ドキュメンタリーだが味わいはストーリーを書いた映画のよう。どのカットも画角がいい
演劇と重なるからか撮り方や話し方のせいなのか、普段の話が本音を吐露していると思っていいのか少し分かりづらいが、心情を構成していくところは見応えがある。背景の全体像は分かりにくいが、主人公に密着し様々な>>続きを読む
現在進行形の人と振り返る人の両方がいる。生きるとは何かという問いを感じた。ブローカーとの関係性を隠さずに話していてよかった。
当時はGoProが珍しかったのかもしれない。主観的な視点を重視する意図は分かるが、画角が狭すぎて環境を抽象的にしか感じられない。客観と主観をはっきり区切れば見る人により感じさせることができたと思う
結論が響くのはこの方法ならではという面はある。ただ人の純粋な感情を企画の枠づけで規定するのは倫理的な課題がある
見せる見せないというよりは人の視野はこんなものでむしろ自然なのかもしれない。
車内を飾る能力が高い。
マクナマラは戦争は複雑で全ての変数を予見することはできない、人間の理解力と判断力には限界がある、ケネディもフルシチョフもカストロも理性的な人間だがそれでも核戦争の本当に瀬戸際までいった、日本への空襲で>>続きを読む
汗をかいてるの?、怖いのさというやり取りがあるのとないのとでそのあとの見え方が変わる
熱のある議論の真ん中で撮るのは魅力だ。
退役軍人が徽章を返すところは、声を聞いておくことの意義を感じられた。
危機が突然ではなく見えながら迫ってくる。
前半はゴルバチョフが忌憚ない議論を受け止められる>>続きを読む
自分の生き方についてどう考えるかに重きが置かれている。飾らない主体的な語りだけで繋ぐ。
出てくる人たちとは一見都市生活では交わらなさそうに思えるが、不思議な落ち着きがある。
住んでいる地域のカットはほ>>続きを読む
直線的で奥行きのある廊下やテーブルが圧迫感を表す。歩くのを平行して撮るのは後ろや正面より広い空間を一人で歩くしかない感じがする。
生家や食事、服装、運転など、いくつかのポイントに絞って繰り返す。
どん>>続きを読む
岩肌が美しい。ドキドキするつま先のアップ。登攀と死のリスク、挑戦と幸せ、必要な孤独さと周囲の支えなど、重要な問いを抽象的な答えで終わらせない。恋人や友人との会話、関係性で描く。撮影に伴うジレンマも深め>>続きを読む
楽しい会話と改まったインタビューの中間、友だちと過去や将来について話したりする時のトーン。厳しい環境ではあるが、親子関係や夫婦関係、自分自身についての交錯する感情は同じ地平線上にある。
柔らかいスパイ。映像美として洗練されているわけではない。現在進行形で撮りためたおもしろさ。バックグラウンドの調整の綿密さ。
舞台は小さな場。観察と考察の深さで広げる。
もとはケルプの森の話を作ろうとして撮っていて、タコとの体験が特別だと気づいた。複数の人たちで文脈を構成していったという。
追撮の空撮で日付の切り替え。
設定で楽しませてくれる。逆光のタバコの煙がかっこいい。昼間の場面は快活さや強がり、夜は不安や相手への気づきの場面が多かったかも。走る場面は何らかの意志があるから。時折2人のかっこいい表情のカットを挟ん>>続きを読む
前後を含めて事件を進行形で撮っている。先へのどきどきがおもしろさなのはフィクションと変わらない。
インタビューで話者を正面に置くのはこうしたテーマだからこそなのか。
外観にドローンを多用していてかっこ>>続きを読む
いろいろな角度で人と人との関係性や心情が展開される。会話のテンポがよく、舞台の良さを感じた。映画版での表情のアップもよかった。
質問は多岐に渡り切り込んで聞いている。ただプーチン大統領は一定の調子を崩さない。どんなリーダー像を求めてきて、どこで踏み外したのか。
いまこれを見るといつか戦争になる可能性があると思えるが、未然に防止>>続きを読む
雨と夜の黄色い灯りでマフィア映画のようなテイスト。スーパーヒーロー物としてよりは主人公個人が焦点。機器は前面に出ない。タイトな画が多い。飛び降りる時のドリーバックがよかった。