satoshiさんの映画レビュー・感想・評価

satoshi

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2016年9月~
ベストムービーは2017年の年間ベストです。

映画(142)
ドラマ(0)

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.5

 近年、実話を撮り続けているクリント・イーストウッド監督。『ハドソン川の奇跡』以来2年振りとなる彼の最新作は、2015年にヨーロッパで発生した、若者3人が無差別テロを未然に防いだという実話でした。しか>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.3

 アメリカ国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップ・シークレットとなっていた文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」。これを政府の圧力と戦いながらも公表しようとしたワシントン・ポスト>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

2.5

 『リメンバー・ミー』と同時上映の短編。ピクサー映画についてくる短編は毎回実験的なもので、結構楽しみにしてたりします。しかしこの作品、本国ではあまりのつまらなさと時間の長さから映画館のスタッフが対応に>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

 国民的漫画『ONE PIECE』。この作品には、今なお語り継がれている名台詞があります。16巻に掲載されているDr.ヒルルクの最期の言葉です。

 「人はいつ死ぬと思う?心臓を銃で胸を撃ち抜かれた時
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.3

 「アメリカの理想」を体現したヒーローとして、アベンジャーズの中でも中心的な役割をしてきたキャプテン・アメリカ。彼の単独作として3作目となる本作は、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の正統な>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.4

 MCU最新作。アメリカではMCUの中でも屈指の大ヒットを飛ばしている本作。実際に観てみると、ヒットするのも納得の作品でした。というのも、本作は「ヒーローのオリジン」と「主人公の成長」を軸に話が展開し>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.4

 『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』『とらドラ!』『心が叫びたがっているんだ』などで知られる脚本家、岡田麿里。彼女の初監督作。脚本家が監督に転向することは実写だとよくあることです。邦画で有名>>続きを読む

銀河英雄伝説外伝/新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア)(1993年製作の映画)

4.3

 『銀河英雄伝説』劇場版第3弾にして、OVA版では最終作。内容はOVA版の1話と2話を元に、外伝の内容などを加味したもので、リメイクに近いと思います。ですが、昨今アニメ界で流行りの既存の映像を切り張り>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.3

 この世界には、「飯テロ」という言葉があります。主に深夜など、「飯を食べてはいけない」時間帯に発生し、我々の食欲を刺激するという犯罪に等しい行為です。中でも代表的なのはTVドラマ『孤独のグルメ』シリー>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.6

 今月の頭に発表されたアカデミー賞において、最後まで作品賞本命の1つと言われていた作品。その評判の良さは公開前から聞いていまして、2月中に鑑賞していました。しかし、最近どうにも時間が取れず、感想を書く>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.6

 突然ですが、ギレルモ・デル・トロ監督は『美女と野獣』があまり好きではないようです。理由は簡単で、醜い野獣が最終的にイケメンになるから。作品が「大切なのは心の美しさなんだ」とのたまっているため、余計に>>続きを読む

銀河英雄伝説外伝/わが征くは星の大海(1988年製作の映画)

4.3

 日本アニメ史に燦然と輝く傑作『銀河英雄伝説』。その初めてのアニメ化作品。本編OVAは全話鑑賞済みです。こちらも早く感想を挙げなくては。で、こちらの感想としては、とても面白かったです。最初のアニメ化だ>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.8

 世界各国のアニメーション映画賞で評価されたスイス・フランス合作のストップ・モーションアニメ作品。最初は観るつもりはなかったのですが、映画館で見かけたポスターにあった、『この世界の片隅に』の片渕須直さ>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

4.3

 初・吉田恵輔監督作品。彼の作品はとても評価が高いので、いつか観てみたいと思っていたところで、本作が上映。とても面白かったですし、その手腕に感服しました。「兄弟姉妹のたまりにたまった鬱憤が最後に爆発す>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.7

 前代未聞のアクションが展開されると評判の本作。映画館で予告を観て、その常軌を逸したアクションに唖然とさせられ、公開されたら絶対に観たいと思っていました。

 監督のソン・ビョンギル氏は監督になる前、
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アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.9

 多彩なヒーローたちの活躍を破綻なく過不足無く描き、しかもそれで映画が破綻していないという驚異のクオリティを見せた前作『アベンジャーズ』の続篇。続篇は大抵微妙かつまらないですが、さすがはマーベルスタジ>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.9

 吉田大八監督の最新作。吉田監督の作品はとりあえず観に行くようにしています(昨年の『美しい星』は時間が無くて観られなかった。残念)。しかし、今回は時間も何とか確保できまして、鑑賞してきました。

 吉
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.8

 1967年にデトロイトで実際に起こった暴動をドキュメンタリー・タッチで描いた映画。しかし、本作で描かれたのは当時の暴動だけではなく、いつの時代、どこの国でも起こり得ることだったと思います。

 まず
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

 去年の公開時から鑑賞したかった本作。年も越してしまい、主だった上映館では終了してしまったため、もう鑑賞は無理と考えていました。ですが、今年に入って私の行動圏内の劇場でやっていることを知り、時間もでき>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.5

 『キャプテン・アメリカ』シリーズ2作目。評価が非常に高い作品で、ずっと観たかった作品です。ようやく時系列的に観られるようになったので鑑賞しました。

 非常に面白かったです。評価が高い理由も納得の1
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

 当初、観る予定はなかったものの、周囲の評価があまりにも高いので観てきました。結果、本作は、ここ1年で観た映画の中で、最も心を抉られた作品となりました。

 本作は所謂「拗らせた」まま大人になってしま
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.1

 去年のデジタル・リマスター版の上映開始時からずっと観たかった本作。ようやく私の行動範囲内の映画館で上映されたので、鑑賞してまいりました。

 まさにサム・ペキンパー版の戦争映画でした。『ワイルドバン
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

 観る前と観た後を比較すると、
【鑑賞前】
 「まぁ特に観るものも無いしね。面白いかもしれないし。観てみるか」
               
【鑑賞後】
 「バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バー
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

 今年から、タマフルのガチャで当たった映画については、自分の時間とお金と興味が許す限りでは観に行くことにしました。そんなことを決めた矢先当たった本作の続篇である『王の凱旋』。当たった当初はインド映画を>>続きを読む

劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード(2000年製作の映画)

4.2

 『カードキャプターさくら』の劇場版第2弾にしてTVシリーズの完結篇。もちろんTVシリーズは全て見ています。劇場版も見たかったのですが、第1作と同じく、何故かどこのレンタル店にも置いてないという状況で>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

 現代版「007」として世界中で大ヒットした『キングスマン』の続編。前作のような悪趣味かつ、キレッキレのアクションを楽しみにして鑑賞しました。確かに、アクションはキレッキレでした。しかし、前作と比べる>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 遂に観ました。世間では賛否がパックリと割れている本作。思い入れが強い方が多いシリーズですし、本作でやってることを考えれば当然ですね。むしろ前作で上手くやったことの方が異例だったのだと思います。ちなみ>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

 アキ・カウリスマキ監督「難民三部作」の第2作。意図せずして35mmフィルム版で鑑賞しました。全体的に温かみがある映像で、作品の雰囲気に非常にマッチしていました。

 本作はシリア難民問題を扱った作品
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

 数学に関して天才的な頭脳を有する女の子と、父親になりきれない男の話。タイトルは「gifted」つまり、「与えられた才能」です。直接的には、これは女の子の頭脳のことです。しかし、同時にキャッチコピーの>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

 言わずと知れたアガサ・クリスティーの代表作。ただでさえ事件の真相は有名なのに、日本では2015年に三谷幸喜さんがドラマ化しているため、余計に真相は知れ渡っています(映画館のロビーで、おばさん達が予告>>続きを読む

ビジランテ(2017年製作の映画)

4.5

 冒頭が非常に印象的です。闇の中を3人の兄弟が川を渡っていくアレです。後ろから追いかけてくるのは横暴な父親。彼らはその暴力から逃げ出してきたのです。しかし、3人は川に足をとられて上手く走れず、もがきな>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.2

 予告を観て面白そうだったので鑑賞。その独特の設定と突飛な展開で賛否あるらしいですが、私にとっては非常に面白い作品でした。というのも、映画として突飛でも、内容的にはエンとザンの純然たるボーイ・ミーツ・>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.3

 「マナーが人間を作る」劇中の台詞です。しかし、本作は「マナー」なんて知ったことか、みたいな雰囲気に満ち、虐殺は起こるはゲロ吐くは挙句の果てには脳みそ大爆発とか、痛快で、しかしとても不謹慎な作品でした>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.6

 原題「HIDDEN FIGURES」。訳すと、「隠された数式」本作は「数学」がメインテーマとなているので、その意味もあります。しかし、「能力はあるのに不当に差別され、存在が知られていなかった人」の意>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督作品。今回は実録作品ではなく、小説が原作。しかもミステリーで、「愛」が主題の作品。知ったときは中々異色な組み合わせだなと思いました。でもよく考えてみると、>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.5

 映画館で観ようと思っていたのですが、中々予定が合わず、そうこうしてるうちにDVDがレンタルされてしまいまして。近いところで電車で40分くらいのところでしかやってないので、すいません。日酔っちゃいまし>>続きを読む

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