じろちぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

じろちぃ

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ナバロンの要塞(1961年製作の映画)

3.9

ちょっと長いけど、前半頑張れば後半は面白い。
他の戦争映画とは異質な部分がありそれはなんだろうと考えてみたが、人間関係におけるエモ要素を極力排除しているところかな。
嫌いじゃない。

ラスト・クリスマス(1978年製作の映画)

1.5

こういう映画を酷評したら性格悪いと思われるのは承知で言う。

なんだこりゃ。

以上。

薄化粧(1985年製作の映画)

3.8

緒形拳はすごい。

五社監督作品。
定番の女同士のつかみ合いのケンカと裸。
伊代ちゃんまで脱がされたのかと思った。無事でよかった。
意外に演技が上手かったのは、本当に緒形拳に怯えてたんじゃなかろうか。
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

5.0

デトロイトは自動車産業の街。
企業が地域社会への文化教育にお金を出し、若者にオーケストラを聴く機会を提供したという意外な背景。日本でもありますね。企業がスポーツ教室やってくれたりして地域社会に貢献する
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

感動しつつ、複雑な気持ちも。

難しい。
難しい年代だし、難しい関係性。
これがたとえば自ら望んで集まった自己啓発サークルだったり、経済的自立が可能な大人…少なくとも大学生の話なら良いのだが、高校生な
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キネマの神様(2021年製作の映画)

1.5

アル中でギャンブル依存症の老人?
軽っ!薄っぺら!

悪い言葉を使うけど、
いかにも自分本位な老人が喜びそう。クソジジイの夢がいっぱい詰まった都合がいいストーリーだな、と。
最期は糟糠の妻ではなく、若
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

途中、そう来たかーと思ったら、そこからまだ1時間もあった。
二転三転の驚きの展開ではあるけど、もしかして蛇足だったのでは…

いくつかのモヤモヤを残したままエンドロールへ。
えっ?まさかそれはそういう
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.0

敵、弱っ!

90才超えても監督主演をこなそうとするのは拍手だけど、映画としては酷いな。
仕方がないことだけどちょっと歳をとりすぎてしまった。ストーリーや演技がイマイチでもここまできたら好きにやらせて
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瀬戸内少年野球団(1984年製作の映画)

2.0

思ってたのとだいぶ違った。

当時の感覚では受け入れられたのだろうけど、散りばめられた性的な描写がいちいち気持ち悪い。
描写もだけどチョイスした言葉もいちいち気持ち悪い。
爽やかタイトルとオープニング
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

5.0

(今回、感情が暴走して映画のレビューになってません)

トム・ウェイツが好きすぎて何十年も観るのを躊躇っていた作品。
この気持ち、わかってもらえるだろうか。
始まりは「ジョッキーフルオブバーボン」
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.0

ポール・ニューマンの魅力が詰まった、刑務所青春友情ドラマ。

しかし終わりに近いシーン、だったひとつの重い言葉でこのキャラクターの背景を語る。
切ない。



なーんで邦題で余計なことするかな!
クー
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

5.0

美しい。

バンドネオンの音。グリーンに霞む画面。ファイヤーキングのカップアンドソーサーと同じ色に染まる大きめのイヤリング。壁の補色の赤は深い色合い。
ハイカラーのチャイナ服。豊かな黒髪、長めに引いた
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

5.0

この映画が愛されている理由がよくわかった。
言語化できないけれど。

片桐はいりがガッチャマンの歌詞を書いたノートはたぶんロルバーン。北欧っぽいがあれは日本のメーカー。彼女の思わぬスタイルの良さにびっ
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若い人(1962年製作の映画)

3.9

石原裕次郎が先生役なんてやっていたとは意外。
吉永小百合は可愛すぎる。
一番びっくりは浅丘ルリ子。
こんなに可愛かったなんて!

当時のアイドル映画だから、またどうせベタベタの恋愛ドラマ…かと思いきや
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釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない !?(2004年製作の映画)

3.8

今回は西田敏行の美声は無し。
普通にほっこり良い話系ご当地映画に方針転換?

リストラ話に江角マキコ。
うーむ。
ま、それはいいとして。
エンドロールに江角マキコ専属スタイリスト発見。
うーむ。
ま、
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

4.0

カオス!

この時代にこの不条理コメディを作れるフランス、すごい。
出てくる道具類も可愛い。
トムとジェリーっぽい追いかけっこも可愛い。
ただ、終盤ははただのドタバタ。

そして、(以下、ネタバレ)
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八つ墓村(1977年製作の映画)

2.9

たたりじゃ〜〜が流行りましたよね…ぐらいの記憶。
おそらく凄惨な場面やラブシーンが多いという理由で見せてもらえなかった横溝正史シリーズ。
おそるおそる鑑賞。

思っていたより「普通」のストーリーだった
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.0

思っていたより面白かったけど、ハラハラはしなかったかな。
だって爆発するバッドエンドのはずないもんな。
めちゃくちゃツッコミどころあるし。

それでも面白かったのは、役者さんの演技力のおかげかな。韓国
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いちご白書(1970年製作の映画)

3.0

君も〜観るだろうか〜いちご〜白書を〜
…のいちご白書。
初見。
序盤は、ああ、そういう、アレね…という感想。

学生たちの対話シーンなどは、ドキュメンタリーっぽいし、スタイリッシュな画面構成、安定しな
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

2.8

苦手分野なので、まず史実を調べてから鑑賞。
語られてる歴史と映画とではかなり様子が違う。
が、最後のナレーションで「まあな!それはそう!」と思わせてくれる力技。
どうせこの時代のことなんて確かなことは
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オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

4.0

若い頃のリチャード・ギアはなんかニヤけたパッとしないにいちゃんだったけど、年を重ねてからの彼は数百倍カッコいいな!
白髪に黒コーデ、暖かい色の花束がめっちゃ似合う。
ベリーショートのウィノナ・ライダー
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

4.0

BSで吹替版を録画したが、Amazonプライムで字幕版があったのでそちらを視聴。
トム・ハンクスがとてもトム・ハンクスなので字幕版で正解。

子どもの映画かなと思ってスルーしていたが、ココア提供ダンス
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油断大敵(2003年製作の映画)

4.0

終盤まで、まったりじんわり。

そして、油断した頃に、突然すごい2人芝居を観せてもらった。
まさに油断大敵。

武器よさらば(1957年製作の映画)

1.5

わけがわからん。

展開が急すぎて「なんでやねん」多発。
戦争してるのに何をしてますの…
そもそも主人公、パワハラモラハラセクハラおじさんに見えますけど…

病院のエレベーターのシーンやベッドへの移動
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夫婦フーフー日記(2015年製作の映画)

4.0

観終わってから実話ベースと知る。
そうか。
ベースというのは、このような使い方もあるのか。

そしてこれは、途中で少し種明かしをしたように、ファンタジーAに見せかけたファンタジーBなのだよね?
伏線は
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.8

フランス映画っぽいなと思ったら、半分正解だった。

余韻。

カムバック!(2014年製作の映画)

4.4

サルサはいいねぇ〜〜
妹、カッコいい〜〜

全編通して下ネタのセリフ多め。
まあイギリスのコメディーですから。

駐車場のシーンはちょっといらないかなと思ったけど、相方カメオ出演があったのでいいとしよ
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

4.5

お洒落〜〜!
音楽も良い!

画面のこちら側からも同じ気持ちで「それ」を見る、ヌルッとしたラストシーンが長いこと長いこと。

おもしろかったー!

目出し帽でもイケメンはイケメン。
あんなに隠しきれな
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ある愛の詩(1970年製作の映画)

2.0

んー。粗野。
特に前半の罵り合う会話パート、苦手。
日本語字幕はキレイに整えてあるけど、かなり下品で辛辣なことを言い合ってる。

口が悪かったり粗野だったりする女性が、サバサバ系で魅力的とされる時代だ
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バンクシー 抗うものたちのアート革命(2020年製作の映画)

1.0

タグじゃねえのよ。自分の存在を知らしめようじゃねえのよ。アートムーブメントじゃねえのよ。
こうしてアーチストたちは犯罪者扱いされるようになりましただと?
立派な犯罪者だろうよ。
アーチストを自称するな
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.0

当時、舞台以外では知名度のなかった平田満の出世作…だったかな?
風間杜夫もそうだっけ?
元がつかこうへいの戯曲なので、役者さんの発声や動きがとても舞台的。
そこは好みが分かれるところでしょうか。
自分
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暗殺(1964年製作の映画)

3.9

「奇妙なり八郎」
まさに奇妙。
1人の人物について多方面から語られるスタイルはよくあるけれど、明らかにならずになんだかどんどん人物像がわけわからなくなってくるという新しいスタイル…かな?
全然いい人じ
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.9

ベタな展開で先が読めてしまうのに
しっかり感動してしまった。

が!!
皆さん、感動がおさまったら
ぜひWikipediaで調べてみてください。
コッホ氏の活動の衝撃の事実が!!
事実を元にしたフィク
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.9

懐かしい顔ぶれを楽しめる年代じゃないと受け付けないのではないかな。
自分は楽しめる年代です。
ストーリーとか、どうでもいいや。
タイトル負け気味とか、どうでもいいや。
CGなしのカーアクションシーン、
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