umekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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メメント(2000年製作の映画)

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ぱやぱやして観てたからカラーとモノクロ入り乱れまくってたのも変わるとこしかほぼ気付かなかった。
この映画の中では私の記憶1分も持たなかった…

TENET テネット(2020年製作の映画)

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観終わった直後に絶対もう1回、あと2回は観ようと決めたのだけど、2回目は冒頭からたぶん泣いてまいそう。あ、私も逆行してる…!
どうやって撮影してるんだろう。メイキングも観たい。(サントラも最高です)
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PK(2014年製作の映画)

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誰も傷付けずこんなポップに宗教や人種、格差に切り込む映画はあまりないし、突然踊り歌い出すインド映画あるある度ハッピーがめっちゃ最高だった!

不可視な神様の在り所を、ふわっとしたエンディングにせずこの
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

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はっきり言って嫌い。
というか、この作品のスタンスが不快。

映画通が観たら面白いんだろうね。
でもそれが何だよ。
これを観て楽しめる人が楽しめばいいと思う

あと、嫌いって断言するのは、恐怖でもある
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アンナ(1966年製作の映画)

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60年代レトロフューチャーファッションを纏ったアンナ・カリーナがうたを歌ってるのをひたすら愛でる映画。
ごっつい黒縁丸眼鏡こんなに似合うの彼女以外思いつかない。

スクリーンで観れて良かった。
(th
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新しい街 ヴィル・ヌーヴ(2018年製作の映画)

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静かに、時に荒々しく描かれる墨絵
1%のひかりの可能性を内包する詩情

人びとへ喜びが降り、鐘は響く。


ville neuve/new town
(力強い新しい街、)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

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公開当時MX4Dで観たのだけど心拍数200ブチ上がり最高だったし、この度地上波日本語吹替版も面白かった!
なんちゅう映画よ。

ラリーとバリーかわいいし、運転中は絶対ギター弾くやつ好き

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

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原作も読んでないけど、平手友梨奈ちゃんにぴったり過ぎて響とてちどちらか分からなくなるくらいハマっておった。
(時折二階堂ふみに見える不思議)
そんな事を言うておると柳楽優弥に殴られそうである。

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

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部屋に大量の風鈴ぶら下げて扇風機で回すのと、プチプチのリボン髪の毛に結ぶのと、最近見ない透明赤ビニール傘good

あれ撮りたい、これやりたいって聞こえてきそうなキレキレの映像だった

陽炎座(1981年製作の映画)

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子どもら一座の歌舞伎劇と大楠道代の浄瑠璃人形
終演に近づくにつれ引きずり込まれてゆく。

儚げな淡色エフェクト、極彩色、耽美、死の匂い、鮮烈。

(大正時代を模してるけどちょいちょい80年代からみた大
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

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絶対的映画館映画
〝大スペクタル〟という言葉がこんなにも綺麗にハマる映画はなかなか無いと思う。

『ホドロフスキーの虹泥棒』を観て以来今作を観るタイミングを探っていたのだけど長尺映画のため二の足を踏ん
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

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わたしが持っている限りの陽気さと無邪気さと米粒ほどのセクシーさを最大限に引っ張り出し脳内にて軽快で開放的なダンスを踊った。

この時代に生きている人びとの輝きが溢れているし、スクリーンを超越して音楽、
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

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田舎に帰りたいのと、田舎に帰りたくないのと、家族に優しくしたいのと、家族に優しくできないのと、あの頃の私と今の私と、ちぐはぐでダサくて恥ずかしい…
観るんじゃなかった…
こんなもの直視させられて、ここ
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火宅 能「求塚」より(1979年製作の映画)

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はらだ有彩さんの書籍『日本のヤバイ女の子』で取り扱ってもらいたい題材だなぁと思った。

なんて他人任せな考えを巡らせていると私も終わりなき地獄に落ちてしまいそうなので、
莵名目処女と彼女を愛した2人の
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ひかりの歌(2017年製作の映画)

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杉田監督と歌人の枡野浩一さんが選出した4つの短歌を元に作られた作品なのだけど、面白いとか、面白くないとかそういったものに全く属さず、発さないところに好感を持った。


短歌は誰に対しても等しくひらかれ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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USJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドと、バックトゥーザフューチャー待ち時間ゼロで4周キメて、ジュラシックパーク付近で売ってる骨付きチキンとポップコーンお代わりしてる

もう少しで閉園だけど、私たち
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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エンディングロールを見終わる頃には体の中心から体の隅々まで暖かくなっていた

イカダの上で焚火したいな

(1972年製作の映画)

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強烈な出来上がり

目を閉じても散らばる金箔にまみれる身体、真夜中

道成寺(1976年製作の映画)

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『花折り』は終始笑顔愛おしさ満点という気持ちだったのだけど、
この作品で、完全にあちらの世界に引っ張り込まれてしまった。

浄瑠璃や人形劇は好きな方だけど、そういった枠にはめることの出来ない奥行きがあ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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トライセラトップスのgoing to the moon聴きながら缶のポカリスエット飲む私の2020夏休み


登場してもしなくてもあんたが主役

映画も良かったけど、確かに舞台映えする脚本!舞台観たい
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

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この映画から得るものは私には何ひとつなかったが、DAIGOが冴えない役を演じるとめちゃくちゃ冴えるっていう事は知れた
(なんなら最後まで気づかなかったし、バラエティ番組で観たDAIGOよりロックンロー
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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手のひらに強く握りしめているものは、誰かに見せるつもりもないし、絶対に渡さないと決めている。


移りゆく時代の中で、誰にも侵略されない自分だけのひかりをわたしの物語に綴じ入れて、彼女のように裸足で大
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はちどり(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世界は不思議で美しい。
そして、同時に世界は残酷で醜い。

正しく生きるってなんだろう?
何だかよくわからないまま正しさを探しながら生きてきたけれど、わたしは、正しさの輪郭すら分からない。
何と不格好
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

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〝Sorry we missed you〟


社会のひずみには、もう我慢の限界だしさっさと滅びろ。

私たちは常に負の歴史に中にいて、それをしっかり認識して戦い続けないといけない。
でもいつまでこの
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雨月物語(1953年製作の映画)

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霧の中から舟が現れ、そして霧の中へ消えてゆくシーンから並々ならぬ予感を感じさせる。

不死不滅の象徴とされていた蝶文様を纏った京マチ子が、口元だけで微笑みボロ屋敷に招き入れるシーンなんて観ているこちら
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同級生(2015年製作の映画)

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このアニメの何がすごいって本当にキリンレモンの味がすること

こんな清涼感としゅわしゅわ感は、わたしにはもう訪れないのだろうけど、アニメで味わえたので満足しました

そんでこの後に嗚咽するほど押し潰さ
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インセプション(2010年製作の映画)

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ある日、とてもとても心地良い夢をみて、どうしてもあの心地良さを忘れたくなくて寝起きに夢日記をつけたことがある。

夢の中で、私はある言葉を忘れない為にメモを取っていて、夢日記を見返しては何の意味も持た
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

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人には絶対見られたくないような不細工な泣き顔を15分毎にしていたと思う。

母さん、幼きわたしにトトロのカセットテープと絵本を与えてくてれてありがとう。
トトロのおかげで何にもない田舎でも楽しく遊べて
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

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最近観た『ペルソナ』を想った。

山の病院から逃げ出した菜穂子と二郎が再会するシーン、庵野さんの喉がつまった掠れた声が、菜穂子へ向けた生への欲望とかエゴがぐっちゃぐちゃに混ざり合った塊にエロスを感じて
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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ひとりジブリ祭りをしようと思って改めて見直したのだけど、金曜日ロードショーであれだけやっておきながら最初から最後まで真面目に観たのは初めてだったのかもしれない。

昔付き合っていた恋人が、絶望感を抱え
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海がきこえる(1993年製作の映画)

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汚れなき真っ白な画面の真ん中、淡い青春の記憶を辿る写真のように映し出されたフレームで始まるのだけど、
もう冒頭から『私の知ってるジブリちゃう!』と心がざわめいた。


思い出の断片から過去へ更に潜って
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

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この映画を観たのはもう半年も前であるのにも関わらず、この映画の瑞々しさと真っ新な光にわたしは溺れてしまっている

美少女戦士セーラームーンR(1993年製作の映画)

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赤い記憶は毒のTatoo
未来の混沌(カオス)示すTatoo
あの口づけは赤いTatoo
運命(さだめ)の予告 刻むTatoo
くちびる型に痛むTatoo


どんなTatooやねん




(無垢な
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