が混ざってくる。島の彼らは本土の内戦に興味を示さないが同じことが自分たちに起きている。
小さなすれ違いから始
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

クレジットの最初に「ミシェル・ウィリアムズ」って出てくるのなんか嬉しかった。こういう役ほんと上手よね、不幸な奥さんが合いすぎる。アカデミー賞ノミネートおめでとうございます。
今回は厳しいと思うけどいつ
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.3

3作観てこれは凄くいいシリーズだなと思った。日本人であれば誰でもとっつきやすいテーマだし正直海外からもウケると思う。

いやあもっと早く観ていればなと後悔してるくらいです。
話としては他の青春スポーツ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

映画館で観るのを逃し、もう続編が公開しちゃうそうなのでU-NEXTで観賞

コメディ部分が好きだった。時事ネタいれつつ女子二人のゆるい感じがいい。特にちさとがかわいいし言動も面白い。
アクションはかっ
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.4

祖母に誘われて一緒に観てきた。
最近は邦画やアジア映画ばかりで気付いたら二ヶ月ぶりの洋画でした。

とても素敵な映画だった。映画好きな人ほど映画館で観てほしい。

Show me a film. I
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.0

広瀬すず12本目、松岡茉優9本目

ザ・二作目という感じの映画でとても良かったです。主人公を含め登場人物の苦悩と葛藤を「かるたをする意味」に結びつけて描いていて、一作目の勢いある鮮やかさとはまた違った
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.7

広瀬すず11本目。
初主演作品ですし彼女の経歴の中でも代表作であることは間違いないから遂に観ることができて嬉しい。

映像とても綺麗だしアニメーションの使い方もいい。日本の伝統と熱い青春エンタメの融合
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

アーリアー・バットの代表作として必ず挙げられるからずっと観たかったインドのラップ映画。
この映画でもなかなかいい映画だった。気性が荒い部分もあるけど強くてかっこよかった。いろんな衣装着てる彼女を見て改
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魚影の群れ(1983年製作の映画)

4.4

初めて大画面で夏目雅子を拝めて幸せ。

「時代屋の女房」の役に似ていた。漁師の娘だけど”お嬢さん”という言葉が似合う。からっとした明るさがあって美人なんだけど、仕草や表情がすごくかわいいです。

緒形
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.6

ずっと男たちにイライラしてた。世界の名作と言われているらしいけど、正直そういう面よりもイライラが勝ってしまったのが悲しい。

夢を追うことは素晴らしいことだし向上心や野心がある人は憧れる。でも大切に思
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赤い天使 4K版(1966年製作の映画)

4.0

若尾文子の背中と乱れた髪の色っぽさ。

敵とコレラが迫る戦場で体を重ねる男と女

男は女に飢える。その逆もあり得るけど明らかに程度が違うのはなぜだろうと最近思う。

今まで見た中でも一番生々しく戦争が
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赤い天使(1966年製作の映画)

4.0

若尾文子の背中と乱れた髪の色っぽさ。

敵とコレラが迫る戦場で体を重ねる男と女

男は女に飢える。その逆もあり得るけど明らかに程度が違うのはなぜだろうと最近思う。

今まで見た中でも一番生々しく戦争が
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

映画館で観れてよかった〜
初めて大画面でアーリアー・バットを拝めたのが嬉しい。これでおそらく彼女の出演作6本目です

主人公は男二人だけどエンディングでは彼女が中央なのが好き。
画面の真ん中で踊ってる
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(1985年製作の映画)

4.0

「耐えて忍ぶだけが女ですろうか」この通りの映画だった。

「鬼龍院花子」や「陽暉楼」のような派手さはないものの、この時代の女たちの生き様が見れた。

とにかく十朱幸代、20年の時の流れを演技で表現しち
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薄化粧(1985年製作の映画)

3.8

ああ藤真利子の美しさに見ていて何度もため息ついてしまった。
大人の色気ってこういうことなんだな。最高に美しい。

浅野温子もいい、若くてセクシーだ…
「陽暉楼」に続いて緒形拳の愛人は2度目でしょうか?
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にっぽん・ぱらだいす(1964年製作の映画)

3.7

ポスター左にかっこつけて立ってる割にはチョイ役な加賀まりこ。
それでもしっかり破壊力抜群なキュートさ。

「ねぇお客さん、売春防止法のことについてはどうお考え?」

メインは香山美子とホキ徳田。どっち
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美しさと哀しみと(1965年製作の映画)

3.7

女を愛する女にとって、男を追い詰め破滅させることなど容易いんだろう

加賀まりこと八千草薫の美しさと恐ろしさ

「痛い、痛いじゃない」
「痛いように噛んだんですもの」

けい子が音子に強い愛情を持って
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乾いた花(1964年製作の映画)

5.0

加賀まりこの美しさな映画。
「人間って自分で自分を引っ張り切れるものかしら」

日本映画じゃないみたいだった。フィルムノワールの世界でした。

出所したヤクザが出会った不思議な女。存在するだけでその場
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

久しぶりにユーロスペースで観てきました。
音の映画だった。静かで美しかった。

岸井ゆきの初です。上手だった。会長と鏡の前で練習するシーンが好き

日記のモノローグも良かった。
最初の方は音楽一切ない
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ラブホテル(1985年製作の映画)

4.1

以前観たロマンポルノと比べ、ラブストーリーが話のメインになってて分かりやすかった。

撮り方が好き。ラスト含め印象に残るシーンが多かったし長回しも多い。

山口百恵の「夜へ」がいい

「私はね、天使な
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

舞台が豪華で楽しかった。ウィスキーが一番いい子そうで好きです。マデリン・クライン初ですが綺麗な人だ、「アウター・バンクス」観なきゃ

エドワード・ノートンのクソ野郎加減がよかった。

一作目の内容ほと
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男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

4.0

今回のマドンナは東宝からのゲスト池内淳子。
前半は博の母親の死から始まり久しぶりに父親が登場。寅さんとのなんだか相性がいい感じが好き。

今回はフラれる前に身を引く寅さん。なんだか切なかった。
さくら
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

3年ぶりに帰国した弟に何かいい邦画はないかと聞かれたので評価が高かったこちらを観てみました。今泉監督は2本目です。

イハが好き。中田青渚さんいいなあ。彼女の家の長回しシーンが素晴らしかった。そういえ
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男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

4.1

2023年一発目は寅さん。
今回は異色回でした。これは恋愛と言っていいのか分からないけどいい話だった。

最後もこれまでにはない展開で、兄想いのさくらの行動力と呆れながらも涙を流す彼女で終わるのがいい
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.7

数年ぶり2度目の観賞。
人類とミュータントの共存への希望と争いを描くX-MENは結構好きで、特に今作はその中でも最高傑作だと思う。

主人公であるウルヴァリンの活躍はもちろんだけど、プロフェッサーXと
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10万分の1(2020年製作の映画)

3.6

平祐奈目当てで観賞。
彼女は「恋は光」で初見だったのでああいう役が得意な個性派俳優なのかなと思ってたら「honey」や今作など王道少女漫画の実写化で主人公やってるタイプだったんですね。
小声の「したい
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honey(2018年製作の映画)

3.3

平祐奈目当てで観賞

「恋は光」での彼女がとてもよかったので他の出演作を、と思い観てみたけど王道な少女漫画の実写化という感じでした。たまにはこういうのも嫌いじゃない。

平野紫耀くんは声が特徴的ですね
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