よしみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

血痕(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

彼女のネックレスだったのか?

12年前の女性の失踪がある家政婦の溺死?の捜査で浮かび上がる容疑者に結びついていく。

捻りもなく意外性もない話の割に、観賞後のズシッとくる重厚感は俳優陣の巧さからくる
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.0

新ジャンルの音楽が始まる🎶

ボーカルセッションした楽曲は雰囲気が良くて、作成過程もシンプルなのに、二人のやり取りにインスパイアされる。

エフェクトした後は、よりボーカルが際立って、更に好みな曲に変
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.0

世界は無限の可能性に満ちてる。

救える生命を救えなかった原因は、底が知れぬ政府の腐敗であり、病院行政の汚職に行き着く。

内部告発に至るまでに、見て見ぬふりをしてきたツケが一気に吹き上がる光景はあの
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

繰り返すかもしれない怖さ。

前半の顛末がどうでも良くなるほどの衝撃かもしれない。改めて命の重さに勝るものはないと思い知らされる。

差別や偏見が多く描かれるが、今も変わらず、いろいろなところに根づい
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

誰かが決めるわけではない。

バービーカラーのWBロゴでスタートなんて粋だった😄

思ってた話とまったく違って正直驚き。だけでなく、考えさせられるとこもあった。

やはりイビツな社会なのだろうか。マト
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

2.0

事故なのか?殺害なのか?

60数年前の国連事務総長の謎の墜落死をいろいろな文献や証言を元に掘り下げていく。

話がどんどん横道に反れてくるからこその真実味があり、核心に近づいているようにも思えた。
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355(2022年製作の映画)

3.0

危機はすぐそこにある💥

テンポが良く、チームとしての即席感も出ていて楽しめたけど、あのデバイスが脅威とはまったく思えなかった😱

ジェンダーとしての振り幅を狭く、善悪を明解にしたのは正解だと思うけど
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

彼女の見つめる先にあるのは…

おじさんがとても良い人だった😄

日々のルーチンが環境や仕事や介護を置き換えれば、自分と大差ないことに気づかされる。

初デートの時の彼の驚きの表情が固めで初々しい。帰
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ドリームランド(2019年製作の映画)

3.0

夢見る場所に行き着いたのか…

M・ロビーの登場で、廻りが一瞬で霞んでしまう圧倒的な存在感が凄まじい。

変化する画面サイズが少し気になった。そこまでの演出は必要だったのかな。

久しぶりだったT・フ
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蛇のひと(2010年製作の映画)

3.0

夜に口笛を吹くと…

重すぎず、軽すぎず、割と淡々としていて作品の雰囲気は嫌いではなかった。

永作さん、どんな役柄でも自然体で素晴らしい。誉めすぎかな?

女子社員が制服って時代を感じる。今もそうい
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

過去を断ち切れるのか。

まったく別の話になっていた。ベースにある彼等の物語をおざなりにしているようにも感じた。

闘いに向かう動機が軽すぎる。いつもは盛り上がる試合への特訓もまったく響かない。

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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

2.0

赦す?戦う?逃げる?

どうなったらこうなるんだろう?すごい昔の話かと思ったけど、あまりにも衝撃的な年代だった。

かなり偏向すぎではないかと思ったが、男性の意見なんて取り合ってくれないのだろう。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

恐れずに行け…

全般的に退屈だった。聖戦の炎が燃え上がるのが遅すぎる。そして敵の風貌がいろいろなものに被る😄

音楽も好みではなかった。

ただ砂の美しさだけでも観る価値有と思えるほどの映像美で、大
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キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

2.0


たわ言はバカ相手に言え…

突然のえげつない場面が衝撃すぎて、言葉が出てこない。しかもあの彼女に対して…。

彼をかきたてるものは何だったのか。思春期のトラウマだったのだろうか。

怖さだけが強調さ
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サンセット(2018年製作の映画)

1.0

彼女の瞳に映るのは…

常に彼女の硬い表情で占められる。
焦点がいまいちのカメラで撮影してるかのように背景はボケている😅

なにがなんだか😱

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.0

歌唱もダンスも素晴らしいけど…

期待値が高すぎたかな。素人目には同じような楽曲や変化の少ないダンスに見えて、退屈だった。

アングルを変えたり、観せ方の工夫はあったけど、物足りなさを埋めることはでき
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0


捨てるなら産むなよ…

無責任だけではない理由があることを知ったとしてもやはり何か葛藤がある。

ヘジンが加わってから重苦しさが緩和されたような気がした。子供の存在の大きさをまばゆいほど感じられた。
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0


究極のなりすまし…

彼女がどのような人物かわかった上で語られる前日譚でエスターの起源が描かれる。

次に繋げるだけではない良く練られてる脚本だと思った。そして、秘密を抱えているのは彼女だけではなか
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.0


運命の鍵はどちらの手の中に?

チームの健在がうれしいけど、年齢はごまかせない。そして上映時間が長い。

前半は似た場面が続いて、うとうとしてしまい、話が繋がらない。

後半の列車での攻防あたりから
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0


あんな死に方…嫌だな😱

冒頭のスマホ風な映像や湖?で泳ぐ彼女を真上からとらえる場面とか興味深い演出がいくつかあった。

老夫婦が殺戮を繰り返していたのは若さへの嫉妬だけではないはず。ただその何かは
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0


プラーナ?オーグ?

相変わらずの説明の多さで、ビックリするくらい全然、頭に入ってこない😅

時折かかる旧作のテーマ曲にあがる🎶

彼の仮面ライダーの話で、僕らの仮面ライダーではない😠

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0


平凡なものを不滅にする…

情報過多な時代に育つ子供の吸収力はどのくらい凄まじいものなんだろう?

正しいと思われる知識を詰め込まれた時代とは異なり、個々のアンテナの張り方で得る情報が違っていく。
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.0


帰りたくない…

オープニングのシーケンスだけでも観応えが…と唸るほど感心してしまった。

全体を通してみると少し長いかな。中盤からラストにかけた展開が読めて、どうしようもなく退屈だった。

フィー
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.0


これは彼女の成長の物語で…

厳しくも彼女をしっかり見てくれる上司だった。次に進むことを決断した彼女とのやり取りは短くも印象に残る。

ハグの場面は彼女のストレートな気持ちに亡き人の笑顔が重なり、切
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.0


なんとなくわかった気にはなる😅

子供にとっては断片的な記憶になるのだろうか。記録によって呼び戻される記憶であり、懐かしさが先に感じられる。

父親にとっては忘れられない時間の記憶であり、けっして上
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ロブスター(2015年製作の映画)

1.0


ただただ苦痛だった😠

会話は噛み合ってない。
何を言ってるのかよくわからない。

ナレーションは彼女だった。

そして俳優が豪華だったとしても、その後が描かれなければ、ただの委ね過ぎだと思う。

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.0


気を失って恋におちた…

オープニングロールでの二人のやりとりは胸キュンすぎて、演出陣のハイセンスさが感じ取れる。

親友が良い場面で思いやりのある言葉を投げかけてくる。卓球のユニフォームにも注目し
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.0


あなたの体重は?

人物設定等、特に文句はないけれど、どこか退屈で、おもしろくなかった😅

もう少しコメディにふりきった方が良かったのでは。笑わそうとしてるのはわかるけど、笑えない場面が多かった。

ビースト(2022年製作の映画)

2.0


すごい写真が取れた…

恐竜に比べるとスケールは落ちるけど、あるかもしれない感覚はこちらが上。

サムネのように戦うのかと思いながらドキドキしながら観てました😄

ムツゴロウ先生のようにライオンを抱
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ただの日常だけど…

日常のキリトリをごく自然に観せてる感覚で、彼女の生活や打ち込むものから何かを感じとる作品なのだろう。

音楽もないし、口数も少ない。ただ観せられる映像はエッジが効いてて、その映像
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.0


隠し通せなかったのは…

一気にハジけたとは言え、やり過ぎ感は強い。息苦しい生活への抵抗としては別の方法を選んでほしかった。

この頃から大物感が漂う彼女には、古い時代の話なのに、現代を想起させる雰
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.0


巧い言葉が出てこない。

ここまでしなければならない?
生意気な若い輩にはキレて良いのでは?

おもしろい作品ではないけど、何かが変わるきっかけになるのではないだろうか

贖罪(2012年製作の映画)

3.0


巻き込まれ事故じゃない?

各回の冒頭に、惨殺事後のそれぞれの行動が描かれ、15年前の記憶が呼び起こされる。

エンドカットが不気味すぎる😱
#1. 水面に映る建物の揺れ
#2. 建物の廻りのからす
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

1.0


僕を助けて下さい😠

とにかく振り切ってる。ナタを持って、人に向かって振り落とすって、人としてどうなん?

ただただ怖い。犯人男の背景等の説明はいっさいなく、女性を襲って、悦に入っているだけ。

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0


殻にこもるものは忘れられる…

酒場の噂から逮捕ってどうなの?と思いながらも、徐々にその背景が明らかになり、そう単純でないことに気づく。

クズな父親はFTWDのジョンだった。にしても妹を置いて次々
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.0


忘れられない6週間か…

あんな衝動的になるものか?と思いながら、少しの嫌悪感に偏向的なバイアスがかかって見てしまう。

純粋であることと経験が浅かったことから、制御できない行動に陥るのはわかるよう
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