gakupapaさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(2003)
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

4.0

事故報道に狂騒する地方新聞社を通じて知る被害状況や遺族感情が重い。
面白いや感動したという言葉はそぐわないが、事故を風化させない為にも見ておくべき。

Q(2007年製作の映画)

1.5

『SAW』風味のゴミ。
意外性なく人が淡々と死ぬのみ。
セリフの聞き取り辛さも論外。

マークスの山(1995年製作の映画)

3.5

事件そのものはミステリーとして良く出来ている。
ただ過去の出来事や人間関係の情報が不足気味で、動機は良く分からず登場人物も魅力に欠ける。

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.5

妊婦がコンテナで漂流というシチュエーションがオンリーワン。
コンテナの荷物を駆使して絶望的な状況に抗う。
正に母は強し。

ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

3.0

時代に取り残され、革命ゴッコしている老年の方々が唯々痛い。
逃亡劇よりも政治的な主張が出過ぎで、『ハリソン・フォード 逃亡者』と比べるまでもなく緊迫感もなく盛り上がりもイマイチ。

デビル(2010年製作の映画)

3.5

故障したエレベーター、疑心暗鬼な人間模様というシチュエーションは大好物。
悪魔が絡むと何でも有りで冷めてしまいがちだが、本作はギリギリセーフ。

甘い毒(1994年製作の映画)

3.5

悪女好きに超絶オススメ。
バカな男を緻密に絡め取ってゆく展開が気持ち良し。

ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.5

爆弾魔と爆破処理班を巡るサスペンスでストーリーは月並み。
サイコなトミー・リー・ジョーンズが恐怖。

激流(1994年製作の映画)

3.5

ストーリーそっちのけで激流くだりの凄さに見入る。
悪党ケヴィン・ベーコンも霞む、船頭メリル・ストリープの気迫の演技。

ボディガード(1992年製作の映画)

4.0

SPと歌姫の鉄板ラブストーリー。
ストーリーがコテコテな分、ケヴィン・コスナーの渋みとホイットニー・ヒューストンの歌の魅力が引き立つ。

ザ・パッケージ/暴かれた陰謀(1989年製作の映画)

3.5

核廃絶反対に絡み米ソのお偉方が暗躍する設定は良く出来ている。
孤軍奮闘するジーン・ハックマンが見所だが、アクティブさに欠け、トミー・リー・ジョーンズとの絡みも少なく物足りない。

必殺マグナム(1986年製作の映画)

3.5

ブロンソン主演からの安直な邦題に反して、ドンパチ控え目な良質サスペンス。
「うーんマンダム」を意識したかは定かで無いが、髭剃りのサービスシーンあり。

エンジェル(1983年製作の映画)

3.5

主人公やその友人達はハリウッドの闇と上手く絡めて魅力的に描がかれるが、肝心の連続殺人犯が今ひとつ。
序盤の猟奇性やミステリアスさは良かったがやや尻つぼみ。

合衆国最後の日(1977年製作の映画)

3.5

スプリットスクリーンを使った政府とテロリストの駆け引きが秀逸。
大統領含め個人の命と国家の面子のどちらが重いのか結末が見所。

ザ・ディープ(1977年製作の映画)

3.5

海洋もので原作者が『ジョーズ』と同じでもサメ映画ではない。
沈没船を巡る冒険ものとして見るのが正解。

サムライ(1967年製作の映画)

3.5

孤高の殺し屋を演じるアラン・ドロンの渋みが溢れる。
ちょんまげや刀は無くても武士道精神がしっかり描かれ、タイトルに偽りなし。

ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

4.0

偽札で連合国を経済面から破壊するナチスの作戦を描いた実話もの。
ユダヤ人の技術ありきなのにその境遇は悲惨の一言。
憎きナチスに加担するかガス室直行か全く救いがない。

ノルマンディー 将軍アイゼンハワーの決断(2004年製作の映画)

3.5

大損害が前提の作戦の重さ、個の強い将軍を指揮下に置く難しさ、連合国内の国同士のメンツ。
それらを全部一人で背負うアイゼンハワーの覚悟が格好良し。

大脱走2/脱出編・復讐編(1988年製作の映画)

3.5

脱出編は前作の復習、戦後処理を描いた復習編が本作の本編。
前作の良さであったスリルとユーモアの緩急は無く、ひたすらシリアス。

マッケンジー脱出作戦(1970年製作の映画)

3.5

『大脱走』の独軍脱走版。
英独の指揮官同士の知恵比べが熱い。

テレマークの要塞(1965年製作の映画)

3.0

原爆関連施設の割りに警備が脆弱で作戦の緊迫感は薄め。
ノルウェーのロケーションは素晴らしい。

暁の出撃(1954年製作の映画)

4.0

第二次大戦中のドイツのダム破壊を目指したチャスタイズ作戦を描く。
反跳爆弾の開発パート、作戦実行パート共に見所十分。
兵器完成の喜びと実戦での戦争の厳しい現実の緩急も効いている。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.5

死の概念すら曖昧な子どもがするお墓ごっこ。
こう言う反戦の表現もあるんだな。
彼の有名な曲含めギターBGMも心に重く響く。

零 ゼロ(2003年製作の映画)

2.0

戦闘シーン皆無で、拙い人間ドラマを延々。
特攻への葛藤を描く作品であえて本作を選ぶ理由は全くない。

零戦燃ゆ(1984年製作の映画)

3.0

零戦の華々しい登場から没落していく悲哀は満点。
人間ドラマがメインで戦闘シーンは少なめ、戦時中の主要な出来事もナレーションベース。

東京裁判(1983年製作の映画)

4.0

東京裁判を丁寧に描いたドキュメンタリーで、映画というよりNHKで見られる特番の様。
日本の近代史や世界情勢の解説も詳しく描かれ、長尺だが見て損はない。

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

3.5

太平洋戦争の沖縄戦のみをピックアップ。
沖縄の女性や子供が自決や玉砕してゆく姿は悲惨としか言い様がない。
作中に直接的な反戦の主張は無くても伝えた事は良く分かる。

激動の昭和史 軍閥(1970年製作の映画)

3.5

戦場のシーンは最小限で上層部にのみフォーカス。
東条英機の暴走、陸海軍の意地・見栄の張り合い、大本営発表、言論統制。
戦争で死んでゆく国民の空しさがひしひし。

殴り込み艦隊(1960年製作の映画)

3.5

艦隊単位でなく駆逐艦単艦にスポット。
大戦末期の無謀な命令に翻弄される末端の悲哀。
ペーペー士官の若き高倉健も貴重。

まーごめ180キロ(2023年製作の映画)

3.0

感動のドキュメンタリーとは思うが、本人及びコンビを知っているのは大前提。

Aマッソのすべて(2021年製作の映画)

3.0

大会に掛ける芸人の思いやお笑いの裏側を見れるのは良い。
思いのほか裏方含めチームで戦っているのは驚き。

テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

3.0

緩いネタが求められるテレビに迎合しない芸人のプライドは伝わってくる。
ただ主義主張が強く特定個人を落とすネタは悪口にも聞こえてしまい、個人的にはちょっと。

エマ 晒された裸体(2021年製作の映画)

3.5

AVに出ていた過去を巡るカップル、友人、ご近所との人間模様。
過去を後悔してやり直そうにも厳しいデジタルタトゥーの現実。
迷惑行為動画が話題になる昨今、同じ境遇の人も多そう。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

犯罪が絡む家族の物語で中々に重い。
親が良かれ思ってもそれが良いとは限らない子育てあるある。
それでも愛があれば何とかなるのも家族の良い所。

危険なメソッド(2011年製作の映画)

3.5

心理学で有名なユングとフロイトの関係を描く実話。
女性患者が絡み昼メロ並のドロドロ。
監督から連想される様なキワモノ作品ではない。

蒼い衝動(1986年製作の映画)

2.5

少年の淡い青春ものと思わせて、ただのエロコメディ。
うぶな少年がアッという間に性獣に覚醒、淡さなど微塵も無いAVもどき。

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