キラリさんの映画レビュー・感想・評価

キラリ

キラリ

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

2.4

“できるのならば、戦争のない時代に生まれて君と一生を共に過ごしたかった”

泣ける純愛映画は個人的に苦手なので抵抗があったけど、なぜ興収45億を超えたのか?ということが気になったので今回鑑賞するに至る
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告白(2010年製作の映画)

4.4

“あなた方の命を守る頼もしい味方、それは少年法です”

「原作も映画も傑作」の代表格。

小説では文字でしかできない、映画では映像でしかできない、それぞれの表現が持つ特性をフルに活かした最高の一作だと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

“石をどのように積むのかは君次第だ”

観る者の想像力と感性を試されているような余白の多いジブリ作品。この作品が表現したいことの正解はきっとなくて、「何をメッセージとしているか?」や場面や事象の解釈の
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.6

“子どもって乾く前のセメントみたいなんです”

原作マンガが大好き。

この作品は、菅田将暉演じる主人公・整のキャラクターが非常に魅力的で、とにかく彼を見ているだけで本当に面白い。類いまれな観察眼と洞
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あんのこと(2023年製作の映画)

4.6

“彼女は薬をやめられていたんです”

「すごい映画を観てしまった…」と鑑賞後しばらく放心状態になってしまう程にくらった作品だった。

この映画は、モデルになった実在の女性がいて、実際の物語をベースにつ
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.0

“生まれ変わってでも逢いたい人はいますか?” 

輪廻転生を題材にした2つの愛の物語を豪華すぎるキャストで実現。登場する俳優陣がとにかく豪華。“生まれ変わり”というファンタジー要素を含む内容を上手い具
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

“生きろ!”

アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しただけあって、ゴジラのビジュアルやゴジラが海や銀座の街で迫りくる場面にとにかく圧倒された。

私はゴジラは今回初見で、且つ特撮作品にも全然ご縁がなく、ま
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.8

“恋人たちをつなぐ一本の道” 

これぞ、究極の純愛。

チャン・ツィイー演じる主人公・チャオディの健気さと純真さ、そして農村地域の壮大な自然の美しさにただただ心が洗われ、まるでマイナスイオンを浴びて
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

“止まりなさい!郁子!”

怖さと悲しさと切なさが同居する平成を代表するジャパニーズホラー映画。『仄暗い水の底から』というタイトルからして秀逸!「仄暗い」なんて言葉、この映画以外で使ったことない気がす
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

“君が空から降りてきたとき、ドキドキしたんだ。きっと、素敵なことが始まったんだって”

何度でも繰り返し観たいボーイミーツガール&冒険活劇。

シンプルな構成ながらも、飛行石とラピュタの謎というミステ
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

“時々理屈に合わないことをするのが人間なのよ” 

人間とロボットの垣根を超えた友情を描いた物語。

空から降ってきたロボットの部品を組み立てると、巨大なスーパーロボット(ザンダクロス)が完成する。の
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

“待つ人がいるというのは奇跡です”

ケガで夢だったダンサーを諦めてしまった男性とタクシードライバーである女性の6年間に及ぶ恋愛を彼の誕生日である7月26日を繰り返すことで描いた作品。

「これ台本あ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

“僕は「さよなら」の代わりに記憶を消した” 

「つらい過去の記憶を消す手術」という発想がまずユニークで面白いし、純粋に「恋っていいなぁ!」と思わせられる奇想天外な恋愛ファンタジー作品だった。

ジョ
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

“人間、わがままに生きたほうが勝ちよ”

「老後資金問題」というシビアな内容を切り口にしながらも、クスッと笑いながら家族みんなで楽しめるコメディ作品なので、気軽に観ることができるのが◎。高齢の方から若
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.6

“まもなく地球、地球。お降りの方はお忘れ物のないように気をつけてください”

これぞ、THEエンターテインメントな一作。テーマパーク開発による地域経済活性化といった社会問題にも踏み込んでおり、さすがド
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手紙(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

“ゴミでも、なんでもない俺の兄貴ですからね。たったひとりの”

ラストの刑務所の慰問漫才ライブのシーンは泣く。あれはズルい。兄貴を絡めた漫才のネタやセリフ、そして小田和正「言葉にできない」の音楽…泣い
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.0

“いつも手付かずで残るブルーベリーパイ。パイが悪いんじゃなく、ただ選ばれなかっただけ” 

映像も色彩センスも音楽もキャストもおしゃれで、監督の美意識がふんだんに詰まった作品。

公開当初、この映画の
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ドラえもん のび太の宇宙漂流記(1999年製作の映画)

3.3

“地球は、地球人のものです”

壮大な宇宙スペクタクルアドベンチャー。終盤あまりに機転の利くのび太にびっくりさせられる本作。

スネ夫とジャイアンがゲームの中で迷子になり、UFOに連れ去られてしまう。
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.6

“健康で文化的な最低限度の生活” 

東日本大震災の傷跡と貧困問題、そして日本社会が抱える生活保護制度の実態と受給をめぐる理不尽さが描かれた本作。

終始、息苦しくなるほど辛くて、やるせない思いに頭や
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ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.5

“あなたには隠された真実が見えるだろうか?”

深夜番組として放送していたモキュメンタリー番組『放送禁止』。一部の界隈でカルト的人気を誇っていたフェイクドキュメンタリーで、かくいう私も番組の大ファンで
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

3.7

“ロボットでもいい。あなたは立派な父親だわ。”

ある日、ひろしがロボットになって家に帰ってきた。それは弱い立場にいる父親たちの力を取り戻そうとする“父ゆれ同盟”の陰謀だった。野原一家の運命は!?
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

“不倫を許すか?許さないか?”

キャスティングの妙が光る、爽やかで恐ろしい不倫劇。

黒木華×柄本佑が主演という時点で、内容はさておきどうしても見たくなってしまう。本作は、内容も面白く、よくありがち
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

“大勢の人を救うために多少の犠牲は仕方ない” 

ある日、なんの前触れもなく被験者になってしまったら?ありえない現象に自分も大切な人たちも巻き込まれてしまったら?

“老化”という生物に生まれてきた以
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

“普通って?ミー坊はよくわからないよ。”

鑑賞後に心地良い多幸感に満たされる映画。以前映画『横道世之介』を鑑賞した後と似た感覚だなぁと思っていたら、案の定監督が同じ。

「ダイバーシティ&インクルー
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ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(1997年製作の映画)

3.3

“のび太君、無事でいてくれ”

藤子・F・不二雄先生の遺作となった映画。内容は、環境破壊や自然との共存にも踏み込んでいる。

物語は、のび太がジャイアンとスネ夫に「牧場を持っている」と嘘をついてしまう
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.6

“これ以上傷つきたくないから、相手に期待しない”

こんな山田裕貴をこれまでみたことがない。

この二人の関係性は、無責任で、ずるくて、単なる傷の舐め合いなのかもしれない。恋愛という程のものではないの
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.8

“泣かないでバンザイできるもん”

ちびまる子ちゃんのシスターフッド映画として名高い感動作。

サイケデリックでありながら、笑いあり、ブラックユーモアもあり、涙あり。ちびまる子ちゃんは、初期の頃の方が
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.6

“あなたならどこにいても孤独を手放さずにいられるわ”

誰にも何にも邪魔されない、干渉しない、流されない、孤独を手放さず、抱きしめながら生きている“ちひろさん”。

鑑賞後に率直に思った感想は、今の時
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

“今日は残りの人生の最初の日” 

殺される誕生日を何度も繰り返す女子大生をスリラーとユーモアたっぷりに描いた新感覚タイムリープホラー作品。特にグロいシーンもなく、怖すぎるということもないので、ホラー
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

“みんな聞いて お母さん話ある お母さんさっきお父さんを殺しました”

子供を守るための殺人。本作は、父親を殺めた母親と自由を与えてもらったはずの3兄弟の葛藤の物語である。

冒頭から田中裕子が凄い。
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.1

“母ちゃんが言ってたんだよ、米粒ひとつでも残したらバチが当たるってな!”

今週の金曜ロードショーで放送予定なので、コナン好きの方や観たことないけど気になっている方はぜひ!

コナン史上最高に元太くん
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

“終わったと思ってないよね?”

プロミシング・ヤング・ウーマンとは明るい未来を約束された女性のことをいう。まず、このタイトルからしてこの作品にふさわしく秀逸だと思った。

この映画は、主人公キャシー
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明日の食卓(2021年製作の映画)

3.5

“僕はいい子じゃない。お母さんもいいお母さんじゃない。”

同じ名前、同じ年の息子を持つ3人の母親たちが、子育ての理想と現実に直面し、悩み苦しむ姿が描かれた作品。家庭内でそれぞれ抱えている問題があり、
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.7

“この隠しボタンを押すと、夢と現実とが入れ代わる” 

ドラえもん旧作映画で最も怖いトラウマ級ホラー映画。

本作では、現実の世界では何をやっても上手くいかないのび太が、せめて夢の中だけでもヒーローに
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.3

“二人でいると何でもできる気がした”

昭和ジュブナイル作品の名作。想像以上に素晴らしくて、老若男女問わず多くの方におすすめしたくなる映画だった。思い切りノスタルジーに浸りたい方はぜひ!

本作は、1
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母性(2022年製作の映画)

2.9

“愛能う限り、娘を大切に育ててきた”

母がしてくれたように娘を愛せるはずだったのに・・・。母になりきれなかったルミ子とそんな母親に愛されたかった娘の話。

どうしても戸田恵梨香と永野芽郁が親子にみえ
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