ギャスさんのドラマレビュー・感想・評価

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ギャス

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舟を編む 〜私、辞書つくります~(2024年製作のドラマ)

3.8

毎回が神回だった。「言葉」という存在による人間讃歌。
録画を残さなかったことを後悔した。ふとした機会に繰り返し見て、「言葉」によって広がり深まる人間たちの世界の海を旅したい。

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アンメット ある脳外科医の日記(2024年製作のドラマ)

3.4

そこまで期待していなかったとはいえ、1話目の最初から最後まで演技や展開など面白さ期待以上を更新し続けたレアなドラマ。個人的にちょっと今後へのハードルが上がりすぎているきらいはあるが、とりあえず見続ける>>続きを読む

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PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024(2024年製作のドラマ)

3.2

安易なキャラクター設定などいろいろと古いおじさん感覚が散見されるせいで、北海道という広域の小児治療活動についての志の高いドラマにノイズが。

新人たちの極端な思慮のなさや、男性に非はないのに責められる
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95(2024年製作のドラマ)

3.0

1話で脱落の予感。
イケメン揃えたところだけは女性向けだが、内容は男性による男性のためのお話?
ノスタルジーで陶酔して作ってる感じ。
主人公が"援交"のJKにだけ怒る展開とかも。なんで1ミリも男の方に
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三体(2023年製作のドラマ)

3.3

人間ドラマへ傾きすぎ?せっかくの三体の真相や地球へ送ったある仕掛けもあっさりで、個人的にはそこも盛り上がりとして面白かったので原作リスペクトが薄い気がした。人間ドラマも趣旨が変わっている気がしたのもあ>>続きを読む

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三体(2023年製作のドラマ)

3.4

ネトフリ版もみたが、こちらに軍配を上げる。最初にこちらを見たからストーリーそのものの驚きについては先に見た方が有利だったとはいえ、ハリウッド感覚にはない新たな味わい(もちろん日本をほぼガン無視するとこ>>続きを読む

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空白を満たしなさい(2022年製作のドラマ)

3.8

平野啓一郎の言う、人には違った面が何面もある、をまた裏付ける物語。
とても丁寧で演者も素晴らしく、深く考えさせられた。


ネタバレ
生きたいと思って死ぬ。
「生きたい自分」と「死にたい自分」は両立す
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!(2024年製作のドラマ)

3.7


なんと真摯な「男性的昭和価値観からのアップデート」の教科書だろう。

身の回りのアップデートの可能性のある人に一つ一つ話し合うのも大変なので、とにかく1から見て欲しい、と勧めて回りたいくらい。

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どうする家康(2023年製作のドラマ)

3.5

面白かった。今期毎回リアタイしたのはこのドラマだけ。
フィクションがすぎるという意見もあったらしいが、ドラマとして「史実の最大解釈」だと理解し、しっかりと古沢脚本の意図に乗っかって新鮮な家康像を堪能で
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コタツがない家(2023年製作のドラマ)

3.6

最初に見始めた時は、どうしようもない男たちの世話に追われる女の話に思えてちょっと引いたが、
会話の面白さ、展開の意外さにつられて離脱せずにいたら、最後には続編があればいいのに、と思えるようになっていた
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ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~(2023年製作のドラマ)

3.2

お仕事ドラマが好きなのでよっぽどじゃない限りたいてい見ている。
このドラマは、現実の社会でほぼ大規模脱税事件といってもよい政治家の裏金事件が起きたなかの放送だったのが、非常にタイムリーだった。

税金
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フィクサー Season3(2023年製作のドラマ)

3.6

面白かった。最後まで見応えがあった。
フィクサーという、裏の采配者の面白さを堪能した。

ネタバレ
達哉を選挙で落とさせたことがわかるシーンで設楽の目が潤むという、彼の裏でもなく表でもない真の人間性が
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うちの弁護士は手がかかる(2023年製作のドラマ)

2.5

3話目でガックリ。
DVの父親が親権を主張して母親のことを誘拐や連れ去りとして訴える現実の問題があるが、そんな"連れ去り"に関する現実からかなり外れた、というか逆行する内容が詰まってた。

父親は家事
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アオハライド Season1(2023年製作のドラマ)

3.1

脱落。いろいろと古典すぎる気がするのだが、今の若い人たちには逆に新鮮だったりするのだろうか?
少し押し付けがましさを感じるほどBGMがずっと鳴っているのも苦手。

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フィクサー Season1(2023年製作のドラマ)

3.5

海外ドラマばりの意外な展開でグイグイ引っ張る。
登場人物は多いが、キャラや役割がはっきりしていて、かつセリフも説明ぽくもなく適切でこんがらがらない。
唐沢があまりにも不適でハマり役。

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けむたい姉とずるい妹(2023年製作のドラマ)

3.1

手に入れられない、手に入れても取られる、取ったのに手応えがない。毒親の元で育ちいろんな割きれなさやモヤモヤしたものを抱えながら、どうにか次の一歩を探すような人たちのドラマ。
今後が気になるので継続中。
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たそがれ優作(2023年製作のドラマ)

2.0


かなり年下の女優にほんのり期待して裏切られる(勝手に)、その女優はまるで彼氏がいたのにご飯食べたさで誘った性悪のように描かれる(何も約束してないのでギリギリ回避?な描写とはいえ)。

そしてまた勝手
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18/40 ~ふたりなら夢も恋も~(2023年製作のドラマ)

3.5

良い人達に恵まれた幸福な話。
厳しい現実とは違いすぎるという批判もあるかもしれないが、
こうあるべきこうあって欲しい、こうなりたいというロールモデル的なドラマも必要だ。

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ハヤブサ消防団(2023年製作のドラマ)

3.5

誰もがちゃんと怪しく見えるというレアなドラマ。演技力の確かさと脚本の巧みさ、大自然と不穏で凝ったカメラワークや、ラストの特徴的な主題歌などなどが、上手く絡まって最後まで楽しく面白く転がされた。面白かっ>>続きを読む

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最高の教師 1年後、私は生徒に■された(2023年製作のドラマ)

3.5

新しい見方。新しい考え方。新しい行動。
毎回、何か教えてもらえた気がして、もう一度見ることがあったら1話1話のメモを取りたいくらい。
クールなトーンだがストイックでとても熱のある貴重なドラマだった。が
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わたしの一番最悪なともだち(2023年製作のドラマ)

3.4

今の時代の子たちの気持ちをうまく切り取って見せてくれているようなドラマ。日記の覗き見ぐらいの近さで。

クヨクヨという言葉がぴったりのほたると、直感の行動力のある美晴は対照的だが妙に凸凹が合う。付かず
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こっち向いてよ向井くん(2023年製作のドラマ)

3.5

面白かった。恋愛ドラマとして斬新なアプローチ。
最後まで少しハラハラしながら成り行きを見守った気持ち。
好きとは?結婚とは?あなた自身は何を大切にしている?を色々な角度でじっくりと回数をかけて、こちら
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シッコウ!! ~犬と私と執行官~(2023年製作のドラマ)

3.4

現実にも1人女性執行官が誕生したとのニュースを知り、このドラマを見ている期間中でとても嬉しい出来事だった。今までいなかったのは逆に驚きだ。

お仕事ドラマは知らなかった世界を見せてくれる。
それに加え
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この素晴らしき世界(2023年製作のドラマ)

3.3

全体的に懐かしさやおじさん感を感じるドラマだった。主題歌にも、違和感に似たその感覚が。

しかし、ちょうどジャニーズ事務所の過去の犯罪と対処の甘さが取り沙汰されていた時に、
木村佳乃(東山の妻である)
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彼女たちの犯罪(2023年製作のドラマ)

3.3


それぞれに女性ならではの苦悩の背景があるところになかなかリアリティがあり、
彼女たちはいったいどうなるのかと最後まで興味を失わないまま面白く見れた。
何を大切に思い、何を引き換えにしたのか。そのバラ
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男コピーライター、育休をとる。(2021年製作のドラマ)

3.4

一種のお手本ドラマなのだが、さすが真摯に向き合っていた。

しかし、これを見ないタイプの人に伝わってほしいのだ。(定期)

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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった(2023年製作のドラマ)

3.7

ものすごくよかった。
観ているこちらの頭と心とそして体まで侵食してくるドラマ。まるで観ているこちらを、あの家族に引きずり込んでしまうかのように。そうやっていろんなことを当事者目線で見せてくれる。

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日曜の夜ぐらいは...(2023年製作のドラマ)

3.3

たくさんの人に共感されているのはわかるし、言いにくいことやちょっとこんがらがっていることを三人に振り分けて代弁してくれてる気もするが、

なにか気持ち悪い。
会話の違和感がすごい。
とても良いセリフも
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それってパクリじゃないですか?(2023年製作のドラマ)

3.3

お仕事業界ドラマとして興味を持って見ている。
業界や研究室ごとに知らなかったことがたくさん出てきて面白い。
現実にかなり真摯に根ざしている分、ドラチックにストーリーを立ち上げるのが難しいところもあるか
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風間公親-教場0-(2023年製作のドラマ)

3.0

子供の関わる事件や殺人、その他重い社会問題がトリックを際立たせるためのコマとして扱われていて、その扱いの軽さが引っかかるところはある。

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わたしのお嫁くん(2023年製作のドラマ)

3.1

少し逃げ恥を感じるところもあり、どうなるのか気になるので見ている。

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怪物(2021年製作のドラマ)

3.7

面白かった。こちらの予測や解釈を裏切り続ける意外な展開の脚本の力や、氷のような熱情など演技合戦も見応えがあり、最後まで一気に見させる。

ミスリードを促すあまりのキャラのブレ、また、人物や携帯のタイミ
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