fumiyannさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.3

夜中に遠くで聞こえる高速道路の音や終電が線路を擦る音ってなんだか妙に心地良いですよね。つまりはそんな映画です。
3組の人々をエルヴィスが繋ぐとあるホテルの夜。
後に『ナイト・オン・ザ・プラネット』で、
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.3

こんなに何も起こらないのに最後まで面白く見れちゃうのが不思議でしょうがないです。
人間って可愛いなって感じ。登場人物がみんな好きになります。
起伏がなくても、あらゆる日常が作品となりうることを教えてく
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.3

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A L I E N
この冒頭の1文字ずつ増えていくタイトルバックが良いの笑
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.5

気持ちの悪い話な。嫌な感情の蓋を開けられたみたいで、悪い意味でため息が出る。
監督のらしさがこの映画からからはなかなか見つけづらかった。脚本が原作者だからかなあ。。
撮影技法もアイデンティティを確立す
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.7

月並みだけど、本当にすごく良い映画。2回目なのに1回目見たときよりも遥かに感動した。音楽と共にポーラと踊るシーン、あのシーンを大切に目に焼き付けたいです。
「人間の魂は薬よりも強い」
静かに今の生活の
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.9

キューブリックには珍しく真っ当なエンターテインメントの作風。
内容云々の前に映像を楽しめることがこの監督の醍醐味だけど、今作はキューブリックの得意技の1つ、ズームインが効果的に多用されている。
B-5
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

前半のラストは監督の“これぞキューブリック”という感じが出ててゾクゾクしました。あの上目遣い…本当にアレックスやシャイニングのあいつを思い出す。
前半まではまだ訓練所で、日常からの浅い部分を切り取って
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

ラストには触れることができないけど、
ストーリーの内容以前に、演出・撮影・空気感含めて観るものをラストまで持っていく力は持っています。
映像の質感がめちゃくちゃ好きでどの瞬間の画を切り取ってもポスター
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.7

「あなたがね、もしね、疲れてて、なかなか休みなんてなくて、久しぶりに早い時間に寝れたとするでしょ。んで、ぐっすりばっちり快眠できて気持ちよく目が覚めたと。だけども時計みたら実は一時間しか経ってないと。>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.3

これを映画館で見た人はすごいな…。緊張感エグいでしょ。いつ爆発するか分からない恐怖。当時実際にやってた子らは本当に怖かったろう。
戦争の映画の中で、人が人を助けようと思ったり情が働いたりするシーンには
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.3

心優しいスナイパーの、悲しくも勇敢なお話。
戦争映画の中でもかなりとっつきやすい方だと思います。見る前はドラマ描写がほとんどだと思っていたので戦闘シーンの多さに驚きました。
戦争と日常の狭間での往来と
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

繊細で引力のあるアニメです。
重い過去を背負った子供たちをリアルに照らす反面、映像は優しく、不意に見せる意味深な引きと寄りのカメラワークが不思議な浮遊感のある気持ちにさせてくれます。
何も期待せず構え
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

スコセッシの作品だとすぐ分かるような撮り方。
カメラの動かし方が独特です。
タクシードライバーでマーティン・スコセッシの魅力を知ったもののまだ多くを見切れていないので、これを皮切りに見ていきたい。
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内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル(2015年製作の映画)

3.7

いつもの内さまの豪華長尺版かと思ってワクワクしてみたら、意外とちゃんとストーリーもの。
いつぞやの美容室が舞台だった「主演さまぁ〜ず」を思い出します。
これはこれでさまぁ〜ずらしいアドリブが見れて良か
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.3

言葉では言い表せない良さがある。
昔はここまで良い映画とはとても思えなかった。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.9

全てがみずみずしくて心が洗われる、スピッツのような映画。
主人公のオギーだけじゃなく、ちゃんとひとりひとりにフォーカスが当てられてるのがこの映画の素晴らしいところです。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.3

世の中にはまだ出会ったことのないタイプの映画があるんだと感心しました笑 相当好きですこれ。
性的・社会的なマイノリティにスポットを当てた瑞々しい生命賛歌。まるで体の中を大量の水が循環してデトックスされ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.7

もう数回と見てますが、何度見ても最初見た時の新鮮な気持ちで見ることができる不思議な映画です。
夜の雰囲気、カメラワーク、ヒリヒリするような演出。バーナード・ハーマーにジャクソン・ブラウンの音楽…全てが
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

激しいですね
タランティーノや園子温の映画のように、独特のクセとテンポがある作品。
感情をヒリヒリ感じさせるような全体の雰囲気は良かった。鬼気迫るものがあります。
ただ、所々ぶっ飛び過ぎている部分がこ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.5

こういう作品が急に現れるから邦画を見続けているのだと思います。
最後まで見てよかった。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

熱い熱いw
ど真ん中ド直球熱血系SF怪獣映画。
吹き替え版、なかなかオススメです。玄田哲章に杉田智和、林原めぐみ。プロのお仕事を見ることができた。
王道ながらも確実に盛り上がらせてくれて、何度も手に力
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

正直、途中まではそんなかな?いつもくらいかな?と思っていましたが、
終盤で化けました。
今までシリーズ見てきて、ラストのアクションの盛り上がりは1番なんじゃないでしょうか。
あんなに息を飲むような展開
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.9

怪盗グルーシリーズでもお馴染みの愉快な発明メカ描写が今作でも登場。
とてもワクワクさせられます。

綺麗で細かいアニメーション。イルミネーション作品には毎回ほんとに関心します。

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.9

シリーズ中でも内容は薄めなものの、純粋なアクションスターとしてのスタローンのシリーズ最後の気概を感じられました。

最後の銃撃戦の音の迫力を楽しむだけでも見応え有り。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

・ヒースレジャーの怪演
・個人の選択・正義の根底に迫っていく脚本
・特撮に重きを置いたノーランらしい映像
・常にある緊迫感・飽きさせなさ

とても完成度の高い映画だと思います。

最後の一言のセリフで
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