ふーみんさんの映画レビュー・感想・評価

ふーみん

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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.5

陽光のない箱庭世界で人間のドス汚い部分を丸裸にして観衆に直視させる表現が凄いです。

じわじわ不快感が積み重なるしんどい系映画で全くオススメできないけど刺さる。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

絶対的な存在に対する恐怖さとコミカルさが絶妙。
ラストの兄妹の絆とドラマティックな音楽で良いもの観てるぜええと感じました。
この監督いい意味で変態で好きです。
AKIRAオマージュで「!」となります。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

予告が緊張感ゼロで観るのを躊躇していた自分は、マトリックスにハードSFの意味不明さと緊張感を求めていたわけである。

ハードルを地面に埋めるぐらい下げて鑑賞したが、予想通り緊張感がない。こりゃあかんと
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

答えが明確にない描写について、映画好きと語り合える最良の淡々系映画。

淡々とした代わり映えのしない日々の中にも気づくことってあるよね、と改めて考えたり。
自分の日常が愛おしく感じられます。

あと、
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

自然光の映像と、自然に溶け込んだ坂本龍一の音楽。
ディカプリオの迫真の演技と、トムハーディの憑依っぷり。
過剰な情報が少なくソリッドでシンプル。シンプルであるが侵略と復讐について考えたりする哲学的映画
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

現実と向き合って成長し、少しずつ表情や佇まいが変化していくのが絶妙。
観ると前向きになれるし、まだ観たことのない世界へ行きたくなる。
あと、音楽がやさしくて心地いい。
いい映画です。

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

しぬほど観た映画。
SFなのに変なリアリティがある。
あの時のあれはこれで、これはあの時のあれ。感動しかない。
後世に残すためにBlu-ray買いました。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

前情報なしで観たから撮り方に驚いた。
ヒリヒリとした空気感はあの撮り方だから生まれたのだと思う。
没入できる映画。

コロンバス(2017年製作の映画)

3.5

美しい構図と静かに葛藤する人間のバランスが絶妙。
背景が動くとき、「あっ」と心の中で思う以外はほぼ無心になれる淡々としたアンビエントな映画。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

淡々と進行するいぶし銀映画。

つらい記憶とほどよい緩さの良い加減。
引き込まれる影のある主人公。
会話の絶妙な間。

ありふれた街並みが哀しくそして美しく見えてきます。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

ブレードランナーを知ったのはターンエーガンダムをデザインしたシドミード氏がきっかけである。
ターンエーガンダムのデザインの美しさに惚れて、そんな美しいデザインをする氏が関わった映画を観たいと思ったから
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

最初のトレーラーで元通りに戻る車を観てこれは面白そうと感じ、最後のトレーラーでクールなラップに予測不可能な描写に落雷を打たれたのは私です。

コロナ禍で悶々とした映画欲が爆発し、考えるな感じろ!のスタ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

2.5

映画館でこの映画を観た。

映画館の大きなスクリーンとスクリーン以外の暗闇、あと観客の静寂さ。

この映画の宇宙空間と視点は映画館の中で驚くほど映える。

重力を考える、感じる映画。

いつかまた映画
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

主人公の男の子がめちゃくちゃかわいい。
タイトルの意味を映画好きの人と語り合うのも楽しい。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.0

初レフン映画。

ビビッドな色使いと変な間と微妙なエログロがくせになる作風。

タイに行ったような感覚になる。

カメラワーク?と音楽がお洒落でかっこよし。

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

子供の頃、夜更かしをしてたまたまこの映画を観てしまった。いつでも電源を切ることができたのに、ずるずると最後まで観てしまいなんとも言えないポカーンとした不思議な感覚になった。

頭でっかちなおっさんにな
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

4.0

クレアの明るさとやさしさがとても心に染みる。

ところどころの泣きと笑いのバランスが絶妙。

音楽がとても素敵。

観る人を前向きな気持ちにさせてくれる優しい映画。