satoshiさんの映画レビュー・感想・評価

satoshi

satoshi

2016年9月~
ベストムービーは2017年の年間ベストです。
2018年6月~
ドラマも始めました。こちらはメモ代わりに簡単な感想にしたいと思ってます。

映画(177)
ドラマ(2)

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.7

 スターリンが死んだことに端を発する、側近達の権力闘争をコミカルに描いた喜劇。最初は笑いながら観ていられるのですが、ストーリーが進んでいくにつれて、だんだんと物事の本質が見えてきて、最終的にはちょっと>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.3

 映画館の予告編に惹かれ鑑賞。初のリン・ラムジーです。実際に鑑賞する前は『レオン』のような窮地にいる少女を凄腕の捜索人である男が助け、交流を深めていくというような話だと思っていました。しかし、実際に観>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.7

 ティム・バートンの名作映画。人里離れた古城で孤独に暮らしていたエドワード・シザーハンズの物語。観たのは今年の3月と随分前なのですが、何だかんだとあって書くのを先送りにしていました。本作を観ようと思っ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.2

 トム・クルーズが撮影中に足を複雑骨折したことで話題になった『ミッション・インポッシブル』シリーズ最新作。私はこれまでこのシリーズは観たことがなかったのですが、いい機会なので前作を観てから鑑賞しました>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.1

 実は私はこのシリーズをちゃんと観たことがなく、本作がシリーズ初鑑賞です(オリジナルの『スパイ大作戦』はCSでやっていたのを数話見た程度)。現在公開中の『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』の>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.7

 鑑賞する前は、あらすじと予告から「差別的な発言を繰り返すテニス選手を、女性が倒す」という単純な構図の作品だと思っていました。しかし、実際に観てみるとそんな単純な映画ではなく、主人公が戦っていたのは、>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.1

 アクの強い人格でありながら、その天才的な手腕で名作、良作を生み出しているブラッド・バード監督。彼の最新作は、何と14年前の監督作『Mr.インクレディブル』の続篇でした。前作はヒーロー映画を中年の危機>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.7

 巨匠・黒澤明監督の名作時代劇。三船敏郎演じる浪人がほぼ同じキャラクターなため、事実上、『用心棒』の続篇的な作品です。本作の内容も前作『用心棒』と同じく「痛快」な娯楽作品でした。しかし、その「痛快」さ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.1

 現在、世界はもちろん、日本でも大ヒット中の本作。私は、前作は劇場で観なかったのですが、本作は観ました。形態はもちろんIMAX3D字幕。このために前作をレンタルして予習までしました。

 実際に観てみ
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.4

 8月に続篇である『インクレディブル・ファミリー』が公開されるので、復習として鑑賞。14年前にリアルタイムで映画館で観たのですが、未だに覚えているシーンが多々あったりしたし、なによりピクサーなので面白>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.7

 初、ポール・トーマス・アンダーソン。予告やあらすじからはサイコ・スリラーな印象を受けた本作ですが、観てみるとそんなことはなく、ストレートな夫婦関係の物語であり、同時に今の世界的な潮流を含ませた作品で>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

 『バケモノの子』以来、実に3年ぶりとなる細田守最新作。予告からは、甘えん坊のくんちゃんが、未来からやってきたミライちゃんと共に時空を超えた旅をして成長する話という印象を受けました。しかし、実際に観て>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

 本作を知ったのは、町山智浩さんの「アメリカ流れ者」でした。そこで彼が絶賛していたので、興味を持っていました。この時点では「時間があったら観るか」程度の興味でした。ですが、公開されてみたら評判が評判を>>続きを読む

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

4.8

 8月に最新作『インクレディブル・ファミリー』の公開が控えているブラッド・バード監督。彼が生み出した名作。先日「アニメ秘宝」を購入して読んでみたら、かなりの方がこれを挙げており、興味が湧いたのと、最新>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.2

 『スター・ウォーズ』シリーズのスピン・オフ第2弾。今回の主人公は本編の中でも屈指の人気を誇るハン・ソロ。主要キャラが一切出なかった『ローグワン』の成功を考えれば、今回の成功は半ば約束されたような気が>>続きを読む

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.9

 「スーパーマン」と並んでアメコミの代名詞的な存在であるバットマン。本作はそのアニメ化作品になります。注目すべきは本作はアメリカが制作したものではなく、ほぼ100%日本が制作した、日本産バットマンだと>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

 2015年に公開され、世界的に大ヒットした『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾。実は私は『ジュラシック・パーク』を観たことがなく、今回がシリーズ初鑑賞です。名作の誉れ高い第1弾を観ても良かったの>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.2

 『峰不二子という女』から始まった『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ。その3作目(劇場版としては2作目)。よく知られている『ルパン三世』のイメージに囚われず、原作漫画が持つハードでアダルトな作風、>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.7

 願いは叶う。王を称えよ、仕掛け人を称えよ、監督を称えよ、そしてこの映画を称えよ。

 バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!

 全マヒシュマティ国民待望の『完全版』。私も上映決定の情
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用心棒(1961年製作の映画)

4.6

 巨匠・黒澤明監督の名作時代劇。午前十時の映画祭9にて鑑賞。私のような若い人間には、名画座ではなくシネコンでこういった名作を観られるというのは本当にありがたいです。朝起きるのが大変ですけど、感謝しかあ>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.6

 最初は観る気が全くなかった作品。しかし、日曜日に用事が終わった後に『バーフバリ 王の凱旋 完全版』を観ようと思っていたのに、用事が長引いて時間的に観に行けず、それなら『焼肉ドラゴン』でも観るかと思っ>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.6

 近年、やたら多くなっている印象の「イタい女の子」映画。昨年は、主だった作品では『スウィート17モンスター』や『勝手にふるえてろ』が公開されました。前者は恥ずかしながら未見なのですが、後者は素晴らしい>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

※今回も長くなりました。すみません。

・はじめに
 是枝裕和監督最新作。公開直前にカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドール賞を受賞したことで話題となりました。また、日本人監督として21年ぶりの快挙である
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

 ウェス・アンダーソン監督が、日本への愛を存分に詰め込んだストップ・モーションアニメ。設定からすると大変奇抜な映画かと思うかもしれませんが、その実、内容は笑いあり、涙あり、友情ありの王道の活劇であり、>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.5

 2016年に公開され、大ヒットした『デッドプール』の続篇。前作は「型破りヒーロー」を謳い、メタ発言、パロディ、下ネタ、グロ何でもありな非常に自由な作品でした。ですが、前作はそれ他の要素が絶妙なバラン>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

 今年のアカデミー賞で脚色賞を受賞した作品。題材的にあまり興味がなかったですが、時間的に観れると考えたので、『犬ヶ島』とはしごしてきました。

 とても美しい映画でした。夏のイタリアの美しい景色、照
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.4

 スキャンダル続きだったハリウッドの中で、おそらく最もスキャンダラスだった作品。公開まで1カ月半しかない時期に、主演のケヴィン・スペイシーがセクハラ問題で降板し、急遽クリストファー・プラマーを代役に9>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

 観ている間、そのあまりにも独創的な世界観に頭がクラクラすること必至な本作。私も公開当初から観たかったのですが、どうにも時間が取れず、結局観るのが1カ月遅れてしまいました。

 結論から言うと、モヤ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.6

 1980年5月に起こった光州事件を題材にした映画。韓国は民主化までの歴史的な背景のためか、こういった題材の作品には他の国とは違った熱量を感じますね。しかし、本作で描かれていることは、「過去のこと」や>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.2

「バカばっか」

 鑑賞後、『機動戦艦ナデシコ』のルリルリよろしくこう思ってしまう本作は、ナンシー・ケリガン襲撃事件でスケート界を追われた女性スケート選手、トーニャ・ハーディングの半生を追った実録映画
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.6

 『仁義なき戦い』『県警対組織暴力』にインスパイアされた小説を、東映が、白石和彌監督で制作する。これを聞いたとき、胸が高鳴ったのを覚えています。面白くないわけがない。今年最も楽しみにしていた作品でした>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

 『アイアンマン』から始まった、MCUの10年間の総決算。公開されるやいなや世界中で特大ヒットを飛ばし、観客の評価も上々。世界中でこれまで積み上げてきた熱が一気に燃え上がっている気がします。私としても>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

 ※ありえないくらい長くなりました。

 GW中は諸事情により、映画が観られないという拷問のような日々を送っていました。6日にその諸事情も一段落して、少しは楽になりましたので、ようやくずっと観たかった
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.3

※書いてたらかなり長くなっちゃいました。


 原題は『DARKEST HOUR』。日本語訳すると、「最も暗い時間」。この題名の通り、主人公であるチャーチル、そしてイギリスにとっての、最も苦しい時間を
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.1

 前作から5年という歳月が流れ、遂に公開された本作。禁断症状を起こしつつあったファンにとっては、待望の続篇でしょう。私も例外ではなく、気合を入れてIMAX3D字幕で鑑賞してきました。・・・しかし、観終>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.5

 近年、実話を撮り続けているクリント・イーストウッド監督。『ハドソン川の奇跡』以来2年振りとなる彼の最新作は、2015年にヨーロッパで発生した、若者3人が無差別テロを未然に防いだという実話でした。しか>>続きを読む