ギャスさんの映画レビュー・感想・評価

ギャス

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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.3

最初から予想外に展開する家族のそれぞれの葛藤をハワイを背景に。
「家族とは」を問い直す程よい話でした。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

面白かった。
前知識はほぼゼロ。ポスターさえ見ないように。
おかげで、予想外の展開にずっとワクワクできた。

今までいろいろなSF作品を見てきたし、それぞれに新しいアイデアがあったと思うが、
今作品は
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.3

なかなか面白かった。
あのオモチャの元ネタ映画という設定以外、全く前知識ゼロでみたが、最初からかなりハードな話だった。
細かいところでは、ちょっとハラハラさせる失敗がご都合で多すぎて最初少しイラっとし
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風の電話(2020年製作の映画)

3.5

「風の電話」とはいったいなんなのか。
この丁寧な映画によってそこに導かれ、わかった時にその存在が心に沁みてゆく。

生き残った、いや、生き残ってしまった者たちのこれからも生きていくための物語。
生き残
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.6

最高。笑った。うまくできてる。
こんなにツッコミどころ満載でゆるい作りなのに、構成やふざけ加減がちょうど良くて後味爽快。
ブルースブラザーズが大好きだが、それに並ぶ面白さだった。というか、私の中ではこ
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.2

小学生や中学生が考えつきそうなくだらない小ボケがみっちりと詰まっていて、だんだん楽しくなってくる。
日本人ぽい学者の口パクにイケボの英語をアフレコしてるシーンとか、今だともうやれないギャグかも?笑って
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ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2012年製作の映画)

3.2

有名になりたいデザイナーにとって、ここに商品が置かれることは絶対的な憧れであり、一流の証であるという。その場所の幻惑とも言える力の理由を探る。
面白いが、やはり遠いところで内輪で褒めあっているような印
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.5

彼女の持ち物は膨大だ。
映画はまずカチャカチャという音だけで始まる。
彼女の姿を知っている人なら、おそらくそれが何の音かピンとくるだろう。
その想像を超える量のアクセサリー。そしてその想像を超えるカラ
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.4

タイトルで思い浮かべるとおりのお話。
フローレンスピューのふてぶてしさが役にはまっていて、キャサリンの若さゆえの?生来の気質による?暴走が恐ろしいのだが、
同時にどこまでいくのかを確かめたくなる。
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.3

難病ものと青春恋愛ものが、設定や性格などをしっかり作り上げタッグを組んでいる作品。語弊はあるが、ある意味典型的でありベタな安定感がある。

難しい病名など出てくるが、その症状や治療法などが自然に説明さ
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

3.3

なかなか面白かったが、後味はスッキリしない。
この映画はつまりそういうことか、、と、
ラストに不意打ちを喰らった。

観る私たちがその旅路にじっくりと放り込まれるアメリカ開拓時代の西部の荒野は、
あま
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.4

一つの銃をきっかけに、空っぽで無目的、何にも情熱の持てない無計画な生活が延々と続く。なにがそうさせるのだろう。何から逃げたのだろう。
見ている間中私がずっと息苦しくイライラしたのは何に対してだろう。
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スモーク(1995年製作の映画)

3.5

しみじみと心に沁みてゆく物語たち。
街に暮らす少し寂しい善い人ばかりが登場し、互いに少しずつ関わり合い小さなエピソードを紡いでゆく。
原作も読んだが、あの短編をこのような映画に膨らませられたことにも拍
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.3


油断したつもりはなかったのだが、
やはり頭がはてなマーク❓だらけに。
結局予定通り解説サイトにお世話になった。

面白く無かったわけではない。
意味深で魅力的な謎具合、不安にさせるキャラクター造形、
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

3.4

これが1946年にすでに作られていたとは。

ジャングル生活から文明生活へ」という帰還兵のセリフがとてもよくこの話の芯を表していた。
帰還兵たちと
彼らを迎える地元の家族の
気持ちや生活や考え方のすれ
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.5

派手ではない、良い話だった。
娘を助け出す話がメインかと思っていたが、
社会の格差というか環境の違い、そこに生まれ育つことが人生に深く影響を及ぼす(この映画は悪い環境からくる重荷のようなもの)を映し出
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.3

ミッド90sとほぼ同時期に見たのは覚えているのだが、よく似た話だったように思え、かつ記録するのを忘れており、タイトルが秀逸だったということ以外に今は何も覚えていない。
しかし、タイトルが内容をうまく表
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.5

久々2度目。
少し冗長な感はあるが、
この映画のテイストはかなり好き。
根拠のありそうななさそうなSF的理由、
"信頼する整体師"の不穏さや
パーティなどでの悪夢や悪魔の描写、
ちょっと賛否両論のある
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.3

隔絶された島での島民たちの信仰と暮らし。
「ミッドサマー」が流行った頃によくこの映画の名前を聞いて気になっていたが、
これがこの時代に作られていたことも考え合わせ、なかなか面白かった。

ハロウィンの
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.3

公開当時にかなりの問題作と評された理由を知りたくて見た。
なるほど、個人的にこのラストはなかなかのトラウマに。しかし、この作品以来このような作品は何度も作られていて今見ると新鮮味はないかもしれない。
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.3


冒頭のアクションの速さとリアリティでツカミはOK。

2人の会話だけでもずっと聴いていたいノリの楽しさ。

ある用務員(2020年製作の映画)

3.0

アクションの速さとテンポの良い殺し、少しの純愛、
漫画ぽいノリで最後まで見られた。
福士の印象が変わったし、般若のさすがの説明台詞(長い!お疲れ!)や、"ですます"前野も良かったが、やっぱ女子高生のア
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.4

優しい世界。
心が温かくなった。
否定せず見守ること。それだけで、ここまで人間について学ぶ要素のある話になるとは。
「"彼女"によってみな優しさを試されている」

ネタバレ
しかし見守るだけでなく、ほ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.4

ビックリした。
知人にただ「見て」と言われたから見たので、前知識ゼロ。
この映画について、このある種の"ネタバレ"無しで、今まで過ごせたことにも驚きだが、幸運だった。
面白かった。

女優についてのエ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.0

1983年の作品。
今見ると、そこまでのトラウマ映画だとは感じなかったが、やはり実際の事件を元にしていると思うとかなりの恐怖と不快感だ。

生育環境は人格育成に大きく関係するが、みんながこのような事件
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ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチ(2019年製作の映画)

3.5


スタッフメインのドキュメンタリー。

本編と同じくらい面白かった、と言うと語弊があるかもしれないが、ゲースロの第一章からずっと気になっていたこの物量の壮大な舞台裏を見ることができたのは、本当に面白か
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ハロウィーンタウン(1998年製作の映画)

3.2

可愛らしく楽しいお話。
子ども向きだが、勇気や家族の関係について意外と深い内容かもしれない。
英語の勉強にもよさそう。

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.3

なかなか皮肉が効いていて面白かったが、少々薄味か。
ちょっとしたシーンのそれぞれの元ネタ(?)を知っているかどうかで面白さは変わるかも。

選挙の生々しい内情がわかりやすく暴露されていたところは見応え
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.4

久々2度目。テアトル梅田のラスト上映日に。

"突拍子もない"思いつきやノリ、オシャレとポップをいっぱい詰め込んで、凝ったカメラワーク、印象的でベタな音楽を繰り返しベタなタイミングで流すなどなど、過去
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.2

ただただ気軽に楽しめた。
そんなアホな、というつっこみは野暮。
元になったゲームはやったことないが、やってた人には細かい発見がたくさんあるのだろう。
アクションストーリーもトムホの運動神経も堪能した。
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.9

最高に面白かった!
辛い気持ちは少しあるが
とにかく熱い。爽快。
希望に溢れていて、人に勧めたくなる映画。

若い人にこそ見てもらいたい
と思ったが、
やはり老若男女全ての人に広めたい。

ジェンダー
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少年の君(2019年製作の映画)

3.6

こんな熱く切ない後味の映画には、なかなか出会えない。
受験を背景にしたイジメを扱う社会派でもあり、恋愛の描写も深く、社会の格差も浮き彫りにする。最初と最後のメッセージはこちらを照射するほどストレート。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

絵の豪華さに誤魔化されそうだが、かなり薄っぺらい映画だった。
ストーリーも人間も、どこかで見た何かばかりで古さを感じる。さらに登場人物は同じような人ばかり。モブも雑というか思い込みで決めつけて作ったワ
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.4

ちょっとダークでゴシック風味で、キャラクター造形も好きなタイプの美術だったのでとても楽しめた。
衣装や風景や画も美しかった。

ストーリーは説教くさいが、サメの中で暮らすジュゼッペなど出鱈目もたくさん
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